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1挺めのGHKのAUGのホールドオープンがかからない
…それと給弾不良(おそらくストローク不足)で1発も弾が出ない件解決

repair stayer

1挺めのGHKのAUGのホールドオープンがかからない…それと給弾不良(おそらくストローク不足)で1発も弾が出ない件解決

AUGの話題が続く。

なりゆきでGHKのガスブローバックのAUGを2挺持つことになってしまったが、そもそもの原因は最初にオクで手にいれたサンドカラー素人塗装のAUGが動くことは動くが、ボルトストップがかからないという現象のため。

悪い予感がしてBB弾を装填してみたら見事に1発も発射できないというジャンク品だった。

その原因を調べていたが似た症状もネットに見当たらないし、そうこうするうちにスコープサイト付きAUGの出物があったので2挺めを手にいれて完動品との違いを見比べて原因の切り分けをしていた。

結論からいうと部品の紛失が原因で、最初のオーナーがほっかむりしてジャンク品を売り抜けたものをつかまされたということが判明した。

ジャンクならジャンクと書いてくれれば別に腹も立たないのだが…

ジャンクを直して完動品に仕上げるのも、それはそれで楽しいので部品も揃ったしやってみた。





香港からほぼ純正品(メーカーとの関係がもひとつわからないが一応公式部品らしい)のノズルが届いた




新品のノズルのガス切り替えバルブの位置はやはりこんな感じ
つまり最初のAUGについてきたノズルはやはり故障していたらしい




ところがノズルを交換してもやはりボルトストップは
かからないしBB弾は1発も発射できない
明らかにボルトの後退量が不足しているようなので
ボルトキャリア(シリンダー)に問題があることが確定した
それで最初に気になっていたノズルを固定する部品がやはりおかしいことが判明
完動品はこのノズル抑えがゴムではなく樹脂でそれも
ひょっとしたらジュラコンのような硬質樹脂かもしれない
それに対してアカン方は何かのキャップの切れ端のようなゴムが詰め込まれていた




部品表のこの部品なので台湾から取り寄せるという手もあるが現在別の部品を
発注してもう半年も音沙汰なしなので台湾に発注してもいつ届くかわからない
このぐらいの部品ならもう自作してしまった方が早い




そこで2mm厚のABS板を3枚切り出して積層してこの部品を作った
積層の向きは前後方向が工作はしやすそうだがブローバックの時にノズルが暴れるのを
抑える部品なので横方向に応力がかかるはず…ということで横方向に積層して強度を稼いだ
3枚接着したブロックをリューターで削って完動品の部品と同じ寸法・形状にした




これをボルトに取り付けたところ
(左)が自作した部品で(右)が正常に動くノズルステーブラーを組み込んだボルト
前のオーナーはこんな小さな部品適当にゴムでも押し込んでおけば代用が効くと
思ったのかもしれないがこういう小さな部品ほど動作に重要な役割を果たしていることが多い
何故ならば省略できるような小さな部品ならメーカーも省略してしまうからだ
原因は多分前のオーナーが分解した時にこの部品を紛失して
適当な大きさのゴムで代用してしまったということなんだろう




さっそく撃ってみたところ案の定BB弾は全弾給弾不良もなしに発射され
最終弾を撃ち出した後にはちゃんとボルトストップがかかるようになった
やはり最初に見た時に「おかしいな」と思った部品が
原因だったので最初の直感はあなどってはいけない




最終弾を撃ち出してボルトが後退位置で止まったところ
これが見たくて高価なガスブローバックを購入しているようなものかもしれない
酔狂なことだ




あとはちょっと気になったのがGHKのAUGが2挺ともホップをかけていないと
下向きの逆ホップがかかっているような軌道になっていることか
BB弾が逆回転になっているのはTOPの64式がまさにそうだったが
ホップをかければ回転を止められるがそうすると野球のパームボールよろしく
どっちに変化するかわからないランダムな変化球になって弾着が散る可能性がある
もっと強いホップをかけるとTOPの64式は銃口からポロッとBB弾が落ちるとか
なかなか笑える電動ガンだったが、あの悪夢の再来ではないかという不吉な予感…
この件はそのうち確認する…今は頼んでいた部材が届いたので別件へGO!


2022年10月24日
















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