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チーフのグリップをウエイトグリップにしてABSモデルの軽さを少し解消

GripWeight

チーフのグリップをウエイトグリップにしてABSモデルの軽さを少し解消

時々思い出したように昔愛用していたモデルガンなどを引っ張り出してくる…の第26弾

またまたテッポの話題で申し訳ない。

さらにまたまたチーフの話で申し訳ない。

以前にも書いたがテッポ好きにとって、少なくとも私にとってテッポの趣味はチーフに始まりチーフに終わるというようなところがある。
ちょうど釣りをする人たちの格言で「ヘラブナ釣りに始まりヘラブナ釣りに終わる」というのと同じような感じかな。

それで以前にコクサイのチーフを入手したことは書いた。
このチーフの黒テカのハンマーとトリガーをケースハードゥン仕上げに直して、印刷塗装丸出しのテカテカ「ウッディグリップ」を塗装と筋彫りでリアル化した。

それは良いグリップを手にいれるまでのつなぎのつもりだったのだが、グリップに関しては思ったよりも結果が良かったのでこのままもありかなと思うようになった。

このままで行くならグリップパネルの中にタナカのリボルバーのようにウエイトを入れたくなった。
なんせデフォルトではカートリッジ込みでも370gという軽さだから。





このチーフのことだ
コクサイのポリフィニッシュ ウッディーグリップのチーフはサイドパネル、
サムピースやシリンダーヨークが亜鉛合金製で少し重量を稼いでいるが
それでもカートリッジ込みで重量は350gを超えるぐらい
タナカのヘビーウエイトのセンチニアルを持った時「やはりABSよりズッシリくるな」と感じた
これの重量をなんとかしたいと思い至った




となるとウエイトを入れることになるがウエイトを入れるスペースとなるとグリップの中
というよりまとまったスペースは銃身の中以外はここしかない
銃口を鉛でふさいでしまうかどうかは次の検討事項でまずここにウエイトを入れる




鉛を入れたいところだが鉛を成型してこのスペースの形に合わせるのは大変なのでハンダを使った
ワイヤーハンダを溶かしながら大まかにそれぞれのスペースの形に半田ごてで成型し
細かい突起はヤスリ落として形を整えてシリコン接着剤で固定する
ハンダは錫と鉛の合金なので鉛ほど重量を稼げないがそれなりの重さ




こうしてグリップを固定したところ重量は400g台の前半まではいったと思う
実銃の重量は550gなのでそこそこだがテールヘビーになったのはちょっと気になるところ
発火させる気がないのなら銃口を鉛とハンダでふさいでしまうという手もある
というより後はウエイトを入れる空きスペースはそこしかないのだが…




「ヘビーウエイト(?)」チーフスペシャルの全景
重くなった…確かに重くなったがテールヘビーなのでHW樹脂ほど実感はないが…




グリップパネルも前回紹介した時からさらに細かく手を入れた




まだ塗装くささが残っていたので木目を書き直した
それと以前ハンマー・トリガーのケースハードゥン仕上げの時に
保護用にガラスコーティング剤を上塗りしたことも書いたが
やはり擦れるところは剥がれるのは仕方がないようだ
それでも確かにブルーの保護効果はあるようだ




あとはこのABS地肌をどうするかが最後に残った課題か…
いろいろ試行錯誤しているけどまだ結論が出ない…



2018年6月10日
















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