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GHKのAUG〜なんちゃってA3として入手したAUGを
ミリタリーサイトに戻しノーマルなA2に…

AUG again naturally

GHKのAUG〜なんちゃってA3として入手したAUGをミリタリーサイトに戻しノーマルなA2に…

AUGが好きでいろいろ着せ替えをしてきたという話をたくさん書いてきたけど、いろいろやってやっぱり一番ノーマル…というか最初に目にした姿が好きなのかもしれない…と最初に手にしたAUGをミリタリーサイトタイプのA2に戻した。

今でもAUGといえばこのスタイルが一番馴染みがある人が多いかもしれない。


最初に手にしたガスブローバックのAUGはRASがついた「A3タイプ」と箱に印刷されたタイプだった。

しかし常々A3はRAS付きのタクティカルっぽいスタイルのことではなく、レール付きスコープマウントとレシーバーに斜めレール、ボルトストップレバーがついたものが本当のA3だと思う。

リアルなミリタリーのA3スタイルを再現することに前回ほぼ満足いく形になって、AUG 9mmParaタイプも前回再現したのでこの個体はノーマルなA2タイプに戻したくなった。





前回9mm Paraバージョンに着せ替えした黒レシーバーのAUG
このままでは撃てない外観着せ替えカスタムなんだけど
変わりバージョンは一通りやったので飽きてきた




ということでどノーマルなAUGを再現してみた
みんなが知っているAUGはこのスタイルだと思うけど
黒レシーバーの個体でA2ノーマルは実は初めて
16インチバレルに撮影用のダミーカートマガジンを装着




(左)これを手に入れた時はこんな姿をしていたが(右)いろいろ変遷があってこのスタイルに




これが入っていた箱には「A3」と印刷されており
GHKは原型のRAS付きをA3として売っていた




A2タイプのノーマルスコープはGHK純正を某ショップから取り寄せて2セット持っていた
A3タイプ再現に一つ使ったのでもう一つはこのA2の再現に使用した
GHKのAUGA2は最初はこのスタイルで発売されているので持っている人には
「これのどこがすごいの?」というようなものだが大枚叩いて原型を再現した




マガジンはこのページの第1回で取り上げたダミーカートマガジンを撮影用に装着
GHKノーマルマガジンはガス漏れもなく快調に動作している
やはりガスブローバックは撃てる方が楽しい…




AUGは好きなテッポで東京マルイの電動も持っているが
このホールドオープンしてボルトがエジェクションポートから見えている風景が好き




ノーマルスコープサイトは実はすごく品薄でこれも入手するのに1年半もかかっている
代金前払いでしかも「在庫あり」の表示なのに1年半も待たせるショップってどうなんだ?…
と思いながら手に入れたスコープなので有効活用(若干恨み節入ってます)




結局バレルはスタンダードの20インチ、カービンタイプの16インチ、
CQBタイプの14インチが揃っている
今回は16インチを装着して撮影




AUGは工具無しでここまで分解できる
正直GHKのRASは銃身の分離が工具無しでできなくなるので面白くない
これもノーマルスタイルの面白さ




ボルトキャリアとシア・ハンマーボックス
工具無しでほぼ全ての部品にコンタクトできるのがAUGのすごいところ




ミリタリーサイトを装着したアッパーレシーバー




A2タイプはA1と違ってスコープマウントがネジ止めに
なっていてレールに交換することもできるのは実銃と同じ




(上)実銃のAUG A2と(下)GHKのAUG A2
ClawGearのアタッチメントをつけてみたときに
実は外形の寸法は結構違うことに気がついたが
こうして写真で比べてみると実銃の雰囲気は
かなり的確に捉えていると思う




(上)AUG A2に戻したGHKガスガンと(下)現用オーストリア軍仕様のAUG A3を再現したガスガン




(左)現用オーストリア軍仕様のAUG A3を再現したガスガンと(右)AUG A2に戻したGHKガスガン
背景がデンマーク軍なのは特に意味無し(オーストリア軍ばっかりだと飽きるから…という理由ではない…決して)




AUGの着せ替えでいろんな形態を試したけど結局好きなのは
この二つのスタイルなんだなぁと最近思っている
一番AUGらしいし…




一見様変わりしたように見えるA3タイプのAUGだがスコープサイトのレールに
AimPointが乗っかりレシーバーに斜めレールがついたぐらいの差でしかない




AUGの開発の変遷
1970年に開発開始した当時からレシーバーとメカの形状は
大体完成されていたが最後まで決まらなかったのがサイトの形状
当初ステアーはアメリカのM16のようなオープンサイトを考えていたが
おそらく「照準距離が短いので精度に難あり」の評価を受けて
光学サイトの開発を始めたと思われる
最初からSUSAT込みで開発を始めたSA80/L85とはかなり事情が違う
キャリングハンドル兼用のスコープサイトというコンセプトだったが
なかなか形が決まらず1977年の制式化直前にやっとこの形状に落ち着いた




現用のA3の光学サイトはこんな形状で「キャリングハンドル兼用」というコンセプトは消えてしまった
もともとAUGはトリガーガードもキャリングハンドル兼用という設計になっているので
スコープサイトを掴んで持ち運ぶという意味はあまりないかもしれない




A2ノーマルに戻したGHK AUG
ちなみにキャリングハンドルとして使う場合はスコープ支柱の中に
手を入れるのではなくスコープの後部を持って手に下げる
実際ちょうどそこに重心が来るように設計されている
AUGの形状や使い方についてはいろいろ誤解があるという実例


2024年1月10日
















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