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私を通り過ぎていったMacたち2〜いつの間にか通過した弊サイト11周年&新春特別企画
というわけでもないが今まで書いたことなかったからMac遍歴など(やっと後編)

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私を通り過ぎていったMacたち2〜いつの間にか通過した弊サイト11周年&新春特別企画というわけでもないが今まで書いたことなかったからMac遍歴など(やっと後編)

私のMac歴を振り返る企画予定外の第2弾始動!

Mac mini

2004年の年末にもAppleは衝撃的な発表をしている。

Macを手のひらに乗る超小型サイズで、しかも価格は500ドルを切る価格で販売するという発表だった。
当時の日本の価格は7万円前後だったろうか。

この時以前にも触れたiBook G4をお知り合いの家でセットアップしてその洗練された雰囲気を感じていたので、G4iBookを導入するか迷っていた時期だった。
ところがここでも、余儀なく導入せざるを得ない事態が発生した。

自宅機初代のiMac DVSEがGLODを起こして起動できなくなってしまった。
最初起動のたびにディスクがカラカラ音がするからハードディスクの故障かと思った。
ところがGLODは電源部のフライバックトランスの故障で、iMacに製造時から存在した欠陥だったようだ。
例の音の原因だが電圧が不安定になってもディスクが不具合を起こすらしい。

そこでこのiMacの後継機を入れなきゃいけないという時にちょうどこのMac miniの発表が重なった。
(iMacの記事でiMacがGLODを起こしたのは2004年と書いたが、正確には2005年でした。2004年にはまだMac miniは存在しなかった。何れにしても5年足らずの寿命だったわけだが…)

このMac miniの発表の何が衝撃だったかというと、わずか7万円程度の手のりMacながらG4プロセッサーを積んでいるということだった。
G4導入にそれなりの出費を覚悟し始めていた私にとってはこれは渡りに船だった。

こうして我が家に来たMac mini、キーボードとマウスはiMacで使っていたものを流用するにしても、モニターが必要だったのでこれまた初体験の液晶モニターを導入した。
ところが実際に火を入れてみて
「あれ?おかしいな?」
と思い始めた。

ハードウエア情報にも確かにG4と書いてある。
しかし動作が劇遅なのだ。
下手をするとG3のiBookよりも遅い感じだ。
そんなはずはない…次世代のCPUなんだぞ…きっと速いはずだ…遅く見えているのは気のせいだ…
といくら自分に言い聞かせても実際遅い。
システムバスは167 MHzあるのだからiBookより遅いなんてことはないはずなのだが…

このMac miniに関しては家族共用機2代目としたが、家族の評判もイマイチだった。
起動・ログオンに時間がかかりすぎるということが最大の不満だった。

この当時は主力機のiBookに関心が行っていたので結局何もできないまま放置で、クリーンインストールしても速くならないので遅い原因もわからなかった。
故障したわけでもないがのちの世代のMac miniに4年後に交代することになる。

そこで一度は引退したが、Webサーバーとして走らせてみたiBook DualUSBアイスキューブが定期的にクラッシュを起こすなど調子が悪かったので、これに交代してWebサーバになった。
こちらは2014にiBook G4と交代するまで続いたから5年は生き延びたことになる。

昨年、OSのバージョンを変更しようとしたがインストールディスクを受け付けないことに気がついた。
内蔵ディスクを初期化しようと外付けハードディスクから起動しようとしたが、外付けからも起動できない。
どうやらファームウエアかそのチップがハード故障を起こしているようで、現在も起動できるが内蔵ディスクがお亡くなりになったらその時点でスクラップになる運命が確定した。

なんだかんだとスピードに不満はあったが、合計9年の稼働は我が家のMacでは最長だった。
これも現在部屋の隅で静かに眠っている。

ソフトウエアは最初OS10.3 Pantherが付属していたが、すぐに10.4 TigerにあげてしまったのでこのOSの使い勝手はあまりよく知らない。



Mac mini(Late2009)

2010年に自宅共用機を更新しようということになって、IntelベースのMac miniを入れることになった。

IntelベースのMacについてはMacBookの項目ですでに触れたが、MacがIntelのチップで動くということ、MacはどうもWindowsと比べて動作が重いように見えるがIntelに換装するとWindows並みにテキパキ動くこと、今までのG4PowerPCは一体何だったのか…ということ、今までG4とMacのコンビネーションこそ最高だと言っていたジョブズの言い訳って一体何だったのか…ということが気になりはしたが、流れはドッとIntelMacに動いていた。

そこで劇遅だった自宅共有機も少しテコ入れしようということでMac mini(Late2009)の導入となった。

このMac miniは見かけはG4のMac miniとほとんど変わらない。
後ろをみるとUSBのアクセスポイントの数が増えているとか、外付けモニターの口の継承が変わったとかその程度の差しかわからない。
しかし一度バラしてみると、中身はG4Mac miniとは全く別物になっていた。
部品の構成も全く違うし、やはり分解はしやすいようにかなり内部は整理されていた。

起動した印象はやはりG4なんかよりは断然速くなっているのだが、同じクラスのCPUを積んでいるMacBookと同等かというとそういうわけでもない。

何が違うのかはわからないがやはりAppleはMac miniを作成するにあたって、何かを犠牲にしてこの小型化を実現しているらしい。
その犠牲にされた何かによって体感は遅くなる。
スペックには出ない何かだ。


それはともかく劇速にはならなかったが、まあまあの速度の共用機がやっと我が家に来たことになる。
このMac miniは今でも現役だが、家族共用機兼用で最近はVPNサーバーも兼ねさせている。
OSはSnowLeopardが付属していたが、Lion、Mountain Lion、MavericksとあげてきてYosemiteも一時期入れていた。
しかしYosemiteから認証の仕組みが変わったみたいで、ログオフ時サービスが使えなくなってしまった。
またログオン時のサービス自動立ち上げのコマンドも無効にされてしまったためVPNサーバーとしてほぼ使い物にならなくなった。
こうした事情から現在OSはMavericksに下げている。

どうしてもサーバーとして使いたいならOS X Serverを買えということなのかもしれない。

Intel機だからBootCampも使えるし、VMWare FusionVirtualBoxなどの仮想マシンソフトも普通に使えるので一時期、Windows機としても稼働していた。

ストレージは320GBのものが内蔵されていたが、現在Seagateの1TBのSSHD、ハイブリッドドライブに換装している。
ハイブリッドドライブに載せ替えてやっとIntelMacらしい高速感が出てきた。
それにしてもこの手のりMacが1TBというのも隔世の感がある。



MacBook Pro(13inch, Mid 2009)

MacBookの後継機で現在の私の主力機のMacBook Proだ。

2000年以降のAppleの製品の流れを少し整理するとプロ向けデスクトップのPower Mac、これがのちにMac Proになる。
コンシューマモデルのデスクトップがiMac

プロ向けのモバイルがPower BookでこれがのちにMacBook Proになる。
これに対してコンシューマモデルのモバイルがiBook、のちのMacBook。
そして鬼っ子のMac miniというラインナップだ。

iBookを導入した時にPower Bookに憧れがあったので本当はそちらにしたかった。
しかし予算の関係から手が出なかった。

ところがこの時代以降Appleのラインナップには相当混乱があった。
iBookの性能がだんだんPowerBookを凌駕し始めていた。

特にそれぞれの流れを引き継いだIntelベースのMacBookとMacBook Proに関してはほとんど性能差がなく、SDカードリーダーが付いているとか、その程度の差で「プロフェッショナル版、コンシューマー版」とか言っているおかしなことになってきた。
MacBookではCPUにリミッタをつけているという噂も聞いた。

性能同じで値段が高いの安いのとどちらを買うか?
と聞かれたら当然安い方ということになる。
仕方がないからプロフェッショナル版の値段を下げてコンシューマー版と同じような値段にする。
すると当然値段同じでプロ版とアマ版ならプロ版を買うに違いない。

そうこうするうちに2010年にMacBookは開発中止になってしまった。
MacBookとMacBook Proの価格差が100ドル程度になってしまい、性能差もなくSDスロット、Firewireがあるかないかだけの違いになったから、AppleはもうMacBookは意味がないと判断したのだろう。

こうして私がMacBookの後継機を考える時に、モバイルの選択肢はMacBook Proしかなくなっていた。
憧れのPowerBookの流れを汲む、一応Proを名乗るモバイルがかつてのiBook並みの値段で手に入る。
不思議な感じがした。


このMacBook Proはボディがアルミインゴッド削り出しで蓋の背中、筐体表、筐体裏蓋がそれぞれ単板という驚異的な構成になっている。
ポリカーボネートモノコックのiBookは随分色々なメーカーに真似されたが、さすがにこの構造を真似するメーカーはいないようだ。
アルミの単板を機械工作で削り出して、強度も落とさず軽く仕上げるのは至難の技だ。
ここらの工作にこだわるのがジョブズなのかもしれない。
新潟の燕三条の町工場に無理を言ってiPodの裏面の鏡面加工を実現したのに通じる話だ。

この構造のおかげで持ち運ぶのに十分な剛性を持っている。
かつてのチタンのPowerBookはよくヒンジや蓋の破損が起きたが、そういう物理的な故障は起きそうにない。
iBookにしてもこの世代以降のMacBook Proにしても、この各メーカーのモバイルでは随一という剛性は特筆すべき特徴だと思う。
反面、今や各メーカーのモバイルは重量1kg前後を境に競争しているのに対して、このMacBook Proは2.2kgという重量がある。
女性がカバンに入れて持ち歩くには少し大変な重量だ。

重量重視か剛性重視か。
これは持つ人の考え方だと思うが、かつてiBookなどで数度落下を経験した私としては、多少重くても剛性を重視したい。


このMacBook Proは購入時、SnowLeopardが付属していたがその後Lion、Mountain Lion、Mavericks、Yosemiteとアップデートしている。
一台でこれだけOSアップグレードしたのも初めてのことだ。
しかし4年目に入ってさすがにバッテリーがフル充電でも30分しかもたないとか、最新OSだと起動も遅いなどいろいろ使い勝手の問題が起きてきた。

そこでバッテリーを純正品の新品に交換、光学ドライブを外してSSDをそこにマウントし、内臓の1TBのHDDと合わせて自前FusionDriveを実行した。
MacBook ProでSSD導入〜ディスクマウンタでマルティディスク化〜できればFusionDrive化をもくろんでいる
老兵MacBook Pro近代化改修計画発動〜まずはSSD導入〜Fusion Drive化計画を実行〜おおむね結果は良好だが痛恨のミスも…(前半)

結果は良好で最新版のMacと同等…とはいわないが、まあまあ見劣りしない程度にテキパキと動いている。
主力機6年目は歴代で最長だし、この感じであと2〜3年は行きそうだ。
(ただしインストール可能なOSがそろそろ限界がくる可能性はあるが)

メモリも4GBデフォに対して現在8GBに換装している。
昔メモリをできるだけたくさんおごってやったほうがいいという話をしていた時に
「そのうちにメモリ1GBとか入れるバカも出てくるぞwww」
と冗談を言っていたが、今じゃおかしくもなんともない普通の数字になってしまった。



Power Mac G5

かつてモトローラ製のG3PowerPCを搭載していたMacが、ネクストジェネレーションのG4に積み替えた時に、いろいろ洗練されたんだけど、意外に高速化はされなかったとか、電熱器のように熱を持ったという話をiBook G4の項目で書いたが、さらにネクストジェネレーションのG5PowerPCというのがある。

これは私の個人所有ではないが、職場で管理していた関係でこいつにも随分付き合わされた。
G5のPower Macだ。

G4が思ったほどの成果をあげられなかったのはOSのGUIが重くなったせいかもしれない。
いやきっとそうに違いない…CPUのスピードがせっかく上がってもOSもデカくなったらトータルのスピードは同じだよ…でもネクストジェネレーションのG5はさらにもう一段高速化されるはずだから画期的速度に違いない。
宣伝でも家が吹っ飛ぶほどだと言っている(というCMが当時流れていた)

G5はPower Macで実用化され、やがてiMacにも採用され、次はPowerBook、iBookかと思われた。

ところが実際に触ってみたG5の印象はG4と何が変わったのかよく分からないものだった。
Power Macはいくつか管理していたので、筐体の中身の構造が大きく変わったのはわかった。
冷却ファンの流路も全く変わってしまった。
やはりそれだけ冷却には気を使わないといけないCPUだということだ。

64bit化ももう悲願というかゼヒものになってきたので、それをやっと実現したのがこのG5だった。
Macに必要なメモリもかつては128MBとかそんな牧歌的な時代があったが、4GB、8GB、16GBとどんどん大きくなる。
32bitではもうダメだというのは時代の趨勢だった。

しかしメモリをでかくするのも、クロックをあげるのもスピードを上げたいからなのに、それらを実現したのに肝心のスピードがそんなに劇的にアップしない。
この辺りがこの時代のMacユーザーの戸惑いだったに違いない。

このG5Power Macをいじっていて冷却ファンの空力というものを学んだ気がする。
そしてそれがこのマシンの弱点だったようで、これらのマシンは4年でしゃくりを起こすように突然落ちる、勝手に再起動するなどの問題を起こし始めた。

そうこうするうちにIntelベースのMac Proが発表されて、G5は幻のプロセッサーになってしまった。
G5のPowerBookは実現されなかった。
今にして思えばあのPower Macの空力から学んだことは、iMacに搭載したのだって無茶でPowerBookへの搭載なんて到底不可能だということだ。

このマシンは結構トラブった記憶しかない。
一機はボリュームを認識しなくなり起動不能になって、それをなんとか復旧させたこともある。



Xserve RAID

そしてそれらのPower Mac G5にはSANサーバーともいうべき(厳密にはSANではないが)RAIDユニットが付属していた。
それがこのXserve RAIDだった。
これはスペックでは最大2.5TBまで格納できるとのことだったが、私が管理していたものは片スロットのみの1.25TBで運用していた。
お値段はお幾らなのか知らないが、もちろん10万や20万ではないはずだ。

今やメイン機のMacBook Proが内蔵ディスク1.25TBなので、もう時代の隔たりを感じてしまう。

このXserve RAIDをファイバーチャンネルでMacとつなぎG5Power Mac側にもブラックマジックのFCコンバーターを装着していた。
これで1.25TBがあたかも内蔵ディスクのボリュームのように、自由に操作できた。

ただしPower Mac自体が遅かったので快適とは言い難かった。
さらにSIerが呆けたことをしていて3台のPower Macに対して2台のXserve RAIDを繋いで、切り替えはFirewireケーブルの「自作」ハブで差し返して繋ぎかえるという珍妙な構成になっていたため、これもトラブルの原因になった。
なんでこんな珍妙なシステムになったかというとXserveを1:1でつなげるよう3台購入する予算がなかったためこの3:2構成にしてほしいとウチの職場の技術が言ったらしいのだが、SIerさんも「それは問題があります」とも言わないで希望通りに組んじゃったようだ。
いや言ったかもしれないが「たいした問題じゃないでしょ」と軽く流していたのかもしれない。

その結果これを繋ぐたびに、Macが落ちるなど大問題になってきた。

そこでXserveをもう一台買って1:1構成にするのかどうか、りん議を通すか検討するとか言っているうちに外付けハードディスクの市場価格が2万円、1万円、サイズが500GB、1TBとかいうことになってきて
「そんなものにまたさらに、ん百万投資するくらいだったらアキバで2万円の500GBのハードディスクを5個ほど買ってくればいいんじゃないの?」
という私の提案が決定打になってXserveは事実上のスクラップになってしまった。

これに関してはこの思い出しかない。

このXserveシリーズもAppleの鬼っ子でビジネス用途のMacサーバにこだわったジョブスの大きな失策の一つだと思う。
ジョブズが亡くなってからにわかジョブズファンが
「ジョブス無謬論」
「ジョブズは先見の明があり彼には未来が見えていた」
とかやたら持ち上げるし、Appleが何か発表するたびに
「ジョブズが生きていればこんなことにならかったに違いない」
とかやたらいうけど、未来が見えていたんならなんでXserveを2009年まで引っ張ったかね?
ジョブズか生きていたって、かつてと同じように色々な間違いを犯していたんじゃないかね?
とにわかの人に聞いてみたい。



Mac Pro(Early2008)

IntelのXEONが搭載されたPower Macの後継機種のMac Pro。

Appleは編集ソフトのFinalcut Proの販売元であり、それ以前からフルハイビジョンに完全対応とか言っていた。
しかし実際にはフルハイビジョンのプレビューをするとコマ落ちがする「完全対応」だった。

G5ではフルハイビジョンは扱えないだろうというのが正直なユーザの実感だったのじゃないか。
結局2006年のIntel移行をを発表後、Power MacもIntelベースのMac Proに生まれ変わった。

このあたりのモデルでやっと1080iのプロジェクトを再生するのに、コマ落ちもしないでスムーズに再生できるようになったんじゃないかと思う。
つまりどの観点から言っても2006年のIntel移行は正解であり,PowerPCにこだわった2006年以前のMacは停滞していたと思う。

見た目のデザインは前のPower Macとほとんど違わないが、大きな特徴はPCIスロットが二つあることで、拡張性を確保していた。
OSが最初からSnowLeopardだったのも時代を感じさせられた。



【番外編】Sony VAIO

2000年あたりからWindowsユーザと喧嘩しながらも、Windowsの速度の速さは常に羨ましいと思っていた。
VirtualPCなどでWindowsを動かしながらも
「やはりWindows実機が欲しいな」
と思っていた。

Windows機ノートを選ぶなら、スペック重視ならNECか東芝あたりということになるのかも。
ただ、Macのデザインをまんま真似して
「我々のデザインポリシーは…」
とか平然と書けるプライドのなさがどうしても嫌で、スペックでは負けてもデザインで独自路線を取っているソニーのVAIOあたりの方が好感度が高かった。

実用本位ならIBMのThinkPad、デザインも込みならVAIOか、やっぱりThinkPadに一日の長があるかなと思っていた矢先、IBMのモバイルPC事業部を中国の連想グループが買収するというニュースが流れた。

その直後さらに驚いたことにIBMに勤めていた弟が退職した。

事情を聞いてみると、弟も社内発表を突然聞かされたとのこと。
その翌週には中国人の経営者が乗り込んできて、ThinkPad事業買収の説明会が開かれたそうだ。
「ThinkPadを今後どうしていくのか?」
という質問に対して彼らは
「今後各クラスに入門機、上級機など機種を増やしていきラインナップを充実させていく」
と明言したのを聞いて弟は「こいつら何もわかってない」と思ったそうだ。

IBMのThinkPad事業は好調だった時代もあったが、長らく低迷していたそうだ。
結局機種を絞り込むことでなんとか立て直して黒字化ができた矢先の買収発表で、その買収先が「ラインナップ充実」とか言っている。

さらに彼が嫌気がさしたのは、IBMの社員がこの中国人相手に
「年間の休日数はどうなりますか?」
「福利厚生はどうなりますか?」

というような質問ばかりすることだったという。

外資によくあることだけどもIBMもトップの1%にとんでもない優秀な人を集めて、残りの99%はその1%が作ったマニュアル通りに仕事しているだけだったそうだ。
トップの1%が抜けた後事業部が売却されるわけで、その後のlenovoの品質も推して知るべしというエピソードだった。

と思っていた時にSonyのVAIOを支給するという職場のお達しがあり、またもや自前購入でないのに長年思案したWindows実機を入手した。

光学ドライブなしの最小ユニットのVAIOだが、内臓SSDのおかげで起動も速いし動作も速い。

デフォはWindows8だったが、ダウングレードオプション付きでWindows7をインストールして使っている。
2コア8スレッドのCPUは強力で、これに関して一世代昔の愛用のMacBook Proよりも優位を感じている。
Mac遍歴とは関係ないが、最近文字通りMac・Windows両刀使いになっているということだ。
(というか仕事はもうWindowsオンリーだが…)

All images, some episodes via Mactracker, apple-history.com Wikipedia, the free encyclopedia



2015年1月6日















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