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マルゼン・Walther P99の逆ネジアダプター〜つけて見たら
動かせなかったので動くように調整してみた〜ちゃんと撃てる!

P99 Threaded

マルゼン・Walther P99の逆ネジアダプター〜つけて見たら動かせなかったので動くように調整してみた〜ちゃんと撃てる!

マルゼンP99にSOCOMサプレッサーをつけるために14mm逆ネジアダプターを着けたら見た目は良くなったけどスライド引けなくなって動かない…という話が前回のあらすじ。

撮影用の小道具ということならこのままでもいいのだが、マルゼンのワルサーP99のマズル内側にサイレンサー用のネジが切ってあるアウターバレルがなんともカッコ悪くてなんとかしたい、どうせアダプター着けるなら着けたまま撃てるようにしたい…ということでやってみた。

前回はスライドが引っかかってビクとも動かない様子からインナーバレルかアダプターのスリーブを切れば動くようになるんじゃないかと書いたが、よ〜く観察してみると問題はそこじゃなかった。

いやその方法でも解決できるかもしれないけど、強度や命中精度を犠牲にするのはいかがなものか…と思っていたが引っかかっている場所を特定してヒラメいた。

どうやらアダプターにインナーバレルが押し上げられて、アウターバレルのロック解除のタイミングが遅くなってエジェクションポートのバレルロックとスライドが引っかかって動かなくなっているようだった。

なのでアダプターの内側を削ってインナーバレルの押し上げ量を少なくすることで動くのではないかと気がついた。





アダプターをつけるとアウターバレルが下に下がるタイミングが遅れてスライドが
ショートリコイルロッキングメカに引っかかって動かなくなっていることに気がついた




アウターバレルを押し上げているのはインナーバレルなので
アダプターの内側の下側を削って広げれば動くようになることに気がついた




面取りカッターでざっくり削ってあとはひたすら丸ヤスリで擦って
内側の下側だけ広げインナーバレルが上に押し上げられないようにした




スリーブの縁は紙のように薄くなった
削ってみてわかったがこのカスタムパーツは真鍮でできている
亜鉛合金やアルミよりも削るのが大変!




とりあえずスライドを手で引くことができるようになったので目的は
達成したのだがここまで来たら撃てるのかどうかも試してみたくなった
撃ってみたらあっさり撃てた




さらに意外なことにオリジナルのサイレンサーよりも重い
SOCOMサプレッサーをつけて撃ってみたらこれもあっさり動いた
マルイのM&P9だとスライドが引っかかってほぼ動かないのだが
リコイルが少ないと思っていたP99はちゃんと動いた
意外に馬力があるブローバックなのかもしれない




マルゼンP99はブローニングタイプのティルトロッキングの
ショートリコイルメカを再現しているのでスライドが下がるとバレルが上を向く
(上)前進時にはサプレッサーとスライドの軸線は真っ直ぐだが
(下)後退すると当然バレルに合わせてサプレッサーも上を向く
これが足かせになるはずだがちゃんと動いているので
マルゼンの二口ワンウエイブローバック意外に力持ち




スレッデッドバレルを着けた(上)マルゼンWaltherP99と(下)東京マルイBeretta PX4




スレッデッドバレルを着けた(上)マルゼンWaltherP99と(下)東京マルイBeretta PX4
P99もスレッデッドバレルがついただけで印象が変わる




マズル保護キャップを着けてみた
本当はネジ山を保護するためにサプレッサーを
使わないときにはこういうものをつけるはず




調整は手こずるんじゃないかと思っていたがやってみたらあっさり動いたのでちょっと嬉しい


2022年2月26日
















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