マルゼンM1100〜完成記念試射アンド気に入ったテッポはアート写真化する…ちょこっとM1100が登場するフィルムも…
【撃ってみます】
やっと完成したマルゼンのM1100だが、これまでのカスタムはほぼ外観カスタムで実射性能はどうかというテストをしてこなかった。
もう撃ち合いゲームに興味がなくなってしまったからだが(歳をとったともいう)、一通り手を入れてから実射性能も必要なら手を入れるという順番でやっていきたかったから。
分解・組立加工でどうせガスチューブ周りのセンシティブな部分をいじらないといけないので最後に調整することにしていた。
それで実際撃ってみてどうなのかテストしてみた。
マトは例によってAPSターゲット、散弾銃なのでパターンを見たかったのもあって距離は5メートル。
ずっと外観にこだわって手を入れてきたマルゼンのM1100だが2年ぶりぐらいに試射してみた
一番心配だったガスタンクのガス漏れだが満タンにチャージすると
少しガスが漏れる音が気になるが何発か撃ったらガス漏れの音もしなくなった
数日様子を見たがガスが抜けている様子もないので工作はうまくいったということらしい
例によってAPSペーパーターゲットをマトにシェルに3発ずつ2.5gのBB弾を詰めて
6発を3セット・合計18発、54発のBB弾を撃ってみた
距離は5メートル…心配そうにのぞいているのはウチの獰猛な猟犬
主人の腕をあまり信用していない
外でテッポを撃つのは久しぶり
いい天気で木ストックの銃は映える
一つのマトに3ショットずつ撃った平均的なターゲット
弾着のマークが6個…あれ?3ショットなら9発着弾していないといけないはず…
そう各シェルの3発のうち1発はフライヤー弾になる傾向で
3発キレイにマトを撃ち抜けたシェルは1発もない
まあガスの散弾銃の命中精度なんてこんなもんかなぁ
ただし2発はちゃんと狙ったところに着弾しているので予想よりも優秀だと思う
18発の実弾試射のあとBB弾を込めないで空のシェルで
装填・排莢のテストもしてみたがこちらは1発もジャムが起きなかった
カスタム前に試射した時は7発中1発はストーブパイプジャムを起こす印象だった
ショートマガジン化した恩恵なのかほぼジャムがなくなったのは嬉しい
3発のうち1発はフライヤーになる件もサバゲユーザーはどうせ
1発しか籠めないだろうし性能的にも十分なんじゃないかな
【アートします】
外観も実射性能もほぼ満足のいく結果だったのであとは撮りためた写真で遊んでみます。
Styleで「The Scream」で加工
ゴッホ風のレミントン
同じくStyleでペン画風加工の猟友会セット
これはStyleのカラーペンシルエフェクトだったかな
RMR装着のレミントン
カンジンスキー風のレミントン
Prismaで水彩画風に加工したハウスキーピングガン・レミントン
同じくPrismaでパステル画風に加工したレミントンのある風景
【シネマ探します】
一つテッポを取り上げたらそのテッポが登場するシネマを探して紹介する…というポリシーだが、RemingtonのM1100なんて実銃の世界ではメジャーなテッポなのに映画界では壊滅的に人気がないのか苦労しました…
ターミネーター:新起動/ジェニシス
時は2020年代の未来、機械の圧政に対して人類の組織した抵抗軍はその本拠を制圧して完全勝利する目前だった。
ところが機械を殲滅してみるとそこにはタイムマシンが残されており、過去に何かを送ったという痕跡が見つかった。
ただひとり人類抵抗軍のリーダーのジョン・コナーは「行き先は1984年のLAだ」と言い当てる。
抵抗軍は過去に送り込まれた刺客を阻止するために一人の若い志願兵カイル・リースを過去に送り込む…
と、ここまでは割とシリーズ一作目の設定に忠実に物語は進むが突然ここでその人類のリーダーにとんでもないことが起こって、過去に飛ばされたカイルもいきなりわけわからんまま自分が刺客に狙われたり…シュワちゃんが二人出てきたり…ナンジャコリャどうなっとるんじゃ?…
もうしっちゃかめっちゃかというかダンジョンというか、ここまであらすじ説明しても全くネタバレになっていないというスゴイ映画。
T4までのストーリーの流れをすっ飛ばして好き勝手やったという自由さが「傑作」という評価と「シリーズ最悪の駄作」という評価に分かれる。
多分ちょっと反省があったのか、この次の「ターミネーター:ニューフェイト」では一度リセットして原点復帰のような別の流れになっている。
映画そのものの評価はともかくT1ではイサカやSPASが使用され、T2ではブローニングのM1887が使用されるなど、初期作のキャメロン監督にショットガンへのこだわりがあったせいか、このシリーズは印象的なシーンでショットガンが使用される。
散弾銃は出てくるがなかなか機種が特定できないアクション映画
その中で割としっかりRemingtonのM1100だと特定できたのがこれ
1984年に現れたT-101(顔だけでなく大胸筋の張りまで当時のシュワちゃんそっくり)
を阻止するべく突然現れた老境に差し掛かったシュワちゃん
ショートマガジンとツライチにバレルもソウドオフされているが
ベンチレートリブが残っていてはっきりM1100だと特定できる
未来で起こった戦争の影響で過去に遡って壮大な戦いが起こり、自分との邂逅が起こりその敵もまた自分…あれ?最近こんな筋の映画なんか観たぞ…と思っていたらクリストファー・ノーラン監督の「テネット」を思い出した。
テネットの先取りをしていたんだ、ターミネーター!
残念ながら同じようなテーマだけど「テネット」の方が大分練られた脚本だったのは仕方がない。
最近のリメークばかり作り続けるハリウッド映画にはもはや脚色能力がないから…
平成狸合戦ぽんぽこ
多摩ニュータウンのあたりは、かつてはのどかな里山の田園風景が連なるイナカだった。
そんなイナカで平和に暮らしていたタヌキたちに「高度成長時代」という新時代が押し寄せる。
お供え物をかっぱらってご馳走が食べられる森の社は取り壊され、「ニュータウン」なる四角いコンクリートの箱が突然立ち並び始めた。
さてはタヌキの一大事!すわ乾坤一擲の反撃すべく関西の大古狸の助けも借りながら人間相手に奮闘するタヌキたち…
森を奪われつつあるタヌキと人間の戦いを描くジブリのアニメだが、ここでタヌキの駆除に駆り出される猟友会が登場する。
森に立てこもったタヌキが化けた人を「駆除」するために機動隊と猟友会が出動する
人に化けたタヌキ対応は警察の管轄なのか猟友会担当なのか…
一番左のハンターの銃はM1100らしい特徴を持っている
他の二人は有鶏頭の単身銃でこれはなんだろう?ウインチェスター?
残念ながら(?)発砲シーンはなかったが、これもRemingtonが登場する数少ない映画。
オートマタ
これは以前に紹介した映画。
AIを搭載した人型ロボットに環境問題の対応を任せようとして失敗し、荒廃した街には野良ロボットが浮浪者とともに溢れる未来。
ある日「自らを修理・改造してはならない」というプロトコル(基本禁則事項)を破って自分を修理しているロボットを刑事が射殺したことから事件は始まる…
ロボットを改造したのは誰か?
彼らの目的は?
というストーリーのSFだが登場する銃器は現在も使用されているような銃ばかりだ。
この映画の終盤、「保険屋」が派遣した殺し屋たちが全員ショットガンで武装して主人公を追い詰める。
この殺し屋の一人が持っているショットガンをカスタムの
ポンプアクションオートとか前書いてしまったがよく見たらこれベネリのM3じゃない!
正体はこれ
Benelli M3 Super90でこれを独立ピストルグリップ付きの
ストックに付け替えただけの超ノーマルなショットガン
初弾をスライドアクションで装填したらあとはM1100と同じく
引き金を引くだけで次々次弾が撃てるオートローダーだ
遠目に見るとRemingtonのM1100に似ているのでマルゼンを
カスタマイズしてBenelli風にしている人が結構いるのを最近知った
ノーマル猟銃スタイルにカスタマイズしたレミントンのM1100は遠目にはBenelliに似てるよね
スクリーンで見つけたのはこんなところかな
映画の世界も警察装備がほとんどポンプアクションだからかシャクリが本当に多い
M1100のようなオートローダーは映画では本当に珍しい
2021年3月16日
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