コクサイガスガンのS&W M66の4インチ〜レッドランプ作り直し…ウエイト追加でさらにディテールアップ
前回に続いてコクサイのガスガンM66のディテールアップを続ける。
ガスガンだからメカ的にはモデルガンなみ…とは言えないんだけど、下手するとコクサイのモデルガンより同社比でリアルな外観を持っているガスガンだから(その分実射性能を犠牲にしている気がしないでもないが…)気になるディテールをいじりたくなる。
前回平行四辺形の変な形をしたレッドランプをちゃんとドブテール(くさび形)に作り直したが、ちょっと加工面が荒れてしまったので作り直した。
この加工のために目立てヤスリも入手した。
シリンダーに傷がつかないようにシリンダーストップの接触面を鏡面研磨した。
前回材料切れのため中途半端になっていたグリップのオモリ入れも、材料の鉛プレートを入手したので追加した。
さらに初期型の貫通型シリンダーモデルを入手したので、これに合わせて357マグナムのフルサイズのカートリッジも手に入れた。
内部のメカもタッチアップしたいのでまた分解をかける
実銃のサイトを見ていて知ったことだが分解の時にサイドプレートと
メインスプリングを外したらまたシリンダーとヨークを挿してサムピースを
後退させてトリガーを引くとハンマーの取り外しがしやすいというコツがある
これはいいことを聞いた
シリンダーハンドはドライバーで押さえながらトリガーを抜けば
リコイルシールドを傷つけないというコツも同サイトで知った
ディテクティブでコルトのダブルアクションメカの分解と組立のコツを知ったが
それぞれやはりコツがあるものだ
リバウンドスライドを先に外した方がいいのだがこのスプリングが
すっ飛んで紛失しやすいというのは実銃も同じということも知った
いろいろ面白い
このトリガーに噛んでいるシリンダーストップがやはりパーティングラインがまるまる残って
接触面がザラザラなのでこれで動かしていたらそりゃシリンダーが傷だらけになるよ…という仕上がりだった
ディテクティブでもやったがこの接触面をヤスッて金属磨きでピカピカの鏡面仕上げにした
そしてフロントサイトのレッドランプが形がちょっといびつだったのと
サイトのドブテールの切り込みの仕上げが荒かったのでやり直した
フロントサイトのレッドランプはまた三角コーンから削りだして新しいのを作った
ドブテール(くさび形)の切り欠きも少し形が荒れたので
今回入手した目立てヤスリできちんとした形に削りなおした
今回もう一つ入手したフルサイズの357マグナムダミーカートリッジを
仕込んだスピードローダーといっしょに
フルサイズのカートリッジはカッパージャケットに先だけレッドトップ(鉛が露出した弾頭)
シリンダーには入っているのはミリポリについてきたモデルガンカートの357マグナム
こちらはカッパージャケッテッド
ダミーカートリッジはC-Tecのものを入手したがコクサイのシリンダーにサイズがぴったり
弾頭はクランピングの跡がしっかり残ったリアルな造形
弾頭だけ鉛が露出したホローポイント弾
こういうものが横に転がっているだけでリアル感がアップする
このダミーカートをシリンダーに入れてみた
ケースヘッドには綺麗な刻印が入っていてピカピカの仕上げ
シリンダーはカウンターボアードの入った実銃でいうところのM66-2以前の初期型をモデルアップしている
このカートリッジを入れたところを正面から
先ほどのモデルガンカートよりもポジションが前になりリアル
リアルサイズなので当然エジェクターロッドを押すとカートはシリンダーから押し出される
前回材料切れで中途半端に終わっていたグリップパネルの鉛入れの続き
これだけ入れても実銃の重さには届かないしテールヘビーになるので
バランスも違うのだがやはりABSの軽いテッポはウエイトが必要だ
こうしてディテールをリアル化した4インチM66が完成した
う〜〜ん光量が足りないせいかちょっとピンボケになってしまった
今度光がある時にまた完成写真を撮りなおします
グリップパネルは前回ウォルナット風とローズウッド風を作成したが
4インチにはローズウッドが合う気がしたのでこちらで仕上げた
ところで横に写り込んでいるのは40年前にMGCの
ボンドショップで手に入れたRODYの4インチリボルバー牛革ホルスター
ずっとM66やM10の4インチを入れたりしていたがよく見ると「44マグナム」と書いてある
実はM29の4インチモデル用のホルスターだったということに今気がついた
前回写り込んでいたノーマルな4インチホルスターより厳ついのでお気に入りだった
ダミーカートリッジ挿入!
リファレンス用写真を撮りなおした
4インチは概ね手を入れるところは手を入れたので今度は
6インチモデルと2.5インチモデルを順次手を入れていく予定
2020年1月26日
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