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リファレンスブックを作りたくなってきた

Reference Note

リファレンスブックを作りたくなってきた

時々思い出したように昔愛用していたモデルガンなどを引っ張り出してくる…の第29弾

またまたテッポのお題が続く。

リファレンスブックを作ってみたい…( ´艸`)プークスクス
お題はたいそうだが、手元のテッポの写真を実銃の写真と並べたくなったというだけの単純な動機。

どうせ並べるなら手元のテッポとできるだけ近い型の写真を探して、グリップパネルや照明、背景の雰囲気もできるだけ参考にした写真に近づけて撮ってみた。

最近テッポの塗装にしばらくはまっていたという話を延々書いていたが、塗装に関してはあまり大きな収穫を得られていないが写真の撮り方についてはいろいろ学ぶところがあって進捗があったのでこういうことをやってみたくなった…そんだけ。

【SMITH & WESSON】

この手のリファレンスブックって大抵SMITH & WESSONかColtから始めるのが普通。

生産数だけでいえば長もののトップはカラシニコフかもしれないし、ハンドガンのトップはトカレフかもしれないがそれでも長ものはColtからハンドガンは大抵SMITH & WESSONから始まっているのはお約束。

一枚目に実銃とモデルガン(一部エアガン)を並べてみたが、SMITH & WESSONの銃は型が非常に細分化されていてぴったり同じ型を並べるというのが難しい。
できるだけ似ているのを探してみた。





(上)Model6904、(下)WA製パフォーマンスセンターモデルShorty40(おそらくmodel4004のカスタム)
おそらくというのはSMITH & WESSONの銃は異常に型番が増殖して
年代によって型番のつけ方のルールも頻繁に変わるのでもう何が何だかワケがわからない
オートの4桁番台でもスチール、ステンレス、アルミアーロイなどの組み合わせとか
口径も9ミリ、40口径、10ミリ口径、45口径いろいろあってそれぞれロングバージョン、
ショーティ、シングルカラム、ダブルカラムと組み合わせがあって組み合わせはほぼ無限
下はウエスタンアームズ製のガスガンで今では入手困難になっているがパフォーマンスセンターカスタムを
参考にアレンジしたウエスタンアームズオリジナルと思われるデザインだ
あえて言えば40口径のダブルカラム9連発の4004をパフォーマンスセンター風のカスタムにした雰囲気
見た目はこの6904の写真が一番近かった




SMITH & WESSONのオートがたくさん型番を発行したのは人気があったからではなく
逆にあれこれ改良しても一向に評判が上がらなかったから次々別バージョンを出したせいじゃないかと思う
それでもパフォーマンスセンターのカスタムモデルは本職の人たちには評判は良かったようだ
ウエスタンアームズのエアガンはショートリコイル時にバレルがかなり上を向くSWのメカをうまく再現している
全体的にABSなのに金属削りだしっぽいエッジが立った仕上がりでWAが嫌いな私でもお気に入りになった
これが入手困難になっているのは例の商標権問題を利用した
つぶしあいのあおりを食っているせいではないか…と邪推している
ザマミロではあるがこのモデルに関してだけは惜しいことだ




(上)M39レギュラーサイトモデル(下)マルシン工業製M439ターゲットサイトモデル
マルシン工業からはこのレギュラーサイトのモデルも発売されているがグリップパネルの雰囲気で選んだ




このM39は9mmパラベラム弾を8発装填するシングルカラム
この当時のヨーロッパの 標準的な自動拳銃仕様だがアメリカ人には「威力不足」に見えたのか不人気だった
この銃自体はとてもバランスがいい握りやすい銃だと思う




マルシン工業はこのモデルをショートリコイルメカを再現してモデルガン化している
ショートリコイルを再現したのは同社のワルサーP38の方が先だがメカがリアルとは言い難かった
これもリアルとは言わないがリぐらいにはなった
当時の火薬ブローバックモデルは弾詰まりは当たり前という時代だったが
PFC仕様のM39は快調に全弾撃ち尽くしてしっかりホールドオープンまでかかる最初のモデルだったと思う




(上)M59(下)MGC製M59メッキブルーモデルガン
M39はバランスのいい銃だったが人気が出ないのでその対策として
また1980年代に始まったガバメントの後継米軍正式拳銃のトライアルに参加するために
ダブルカラム化されて9mm口径を14連発装填できるように改修された、それがこのM59




ダブルカラム(2列給弾)化されたマガジン
だがこのマガジンを収めるためにグリップがすごくぶっとくなって
しかもダブルアクションのトリガーメカはウエイトトレーニングみたいに
重いわトリガーの位置は遠いわで評判は散々だった
しかも照準線とグリップの角度が悪いために手練のシューターも皆ターゲットの下を撃ってしまうという癖もあった
米軍のトライアルはSWの泣きが入って何度も仕切り直しになったがこれではベレッタには勝てなかった




MGCのM59は紙火薬時代の名残を残す古典的なメカのモデルガンでショートリコイルメカも再現されていない
銃身は固定式でオリジナルはデトネーター方式、つまりカートリッジの口が開いていて
銃身に仕込まれたピストンでスライドを後退させる旧式メカのため
14発を一発もジャムらずに撃ち切ったことは一度もない
さすがに入手して年月が経つためブルーが剥がれてきているのでリブルーしたくなってきた




(上)M10ミリタリーアンドポリス(下)コクサイ製M10ミリタリーアンドポリスモデルガン
オリジナルは1899年型というSWの最古参スタンダードモデル
上の写真に合わせてグリップをウォルナットの木製グリップに替えてみた
昔のコクサイのミリポリはかなりいけてなかったがこうして並べてみると
今のモデルはかなり実銃の雰囲気を捉えていると思う




ミリポリのチャームポイントのバックショットのスイングアウトの図
こうしてみるとウオルナットのスタンダードなグリップもなかなか悪くない気がしてきた
この角度の写真でわかる通り大きさの割には華奢なテッポではある




(上)M36チーフスペシャル(下)コクサイ製M36モデルガン
もともとは潜入捜査をする警官向けのモデルだったが最近は「レディースミス」
とかいって女性の護身銃に最適という売り方をしているようだ
刻印が追加されただけの違いだが




ミリポリとは対照的に小さいながらも意外にがっしりしている印象を受ける
最近のリボルバーモデルガンはシリンダーの開口部から弾頭が見えるのがリアル
キューブリックの「ロリータ」という映画で主人公がこの開口部の弾頭を見て
「大丈夫弾は入っていないから」という妻の間違いに気づき計画殺人を思いつくというくだりがあった




(上)M40センチニアルモデル(下)タナカ製センチニアルモデルガン
センチニアルはSWの工学デザインの粋を集めたというべき美しいテッポ
だが40年前にMGCの金属モデルガンが絶版になって以来長らく欠番になっていた
タナカのモデルはプロポーション・表面仕上げも含めてとってもリアル




センチニアルの特徴は何と言ってもハンマーが露出していないこと
この部分のカーブの美しさとグリップセーフティが類がない特徴


【Colt】




(上))ローマンMKIII(下)コクサイニューローマンモデルガン
本国アメリカでは渋好みの地味なテッポだが日本では刑事もののテッポといえばこれ
しかし実際には日本の警察では採用された実績はないそうだ
さすがに年代を感じさせる再現度だが雰囲気はかなりあると思う




華奢なイメージのSWに対してColtのテッポは全体的に皮一枚分だけゴツいイメージがある
コクサイのこの金型も40年前のものだがそう考えるとなかなかの再現度だと思う




(上)シングルアクションアーミィ・キャバレリモデル(下)CMC製ピースメーカー・キャバレリモデルガン
写真のABS製の黒いグリップはコルトのサービスグリップで箱出しだとこのグリップが付いてくる
昔のCMCはこの箱出しグリップを再現していたがこの 金型を
引き継いだ今のメーカーはホワイトグリップを付けているのが残念




SAAの最大の特徴はこのローディングゲートを開いて一発ずつ排莢、装填をするスタイル
不便なメカだがこのおかげでフレームの頑丈さを確保できた
不便なメカゆえに実戦では弾切れになった時にどう対応するかが問題で
それが西部劇などに様々なストーリーを生み出したドラマチックなテッポではある


【ヨーロッパのガンメーカー】

銃の最大消費国はおそらくアメリカだろうけどメーカーとしてバラエティに富んでいるのはむしろヨーロッパのメーカーだ。

ヨーロッパからはセスカゾブロジョスカやグロックのような一時代を画した名デザインの銃を作るメーカーも出てくるが、すかたんみたいなデザインのテッポもたくさん出てくる。

グロック以来、アメリカの銃器メーカーもほぼ全部グロックのパクリデザインばかりになって面白くもなんともないのだが、ヨーロッパはやはりデザイン、アイデアの宝庫だと思う。





(上)チェコスロバキア セスカゾブロジョスカCZ75セカンドジェネレーションモデル(下)KSC製CZ75ガスガン
上のCZ75はブルー仕上げで軍用のグリップが付いている
実際のチェコ軍に採用されたCZはマットなブラック仕上げだった印象がある
KSCはそのマットな雰囲気で軍用グリップはあるのだがこの綺麗なアルタモントのグリップをあえてつけてみた
この銃を熱心に紹介していた専門誌はバーミリオンのグリップパネルをつけていたからかな




KSCのCZ75はショートリコイルしたバレルがきちんと上を向くとかスライドを引いて
初弾を送り込まないと空撃ちしてもブローバックが起こらないとかリアルなメカを備えていた
ゲームで使うにはスライドの復座スピードが遅すぎるとか
致命的な欠陥があるがそれ以外は完璧なモデルだと思う




(上)イギリス エンフィールドNo.2 Mark I(下)マルシン工業製エンフィールドNo.2 Mark I
19世紀の遺物ともいうべきオープントップメカで第二次大戦を乗り切った英国面の最たる銃
実銃はパーカライジング仕上げが多いようでモデルガンもそういう色に塗装している




はい、これがその19世紀的メカのオープントップ
このおかげで排莢は一瞬だがそのために豆鉄砲のような弱装弾を使用することになった
弱装弾だろうが何だろうが「先に当てれば勝ち」という信念の賜物だ




(上)コルト25オート(下)マルシン工業製コルト25オート
待て待てコルトはアメリカじゃないか…と思ったかもしれないがコルト跳ね駒のマークを
付けているもののデザインはスペインのアストラというメーカーでおそらく生産もOEMしている
これもグリップなどのデザインを寄せてみたが実銃はハンマー、トリガーが
ケースハードゥンになっていることに並べてみて気がついた
そのうち対応する




メッキモデルにブルーをかけてバレルはローバルスプレーで金属感を出すことにこだわった
手のひらに隠せるほどの小さいモデルだがお気に入りではある
実銃は女性がハンドバッグに忍ばせておくような用途を想定している




(上)ベルギー ブローニングハイパワーMark III(下)サンプロジェクト製ブローニングハイパワー Mark IIIガスガン
上のMark IIIはなぜか旧タイプのプラグリップを付けているがMark IIIの標準は下のタイプだと思う




サンプロジェクト製はWAのマグナブローバックが発売される前の古いメカで
バレルは固定式だしエジェクションポートはブローバックしてもふさがっている
命中精度も低くスライドがちぎれるという欠点もあったが昔のゲームフィールドではよく見かけた
多分寒いところでも快調に回転する調子良さからゲーマーに人気があったのだろう
メカは全然リアルではないが一応スタイルはかなりリアルなのもよい
ただ昔のゲームフィールドにはよくこの銃のちぎれたスライドが落ちていた




(上)スイスSIG Sauer P230 (下)KSC SIG Sauer P230ガスガン
ほぼ同時期のモデルの実銃とエアガンだが上はステンレスモデルで下はパーカライジング
この銃はSPなど私服警官の装備として日本の警察でも採用されている
写真から見分けるとしたらハンマーをダウンさせるレバーにセーフティポジションの
切り欠きがあるのがエアガン、無いのが実銃と非常に再現性が高い




またまたあてにならない次回予告
このシルエットは何だかわかりますか?
わかればかなりのテッポ通
物を入手する予定なので今回の予告は多分
外さないと思うがまた気が変わるかもしれない



2018年7月11日
















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