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マルゼンM1100〜完成したと思ったがボルトの錆止めが剥がれて
また完全分解…ガスチューブのダルマピン紛失…

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マルゼンM1100〜完成したと思ったがボルトの錆止めが剥がれてまた完全分解…ガスチューブのダルマピン紛失…

苦節2年、やっと完成したと思ったら細かいところが気になりだしてまだまだ続くマルゼンM1100ばなし…

マルゼンのM1100はボルトもフレームもバレルも同じつや消しの黒塗装、黒染めでタクティカルモデルならこの色がいいんだろうけど、猟銃っぽくするときにこの色はいかにも合わない。

特にボルトはRemingtonの実銃はステンレスのボルトカバーで、エジェクションポートが銀色に光っているのが結構アクセントになっているので、今回の猟銃化計画でボルトカバーもリュータで磨いて銀色にした。

銀色になったが亜鉛合金の部品の地肌むき出しになったので、何らかの錆止めをしないと亜鉛の表面は1〜2週間で真っ白になってしまう。

金属部品の塗装の時にミッチャクロンを下塗りしたので、安直に金属に定着するなら錆止めにもなるはずとミッチャクロンを噴いて済ましてしまった。

そしたらウエスで乾拭きしているだけでこれが剥がれてしまった。





ちょっとわかりにくい写真だけど銀地肌のボルトの表面に噴いたミッチャクロンが
何となく白くくすんできた気がしたのでウエスで拭いたら簡単に剥がれてしまった
おかげで銀色の輝きは戻ったが錆止めをしないとすぐに真っ白になってしまう




本当はここはタミヤのプライマーを使う予定だったのだが
ミッチャクロンで何とかなったので手抜きをした結果がこれ
ここは手抜きをしないで本来のプラン通り完全分解して
ボルトとボルトハンドルにプライマーを噴くことにした




ここで驚くべき事実が発覚する…
なんとガスチューブをストックに固定するダルマピンが紛失していた!
おそらく前回の試射の時に最初は調子よかったのに何回かガス注入するうちに
ガスタンクをはめるたびに生ガスを噴いていたのであの時に紛失したにちがいない
マルゼンのこのダルマピンは分解・組立を前提としていないので何度も分解・組立
を繰り返しているといつか必ずこうなる…のではないかと予想した通りになった…




前回ガスタンクを抜き差しした部屋を探し回ったが
もう1週間も前のことなので掃除機に吸い込まれてしまったのだろう…
仕方がないので固定ピンを自作することにした
ワッシャーの片側を切ってガスチューブの溝の径に
合わせて穴を拡げ方留めのピンを自作した




これをこうやってはめることで取り付けも
ラジオペンチ一本でできるし分解はドライバーで抉ればいい
さらにタイトなサイズにしたので多分タンクの抜き差しで抜けたりはしないと思う




実際にストックに固定したところ
と、ここでよく見たら苦労して自分でワッシャーを切ったり削ったりしなくても
この径のEリングを買ってくればよかったな…ということに気がついた
Eリングってなかなかホームセンターにはジャストサイズがないんだよね
今度秋葉原に行った時にでも大量に買い付けることにする




ボルトの再塗装も完了して分解組立も楽になったM1100
再度完成試射をしてみたところやはりちゃんと固定できたらガス漏れはなくなった
組立時にガスシリンダーやシェルリフター周りにCRCをたっぷり奢ったので
動きも軽くなったように思う




細かいことなんだけどRemingtonのアクセントは
このボルトの銀色だと思うのでこだわってしまう




再度ポリッシュし直してからクリアプライマーを塗装したボルトカバー
顔が映るような銀色は復活した




ボルトハンドルの映り込みもこんな感じ
ミッチャクロンは意外に食いつきが弱く塗膜も厚い上に仕上がりが
マットなので今後金属の塗装はこのタミヤのプライマーを使うことに決めた
タミヤプライマーの食いつきがどれぐらいなのかはよく知らないが…
しばらくこれでテストする



マルゼンのこのガスチューブ固定用のダルマピンなんだけど、紛失したり何度も分解して曲がって折れてしまったとしてもマルゼンのサポートは非常に親切で対応も早いのですぐに取り寄せることはできたかもしれない。

でもこの設計は、つまりこのガスチューブをストックに固定するようなところに一度はめたら次回取り外す時には絶対変形させないと取れないダルマピンを使うような設計って
「ユーザーは勝手に分解するな、分解したら一切クレームを言ってくるな」
と言っているような気がして気になった。

マルゼンのM1100の設計ってとても合理的で、実銃とかなり違う部分もあるけど全体にリアルなアクションができるし、充分な剛性もあるし完成度は高いと思う。

分解・組立もとてもやりやすい部類に入ると思うのだが、一点だけいただけないのがこのダルマピンだ。

外す時に汗一斗かくし、外したら間違いなく変形する。

何度も分解組立を繰り返していたら、必ず折れるに違いないし折れないように食い込みを弱くすると、私みたいにタンク交換の際にピンが外れて紛失したりする。


多分マルゼン的には
「分解していいのはアウターバレルとハンドガードまで
それ以上の分解は禁止
分解が原因の故障のクレームは一切受け付けない」

ということなんだろうなぁ。

サポートのクレーム処理って非採算部門だし、最近は分解して組み立てができないユーザーが
「〇〇の製品は欠陥品。一回でつぶれた」
とかネットに書き込むから、メーカーもいちいち相手してられないので一律に
「分解禁止」
という対応になるんだろうなぁ。


昔のモデルガンカルチャーって、ガンショップの店員さんや先輩の常連さん、メーカーのサポートさんなどから銃の手入れの仕方や分解組立のコツを教わることが多かった。

MGCとかの取説には完全分解、完全分解状態からの組立手順とかが書いてあったし組立キットなんかも銃のメカの理解に大いに役に立った。

多分ガスブローバックのエアガンが主流になったあたりからかな、
「ユーザーは勝手に分解するな、調子悪くなったらショップに持ってこい
勝手に修理・改造とかするな…分解して動かなくなったら自己責任…」

という空気になったのは。

エアガンだけでなく最近はモデルガンもそんな感じだな。

だからユーザーはメカの学習の機会がなくなる…それでも分解する…組み立てができない…
「〇〇製品は一発でつぶれる欠陥品」
という書き込みをするようになる…
メーカーはそういうの相手にしたくないから
「分解はすべて自己責任」
と回避する…ますます分解不可能な製品ができあがる…

昔がすべて良かったわけではなくて、昔も
「素人はハドソンのモデルガンは分解するな…まず動かなくなる」
とか言っていたからマルゼンのダルマピンぐらい可愛いもんだろうけど…



2021年3月22日
















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