ディテールをタッチアップしたPPKの最終形の写真を撮った
ここのところマイブームになっていたPPK/Sの気になっていた細かいところを修正した後やっと快晴の日があったので写真が撮れた。
その写真をまとめてアップする。
同じような写真ばかりアップするなというお叱りはあるかもしれないけど、細かいところがいろいろ治っているのでやっと完成にたどり着けたんで大見に見てやってください。
こんなテッポに惚れ込んでいる自分がちょっと新鮮。
最近本当に中型拳銃、小型拳銃が好きになってきたということかな。
昔は長モノから猟銃まで、パーカッションリボルバーからポリマーオートまで、モデルガン、ガスガン・エアガン、電動ガンまでなんでもいじっていたけど最近エアガンの類には全く関心がなくなってしまった。
テッポ好きでも賢い人は「日本の装備品のみ」とかテーマを絞り込んでいるみたいだし、確かにその方が深掘りできるか。
なんせ資金には限りがあるしね。
と言いながら次ネタは大型拳銃を仕込んでいたりするが…
スライド左側にいろいろミスやら弱点があったマルシンPPK/Sだがほぼ修正できた
セーフティのレッドインレイを白の塗料で下塗りしたのはやはり正解だった
ワルサーの実銃はこれくらいはっきりした発色だった
フレーム、スライドはインディのブライトステンレスを吹いた上から銃IIを吹いて
パフでヘアラインを入れながらポリッシュした
ブローバックモデルだったのでチェンバーにはPFC方式のカートリッジ用の
デトネーターが入っていたがこれを抜いてダミーカートリッジを使用できるようにした
このカートリッジの装填・排莢もかなりスムーズで確実だ
ヘアラインを入れたスライドとバレル
そしてケースハードゥン風に仕上げたトリガー、トリガーガード
エジェクションポートからブローバックして露出したバレルまでの雰囲気
ワルサーのP38やPPKなどの軍用銃はツールマークむき出しの
ツヤなしブルーという荒々しい仕上げが多いイメージだがPPK/Sなどの
民間モデルではピカピカにポリッシュされたモノもある
最終仕上げをしてから休日はずっと曇りの日が多かったので
なかなかこういう写真が撮れなかったのだがグロスの仕上げの
リフレクションは強い外光があればこういう写真が撮れる
銃IIは下地にステンレスなどのシルバーを下塗りしてギリギリまで
パフ掛けで薄くすると反射光はこんな感じの青になる
磨きにスポンジを使い目の粗い方でヘアラインのツールマークを残し
細かい方でツヤ出しをすると光の角度によってヘアラインが
見えたり見えなかったりの仕上げになる
これはいろいろ応用ができそうだと思った
同じステンレスシルバー下塗りの上に銃IIのツヤありブラックでも
どれくらい下地が透けるまでポリッシュするかでニュアンスが出せる
銃身とスライドの色目の違いはそういうこと
次回はワルサーが開発した即応性重視のダブルアクション・デコッキングシステム付きのファイアリングピンブロック方式の安全性の高いセーフティは現代拳銃にどう引き継がれたかという系譜について続けるかもしれないし、全然違う話をし始めるかもしれない。
2019年5月12日
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