Previous Topへ Next

マルゼンP99のバレル仕上げ直し〜ブラッセンが剥げてしまったので
塗装のやり方を変えてみた〜結局すごくノーマルな姿に…

P99 reborn

マルゼンP99のバレル仕上げ直し〜ブラッセンが剥げてしまったので塗装のやり方を変えてみた〜結局すごくノーマルな姿に…

先日主に外観を中心に仕上げたマルゼンのP99だが、数回ガスを入れてブローバックの調子を見ていたらブラッセンで塗装したチェンバーの黒がすっかり剥がれてまだらワルサーになってしまった。

ブラッセンは「金属の黒染め用」としてアルミ・亜鉛合金なども使用対象に書いてあるのだが、取説に従って吹いた後乾燥したらドライヤーでちんちんに焼く焼き付け塗装をしたにもかかわらずスライドと接触するエジェクションポート周りが盛大に剥がれてきた。

前回上げた写真でもその兆候ははっきり写っているが、もう見るに耐えない状態になったので一度完全に剥がして塗装し直すことにした。

その過程で2挺ともチェンバーの塗装を剥がして金属磨きでピカピカに磨き上げたら、 「これはこれでアリだなぁ」 という感じがしたので1挺は塗装しないでムク銀色のチェンバーにした。

もう1挺は下地処理でプライマーを塗装してその上からブラッセンを拭いて半時間乾燥させた後ドライヤーでちんちんに焼いた。

それこそ素手で持つと火傷しそうなぐらい今度は焼いた。





毎回同じような写真が続いて申し訳ない
パーカーシールのスライドにブラッセンのバレルの黒バージョンP99




こちらはオリーブドラブのレシーバーにブラッセンの
スライド・バレルのコンビネーション




なぜ2バージョンあるのかというとブラッセンを塗装し直したチェンバーの黒バージョンと…




ムク銀色に磨き上げたチェンバーのオリーブドラブバージョンの2パターンになったから
実銃にこのパターンがあるのかどうかは知らない…この組み合わせは見たことがないが
これはこれでアリかなという気がしたのでこのままにした




(上)銀無垢磨き上げチェンバーと(下)ブラッセン黒染めのチェンバー
ワルサーマークのホワイト入れは3回目となるとかなり手慣れてきた




(左)ブラッセン黒染め(右)銀無垢
平面出ししたのでチェンバーが宝石みたいに輝くのが
ちょっと新鮮だったのでこのままにした
もちろんリアルなのは黒染めの方




(上)銀無垢磨き上げチェンバーと(下)ブラッセン黒染めのチェンバー
違いはカラーリングと表面の仕上げだけなんだけどかなり印象が変わる




銀無垢は鏡面仕上げなので顔が映る




(上)が前回仕上げのチェンバー(下)が今回の仕上げ直し
違いは下地にメタルプライマーを吹いたかどうかの違いだけ
あと今回は火傷するほど徹底的に焼き付け塗装した
前回は数回の動作テストでこのようにブラッセンが剥がれていった
今回は相当回数ブローバックのテストをしたがほぼ剥がれていない




3マガジン分ぐらい空撃ちしてこの程度の耐久性に上がったが
金属の黒染めスプレーという触れ込みだったがプライマーを
下塗りしないといけないのなら普通のアクリルスプレーと
あまり変わらない気がしないでもない




ブラッセンはグラファイト含有の黒染めなので
ヘアラインを入れたりするとグラファイト独特の光沢が出る
これがスチール黒染めっぽい印象になるのでやはり
アクリルの黒よりは使い道はありそうだ




パーカーシールにヘアラインを入れたら金属っぽい光りかたになるが
これともまた違うニュアンスになるので黒・ブルーブラックの
バリエーションはたくさんある方が何かと使える




こちらの黒バージョンは結局ノーマルな姿になった
が、よ〜く見ればノーマルとかなり雰囲気が違うはずなんだが
遠目に見たらやはり気がつかないかもしれない
こんなわずかな違いでかなりの時間を使った…という酔狂w




(上)Walther P99実銃と(下)マルゼンP99
上の実銃は映画撮影用のプロップガンでチェンバーの上面が
斜めに削られてロックしないように改造されている
外観上の違いはそこぐらいというのがすごい




(上)Walther P99実銃と(下)マルゼンP99
これはオリーブドラブバージョンの比較
こちらはチェンバー銀無垢だけどこちらに
黒染めバレルをつけたら実銃と同じ外観にはなる




とりあえず黒染めは剥がれなくなったのでP99は一応ひと段落かな


2022年7月20日
















Previous Topへ Next





site statistics