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飾り台をさらに追加…それと
ずっと使えてなかったカスター将軍の銃の飾り台も直した…

Gold government

飾り台をさらに追加…それとずっと使えてなかったカスター将軍の銃の飾り台も直した…

前回メッキガバの装飾台を作った話を書いたが、かなり間に書いたカスター将軍の銃ことコルトネイビーM1861の飾り台がどうにもならないスクラップ状態だったのでどうにかしてみた。

前のオーナーがかなりテッポの保存ということに無頓着な人だったようで、1861ネイビーはかなりメッキが白濁していたし、金メッキは剥がれて薄くなっていたし、中身は真っ赤に錆びていた。

飾り台も結露のせいかベースのクロスに水が染みたようなシミがくっきり残っていて、かなり湿気の高い結露の多い場所でずっと晒しっぱなしにしてたようだ。

もっともオークションに出てくるフランクリンミントのテッポなんて、多かれ少なかれ大体こんな感じのコンディションなので前のオーナーが特にひどいということではないのかも。

高温多湿の日本家屋の壁にテッポを吊ったら数年でこうなるということか…

でも、せっかくあるんだからこのネイビーの飾り台を復元してみた。


併せて置き場所に困っていたフリントロックも壁に飾ってみた。

これもかなり前に参考までに入手していたヨーロッパのデュエルピストルの片割れ風の装飾銃だったが、用が済んだら置き場所に困る意外にかさばるテッポだったので壁に吊って飾ることをずっと考えていた。

本当はこういう銃こそ壁に飾りたい…と思っていた。





フランクリンミントのカスター将軍の銃の飾り台は入手した時
こんなクロスにシミが浮き出たあまり良くないコンディションだった




ベンジン、アルコール、オキシドールいろんな洗剤や溶剤を試してみたが
シミは消えることがなく逆に周囲の埃汚れが取れるとかえって目立つようになってしまった
湿気が多いところに吊っていると結露でこうなってしまうということだ




クロスをキレイにすることは諦めて別のクロスに張り替えることにした
黒のフエルトがあったのでこれに張り替えた
本当はモスグリーンのような色が渋くて合うんじゃないか
と思って探したがなかったので黒にした




ただクロスを張り替えただけでなくプレートも錆びていたので磨き上げた
着色が少し剥がれて古びたアンティークな雰囲気になった
パーカッションリボルバーなので前からこめる鉛玉も入手していたので
この予備の6発分を置く台も作ってみた…シリンダーには別の6発が装填済み




リエージュと刻印の入ったフリントロックの装飾銃も飾り台に吊った
このモデルは発火機能もないディスプレイモデルだが
こういうモデルこそ壁に吊って展示したい




先日のメッキガバの隣に吊ってみた
数が揃うとなんとなく様になってくる




ちなみにこのリエージュ刻印のフリントロック
槊杖が附属していないことからデュエルピストルの片割れと思われる
本当は同じ型の銃2丁と槊杖、フラスコなど1つで1セットになっているはず
槊杖がないのは弾籠めをしていいのは審判を任された者だけだからで
だから銃には槊杖はついていない…つまり決闘専用の銃ということ
これって近世ヨーロッパ独特の文化だと思う




メッキを修復したカスター将軍の銃ことコルト1861ネイビー
この飾り台はどういうわけか左に傾く癖があったが
ほかの飾り台と同じく左右で吊る方式に変えたら安定した
金メッキだから黒のフエルトにもまあまあ合うと思う




武器庫の全景
まだなんかごちゃごちゃしているなあ…
棚の上をもう少し整理しないとだな…


2024年10月8日
















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