APS CAM870を猟銃化〜26インチになったバレルを仕上げ〜継ぎ目処理がどうしてもうまくいかんなぁ…今後の課題やね
先日26インチに延伸したロングバレルの仕上げに取り掛かった。
銃口とつなぎ目の処理と研磨、パイプカッターで銃口から1センチぐらいのところに傷が入ってしまったので、それも削り落として研磨した。
銃身の繋ぎ目は中に入れた繋ぎパイプにG10をたっぷり塗ったので強度は十分。
そのつなぎ目をポリパテで埋めたが、磨きだしの過程でやはりパテが削れてしまい繋ぎ目は溝になってしまう。
このまま仕上げ塗装したらマルゼンのM1100の時と同じようにつなぎ目がはっきり残ってしまうに違いない。
そこでつなぎ目を今回はサラサラタイプの瞬間接着剤で埋めて再度研磨した。
結果はまずまずなんだけど、完全につなぎ目が埋まるわけではない。
厳密に言えば溶接でもしないと完全には消えないんだろうなぁ。
金属磨きは強力だからどうしても充填材が削られて、くぼみになってしまうようだ。
昨日の72mm延長したスキートバレルの銃口
金属ヤスリ、平ヤスリ、340番のサンドペーパー、
600番、1000番、2000番の耐水ペーパーで磨いて仕上げは金属磨き
遠目にはなかなか良好に見える
ビーズサイトを抜いたあとがわかるかな
そのちょっと上に継ぎ目があるんだけど完全には消えない
爪でなぞって見るとちょっと引っかかるのでやはり少し溝ができているようだ
写真ではちょっとわかりにくいが角度によってははっきり溝ができているのがわかる
研磨の過程で継ぎ目を埋めたパテが削れてしまい溝になるようだ
この溝をサラサラタイプの標準の瞬間接着剤で埋めてみた
3時間ほどかけて十分乾燥させる
この瞬間接着剤充填材が研磨の過程で削れてしまわないように
例の当て木を巻いてサンドペーパー・耐水ペーパーの研磨をかけた
みた感じはあまり変わらない?
爪でなぞった感じではかなり引っかかりは無くなったので
結果良好ではあるんだけど完全に溝が消えたわけでもない
本当ならここですぐに仮仕上げの塗装下塗りに取り掛かりたいところだけど
本日・明日ともに大雨なので塗装は中止
次回にまた作業は繰り越しとなった
まあ、でもいいいんじゃないかな
この通り引きで見れば綺麗になったと思う
長ものを目を近づけてしげしげと見る人もいないだろうし…
うん、いいんじゃない(半ば自分に言い聞かせている)
いいじゃない!ほぼわからないよ(なかなか納得しない自分を言いくるめようとしている)
テッポの工作をしているといつもうちの猟犬が心配げにのぞきに来る
大丈夫!次はリブの工作に取り掛かるからね…
ところでこのAPSのバレルだけど、亜鉛合金ではなくアルミ製のようだ。
削って研磨した後の色目や光り方が今回購入したアルミパイプと全く同じで、継ぎ目さえ見えなくなれば全く違和感がない。
崋山の水平二連銃は亜鉛合金製だったのでこれもそうかと思ったがAPSはオリジナルも交換バレルもアルミ製のようだ。
ということはこの黒塗りも塗装ではなくブラックアルマイト?
つや消しのアルマイト仕上げとかできるのか。
いろいろ技術は進んでいるみたい。
ただこのアルマイトの黒が邪魔なのでバレルの黒を全面的に剥がしてから塗装するか思案中。
それと今後のリブの工作法にちょっと変更が強いられるかも。
アルミは仕上がりは綺麗だけど硬いので、工作がきついんだよなぁ。
2021年9月1日
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