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コクサイガスガンのS&W M66の4インチ〜素性はいいのだが
いろいろ弱点があるエアガン、リアル化の素材にうってつけ

M66

コクサイガスガンのS&W M66の4インチ〜素性はいいのだがいろいろ弱点があるエアガン、リアル化の素材にうってつけ

今は亡きコクサイのガスガン版のSmith & Wesson M66を入手した。
実は初めてではない。

というより、同じコクサイのM66は3丁め、コクサイのモデルガンのM66も持っているのでM66は4丁めとなる。

ガバフリークでもないのにガバを5丁も持っているとか、定番のテッポは結局そういうことになってしまうようだ。


今回入手したのはM66の4インチモデル。

これまでに持っていたのは2.5インチモデルと6インチモデルだったので、一番スタンダードな4インチモデルガ一番最後になった。

コクサイというメーカーは一昨年活動を停止して、事実上テッポメーカーとしては終了してしまった。

今後コクサイの金型をどこかのメーカーが引き受けるような話も聞こえてこないので、コクサイのモデルガン、エアガンは今後流通在庫かオクぐらいでしか手に入らない。
流通在庫もほぼ見かけなくなったので、中古をオークションで入手するしかなくなってきている。

そのうちふっと台湾メーカーからシリンダー金属化モデルなんかが出てきて、輸入禁止品として復活するのかもしれない。


Smith & Wessonのリボルバーをモデルガン、ガスガンで製品化しているメーカーは他にもマルシンやマルイなどあることはあるが、コクサイは外観上もメカ上もいろいろ欠点があるにもかかわらず老舗だけあってメリットもある。

昔はリボルバーのコクサイとか言われていたが、その当時のモデルガンは今から思えばプロポーションもいろいろ問題があってオモチャくさいモデルも多かった。
詳しくはこちらで書いた。
本当のブルーイング再チャレンジ〜Colt 25 Autoと、いよいよMilitary & Policeにチャレンジ〜時々思い出したように昔愛用していたモデルガンなどを引っ張り出してくる…の第15弾
Military & Policeが仕上がった!いろいろ紆余曲折はあったが最初はまあこんなもんかな…(前)〜時々思い出したように昔愛用していたモデルガンなどを引っ張り出してくる…の第16弾

ガスガンを出すような時代は1990年代だったと思うが、スタイルはかなり改善されてきた。

だから素材はいいのだが、やはり昔のオモチャ時代の弱点は残ってしまった。

そういうところを手直ししたくて今回4インチを手に入れた。





コクサイのM66、4インチモデル
まず色目が昔の銀色テカテカのメッキからマットシルバーのステンレスカラーに変わった
シリンダー上のフレームがやたらぶっとかったのも細くなってプロポーションもよくなった




これも今は亡き東京CMCの4インチKフレームホルスターに入れてみた
当たり前かもしれないけどぴったりだった




今回入手したのはガスガンの最初のバージョンでシリンダーが貫通型だった時代のもの
装填されているのはコクサイのM10ミリポリについてきた357マグナムのカートリッジ
38口径のミリポリになんで357マグナムのカートリッジが付いてきたのか謎だが
おそらく在庫をはかしたかったので「オマケ」とばかりに大盤振る舞いしたんだろう
倒産廃業する企業の最後の後始末なんてこんなもんだ
当然ミリポリには使えなかったがやっとこのカートリッジが使えるテッポを手に入れた
つまりカートリッジに合わせてテッポを購入したのでした…チャン…チャン




コクサイの初期貫通型シリンダーのガスガンはカートリッジを入れるとこんな感じ
特にインサート抜きなどの工作をしなくてもこのリアルさ
ちなみに銃身のインサートは銃刀法がらみだが
シリンダーのインサートは業界の自主規制なんだそうだ




これは同じコクサイのM66の後のロットの2.5インチモデル
シリンダーは貫通型から6ミリBB弾のチェンバー付きに変わり
モデルガンのカートリッジを入れることができなくなった




カートリッジの形状も変わった
(左)が旧型カートリッジで弾頭部分が真鍮製でBB弾を直接保持する形式
マルシンのリボルバーなんかと同じような形をしている
(右)が仕様変更されたコクサイ新型カートリッジでBB弾保持はゴムチューブでするようになった
なぜこういう仕様変更がされたかは誰にもわからない
BB弾の命中精度向上のためかもしれないがコクサイのリボルバーは命中精度がどうこう言うような
精度のテッポではなかったので「同業者から横ヤリが入った」という説が信憑性がある
「どうせウ◯スタンアー◯ズあたりが横ヤリ入れたんだろう」と勘ぐってしまう程度の変更だった




(左)がコクサイエアガン旧型357マグナムカートリッジ
(右)コクサイモデルガン357マグナムカートリッジ
径は同じだがケースの長さがやはりシリンダーインサートの分だけ短い
357マグナムカートリッジがフルサイズの38スペシャルカートリッジぐらいの長さだ
近日中にフルサイズ357マグナムカートリッジを入手する予定




旧型カートリッジを装填した旧型シリンダー
これがダメならマルシンのリボルバーも全部ダメなはずだが
なぜあちらがOKでこちらがダメなのかよくわからない
多分横ヤリなんかじゃなくて命中精度改善の改修だったんでしょう…(善意に解釈)




モデルガンカートリッジを装填したシリンダー全景




さてコクサイのM66を入手したのは今回が初めてではない
上から6インチ、4インチ、2.5インチモデル、すべてガスガン




左から6インチ、4インチ、2.5インチモデル
別に集めるつもりはなかったのだが行きがかり上こうなってしまった




そして今回の4インチモデルガスガン(上)と同じコクサイの4インチモデルガン




4インチモデルガスガン(上)と4インチモデルガン
昔のテカテカ銀色のメッキでディテール大甘のモデルガンだがスタイルは悪くない




ディテール大甘というのはこういうこと
(左)コクサイモデルガン4インチ(右)コクサイガスガン4インチモデル
モデルガンはサイトリブのセレーションが横向きに入っているが実銃はバレル上の
セレーションとひと続きでミーリングマシンで溝を彫るので
ガスガンのようにセレーションは縦に入っていて繋がっていないとおかしい
本当はバレル上のセレーションは左右の梨地部分より一段彫り込まれているのが正しいので
そこは両方とも再現できていないがガスガンの方がモデルガンより見てくれはマシ




時系列がはっきりわからないのだがこの個体はフレームの刻印の下に「ASGK」のマークが入っている




それがこちらの個体では「JASG」に変わっている




そしてこちらの個体は刻印が消されている(消した後が残っている)
どういう理由でこうなったか知らないし調べる気もないのだが
この時代のガスガン協会の複雑な事情が窺い知れる
調べて事情がわかってもこの業界のドロドロがわかるだけなので調べる気はないのだが




コクサイのガスガンリボルバーを昔試射したことがあるが0.2gBB弾を
使用すると弾が上にギューンと曲がって的の遥か上を撃ってしまう
0.3gでやっとまともに飛ぶような感じで命中精度がどうこういうガスガンではない
モデルガンよりもルックスがリアルなガスガンとの捉え方が正しいと思う
的を撃つテッポではない…ましてやサバゲー向きではない




さてせっかくモデルガンよりもマシな見てくれの
リボルバーを入手したのでディテールをなんとかしたい
見てくれ上問題なのはサイトのレッドランプとウソ木製グリップだろうな




ほかにもトリガーやハンマーにインジェクションのパーティングラインが
はっきり残っているとか仕上げも雑なのでこういうところも手を入れる予定







2020年1月21日
















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青木さやか