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コルト25オートのタッチアップ完了
〜外観中心のカスタムだがほぼ満足のいく結果に…ブルーイング以外は…

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コルト25オートのタッチアップ完了〜外観中心のカスタムだがほぼ満足のいく結果に…ブルーイング以外は…

前回に引き続きコルト25オートをタッチアップしてリアル化するプロジェクトの後編。

前回は25オートの完全バラしを実施してトリガー、ハンマー、セーフティなどのケースハードゥン仕上げとグリップパネルのリアル化をやってみた。

今回はスライド、フレームのブルーイングの掛け直し、カートリッジのタッチアップなどを実施。

概ね狙い通りの結果になったのでそのご報告。

ケースハードゥンとグリップのリアル木グリ化、カートリッジタッチアップはうまくいったが、ブルーイングは満足とはいかない。

ブルーイングはやっぱりちょっとした条件で色が大きく変わってしまうので一筋縄ではいかないなぁ。





前回のブルーイングのムラというか特にフレームのマダラの色目が気に入らなくてやり直した
使い込んだブルーイングの雰囲気ならあれでも良かったのだがレディがハンドバッグに
忍ばせるような用途のポケットピストルが戦場をくぐってきたようなブルーではちょと合わない
でスライドはほぼ満足がいく結果になったがフレームに前とはまた違うムラができてしまった
オイルが滲んだ雰囲気といえばいえるが本日は時間切れでこれで妥協した
この状態でさらにパフがけを実施…その結果は以下を参照




最近ダミーカートリッジ仕様に凝っているのでこの25オートも
…と思ったが25口径のダミーカートが見つからなかった
そこで付属のカートリッジの弾頭部分にアルミニウムブラックをかけて
鉛弾頭むき出しのレッドボールカートリッジ風に仕上げてみた
真鍮のブルーイングはアルミブラックでないとスーパーブルーでは反応しない




タッチアップが完了したので組み立てにはいるが予想では
マガジンセーフティの組み立てで苦戦しそうだった
25オートはこんなにちっこいくせに一丁前にマガジンセーフティを装備している
取説では専用の治具を使ってマガジンセーフティを取り付けよ
と書いてあったがその治具を紛失してしまった
しかし予想に反して治具がなくてもマガジンセーフティの組み立てはスムーズにできた




それよりも苦戦したのはトリガーの組み込みでフレーム横の肉抜き穴から
トリガーバーがついた状態のトリガーを組み込むがマガジンセーフティに
引っかからないように入れ込まないといけないという知恵の輪のような組み込みだった
しかしはまりポイントはそこぐらいだった




こうして組み上がったColt25オート6連発25口径の勇姿
バレルは前回取り上げたときにローバルでスプレーした金属塗装
グリップパネルのプラに木目を描いたという雰囲気が違和感があったが
やっと木の雰囲気が出てきた




トリガー、ハンマー、セーフティはアメリカの通販サイトの写真を参考にケースハードゥンに
グリップパネルスクリューもちょっと錆びていたのでブルーイングをかけた




そのトリガー、セーフティの雰囲気はこんな感じ
ダミーカートリッジが手に入らなかったので弾頭を染めた
付属カートリッジもこれだけの手間でこんな感じ












(上)Colt25Auto(米通販サイトより実銃写真)
(下)マルシン製コルト25オートのリファレンス写真




(上)Colt25Auto
(下)マルシン製コルト25オート








スライドのブルーイングは満足のいく仕上がりになったがまだフレームに一部ムラが残った
前回取り上げたときにはスライドのムラが気に食わなくてそれを解消できたと思ったら
今度はフレームにムラができてまことにブルーイングはままならないものだ
オイルが滲んだ跡だと強弁すればなんとかなる程度のムラだが気にはなる
それ以外はほぼ狙い通りの仕上がりになったのだが…




25オートは25口径の25ACP弾を6発装填できる
下手をすると殺傷能力はボウガンより低いかもしれない25オートだが
ハンドバックに忍ばせて暴漢に襲われそうになったらこれで相手を怯ませて
その隙に逃げろというような使い方が推奨されているのかもしれない
6連発なので暴漢二人組までは有効という考え方なのかな




トリガーの指かけの部分も虹色に光る




セーフティは左サイドのレバーを上に上げて安全、下げて発砲可能となる
加えてマガジンセーフティも装備しているのでマガジンを抜いた状態では発砲できない




エジェクションポートから覗くカートリッジがカッパージャケットだったら
もっと雰囲気があったんだろうけど鉛むき出しのレッドボールも実銃にあるのでこれもありか












25オートのサイズはこんな感じ
コンシールキャリーという意味では最強だが男の手だと指が余ってしまう
大きい手の男だと下手すると指が二本余ってしまう




例によって自然光で撮った25オート




ムラが気になるといっても自然光で撮ったらこの程度なので我慢できないレベルではない
25オートの不満な部分はほぼ解消できたのでこれもお気に入りになった


ブルーイングに関してはまだまだ修行の旅は続くということかな。

しかしケースハードゥンや塗装に関しては成果が上がってきているので何かそういうテクニックが生かせるテッポも扱ってみたくなった。

ということになるとコルトSAAとかコルトネービィとかだんだんそういう世界に入り込んでいくのかな。

なんとなくそっちに行ってしまうと廃人まっしぐらという気がしないでもない。

もうしばらくは近代リボルバーやオートで悪あがきしてみる。




2019年5月8日
















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