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グレネードランチャー装備したM16A1をさらにリアル化
〜ブランクアダプターと実銃用マガジンでMGCのアバタを隠す

M203 touch up3

グレネードランチャー装備したM16A1をさらにリアル化〜ブランクアダプターと実銃用マガジンでMGCのアバタを隠す

グレネードランチャーM203とサイドスリングアダプターを付けたMGCのM16A1にさらにアクセサリーをつけて見た目重視のリアル化をしたという話。

一週間ぶりのご無沙汰になったのは、インフルエンザA型にやられていたから。

その間も手配していたものが届いていたので、病み上がりでフラフラしながらM16を加工していた。


MGCのM16はモデルガンで、このモデルガンも35年前にはキャップ火薬を仕込んでガンガン撃ちまくっていた。

やがて発火に興味がなくなって、テッポそのものに関心がなくなってほぼ30年あまり押入れの中でサビルに任せていたのだが、最近取り出してサビ落としがてら昔から気になっていたグレネードランチャーを入手してつけてみたりして見た目重視のカスタマイズをやってみたいというところに火がついた。

今回はMGCのモデルガンで一番気になっていたマガジンの形状をなんとかすべく、実銃のマガジンを沖縄サープラスショップから入手した。


MGCのM16は、このテッポのディテールに関してそれまで知らなかったことをいろいろ教えてくれた。

それまでは映画やニュース報道の動画でしかM16なんかのディテールは知りえなかったのだが、今日のディテールの情報はこのモデルガンの貢献が大きい。

それでも当時から気になっていた問題が、30連バナナマガジンのカーブが実銃と違うこと。

当初は20連マガジンのみが付属して発売されていたので、こういう問題があるとはオプションの30連を入手して初めて気がついた。

実は「地獄の黙示録」みたいな映画を見ると、実銃に混ざってMGCのモデルガンが結構撮影に使用されているのがわかるのだが、その遠目に判別するポイントが30連マガジンのカーブだった。





サープラスショップから入手した実銃用の30連マガジンを調整のためバラす
フォロワースプリングはモデルガン用よりもかなり太めのゲージを使っている




これがこのままだとMGCのレシーバーには入らない




前後幅、左右幅共に微妙に大きい
実測でそれぞれ0.5mmほど大きいのでフレームの削り合わせをした




MGCは…というよりこの時代のモデルガンは『実銃と部品の互換性があってはいけない』
というポリシーがあったようで実銃部品は微妙に寸法が合わないので使えない
わずか0.5mmの差なのだがABSのレシーバーなので強度を落とさないように削るのは神経を使う




(左)実銃用マガジンのフィード部分(右)MGC30連マガジンのフィード
リアルカートとモデルガンのカートリッジでは弾頭の有無など寸法も違うので
フォロワーの前後幅やリップの形も違うのでそのままではモデルガンのカートは使えない




(上)MGCのマガジンと(下)実銃の30連マガジン
このようにマガジンの曲がり方が微妙に違うのが実銃マガジンをつけてみたくなった理由
わずかなカーブだがこれで全然印象が違う
ちなみにどちらも板金鉄にパーカライジング仕上げだがMGCのパーカーは
浅い灰色なのに対して実銃のSTANAGマガジンはかなり青っぽい灰色で
インディのパーカーシールのスプレーカラーがかなり近い




なかなか苦労したけどこうして実銃のマガジンがつきました
MGCのマガジンが付いていた前々回のプロフィールショットとはかなり雰囲気が変わったと思う




ただマガジンを挿すだけならさほど苦労はしないのだが
カートリッジを使えるようにするのがホネだった
ちゃんと装弾、排莢、ホールドオープンもできるようになった
もう発火はする気がないので発火性能は知らない
いずれはダミーカート使用専用にしたいと思っている




そして今回もう一つ入手したのがこれ『BFA(ブランクファイアリングアダプター)』




これは空砲を使ってもちゃんとブローバックするように
銃口を塞ぐアタッチメントで米軍でも演習の時に使用する
これを使わないで空砲を撃つと一発ごとに手動で排莢をしないといけない
ブローバックの反動を得るために銃口を機械的に塞ぐが完全に塞いでしまうと
銃腔爆発を起こすのでこのアタッチメントにはガスバイパスが開けてある
下の穴から発射ガスが抜けて上の穴から外にガスが出て行く




米軍の演習風景
実際にこういう感じで訓練で使用される




発射ガスは先ほどのバイパスから抜けてアタッチメントの上下の開口部から外に広がる
マズルサプレッサーとはまた違うパターンで火を吹いているのがわかる




これはサプレッサーの1番目の溝にハマるのだが
ここも微妙に幅が違うらしくそのままでは着かない
0.3mm程度だが幅が狭いのでここも削って広げる
MGCのタニコバさんが「実銃とは違う寸法に意図的に作る」ということを
インタビューで答えられていたがこのポリシーはかなり徹底していたようだ




こうしてM203プラスサイドスリングアダプターにブランクファイアリングアダプター、
実銃用マガジンのドレスアップカスタムが完成




気になっていたマガジンのカーブもリアルになった
発火性能は保証外だがダミーカートモデルを目指しているので
ダミーカートがスムーズに装填・排莢ができれば問題ない








ブランクファイアリングアダプターがついた銃口部分








ところでこのBFAは本当はこういう感じで左右に開口部が開くように取り付けるのが正しいらしい
そういえば昔見たベトナム戦当時の沖縄キャンプの米兵演習風景みたいな
報道写真ではこういう風に取り付けていたのを見た記憶がある




少なくとも米軍のマニュアルにはそう書いてあるが
最近の実銃演習風景写真を見ると大抵の兵士はこんな風に取り付けている
何か意味があるのか、それとも向きなんて気にしていないのかどっちなんだろう?




【追記】M-16のOperation ManualよりBFAの使用法と注意のページ
開口部を左右にするように書いてあった記憶があったが改めてよく見ると
フラッシュサプレッサーが斜めに描いてあり結局サポートも「向きはどうでもいい」と考えてるようだ
マニュアルには注意事項として「取り付け時に決して工具を使って締めるな、必ず手で締める!」
「50発ごとに緩んでいないか確認」「使用後は火薬カスのカーボンを落とすこと」
「発砲時には銃口前7メートル以内に人がいないのを確認」とだけ書いてあって
それ以外に注意事項は何もないようだ




実銃用マガジン取り付け風景
MGCのカートリッジはテーパーの傾きが違うためか10発程度しかロードできない
それ以上入ることは入るがボルトが空振りしてちゃんとチャージできない
いつかダミーカートを入手したらデトネーターを抜いてまた装弾・排莢にチャレンジしたい
うまくいけばそのままダミーカート無発火モデルとする予定




榴弾訓練弾の色って青だったかな
それに近いグレネードカートリッジも入手するかありもののモスカートに色を塗るか…




演習装備の榴弾砲手の休憩風景…みたいなイメージ?




BFAを着けないとどうなるかがよく分かる映像
クリント・イーストウッド監督「アメリカン・スナイパー」より軍葬のシーンの弔銃
死者に敬意を要して空砲を3発撃つのが慣例になっているが
オートライフルなのに一発ごとに手で排莢しているのがわかる
空砲を使うとBFAを着けていない限りこうなる
撮影用のステージガンのオートはBFAの代わりに銃身内に詰め物をして
ブローバックがかかるように改造してあるので逆に実弾は撃てない







2020年1月18日
















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