Previous Topへ Next

名言を引用して話したい
/Wisdom

格言を使いこなしたいと思っていたらこんなサイトを見つけた


格言を使いこなしたいと思っていたらこんなサイトを見つけた

こういうサイトを見つけた。
「名言集.com - 名言・ことわざ・格言集めました」というサイトでこれは使える。

例えば「処世」のページを見るとこんな言葉があった。


「誰かが言いたいことを、自分が言わされる愚を避けよ」
  カリン・アイルランド


「人に好かれるための唯一の方法は、
畜生のなかで最も愚かなものの皮をかぶることである。」
  グラシアン


「オーケストラを先導しようとする者は聴衆に背を向けねばならない。」
  ジェームズ・クルーク

   
「ある事を真剣に3時間考えて、
自分の結論が正しいと思ったら、
3年かかって考えてみたところでその結論は変わらないだろう。」
  F.ローズヴェルト 


う〜〜ん、深いなぁ。
ところでこの「カリン・アイルランド」って一体誰なんだ?
知るかそんなこと・・・そういう名前の奴よ!

ってそういうやり取りの映画があったな。
「さよならゲーム」っていうケビン・コスナーとスーザン・サランドンの映画だ。
この映画についてはいつか近いうちにレビューを書こうと思っているが、とりあえず今はうろ覚えで書くと、「野球と契約している」とうそぶいて毎年ひいきチームの選手と懇ろになる大学講師(サランドン)と万年マイナーリーグのベテランキャッチャー(コスナー)の微妙な出会いと恋を描いた映画なのだが、最初出逢った二人は反発ばかりしている。

サランドンがコスナーをからかうためにわざと衒学的に
「知識への門はいつも開かれているとは限らない〜ジャック・ロンドン」
と粉を振ると
「ジャック・ロンドンってだれだよ?」
「知らないわ、そういう名前の奴よ」
「君と話しているとまるで火星人かノックバットと話しているような気分だな、オレはそんな物を信じていない。量子力学なんか信じないし、信じているのはスーザン・ソンタグはクズだってことだけだ。」
「あたしはスーザン・ソンタグは好きなのよ」

細かいところは記憶違いがあるかもしれない。レビューを書く時はもう一度映画を観直してみる。
書きたかったのはこのスーザン・ソンタグのことだ。
こちらめもり〜り〜くさんのブログを紹介したのだが、この方の短い時間にこれだけの反応をする筆まめさと知識の該博さにも驚かされたのだが、トップに引用されたスーザン・ソンタグにも感心した。
というよりも今回の一連の流れの中で最大の収穫はこのスーザン・ソンタグの格言を知ることができたことだ。


「意見をもつのはきわめて容易ですが、わけても大切なことは、
その意見の基礎に、具体的な知識と情報、そして直接の体験が
あるかどうかです。」
スーザン・ソンタグ


なのだそうだ。深い。
というかこういう格言を引用して話ができると良いのにと思うことが最近増えてきた。
若い頃はそういうのは単なる衒学に過ぎないと思って軽視していたので、格言を収集するようなことにはほとんど関心がなかった。
だから実はスーザン・ソンタグは「反解釈」という本は読んだことがあったのだが、そこから何か引用してみろと言われても何も覚えていない。

しかしこの年になってみて最近つくづく思うのは、すばらしいひらめきを持たない人間が頼るべき最後の武器は教養しかないということだ。
教養を持った人間と持たない人間の関係は一言で言うなら


「悪貨が良貨を駆逐する」
グレシャムの法則


という有名な経済法則そのものだ。
結局は教養のあるものはないものに片隅に追いやられる。
しかしそれが幸か不幸かということよりも、どういう状況にも興を感じることができるか、できないかというのは結局教養があるかないかで決まるような気がする。
だから、こういう格言を知っているとかいうような教養は、他人に自分を賢そうに見せるためではなく、自分の幸福のために知るべきなのだと最近思い始めている。

どういう状況でも自分で言葉を呻吟するよりも、そういう状況にぴったりな言葉をもっと知っていればもっと洒脱な話し方ができるのにと、最近渇望するような思いで感じている。
だから、こういう格言サイトというのがあるのは大変うれしい。
これから通わせてもらおうと思う。

だが格言は本当はその前後の文脈を知らないで引用すると大変な恥をかくことがあるのだけど。
だからもっと本を読まないといけないのだが。

と思っていたらいつも通っているブックマークサイトでこんなものも見つけた。
なにかと使える『名言ポータルサイト』まとめ | P O P * P O P
これはこの手の格言サイトばかり集めたエントリだ。これはすばらしい。
やはり人間思えばそういうものに出逢うのだ。


「求めよ。さらば与えられん」
イエス・キリスト


ということか。




2007年3月31日













Previous Topへ Next





site statistics
青木さやか