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テッポの置き場に困って壁掛けディスプレイ台を作った話
〜やってみたら意外に見栄えがする…ちょっと美術館気分…

Display Plate

テッポの置き場に困って壁掛けディスプレイ台を作った話〜やってみたら意外に見栄えがする…ちょっと美術館気分…

モデルガンにしろエアガンにしろ、こういうものを趣味にしている人の共通の悩みは
「収納問題」
だと思う。

テッポの趣味はとにかくかさばる。

模型趣味というのはスケールが小さいほど精密感が出るものだが、テッポの場合はほぼ1/1スケール。

長モノだと本当に置き場所がなくて箱に入れて押入れの奥にしまいこんでしまうことになる。

人間というものは意外にトリ頭な生き物で、毎日見えているものは常に意識しているが押入れにしまいこんで見えなくなったものは意識の外に放逐されそういうものがあったことすら忘れてしまう。

西洋のお屋敷のように、テッポの部屋の壁にずらっとコレクションを吊って置けるようなスペースは日本の住宅事情では望むべくもない。


一つ困ったことがあってテッポが増えてくるとコレクションの大半を箱に入れて押し入れに収納することになる。

するとしまい込まれるのは大抵箱がちゃんとあるだいたいコンディションが良いもので、しまう箱がないものを棚に飾ることになる。
日常眼にするものはあまり気に入っていないオークションなどで手に入れた箱なしジャンク品や組立キット完成品で、大枚はたいた高額カスタムはどうしてもしまわれてしまうことになる。

テッポは増えているはずなのに日常眼にするディスプレイ台のテッポは相変わらず貧相…ということになる。

解決法はディスプレイのスペースを増やすことだが、部屋の広さは限度がある。

壁がまだ空いているではないか…ということであちらでよく見る壁にテッポを飾るパネルを「100円ショップで入手した部材のみで作る」(ここ重要)という試みをやってみた。





武器庫…もとい部屋のスペースにも限りがあるので壁にテッポを吊ることにした
手始めに組立キットのエンフィールドNo.2 Mk.IとワルサーP38を吊ってみた
ちょっと博物館みたいな雰囲気で気分が上がる…




マルシンの組立キットエンフィールドNo.2 Mk.Iのディスプレイ




同じくオクで入手した箱なしのマルシン・ワルサーP38




これは前からあるフランクリンミントの「カスター将軍の銃」ことコルト・ネイビー1861




空いたスペースにずっと箱にしまいこんでいたCAWの14年式を飾った
このテッポも近々手を入れて見てくれリアル化カスタムをやりたいと思っているが
視界の外にあるテッポのことはどうしても忘れがち…




仕掛り中のタナカのSIG P228モデルガンとKSCのCz75ガスガンのメッキカスタム
こんなテッポ持ってたんだ…と自分でも感心するぐらいに忘れてた
せっかく眼につくところにおくことができたのでこれからぼちぼちいじっていきます…




壁掛けディスプレイ台はフォトフレームに写真の代わりにクロスやフエルトを入れて
枠の木工部分にメイプルの水性ニスを塗装して古めかしい感じにしたもの




銃を載せている台座は実は引き出しノブの部品でこれも100円ショップで1個100円で売っている
そのままでは銃は載らないのでレシーバー幅に合わせてちょっとリュータで削ってある




以前地震の時に「坂本龍馬の銃」が飾り棚から落下して大破した経験があるので
今回はしっかり固定できるように銃の固定や釣り具の強度に気を使った
この高さに銃を吊るのはちょっと躊躇いがあったがテストの結果
震度6ぐらいまでは充分耐えられると判断した…震度7以上だと…
もう家が持ちこたえるかというレベルなので心配してもしょうがない




今回の工作費は釣り具、壁フック、フォトフレーム、クロス、引き出しノブ×2
しめて500円、2セットで合計1000円というご予算でした
軍拡に伴う「収納問題」は年々深刻化する一方だが今年こそ
もう新しいテッポは買わないぞ…と言いながらまた散弾銃が増えていたりする…


2023年1月16日
















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