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マルシンのモスバーグM500・猟銃化続報…塗装できないので
加工傷だらけになったバレルを徹底的に磨いた・チョークも自作した

Another Pumpie Gun

マルシンのモスバーグM500・猟銃化続報…塗装できないので加工傷だらけになったバレルを徹底的に磨いた・チョークも自作した

マルシンのモスバーグM500を猟銃っぽく加工する旅は続く。

延伸してベンチレートリブを取り付けたバレル、はみ出した樹脂接着剤を削って整形、フロントサイト・中間サイトの取り付けネジ穴を開けて加工でついたキズを消すために研磨した。

ラフに仕上げて今日塗装するつもりだったが、本日雨天のため塗装は週末に延期。

雨の日のスプレー塗装はろくな結果にならないので気長に構えることにする。

急に時間ができるとバレルの研磨も異常に手をかけ始めた。

もともとはタンスの奥に眠っていたモスバーグを見られるようにさっと仕上げるつもりだったのでバレルの研磨もソコソコにするつもりだったが、暇になると鼻毛抜きも徹底的になるのと同じでバレルもテカテカに磨いた。

まだ時間があるのでマズルに取り付けるチョークも自作した。

以前のAPSのM870の時は結構ラフに作ったが、今回はチョークの番手表示の刻印も再現した。

どんだけヒマ持て余してるんだw





バレルの加工傷を消すためにサンダー、ディライトホイール、バフなどで段階的に磨いた
この通りピカピカになった




チョークも自作した
18mmアルミパイプを短く切って薄く見えるように面取り
締め込み工具みぞと番手表示のみぞも再現した
これはフルチョークになるのかな、詳しいことは知らないが…




いろいろ実銃写真を探してほとんどの実銃はここにフロントサイトが付いているので
先端の1番橋脚のすぐ後ろにサイト取り付け穴を開けた




中間サイトもほとんどの実銃はマガジンリングの上あたりに
ついているので6番橋脚の後ろあたりにサイトの穴を開けた




さらにマズルも研磨してモスバーグの鉄パイプをぶった切ったような銃口を再現
個人的には丸いクラウンのRemingtonの方が高級感がある気はするが
ショットガンのクラウンはほとんど意味がないそうなので質実剛健ということかな




もうやることがなくなったのであとは塗装ができる日を待つだけ
週末にできなければ20インチカンチレバーバレルに先に取り掛かるかもしれない




どう?この輝くバレル
チョーク付きベンチレーテッドリブ付き26インチ




前回もちょっと取り上げたけど今回参考にしているMossbergの
ハンティング・オール・パーパス・フィールドクラシック
実銃
モスバーグのM500もいろいろなグレードがあるがこれが一番高級なクラスのようだ
グロスブルーの仕上げに同じくグロス仕上げのストック、エンジンターン仕上げのボルトがなかなかキレイ
お値段は$560-で日本円で7万5千円ほど、輸入するともう少しお高くて10万円ちょいくらいだけど
意外にお高くないと思った…RemingtonのM870ウイングスタークラシックと比べたら7掛けぐらい?




これは警察モノドラマなんかでよく見かけるスラグタイプのレトログレード
$588-とシンプルながら逆にスポーツタイプより高い




M500のバンタム、$490~、為替換算で6万5千円、輸入したら9万というところかな
MossbergはRemingtonに比べて全体的にリーズナブルなお値段みたいだ




日本の銃砲店なんかによく置いているのはこのシンセティックストックにコンビバレルの組み合わせ
コンボフィールド/ディアタイプで予備バレル付きで$530-
もう一挺のジャンク品から復活させたM500はこのタイプを参考にするつもり




今回はこの猟銃タイプのディテールの写真を集めて参考にしている




レシーバー・バレルはグロスブルー仕上げのフィールド・クラシック・グレード




ストックはウォルナットらしいんだけど木材の質は木目の綺麗なRemingtonに対してかなり普及品
なんだか日本のモデルガン付属のABS製のストックみたいな印象だ




モスバーグの最近の猟銃はデフォルトでホワイトボールのサイトが多いようだ




ところでMossbergのロゴは青地に黄色十字と3つの王冠
これってスウェーデンの国章なのだがMossberg社ってアメリカの会社なはず…
と思って調べたら創業者のMossbergさんはスウェーデン出身の人だった




M500実銃のベンチレートリブの雰囲気
結構中央が高くて銃身根元は広い範囲で溶接されているのがわかる
少し前下がりの直線的リブ




本当はリブの上側は反射防止のグルーブが彫られているのだが
それをどうやって再現するのかは思案中
Remingtonも本当は波型の反射よけが彫られているが
再現を諦めた経緯がある


2022年11月23日
















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