WE-TECHのL85の近代化外装〜ブランクカートリッジ専用マガジンに雑に色塗ってたけどディテールをちゃんとしてみた…
FNCのBFAも作ったし、サイトマウントアダプターも作ったしいろいろ自作の自信をつけてきたので前々から課題になっていたL85の空砲射撃訓練スタイルに手を入れることにした。
とりあえず仕掛り中だったマガジンを仕上げることにした。
「弾が出る棍棒」とまで酷評されたL85を「近代化」する改修をH&Kが引き受けた時に(というかエンフィールド兵器廠はH&Kに買収されたそうな)本体の近代化と抱き合わせで空砲弾専用マガジンも提案した。
自衛隊なんかは割と最近まで演習の時に「バキューン」とか口で言う口鉄砲で訓練していたが、審判が付くといってもこれでは本当に当たっているのかもわからないし、銃に弾を込めて実際に撃って弾切れとかジャムとかの対処法も含めてやらないと口でバキューンとか言ってるだけでは訓練にならないというのはかなり前から指摘されていたらしい。
自衛隊に限らず各国とも射撃訓練というと200メートルほど離れたマンターゲットを撃って、ブルズアイに何発入ったかという訓練をしていたので「マトが撃ち返してくる」という状況では兵士がパニックになるのが問題になっていた。
そこで実際に撃ちあいのシチュエーションを作って訓練するために、各国とも空砲弾射撃演習に力を入れ始めている。
ところが空砲と実包を間違えると大変な事故になる。
空砲には派手な色を塗ったり、空砲でも自動銃が動くようにするブランクアダプター(BFA)にも赤や黄色などの派手な色を塗ってBFAを着けたまま実弾を撃つような事故を防ぐ対策をしているが、それでも空砲と実弾を取り違える事故が各国で起きる。
自衛隊でも最近同様な事故が起きていた。
前回雑に黄色い色をを塗っただけのブランクマガジンをちゃんと仕上げ直す
例によって黄色はガッシュを塗ってその上からクリアを吹き付けてラッカーの雰囲気にした
できあがったのでL85につけて先日来ずっといじっているFNCと並べる
黒地に黄色を塗るので発色が難しかったがガッシュはやっぱり強力
(左)WEのM4GBBマガジンをブランク風に仕上げたマガジンと(右)実銃のブランクマガジン
このブランクカートリッジマガジンは単にわかりやすいように
色を塗っただけでなく間違って実弾を装塡すると前側についた黄色い突起が
ハウジングに引っかかって正常に銃に装着できない工夫がされている
スタークランプの空砲を装填したこのマガジンは正常に銃に装着できるが
実弾を間違って装填すると突起の基部が前に押し出されてスライドしなくなり
引っかかって銃に挿入できなくなる
この突起の工作をABS積層で作って同じくガッシュの黄色で塗装
よく見るとこの突起も単純な円筒形ではなく先絞りのキャップのような形状
BB弾を入れると装填できなくなるとかの機能までリアルにはできなかったけど
まあ見た目重視のカスタマイズ
ダニエルディフェンスのRASを装着した近代バージョンのL85A2に装填
現段階での情景写真
サクッと色を塗っただけの状態だったものをディテールアップしたので気分アゲw
WEのL85で少し不満だったのはホールドオープンしたエジェクションポートが
ローディングノズルで塞がれていたこと
これが原因で給弾不良にもなっていたがローディングノズルの
ガイドレールにバリがあってそれがボルト側のガイドに引っかかっていたのが原因
バリ取りをしたらちゃんとノズルは引っ込むようになったがこういうところが海外製
一時期つけていたダニエルディフェンスのユニオンジャックマーク入りハンドガード
またつけてみた
さてこうなるとブランクカートリッジマガジンと組み合わせるBFAが欲しくなる
やっぱり銃口が寂しいなあ
海外のeBayなどで英軍放出品などがけっこう出ていたのでセカイモンなど
いくつかの経路で輸入できないか当たってみたけどどうも難しいらしい
こうなったらもう作るしかない…
ということで工作法などただいま検討中
2024年6月15日
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