Previous Topへ Next

APS CAM870を猟銃化〜Remington M870風にアレンジするため
ロングバレルを入手してインナーバレルを移植…ストック固定を改善

WingMaster

APS CAM870を猟銃化〜Remington M870風にアレンジするためロングバレルを入手してインナーバレルを移植…ストック固定を改善

実銃のRemingtonのストックを取り付けたAPS CAM870 MK2Jのその後。

APSのCAM870はその名の通りサバゲで使うようなコンバットガンを意識していたのかもしれないけど、プロポーションが良く構造的にも実銃ストックが取り付けできそうなのでリアル猟銃化してみたところ予想以上にハマった。

なかなか素質がいいので本格的に手を入れることにした。

オリジナルは20インチシリンダーバレルをイメージしたバレルがついていたが、警察用のライアットガンにしては長めのバレルだが猟銃としてみたらいかにもにも短い。

スラグ弾用のシリンダーバレルなら20インチもありうるのだが、最低でも24インチは欲しいなぁ…ということで香港から純正24インチバレルを取り寄せた。

通関に時間がかかったのか結構待たされたが、これが先日届いたので取り付けてみた。

もちろん純正なので無加工ですんなり付く。

ただインナーバレルなしのアウターだけという驚くべき内容だった。

これで1万5千円はちと高い?

まあAPS自体が中国製にしては結構いいお値段しているので、こういうものなのかもしれない。

オリジナルの20インチバレルのインナーバレルを取り出して、新しい24インチバレルに移植し、ついでに試射もやってみた。





24インチバレルが届くまでの間ちょっと試してみたのが
マルゼンのエクステンドマガジンが付くかどうかというテスト
結論からいうと強引に加工すればつかないこともないがマガジンキャップの
ネジ径が合わないので別部品を用意するかタップで切り直さないといけない
そこまでする情熱はないのでこの件は先送りにする




届いた24インチバレルを早速取り付けてみた
思ったよりも短い




これでもベンチレーテッドリブサイトをつければ見栄えするのかな
20インチ予備バレルと並べた銃砲店通販サイト風の写真




取り付けはスムーズだったのでそこはさすが純正
さらにジャム対策で20インチバレルはチェンバーの入り口をざっくり削ったが
そんなことしなくても気持ち銃口を下に向けてエジェクションポートを気持ち上に向けて
優しくアクションバーを操作すればジャムはほとんど起きないことが判明
実銃でもRemingtonを使う人はそうして撃っているようなのでこれはこういうものなのかもしれない
映画みたいにガチャガチャアクションバーを動かさないのがコツなようだ




レシーバーの仕上げに合わせてバレルもポリッシュしてみたが
オリジナル20インチと24インチは仕上げが違うようだ
オリジナルは亜鉛合金の焼き付け塗装なのでピカールでピカピカになったが
24インチはツールマークのヘアラインが強く磨いてもそれほどピカピカにならない
黒染めもひょっとしたらアルマイトかもしれない…ということはバレルはアルミ製?
よくわからないが塗装する方針を変更してこの地肌を活かせないか検討中




そして驚くことに中身はインナーバレルなしの素通し
APSのCAM870はMK1とMK3はインナーバレルなしの
CO2畜気式カートなのでそれ基準なのかもしれない
個人的には違法改造の可能性が少しでもある畜気式には
手を出す気はないのでインナーバレルをこちらに移植することにした




20インチバレルから取り出したインナーバレル




銃口側のカフスをラジオペンチで捻れば簡単に取り出せる
このカフスをそのまま24インチに転用することはできないので
インナーバレルを固定するのには一工夫必要だ




チェンバー側のバレルはアウターの内径に近いスペーサーで
ガタガタしないように抑えられているだけなのでそのまま差し込んで無加工で使える




このカフスの代わりに思いついたのがニューナンブの安全ゴムを自作した時に使ったゴムシート
これは水道パッキン用の2mm厚のゴムシートを大まかに形に切り出して4枚G10ボンドで接着して積層にする
こんなものでも完成したら結構な強度になることはニューナンブで体験済み




乾燥したら内径を細ヤスリで削りながらバレルのネジにかつかつはまるように調整
ねじ込まないと入らないぐらいに硬めに調整するのがコツだ




でキあがったゴム製カフスの今度は外形を平ヤスリで成形していく




だいたいできあがったカフスをバレルにはめ込む
これも簡単に入らないぐらいキツキツに成形するのがコツ




これをシェルの口に密着するまで押し込むのには16mm径のアルミパイプを使う




ショットガンのバレル延長工作のために購入したパイプだが結局材料にはならず
こうして工具として毎回活躍している数奇な運命のアルミパイプ
押し込み過ぎたらチェンバー側から押し戻してシェルの口が
ぴったりインナーバレルに密着する位置に調整する




インナーバレルの移植完了したのでシェルに6mmBB弾を3発詰めて実射テスト
いつもならここで紙のマトを撃ってその結果を表示するのだが今回はその必要がなかった
ホップなしなのでBB弾は10メートルほど飛ぶ…ただしションベンダマなのでどこに飛ぶかわからない
命中精度とかグルーピングとかそういうレベルではない…とりあえず飛ぶというだけのレベル




ロングバレルでジャムの問題もおおよそ解決してBB弾もしっかり飛んだ
残念ながらサバゲで電動ガン相手に撃ち合いできる性能ではないが
銀玉鉄砲相手ならワンチャン勝てるかもしれない
これはそういうテッポではないのだよ…猟銃気分を味わう弾が出るモデルガンと考えるべき




ちなみに商品名に「24インチアウターバレル」と書いてあったが実測値は591mm
銃身長は銃口からブリーチフェイスまでの距離が公式(銃刀法上も)なので
これは23.3インチというところでやはり24インチには2センチ弱足りない
ブリーチのリップも含めると610mmということなのでこの全長をもって
APSさんは24インチと言っているようだ




オリジナルのアウターバレルは実測値505mmというところで
これも19.9インチとわずかに長さが足りない
リップを含めての全長がちょうど20インチになるのでやはりそういうことらしい



バレルを延長するか今のところ悩み中。

実はそのために購入した22mm塩ビパイプがぴったりの径なので、固定法さえ工夫すればこれでバレルを26〜28インチに延長することもできる。

元はマルゼンの加工のために用意したのだが、マルゼンには少し径が足りなかったがAPSにはぴったりな感じだ。

問題はせっかくの金属バレルなので塩ビパイプを継ぎ足すのは、塗装でなんとかなるといってもちょっと興ざめなのと継ぎ目にあまり厚みができてしまうとBB弾が引っかかってしまいそうなので、このまんまの長さでいこうか思案している。





もうひとつ入手したのがねじ切り組タップ
ネジ径はM5とM6を用意した
M5が下ネジ径4.1mm、M6が5mmというところ




ストック固定ネジの比較
長い方がRemingtonのストックに付属してきた方で短い方がAPSにもともとついていたもの
ほとんど同じに見えるがノギスで測るとネジ山径はAPSが5.2mmでRemingtonが5.4mmと微妙に違う
M8のタップは6.1mmなので全然デカすぎる…これってひょっとしてメートルネジとインチネジの違いじゃない?
Remingtonは流石のアメリカ製なのでネジはインチネジを使っている可能性が高いし
香港は旧イギリス領といっても日本の軽工業と交流が深いからメートルネジを使っている可能性が高い




思案していても始まらないのでとりあえず一番近いと
思われるM6タップを組んでねじ切りしてみることにした




案の定M6タップがAPS本体のネジ受けの径とぴったりだった
このままではねじ切りにならないのだがインチネジタップを取り寄せていると時間がかかるので
タップを少し斜めにしながらよじってネジ径を微妙に広げることにした




こうしてストック固定ネジはさらに6mmほど奥までねじ込めるようになった
前回自作したスペーサーのカフスよりもかなり隙間が狭くなった




スペーサーのカフスを完全になくすことはできなかったが新しく作ったカフスは7mmまで短くできた




こうして組み上げたRemington M870の全景
ストックはガッチリ固定できるようになったので構えた時にガタガタしなくなった
ああ、ストックがガタガタしないというのは素晴らしいことなのよ…感動!
内部のシェイプアップは概ねうまくいったのでいよいよ外観のカスタマイズ
まずこのままではフロントサイトが低過ぎで頬付けした時に見えないので高くするために
ベンチレーテッドリブの工作に取り掛かることになる
前回「こんな作業は二度と嫌だ」と思うぐらい苦労したが
今回はちょっと作業を軽減する工夫を思いついている


2021年8月15日
















Previous Topへ Next





site statistics
青木さやか