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ここまでいくつか練習をやってみて、途方に暮れている人もいるかも知れません。
こんなにいろいろあるUNIXのコマンドを覚えていくことは不可能だと思っているかも知れません。
しかし、もしあなたがUNIX環境での開発者になろうと思っているのでなければ、 これらのコマンドを暗記する必要はありません。
UNIXには過去のコマンド履歴を記憶するという便利な機能があります。
また判らないコマンドはterminalに据え付けのマニュアルで意味を見ることができます。
もしシステムを有効に使いたいだけで、UNIXの専門家になる気はないというのであれば、これらのコマンドを覚えることには余り意味がありません。
ここまでの練習の目的は、UNIXの独特なパス、ディレクトリ、カレントディレクトリという考え方を理解してもらうことであって、これらのコマンドを覚えることではありません。
実際に指定された通りのコマンドを入力したら、その通りの結果が出たということだけ確認してもらえれば充分です。
UNIXのコマンド履歴や、日本語のマニュアルなどの便利な機能については後段で詳しく説明します。
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