超お手軽・簡単小ネタ集3題〜AUGマガジン、9mmダミーカート、AKのABSマガジンをリアル化する…しかも誰でもできる難度で
前々から考えていた小ネタを3つまとめて試してみた。
あまりにも小ネタすぎてひとネタ1回のエントリには申し訳ないぐらい簡単なので3ネタ一気に紹介。
まずは一つめ…超お手軽ダミーカートリッジAUGマガジン
このページの第1回めにキングズアームの電動AUGダミーカートリッジマガジンの中身を東京マルイのマガジンに移植してちょこっと塗装もしてリアル化する話を取り上げた。
AUGが増えてきたのでもう1本ダミーカートリッジマガジンを拵えたいところだが、もうキングズアームのマガジンは生産終了のような雰囲気だ。
そこでこのダミーカートリッジの中身を写真に撮ってデータ化してプリントしマルイのマガジンに入れてみた。
それっぽく見えれば十分と思っていたが、これがなかなかリアルになったのでダミーカート化で手間をかける必要も今後必要ないかもしれない。
マルイAUGのマガジンに仕込んだダミーカートリッジを
取り出して4面から写真を撮って展開図風に編集してみた
これをプリントアウトして切り抜きマルイのマガジンの中身に仕込む
これがその完成品
どっちが写真だかわかりますか?…正解はAUGに
挿さっている方が写真で立てかけてあるのがダミーカート
後ろから見たらちゃんとケースヘッドも見える
キングズアームのダミカは25発ロードしたぐらいの位置だが
30発.223NATO弾を仕込んだらこれぐらいの位置になるはず
正面写真も撮っているのでちゃんとブレットも見える
近くでよ〜く見たら写真だとバレてしまうがちょっと離れたところから見たらわからないに違いない
ふたつ目…9mmパラダミーカートリッジのプライマーシールの塗装をガッシュでお手軽に
Twitterでモデルガンのカスタマイズをやっている人達のアイデアで
「プライマーキャップの防水シール塗装の雰囲気をマッキーでやると簡単」
というつぶやきを見て、それぞれいろいろな工夫と知恵があるんだなぁと感心してしまった。
やってみようと思ったけど家のマッキーが乾いてしまってカスレ気味だったので、マッキー買いに行くかと一瞬思ったけど
「これもガッシュでやってしまえばもっと簡単じゃん」
と思いついた。
最近水性絵の具のガッシュに凝っている
アクリル塗料なので乾燥すれば食いつきは抜群…しかも水性なので失敗したら
水を含んだウエスやティッシュで拭き取れば何回でもやり直しができる…
しかも模型用アクリル塗料と違って画材なので発色がキレイ…といいことづくめのガッシュ
パーマネントレッドを少し薄めて爪楊枝でカートリッジのプライマーの溝に流し込む
簡単!不器用な人でも失敗がない…失敗しても水でふき取ってやり直しができるし
種類が違うカートリッジを区別するために色を変えてみたり…
9mmカートリッジは何種類かあるので色で区別できれば間違いがない
タナカだのマルシンだのいろいろなモデルガンのカートをできるだけ
共用化しようとしているが互換性がないカートはこれで間違えることがない
3つめ…ABS製のマルイ電動AK用マガジンをベークライト風に塗装する
マルイのAKのマガジンは金属プレス製の外観なんだけど、旧ソ連時代AK47やAKMのマガジンにはベークライト製もあった。
このベークライトマガジンが西側のパーカライジングマガジンを見慣れた目から見ると、異様な感じがしていかにも「ソ連」っぽかった。
ベークライトマガジンを探してみたが、ツーラ製の本物はもうオークションで数万円もするようなプレミアがついている。
ABS製のレプリカはいくらでもあるのだが、ABS製はいかにもプラスチックっぽくて雰囲気がない。
ならこれも塗装でベークライト風にしてしまえ…しかも以前はアクリル塗料でやっていたが、考えたらガッシュならもっとお手軽と思いついた。
塗装中の写真を撮るのを忘れていたがパレットに黒、赤、茶色、黄色を絞り出して
刷毛ブラシの先につけてドライブラシ風に色を散らしてつけていき
水を含んだティッシュで撫でながら色を滲ませていく…という作業を繰り返す
ガッシュは失敗したら水でふき取ってしまえばいいので気にいるまで何度でもやり直しがきく
満足がいったら恒例のマジックオレンジことタミヤのクリアオレンジを上から吹いて色をなじませる
さらにその上からクリアを吹き付けてベークライトの独特の光沢感をだす
さてその結果は…
こうしてできあがったマガジンを装着した情景写真
AUGに装着したダミーカートリッジマガジンが(下)写真を内側に貼ったマガジンが(上)
近くに寄ったらバレてしまうがこのぐらいの距離ならわからない
ダミーカートリッジマガジンがもう手に入らないのでこのお手軽カスタムが使えるのはありがたい
この距離でもまだギリギリバレない…かな?
角度によっては本物っぽいかも
AUGのマガジンの透明度なら十分、G36みたいな透明度の高いマガジンだとちょっと厳しいかも
このプリントアウトした紙をオクで1000円で売っているバカがいたが
ご希望があればPDFデータを無料で差し上げます
プリンタ設定で少し小さめに調整して印刷するのがコツかな
プライマーシールを塗装したカートリッジで情景撮影
確かカッパージャケットの先端に青や赤の塗料を塗っていたカートリッジもあった記憶がある
それもそのうちやってみよう…
マガジンにベークライト風塗装をしたGHKのAKM
ソ連製のベークライトは意外に赤っぽく意外にテカテカしている
赤い国の赤いベークライトマガジン
戦場では目立つ気がするが木と似た色だと思えば意外にそうでもないかもしれない
(上)無稼動実銃のツーラ製AKMと(下)ベークライト塗装マガジンを装着したGHKのAKM
(上)無稼動実銃のツーラ製AKMと(下)ベークライト塗装マガジンを装着したGHKのAKM
塗装をしたのでこの比較写真も撮りなおした
いずれも簡単かつ失敗してもいくらでもやり直しがきくのでお試しあれ…
2022年9月25日
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