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マルゼンAPS1グランドマスターを20何年かぶりに開封
〜ちょっとした「裏技」で抜群に撃ちやすくなった

APS1

マルゼンAPS1グランドマスターを20何年かぶりに開封〜ちょっとした「裏技」で抜群に撃ちやすくなった

例の押入れから取り出してきたAPS1の続きを。

20年以上放置していた経年変化で、ゴム引きのグリップがすっかり腐ってしまいベトベトになっていたので、シンナーでこそげ落としたついでにこの使いにくかったグリップも削りまくったと書いた。

ところが削ってみてもやはりたいして撃ちやすくなったわけでもない。

いろいろいじったけど、このグリップのレイアウトはやっぱり変だよ〜〜と思っていたらこんなサイトを見つけた。
はじみつ(1)~APS-1 or 3を買ったらすぐにやること | あきゅらぼ Accu-Lab

APS1を手に入れたら、それで的を撃つつもりならとにかくやっておいたほうがいい調整が書かれていた。

1)トリガーシューを裏返す
2)グリップの手のひらの当たるところをとにかく削る
3)ヒールレストを極限まで上げる
4)グリップセーフティを排除する

このうち4)を除く全部をやってみたところAPS1がかなり撃ちやすくなった。

特に1)のトリガーシューを裏返すという裏技は劇的な効果があった。
見た目はカッコ悪いけど。

どうせ競技用のピストルは見た目のカッコよさなんかどうでもよくて、とにかく撃ちやすい、照準が安定して当てやすいならチンドン屋みたいなカッコでも構わない。
そういうジャンルだからこれは、APSのグリップに悩んでいる人がいたら是非薦めたい。

というか二十数年前にAPSカップに出たいなとか夢想していたが、APS1の撃ちにくさに辟易としていた当時の私にこんな裏技を教えてくれる人がいたらよかったのに…とつくづく思った。

当時知っていたら真剣に出場を考えたろうに。





マルゼンのAPS1のグリップを削りまくったがいくら削っても一向に撃ちやすくならない
トリガーのレイアウトはとにかく一番後ろ、一番高めにセットすると
上記はじみつのサイトには書いてあったがそこは既にそうしていた
ところがトリガー位置を下げるだけでなく「トリガーシューを裏返せばトリガー位置がもっと近くなる」
というアドバイスに従ったところ確かにトリガーが近くなって劇的に撃ちやすくなった
見た目はカッコ悪いけど…




トリガーが近くなったことよりもさらに重要なのは人差し指の角度が改善されること
このマルゼンのAPS1はグリップのデザインが間違っているというかトリガーの位置と
グリップの位置が合っていないためにトリガーを引く人差し指がかなり下に曲がってしまう
だからトリガーシューを少し右に回転させていたのだが「本当はトリガーは
真っ直ぐでないとダメ」というのは重々承知していたが仕方なくそうしていた




トリガーシューを逆さにすることでトリガーの高さが高くなり人差し指の角度が水平に近くなる
そのおかげで自然にトリガーを引ける角度になったのでトリガーシューを右向きに回す必要もなくなった
私は日本人の平均より手が大きいのでトリガーの遠さはさほど気にならなかったが
このトリガー位置が低すぎて人差し指が曲がる問題のためAPSのグリップに馴染めなかった
だからこの調整はトリガーコントロールの向上に劇的な効果があった
見た目はわずかな違いだがこの5度か7度程度の角度のために
トリガーの引きやすさが全然違ってくる




あとは以前からやっていたヒールレストをギリギリまで上げて
手のひらをしっかり固定できるようにすること




ヒールレストで手のひらを固定するのでグリップは握らなくても手に当てるだけで銃を固定できる
これでグリッピングが安定するから手のひらの付け根のところに隙間が開かなくなる
その結果毎回同じ角度でグリッピングできるので照準も安定する
しっかり握らないと銃が固定できないグリップでは握るたびに照準の感覚がずれてくる




調整後の人差し指の角度
欲を言えばもっとトリガー位置を上に上げたいぐらいだがこれでやっと許容範囲に収まった感じ
デフォルトのままではAPSグランドマスターは少なくとも私の手には全く合っていなかった
これは二十数年前に感じた感覚が正しかったということだしこのノウハウは二十数年前に知りたかった




上記「はじみつ」サイトでもう一つ指摘されていたのがグリップの
手のひらがあたるところの膨らみを徹底的に削り落とすこと
これはある程度私もやっていたがやはり人差し指の付け根の筋肉が
動くクリアランスを確保するためにこの丸で囲んだ部分を少し隙間が開くまで削り込む




グリップセーフティを殺すという改善点は導入しなかった
APSはマニュアルセーフティもあるしボルトレバーを上げた状態なら
トリガーにロックがかかるセーフティもあるので確かにグリップセーフティは
要らないといえば要らないのだがシアをシビアに調整しているので
銃を置いたときに暴発しないようにやはりグリップセーフティは残したい
どうせグリップセーフティを殺しても握りやすさには大して貢献しないのでこのままにした




この調整をしたあと5メートル、10メートルのターゲットにビシビシ照準が
決まる感じがしているので実際に撃ってみたら面白い結果になりそうな予感…
でももうローガンの爺様になってしまったいまでは射撃競技の練習をする意欲がなかなか湧かない
返す返すもこの手の入れ方は当時知っておきたかったなぁ…



2019年9月21日
















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