GHKのAKMにベークライトマガジンを追加〜リファレンス写真決定版…なんだけど残念ながら撮影用のダミーマガジン
GHKのリアル化で何ができるか考えていて、もうほぼそのままでリアルなんだけど1970年代によく報道写真などで見かけたベークライトマガジンなんかあったらかなり雰囲気だろうなと思い立った。
AKMが、というよりAK47が開発された当時からマガジンを樹脂化する構想はあったようで、メリットとしては錆びない、寒冷地で手で直接触っても怪我しないというあたり。
特にソ連ではこの二つ目のメリットというのは結構深刻な問題なようで、西側のアサルトライフルも今では樹脂製の方が多数派になってきたが、これに先鞭をつけたのはソ連だった。
GHKのガスガン向けの樹脂製マガジンは製品としてあるのだが、カーブが少ないAK74タイプのマガジンしかない。
GHKのAKMと互換性はあるのだがAKMにAK74対応のマガジンをさすのはなんとなくマヌケ。
ロシア製の実物樹脂製マガジンは結構なお値段(15,000~30,000円)で取引されているようだし、これをぶっ壊してGHKのマガジンの中身を移植するのは厳しそうだ。
でもやっているガンショップはあるようだが。
そこで電動ガンのマガジンをくりぬいてGHKの中身を移植する方法を思い立った。
メーカー名が不明だがおそらくマルイの電動AK47互換の30連タイププラマガジン
ABS製で成型色がきれいで明るいのが気になった
ABSの成型色はムラなくキレイだがベークライトはザラザラで成型色にムラがある
その雰囲気を出すために今回は黒と赤のアクリルを少量塗料皿にとって
シンナーで極薄に薄めてムラを作りながら薄く重ね塗りした
中身をくり抜く工作の件だがこの写真でわかるとおり頓挫した
今回入手のベークライト風マガジンはGHKの30連タイプのマガジンより7〜8mm短い
これを合うように工作するとなると中身をカットするのかガワを延長するのか
どちらにしても大工事になることが判明した…要するに私の力量では無理
このマガジンは撮影専用になった
見てくれだけの仕様になってしまったが完成したベークライト風マガジン
でもマルイの電動AK47には使えるので半分成功というところ
本当はパーティングラインの部分を金ヤスリでザクザクに削った跡を
つけるともっとリアルなんだろうけどそこまで汚しをする元気もない
後ろから見たところ
ここも実物はもっと工作跡がザクザクについているはず
(上)ソ連製のAKM無可動実銃と(下)GHKガスブローバックのAKM
(上)ソ連製のAKM無可動実銃と(下)GHKガスブローバックのAKM
今回はこの写真が撮りたいばっかりにプラ製マガジンをいろいろ物色してしまった
マガジンで印象が変わる三態
(左)ベークライト風30連タイプマガジン装着(中)GHK標準のスチール製マガジン(右)RPK用の45連風マガジンを装着
今出回っているのは右の45連風のRPK74タイプのマガジンばかり
これはこれでなかなか凶暴な感じがしてよろしい
実用性は低そうだが
2021年12月7日
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