ウエブリーMk,IVリボルバー〜初めてのナーフガンに手を出してみる…幼児用玩具なんだけどこのプロポーションは侮りがたい…
中華ナーフのエアガン、Webley Mk.VIリボルバーが安かったので思わず手を出した。
もともとこの手の前時代的なリボルバーなどのテッポが好きでマルシンのエンフィールドNo.2 Mk.IVなんかも発売当時に飛びついたんだけど、できればエンフィールドではなくウエブリーの方をモデルアップしてほしかったなと当時から思っていた。
細身で華奢なエンフィールドよりもごつくてぶっといウエブリーが好きだったんだけど、いくら待ってもモデルガンも出ないし海外製のCO2ガスガンはフレームもバレルもシリンダーも金属製でどうも法律的にアウトっぽいので手を出せずにいた。
と思っていたらナーフガンのウエブリーの写真がピンときたのでこっちを入手。
昔駄菓子屋の店先に吊るしてあったつつき出しリボルバーを
指をくわえて眺めていたガキの頃を思い出した
まさに見た目は駄菓子屋クオリティで「シルバー」とAmazonに書いてあったが
どう見ても白のフレームにグレーのシリンダーのカラーリングは水鉄砲のよう
オリジナルはグレーのグリップがついていたが合金製のウエイトグリップに交換
弾は薬莢と弾頭に別れていて弾頭はスポンジ製
丸い弾頭と吸盤タイプが付属する
実射性能にはほぼ興味がないのでこれもオプションの金属薬莢を入手
面白いのはバレルラッチスプリングの予備が2個付属する
構造的にこれを紛失しやすいから…ということなのかな
見た目はガキ向けのオモチャなんだけど中折れするとエキストラクターが
薬莢をエジェクトするメカはリアルに再現されている
これがあるからブレークオープントップに飛びついたようなもの
時代遅れのメカだけど浪漫がある
メカはリアルではない…というよりもエアーコッキングリボルバーの標準的メカ
グリップの中にエアシリンダーがありハンマーコックでピストンを引くオモチャ的メカ
エアの吹き出しグチがロスを考えてか斜めになっていて
スポンジの軽い弾頭と斜めエアも相まって実射性能は期待するべくもない
それよりもこれに注目したのはまずこのほぼ忠実な刻印とプロポーション
グリップはデフォルトのノッペラボータイプとこのウエブリー刻印入り両方とも実銃にあるが
実銃のグリップはすべて黒のベークライト製のようでこんな木目のグリップは見当たらない
これも塗装すればリアルになるかもしれない
フレーム右側の刻印はこんな感じ
面出しとエッジ出し、表面の梨地も削り落とす予定なのでこの刻印は多分消える
バレルラッチのシリアルも実銃には見当たらないので塗装で潰してしまう予定
中折れの角度はこんな感じ
ウエブリーナーフ(上)とエンフィールドモデルガン(下)
エンフィールドと並べるとウエブリーのゴツさがわかる
おもちゃながらこのサイズ感とプロポーションはなかなか悪くないので
仕上げと塗装をきっちりやったらリアルなウエブリーになるんじゃないかと目論んでいる
それに幼児向け玩具なんで完全に銃刀法適合品だしネw
ウエブリーのシリンダーストップはトリガーピースそのもので
シーソーのように前後が交互に突き出してシリンダーを固定する仕組み
トリガーを引いていない時は前が、引いた時には後ろが突き出してシリンダーを止める
シリンダー側のストップリセスも前後二列彫り込まれている
S&Wよりは26年式に近い考え方の構造
水鉄砲のような見た目のオモチャだけどスタイルがいいので手を入れてみたくなった
本当はリアルなモデルガンが欲しいけどね…
2023年8月22日
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