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KSCのTMPのジャンクを動くようにした〜AUGのメーカーが
開発したオール樹脂製の機関拳銃?サブマシンガン?のメカ

AUG unt TMP

KSCのTMPのジャンクを動くようにした〜AUGのメーカーが開発したオール樹脂製の機関拳銃?サブマシンガン?のメカ

ネットオークションの勘所が最近大体わかってきた。

「新品同様」と書いてあるのは新品ではない。

大体使用に伴う傷があり、部品が摩耗しており場合によってはまともに動いたり動かなかったりする。

「多少使用に伴うキズあり」は大体傷だらけで表面はザクザク、内部は欠損部品もある。

「多少動作に難あり」は大体ぶっ壊れてまともに動かないジャンクで部品取りと割り切った方がいい。

新品と認められるのは「新品未開封」のものだけ。

「ちゃんと動作しています」はまともに動いたことがない。

ジャンクでもいいから安く買い取って、修理して完動品を定価の3割引、4割引で手に入れるのがオークションでそこで新品同様品を手に入れようなんてのは虫が良すぎる…ということが分かってきた。

最近のオークションはそんな感じで「自己評価」が高すぎる人が多いから「ここはジャンクを漁るところ」と割り切った方がいい。


そう割り切って「美品」として手に入れたKSCのTMPがまともに動かない。

これを手を入れてまともに動くようにして外観も綺麗にしている。





今年はもう軍拡をしない…と言いながらまたしても手に入れてしまったKSCのTMP
もうビョーキである




(右)Steyr Mannlicher GmbH製のTMP実銃と(左)KSCのTMPエアガン
実銃も外観は樹脂なので実銃とエアガンを写真で見分ける術はない
実銃と同じFRPでできているKSCはプロポーションも
テクスチャーも実によくできている




(右)Steyr Mannlicher GmbH製のTMP実銃と(左)KSCのTMPエアガン
外観で実銃とエアガンを見分ける唯一のポイントはマガジンのフォロワーの窓
KSCはフォロワーを引き下げてBB弾を流し込むことができる
逆にいうとそこ以外で写真で実銃とエアガンを判別する方法がない




ひとつどうでもいい話を…Steyr Mannlicherはステアーマンリッカーという読みでいいと思う
最近マンリッヒャーと読まないといけないというなんとか警察の人が湧いているが
それならシュタイヤーマンリッヒャーと記述すべきでHKをヘッケラーアンドコッホと
書かないといけないというなんとか警察と同じ間違いを犯している
HKはドイツ語表記にこだわるならヘッケラーウントコッホと書くべきだ
ネットの半か通警察は恥ずかしいよ…
ステアーは言うまでもなく名銃AUGを開発したメーカーで
AUGと同じく大胆に樹脂部品をレシーバの主要部品に使用する画期的設計が特徴




アッパーレシーバーには「MADE IN AUSTRIA」の刻印
ボルトにはTMP 9×19の口径表示とシリアルの刻印
アッパーレシーバーとロアレシーバーは実銃と同じFRP製




チャージングハンドルを引くとここにKSCの刻印が…
KSCは外観の刻印を実銃そっくりにしてモデルガン・エアガンの隠し刻印をするのが定番
このメーカー刻印を探すのも楽しみの一つだったりする
この部品樹脂製で強度は大丈夫かなと思ってしまうが
実銃も樹脂のようなのでこれで大丈夫なんだろう




ステアーのTMPの最大の特徴がクローズドボルトのハンマー式の拳銃式のメカ
だから撃ちきってホールドオープンで止まるのがおもしろい
ガスブローバックなのでボルトが後退するとエジェクションポートはこの通り開放になる
電動が嫌い…ガスブローバックが好きなのはこのエジェクションポートの美しさに尽きる




セーフティ兼セレクターのポジションはAUGと同じ
(右)左から押し込んでセーフティポジション(中)右から半分押し込んでセミオートポジション
(左)完全に押し込んでフルオートアンドセミオートポジション
フルオートポジションではトリガーを浅く引いてセミオート、深く引いてフルオートになるのがAUGと同じ




銃口にはマズルカバーとさらにフラッシュガイドの大きな筒
しかし口径は9mmなので中のバレルが本当のバレルだがエアガンの場合
その実バレルの中にさらにエアガンのインナーバレルがある三重構造
KSCはこの構造をちゃんと再現してくれている




シンプルで実にコンパクトな外観
サブマシンガンはシュマイザー以来どんどん小型化する傾向だが
9mmホットロードをフルオートでばらまくギアとしては異例に小さいと思う
この大きさはもはや機関拳銃?機関拳銃と短機関銃の区別はどこでつけるのかな?
なんとなく大きいのが短機関銃、小さいのが機関拳銃っていってるけど
オープンボルトが短機関銃でクローズドボルトが機関拳銃?




ステアーのTMPのデータを見てたらドライウエイト1300gと書いてあって
9mmパラ弾を30発装填してちょうどKSCのTMPと同じぐらいの重さになる感じ
さすが樹脂製の軽さで重量もなかなかリアルなので
いろいろアクセサリーを手に入れて遊んでみる…




アクセサリーはサウンドサプレッサー(いわゆるサイレンサー)、タクティカルスリング
ピカティニーレールアダプター、光学サイト、予備マガジン




サウンドサプレッサーは本体とほぼ同じぐらいのウエイトがある
アルミ合金製のボディでこれをつけるとフロントグリップのあたりに重心が来るのでなかなかバランスがいい
外殻にSteyr Mannlicherの刻印あり




このサウンドサプレッサーは実物と同じ構造になっていて興味深い
発射ガスを筒内の小部屋に分散させて発射音を大幅に減殺させる構造
リアルではあるけどこれをつけてフルオート射撃をすると筒内に当たってBB弾が散らばる気がする
エアガンのノイズは大部分ボルトの作動音なので消音効果はほぼゼロだと思う
むしろ実銃の雰囲気と重量バランスを楽しむアクセサリーかな




レシーバー左側にはシュタイヤーマンリッヒャーの刻印がある




レシーバー後部のスイベルにはKSC純正のタクティカルスリングをつけてみた
肩からぶら下げつつ前に突き出して射撃姿勢を安定させるタイプのスリング




TMPには簡略なオープンサイトがついているがレシーバー上部に
レールをつけることもでき光学サイトをつけられる
ピカティニーレールアダプターもサードパーティーから出ており
ここにダットサイトをつけてみた




TMPはUZIと同じくグリップがマガジンハウジングになっている構造
UZIと同じく9mmパラベラムを使用するが
サイズは9mmショートを使用するイングラムに近い
このサイズで9mmパラの衝撃を受け止められるのかと思うが
その種の欠点は聞かないのでよほどバランスよく設計されているらしい




TMPとUZIのサイズ比較
(上)TMPは(下)UZIと同一カートリッジを使用するが
サイズ感はこんなに違う




同じステアーが開発したAUGのサブマシンガンオプションとの比較
AUGは簡単なモジュール交換でカービンやフルサイズライフルに変形するのが
メリットでサブマシンガン単独で見ればアドバンテージがあるとは言えない




かつてのUZIの位置に取って代わりサブマシンガンを
制覇したH&KのMP5の対抗軸として登場したステアーのTMP
しかし面白いメカを持ちながらなんとなく成功しなかったTMPを
スイスのB&T社が拾ってMP9として改良した
(上)KSCのTMPと(下)KSCのMP9のエアガン




(上)KSCのTMPと(下)KSCのMP9のエアガン
KSCもTMPがあまり売れなかったのか型落ちして今はMP9だけがサイトにある
近代化TMPのMP9はNATO規格のピカティニーレールをオプションではなく標準で装備
さらに折りたたみストックとトリガーセーフティを装備しトレードオフで
マニュアルセーフティを廃止しクロスボルトセレクターはセミとフルオートのみになった




付属のマガジンは旧タイプのスチールプレス外観ではなく
亜鉛合金タイプなんだけどやはり冷えには強くなさそう
これは55連タイプのロングマガジンでMP9と互換のはずだが
実際は互換性はなかった…詳しくは次回…


KSCのTMPを手に入れてそのメカに結構惚れ込んでしまい、アクセサリーもどんどん集め始めたが肝心のメカが完全に動いていない。

この小さな簡便なメカでセミオートとフルオートの切り替え機能があるのがTMPの魅力なんだけど、肝心のセミオート機能がちゃんと動いていなかった。

これをちゃんと動くようにするべく、ちょっと難しそうな分解の手順も調べてみた。

詳しくは次回…




2023年11月26日
















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