水平二連散弾銃の仕様最終決定〜せっかくPPSのガスカートリッジを入手したがダミーカート優先としたいのでこれは不採用…
曲がりなりにもBB弾がマトに届くようになった水平二連散弾銃の仕様を決定する時が来た。
3本のバレルを継ぎ足して作ったバレルの継ぎ目を埋めて仕上げをすると、もうそのあとはカートリッジの仕様変更ができなくなるから。
華山の長大かつ直径もオーバーサイズなカートリッジで、まあまあBB弾は飛ぶことが前回わかったのであとはこれを採用するか最近入手したPPSのカートリッジを使用できるように変更するか…
また詳細のサイズ比較をしてみた。
カートリッジの直径に関しては
華山>実銃サイズダミーカートリッジ>PPS>マルゼンショットシェル
という感じ。
カートリッジの前後方向の長さについても
華山>実銃サイズダミーカートリッジ>PPS>マルゼンショットシェル
という感じで、どれも同じではない。
ついでに言うとハドソンのモデルガンカートはPPSとマルゼンの中間ぐらいで、どれも見事に一致しない。
ガスガンとして使えるのは華山のオリジナルのカートリッジかPPSだけなのでどちらを採用するか…
ダミーカート、PPS、華山いろいろサイズバラバラなカートリッジが集まってきた
ちなみに箱入りは実弾用の撃ちガラに中に詰め物をしてリロードして作ったダミーカート
実弾は中に鉛弾が入っているので結構重いがこれはプラか何かが入っていてスカスカ
下が実弾薬莢を使用したダミーカート25発セット
上がPPSガスカートリッジ5本セット
実弾の撃ちガラが入るようにチェンバーにスリーブを自作したのでこれはサイズぴったり
そしてこれは12ゲージのダミーカート
12ゲージはケース(薬莢)の直径20mmと規格で決められているので当然これもぴったり
PPSのガスカートリッジは直径が12ゲージよりも小さいためにスリーブを
かませてもエキストラクターにリムがかからずにチェンバーに落ち込んでしまう
長さも短いのでケースショルダーを抑えるスリーブを別に作らないと
BB弾の発射もできないことが判明…まあ作ればいいんだけどね…
華山オリジナルの長大かつ直径大きめなガスカートリッジ
これを使う時は自作したスリーブを外してBB弾が発射できる
各種カートの比較
サイズが見事にバラバラなのでどれを優先するかの取捨選択が必要になる
華山にしろPPSにしろリムでカートリッジを固定しているわけではなく
ケースショルダーで抑える構造なのだが実弾は発射後このようにケースの前が
クラウン状に開くのでショルダーを抑えるというのはあり得ない
結局PPSを使用するならそれ用サイズのスリーブを作らなくてはならず、そのスリーブをつけたままだとダミーカートが使用できない。
スリーブを付けたり外したするのも面倒なのにPPS用、ダミーカート用とか使い分けるのはさすがにうざい。
PPS用にして固定してしまえば簡単なんだけど…そしてWebなんかでも華山をPPS仕様に改造したガスショットガンとか割と見かけるんだけど、あれだとダミーカートが使えないはず。
ここで私は何がしたくてテッポをいじっているのかということに立ち返る。
このショットガンを担いでサバゲに参加したいわけではない。
猟友会みたいなかっこしてサバゲに参加したら一回ぐらいならネタとして面白いかもしれないけどおもろいのは初見だけ。
電動ガンと撃ち合いをしたらどっちが有利かは火を見るよりも明らかだ。
APSに参加したいわけでもない。
散弾銃ならマトに当たりやすいかもしれないが、失中も多いので減点の対象になる?…それ以前に散弾銃で参加できるのか?APSって?
一度レギュレーションを見てみないととは思うが、誰もやらないということは多分ダメなんでしょうね(笑)
せっかくBB弾を発射できるようにはしたけど結局それをばかすか撃ちまくるわけでもない。
むしろ実弾ダミーカートを装填できて見た目リアルにするのが私にとっては大事。
発火式ブローバックも発火機能を殺してダミーカート仕様に改造してしまうようなメンタリティーなので、散弾銃もBB弾が出るよりもダミーカートを装填したりできる見た目のリアリティの方が大事ということになる。
そしたらスリーブをPPS用に固定してしまうとダミーカートが使えなくなるから、それなら華山オリジナルとダミーカートの両用仕様の方が私の目的には合う。
ということでせっかく入手したPPSガスカートリッジだけど、サイドバイサイドでは使用しないことにした。
いずれ使える時が来るでしょう…
やっと仕様が決まったので、次回から外観仕上げの話に入っていけると思う。
と言いながら次のエントリーはまた半年後かもしれない…
2020年10月1日
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