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マルゼン・レミントンM1100とマルシン・モスバーグM500
〜ショットガン購入で25年ぶりの長もの導入

REMINGTON

マルゼン・レミントンM1100とマルシン・モスバーグM500〜ショットガン購入で25年ぶりの長もの導入

時々思い出したように古いモデルガンや新しいのを引っ張り出してくる…の第43弾

もう何年も恋い焦がれていた散弾銃を手に入れた。

自動装填式のレミントンM1100…のガスガン、マルゼンのM1100。

元々オートよりもリボルバーの方が好きだし、ハンドガンよりも長ものの方が好きだった。
長ものも砂漠仕様の自動小銃とかではなくハンティングライフルとか散弾銃が好きだった。

他人とはちょっと好みが違うかもしれない。
マイナーな銃が好き。


ただこのレミントンM1100は実銃の世界ではマイナーな銃ではない。

というよりも日本で猟銃所持許可を取ったら何を所持するかとなると、レピーターやオートに限定するならミロクやレミントンのM870、M1100あたりが主流らしい。

日本での散弾銃の使用目的は、トラップ・スキートなどのクレイ射撃、キジ、カモなどの中型から大型の鳥撃ち、鹿、猪、クマなどの大型獣猟ということになる。

クレイ射撃はトラップにしろスキートにしろ連続で射撃できるのは2発までなので連発銃はあまり意味がないのだが、実猟の時には特にイノシシやクマを追わないといけない時には三の矢があれば心強い。

だから日本ではレピーター(手動装填連発銃)やオートが人気があるんだろう。

オートの中で比較的一般的なのがこのレミントンM1100とのこと。
その実銃の世界で一般的なレミントンがガスガンでマルゼンから発売されていることは何年も前から知っていて気になっていたのだが、やっと手に入れた





以前から持っていたマルシンのモスバーグM500と
今回入手のマルゼン・レミントンM1100を並べてみた
モスバーグは手動装填のレピーター、マタギなんかが「しゃくり」と
呼ぶ先台を前後にガシャガシャ動かして次弾を装填するタイプ
レミントンはオートマチックつまり初弾を装填したら
後は引き金を引き続けるだけで連発射撃ができるタイプ




右のプロフィールのツーショット
モスバーグはカートレス方式の5発発射のガスガン
レミントンはライブカート式でカートリッジには1〜10発の6mmBB弾が装填できる
メーカー推奨は3発らしいが
隣に写っているのは実銃用の散弾カートリッジベルト




レミントンのフレーム左サイド
マルゼンの初期の頃はレミントンと商標契約をしていたようでここに
綺麗なレミントンのエングレーブ風彫刻が入っていたが今回入手モデルは省略されている
もっと早く決断していればよかったかな…ちょっと悲しい




モスバーグは実銃もほぼ警察用なので飾りっ気も何もないのは実銃通り




エジェクションポート側を並べたツーショット
マルシンモスバーグはボルトにメッキがかかっているが
マルゼンレミントンはかつてはメッキだったが黒のモールドに変わっている
フレーム、バレル共にアルミ製のモスバーグに対しレミントンは全てプラ製
ぐにゃぐにゃするような弱さはないがかつては金属製だったのでここも悲しいポイント




モスバーグのストックはシンセティック、レミントンはポプラらしいが木製
「素晴らしい質感の木製ストック」とネットのレビューに書いてあったが
届いた時の最初の印象は「オモチャくせえ」だった
本物の猟銃ストックメーカーが作った木ストを付けた有坂ライフルの
モデルガンを昔所有していたのでその目から見るとこの木ストはオモチャ




何がオモチャくさいってこの銃把の止め飾りのチャチさ
ニスもタンス用みたいなニスで軍用銃ならこんな仕上げもありかもしれないが
猟銃としてしか使用されていないM1100のストックとしてはちょっといただけない




先台の形もズン胴で太いし指かけが削り込まれていないしタンスニスだし…
そのうち木製部分は全部削って仕上げ直そうと思っている
モスバーグの方はシンセティックなので仕上げがいいも悪いもない
80年〜90年頃のアメリカの警察の車載散弾銃は大抵ベネリかモスバーグだったので
あの時代の警察ごっこをするならこの仕上げはぴったりだと思う




そのモスバーグのエジェクションポート
ボルトみたいに見えているのはただのカバーで実際はこの銀色の
丸いシャフトでローダーが回転してチェンバーにBB弾を送り込むケースレス式
ケースレスなのでジャムはほとんどないからバカスカ撃ちまくりたい人向けかなと思ったが…




ところがマルシンモスバーグにはこんなところに弱点があった
この先台とボルト(カバー)を連結するアームがガチャガチャ装填していると折れてしまう
昔の部品箱を漁っていたらこの折れたフォアエンドアームが何本か出てきた
すっかり忘れていたけどここが何度か折れてこの銃は触らなくなってしまったのを思い出した




フォアエンドアームが弱いという以外は素晴らしいモスバーグ
セーフティはレシーバーの後ろにスライドスイッチ式で配置されている
構えを崩さずにセーフティポジションを確認できる良いデザインだ




レピーターは一度装填するとスライドが固定される仕組みだが
トリガー横のこの突起を押すと先台が解放されてもう一度装填できる
2回装填すると10発のBB弾がチェンバーに送り込まれてまさに散弾!なんだが
威力的に銃口からボロボロこぼれ落ちる程度の威力しかない
実銃は一度装填したカートリッジをチェンバーから取り出すためにこの仕組みがある




マルシンのチューブラーマガジンは面白いメカになっている
ここに実銃にはないレバーがあるがこれを180度回す




するとインナーマガジンが抜き出せる
この真鍮パイプにBB弾を回転させながら装填して3本満タンにする
装弾数は忘れたが3本で12ショットぐらいはいけたはず




真鍮パイプには1〜3本の刻印があって何番を装填しているか目印になっている
一本撃ち尽くしたら120度回転させて次のチューブから装填できるというメカ




モスバーグのガス注入はここから
ブリーチ自体がガスタンクになっていてハンマーでバルブを叩いてバカスカ撃てる
先台のアームさえ強ければまさにゲーム向けのショットガンなんだが
あのアームのスチール製カスタムなんて無理だったのかな
レピーターにスチール製部品を用意するのは銃刀法の絡みでセンシティブなのはわかるんだが




マルゼンのレミントンはライブカートなのでこのレシーバーの下からカートリッジを装填する
チューブラーマガジンはエクステンション付きなので7発装填できる
実は日本の銃刀法は実銃ではマガジンに3発以上装填できてはいけないことになっているので
ここはあまりリアルではないのだがリアルを選ぶか撃ちまくれる楽しさを選ぶかの選択になる
私はリアルを選びたいのでマガジンチューブキャップを入手したらマガジンを短くする予定だ




カートリッジを装填すると初弾はマガジンにとどまる
ここらのアクションはなかなかリアル




ボルト(実はマルゼンもボルトカバー)を引くと
初弾が飛び出してきてカートリッジリフターの上に載る




マルゼンもボルトは実はボルトではなくボルトカバー
チェンバーレスなのでリフターで持ち上げられたカートリッジはバルブとチェンバーに挟まれるだけ
チェンバーレスというのも改造防止の安全対策なんでしょうね




装填されたカートリッジはボルトと一緒に前進しないで
そのままの位置で固定されているのが下から覗くとわかる
ガスガン独特のメカだがなかなか良く考えられている




マルゼンのM1100のなんといっても最大の魅力はガスブローバックで
この12ゲージの大きいカートリッジがエジェクションポートから飛び出していくメカ
仕上げがオモチャくさくてもこのメカで魅力は十分なのだが
オートの宿命でジャムがかなり頻繁に起きる
中でもこのカートが排出口に引っかかるストーブパイプジャムは
クリアに失敗すると取り出しに大いに苦労する
これは実銃も同じでM1100が猟銃として人気があっても
警察用や軍用に決して採用されない理由がこれ
印象では10%程度の比率でジャムが起きる




マルゼンレミントンのガスタンクはストックの中
リコイルパッドのゴムを左右から押してロックを外すと取り出せる
この銀色の注入口にガスを注入する




このストックをバラしていずれ仕上げ直しする予定だが
ストックバットの固定法は金属フレームが奥まっておりかなり面倒そう




印象としてはアメリカのシカ撃ち猟の人たちが使うスラッグ銃という感じのレイアウト
銃身は多分20インチのハーフライフルのイメージなんだろうと思う




だからエクステンションマガジン付きで7発装填になっているのかな
その割には銃身にスコープ台もフロントサイトもないのでなんだかよく分からないレイアウトではある
サバゲ仕様?




ちなみに実銃の銃砲店の中古銃通販サイトで拾った写真
スキートからカモ撃ちにまで使えるシリンダー〜フルチョークまでの外装チョークつき
24インチバレルとスラグ用のハーフライフル21インチバレルがセットになっている
新品だと30〜40万円ぐらいのセットになるかな、もうちょっとする?
この銃は超高級というわけではないがそれでも木製ストックはキルトフレア木目材にウレタンニス仕上げ
実銃の趣味用の材はこれぐらいのストックはつけるのでマルゼンオリジナルはちょっと残念
軍用銃のストックならあれでもいいんだけどねぇ…




別の銃砲店の通販サイトのシンセティックストックのレミントンM1100
これも28インチスキートバレルと21インチハーフライフルバレルのセット
こうしてみるとマルゼンはこの21インチハーフライフルを参考にしているようだ
これはイノシシやクマを撃つ時に使う銃のレイアウトということになる




ハーフライフルのスラグ弾用21インチをモデルにしている割にはサイトも何もない不思議
レシーバーの上には一応サイティング用の反射よけグルーブは入っているがサイトと言えるものはそれだけ
銃身の上にはビーズサイトすらない




そこでこういうものを入手した
銃口部分に取り付けるフロントサイトで
集光チューブになっているので視認性が高いフロントサイト




これはわずかな光でも光って見えるので特に日陰の暗い的を狙う時に威力を発揮する
これがあるだけでもサイティングがずいぶん楽になる
ハーフライフル21インチという設定にこだわるなら
ドットサイトなどの光学サイトまでこだわりたいところだが
せめてこれぐらいはあった方が実用でないにしてもリアル




レミントンの安全装置はトリガーの後ろのクロスボルト方式
赤いラインが見えると発射可能という表示でモスバーグよりもやや扱いにくい
安全性は高いかもしれないが




仕上げにはいろいろ不満があるマルゼン・レミントンだが
12ゲージが横にすっ飛んでいくアクションはすごく面白いので
そのうち好みに仕上げ直してみたくなった







2018年9月30日
















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