APS CAM870を猟銃化〜グリップエンドのカメオ完成…そして次はいよいよあれに取り掛かり地獄の門が開かれる…
前回に続いてグリップエンドのアクセサリーを完成させた。
このグリップエンドの飾り、象嵌細工になっているので勝手にカメオと呼んでいるがこれの塗装がこの季節の高湿度のためにちょっと難航していた。
塗装が滑らかに定着せずにどうしてもボッテリなってしまう。
厚塗りすると白く濁ったり、いろいろ難儀…というよりこの梅雨から夏にかけての湿度が高い日は塗装なんかやっちゃダメなんだけどね。
塗装に最適な日は冬の空気がカラッカラに乾いた晴天で風があまり吹いていない日。
塗装に一番向かない日は夏の雨がちの高湿度で風が強い日…雨の日なんて言語道断。
悪条件ではあったけどなんとか仕上がりました…
ツヤありの黒を塗装した土台に矢じりのインレイと白ベースを組み合わせて仮組
一応塗装後の研磨はやっているがやっぱり表面はデコボコしている
これにクリア光沢をスプレーする
一度に厚塗りをしないで何回も重ね塗りするのが綺麗に仕上げるコツ
でもこのあと研磨して表面を滑らかにするので厚塗りはしないといけない
このまままた1日乾燥させる
湿度のせいで表面が梨地というか柚肌というかザラザラの凸凹なので
これを研磨して滑らかにするがそのままピカールをウエスにつけて磨くだけでは
凸凹の艶ありになるだけなので表面を滑らかにするためにウエスで板材をくるんで
平面出しをする要領で研磨する
これでやっと表面が滑らかになったのでこれをストックに組み付ける
まずはベースをねじ止め
といってもこのネジは元からついていた純正ネジではなく少し小さいヒラネジを持ってきた
ねじ止めというよりG10で接着するので位置合わせ用のネジという感じ
グリップエンドのカメオを取り付けた完成図
ちょっとしたことなんだけど結構このアクセサリー一つで雰囲気が変わる
ストックとグリップアクセサリーの雰囲気
正直いうとパテ盛りの段階で少し鬆(す)が入ってしまいその部分は
ちょっとキズのような凸凹が残ってしまったが遠目にはわからないのでヨシッ
このように引きで見れば綺麗な仕上がりになったと思う
概ねレシーバーまわり、ストック周りは希望通りになったので
あとは懸案のバレルの工作ということになる
24インチバレルとデフォの20インチバレルそれぞれ工作法を考えているが
どちらも大工事になりそう…
(上)RemingtonのWingmaster M870実銃と(下)APSのM870ガスガン
上の実銃はサボットスラグ弾用のハーフライフルと思われる21インチバレルがついている
これはライフルサイト付きのバレルだがこれではなくカンチレバーを
自作してドットサイトをつける工作を考えている(ちょっと大掛かり…工作法思案中)
あとカッツコンペセイターぐらいつけるかな…
そして24インチバレルは26インチぐらいに延伸して
ベンチレーテッドリブ付きのクラシックなバレルに工作しようと思っている
チョークの自作とかも合わせて計画中…といろいろ考えている時が一番楽しいのがこの趣味…
2021年8月23日
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