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マルシンのマテバ2006Mストック再仕上げ完了…
ワトコオイルで追い込んでみた結果ここまで光沢を出せた

Stock changed

マルシンのマテバ2006Mストック再仕上げ完了…ワトコオイルで追い込んでみた結果ここまで光沢を出せた

マルシンのマテバのストックがなかなかマットな仕上げで軍用拳銃のような渋さだったんだけど、実物の写真を集めていたらイタリアの猟銃クラフトのような綺麗な仕上げの写真が出て来たのでストックのニスを落として仕上げ直してみた。
詳細はこちら。
マルシン・マテバ2006Mの木製グリップを仕上げ直し 〜とりあえず一旦完成…ワトコオイルで猟銃グレードの仕上げに迫れたかな

仕上げにワトコオイルを使うことにこだわったのにはちょっと理由がある。

多分ウレタンのニスを使えば一回塗りでコンパウンドで磨けばピカピカになるはず。

でもワトコオイルもなんども磨いていれば猟銃ストックのグレードになるはずと思ってチャレンジしてみた。

次の仕上げ予定の崋山・ハドソンサンコイチ水平二連散弾銃のストックの仕上げ直しをワトコオイルできないかと思っていたから。

結論から言うとかなり有望だ。
すごく手間はかかりそうだが。

マテバのストックは顔が移りそうなくらいピカピカになった。

崋山にはもっと暗めのダークウォルナットかチェリーあたりのワトコオイルを使うことにした。





前回ワトコオイル5回塗りうち2回は油研ぎありで仕上げたマルシンのマテバ2006M




ストックの形も実物同様木工で面取りして滑らかにしワトコの光沢仕上げにチャレンジした




ワトコオイルは塗装後48時間で完全乾燥する
取説にもそう書いてあるが実際には染み出した油が手に
つかなくなるのが48時間で完全にベタつきがなくなるのは1ヶ月ほど
その1ヶ月間毎日取り出してストックを乾拭きした結果がこれ




ストック後面の光沢
リボルバーの好きなカットだが磨いた結果写り込みが…




トリガー周りグリップ前側の結構凹凸が多いところはやはり磨くと見栄えする




マルシンのオリジナルの仕上げではグリップ底は割と削ったままの木の地肌で
ザラザラだったがここは100番ぐらいの荒いサンドペーパーから始めて
200番、400番、1000番耐水、そしてワトコというようにかなり手をかけて磨いた




ここまで手をかけたのは実物マテバのストックが散弾銃のストックみたいな
綺麗なものがいくつかあったためその雰囲気が出したかったのと
実際にこれから散弾銃のストックにワトコを使えるか
(もうすでにマルゼンM1100で使っているが…)試したかったからだ




マルシンのザラザラのオイルストック風の仕上げも悪くないんだけど
ここまでやると射撃競技銃の雰囲気にはなると思う
トグサの銃からはちょっとイメージが遠ざかるかもしれないけど…












光の当て方で写り込みの雰囲気が変わるストック
写真撮ってて楽しいのはこういうストック




1ヶ月毎日磨いた結果ウレタンのニスのようなテカテカではないにしても
かなりの光沢感が出たので散弾銃にも使えると判断












(上)MATEBA 2006Mの実銃と(下)マルシンのマテバ2006Mガスガン
リファレンス写真はこれが決定版かな
まだあとバレルウエイトのリブを再現するかどうか悩み中
それやるとバレルは塗装になってしまうが実銃はバレルだけ
マットスチール仕上げの物が多いのでそれもいいかという気もしている






2021年8月11日
















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