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タナカワークスF.N.ブローニング・ハイパワーのディテールにさらに手を入れた
…細かいことが気になりだすと止まらない…

MK-III

タナカワークスF.N.ブローニング・ハイパワーのディテールにさらに手を入れた…細かいことが気になりだすと止まらない…

完全ジャンク状態から一応見られるレベルまで前回ディテールに手を入れたタナカワークスのハイパワー。

手を入れ始めるとさらにいろいろ気なることが出てきた。

グリップパネルがグラグラするからしっかりネジを締められるように手を入れたが、相変わらずグリップパネルがグラグラする。

ネジを締めてもグラグラするのは、パネルの裏の突起とレシーバーのスペースのサイズが合っていないから。

これもスペーサーを入れてやっと完全に固定できたが、誤差が1mmもあった。


さらにスライドの左右幅がフレームよりも広すぎて左右にグラグラするため、セーフティがかかりにくくなることがある問題も対策した。

どうもM1935からMk.IIIに改修した時に設計変更を加えた部品が全部寸法がおかしいような気がする。

タナカのハイパワーのMk.IIIを傑作だという人もいるけど、確かに手の入れ甲斐はあるが部品の寸法がおかしいのは当時の設計の仕事がずさんだったんじゃないかという気がする。

他、前回気になっていたパーティングラインの消し残りも徹底的に消した。





グリップスクリューを思いっきり締めてもまだグラグラする
パネル裏の突起がフレームの穴と合っていないことが判明
ABS板を接着したが1mmだと厚過ぎるんじゃないかという予想は覆された
削らなくてもぴったり…1mmも寸法に誤差があるというのは機械設計の世界では致命的
ああ、グリップやストックがグラグラしないというのは素晴らしいことなのよ!




前回トリガーのパーティングラインを消した時にフレームの
トリガーガード内側にも残っていることに気がついてしまった
前回はそのまま見切り発車したがやはり気になるので
今回はパーティングラインを完全に消した




さらにスライドのスプリングハウジングの下にもパーティングラインが残っていた
これも消したらマズルフェイスの顎に打撲傷の傷があったのも気になったので
スライド前面の平面出しをして傷を消した…消したらエッジが鈍っていてそこにも
パーティングラインがあるのに気がついたのでこれも消すためにさらに削った




マズルフェイスのエッジを立てたらスライドのエッジが全体的に甘いのも
気になり始めたのでスライドのすべてのエッジを立てるために全体を平面出しした
もう結局ほぼ全ての面を削ることになってしまった




スライドの後部もエッジが甘い…セレーションのエッジも立ってない…
もうあちこち気になりだして結局塗装も一からやり直すことに




こうして削りなおしたマズルフェイス
上は顎に大きな傷があってマズルフェイス全体のエッジが甘い
下は今回の加工後…全てのエッジを立たせた




エッジを立たせたMk.IIIの全景
エキストラクターのスミ入れも結局やり直した




せっかくエッジを立てたので情景写真も撮りなおした
こうして引きで撮ると写真じゃあまり違いがわからないかな
手に取ると明確に違いはあるんだけど…




まあ違いはあまりわからないかもしれないけどほとんど自己満足の世界かな




トリガーガード内側のパーティングラインも消えたしグリップパネルもぐらつかなくなった
エッジも立っている(わからないかもしれないけど…)と気になることはすべて対処した




パーティングラインがないということは素晴らしいことなのよ…




セレーションがスライド上部に切れ込む部分が甘くて丸まっている気がしたが
エッジを立たせたので尖っているのがわかるかな?わからないだろうなぁ…




フレーム・スライドの塗装も全面的にやり直した
ちょっと前よりステンレス味が出てきたと思う




(上)F.N.Herstal社製Browning Hi-Power Mk.III実銃と(下)タナカのハイパワーMk.III
上の実銃はターゲットサイト付きのMk.IIIだがタナカはノーマルサイト




(上)F.N.Herstal社製Browning Hi-Power Mk.III実銃と(下)タナカのハイパワーMk.III




スライドのエッジのアップ
アルミ削り出しパーツみたいな雰囲気になる(ってればいいな)




スライド後部のエジェクターの彫刻も塗装しなおした




エジェクションポートの後ろのエキストラクターの彫刻にもスミ入れを素直した
材質の違いを表現するために薄い黒のアクリルカラーも塗装した




セレーションのエッジがちょっとシャープになった








そして相変わらず快調に動いているので調整も成功したようだ




これで気になっていたことはすべてなおした
なおしてみたらなかなかのお気に入りになった


2021年10月23日
















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青木さやか