WAガスガンガバの金属部品を銀色に磨いたのだが酸化して色がくすんできた〜実はめっき工房を亜鉛合金にも使える
コンバットカスタムにした30年前のWAのガバを磨いた話を最近書いたが、このグリップセーフティやメインスプリングハイジングなどの金属部品が白磨きした後酸化してきて白っぽく変色してきた。
変色しないようにメタルプライマーを塗装してしばらくは銀色に輝いていたが、ここは手に触れる部品なので塗装が剥がれてきた。
まあ、所詮塗装なので仕方がない。
これを磨き直してまた仕上げ直すのだが、同じことをしても仕方がないのでどうしようか考えていたのだがWebを見ていたら
「めっき工房は亜鉛部品にもかけられる」
という情報をみつけて、これを試してみたくなった。
ホームメッキの「めっき工房」はモデルガンなどの亜鉛合金部品にはかけられないと取説にも書いてある。
あちこちのWebにもそういう情報が書いてある。
ところがやってみたらできたという情報を見かけた。
できるもんなのだろうか?
製造元は「できない」と取説に明記しているが、そう聞くとやってみたくなった。
あと、セーフティがやはり勝手に外れやすいのでリュータでちょっと成形することにした。
グリップセーフティやスプリングハウジングをピカピカに磨いて錆止めに
メタルプライマーを塗装したが結局塗装が剥げて白っぽく酸化してきた
もともと亜鉛の白っぽい色も好きでなかったのでこれを仕上げ直すことにした
あとセーフティが全然効いていなかったのでスプリングプランジャーが
当たるスロープを削ってセーフティがしっかり固定されるように修正する
スロープをきつめになるようにリュータに砥石ビットをつけて削った
メッキをかける部品はしっかり金属磨きで研磨して脱脂した後まず下地の銅メッキをかける
この上からニッケルメッキをかけてどうなるかを試してみた
結論からいうとメッキがかけられた
取説にも「亜鉛合金は不可」と明記されているし「できないよ」という情報は
そこら中にあるがやはりこういうものは試してみないとわからないものだ
こうしてできあがった部品を組み込んだ完成品
メッキは確かにかかったが実は希望していた色とはちょっと違う
ニッケルメッキというと赤っぽい艶銀をイメージするが前回のカスター将軍の銃の
メッキ再仕上げの時も思ったが「めっき工房」のニッケルメッキは黒っぽい銀色
この写真が色がわかりやすいかな
ブラックニッケルメッキというほど黒くはないが
クロムメッキや一般的なニッケルメッキよりは黒い
まあでも塗装の錆止めよりはメッキの方が耐久性があるだろうし
亜鉛合金の白磨きの白っぽい色が好きではないのでそれよりはマシ
黒いニッケルメッキというか燻し銀みたいな色といえばいいかな
イメージは違ったがこれはこれで好きな色
実はちょっと色ムラもできてしまった
もう少しメッキを時間をかけて反応させて重ねれば解消できるかも
しばらくメッキ以外にもいろいろな仕上げにトライしようと思っている
2022年6月11日
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