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2005 年 8 月 1 日





SoundandLights_VI
(Freeware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

これは起動するとフル画面表示で、あるシンボルが現れる、そのスイッチを入れると...
という単機能のジョークアプリと言うのか癒しアプリと言うのか何というのかよく判らないが、友達に見せびらかしてひとしきり笑いを取るという機能を持ったアプリだ。

しかしこのシリーズはだんだんシュールになってくる。最初の作品はまだ物語性があったが、これはなんと表現したら良いのかシュールとしか言い様がない。





SoundandLights_VIはなんと表現すれば良いのだろうか?
スイッチを入れれば"その機能を果たす"というアプリだ




2005 年 8 月 2 日





BusySpheres
(Freeware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

これは幾何学的な法則で変化しつづける球体のスクリーンセーバだ。
立体的な球体が変化しているように見えるが、私のG3iBookという低速な環境でもスムーズに動いているので、多分OpenGLとかそういう3Dの画像処理を使わないで、平面的なグラフで球体のような図形を描画しているんじゃないかと思う。

もとはWindows用のセーバとして書かれたコードがLinuxに移植され、さらにこの作者によってOSXに移植されたのだそうだ。
シンプルで、設定項目も何もない単機能のスクリーンセーバだが、何となく引き込まれる魅力はある。





BusySpheresは球体が変化しながら回転するセーバ
それだけの単機能なセーバだが魅力的ではある




Appleがintel搭載のPowerBookを開発するために、ソニーのVAIO開発担当者を引き抜いたのだそうです。
「え~っ、それじゃだめじゃ~ん」
と思ったのはオレだけ?




Appleのintel乗り換えをすっぱ抜いたウォールストリートジャーナルが、今度はヒューレットパッカードがiPodの販売を打ち切るという記事を抜いています。
この会社はコンパックの買収で収益が伸びなかった責任をフィオリーナ前CEOに全ておっかぶせて詰め腹を切らせてしまい、今もの凄い勢いで事業のリストラを進めています。
今度はintel乗り換えの時と違って「ありそうな話」と思ってしまいます。


加筆で続けると、この美人CEOで評判になったフィオリーナCEOを更迭してしまったというのは、ヒューレットパッカードの創業家のクーデターだという話も聞いたことがあります。
ちょっと妙な話だなと思ったのはフィオリーナさんは、何となく行き詰まっていたhpの経営を刷新するために創業家のオーナーの信任を受けて抜てきされてCEOになったはずだったのですが。

そういう信任を受けていたのでフィオリーナさんは次々と周りをあっと驚かせるような大胆な経営計画を打ち出していくわけで、その内の最大のものがコンパックの買収だったし、直近のいくつかのサプライズの中に「Linuxプリインストール機の販売開始」「AppleのiPodのOEM販売」などの施策もあったわけです。

しかしフィオリーナさんもサプライズばかりに気を配り過ぎて堅実な経営を怠ったのか、不運にも市場の流れが逆行していたのか、コンピュータ史上最大の買収劇といわれた割にはコンパック併合は手間とコストがかかり過ぎて、結局ほとんど利益を生まなかったという問題の責任を取らされてフィオリーナさんは更迭されたような格好になりました。

しかしそれだったらなんで最初からフィオリーナなんていう外様の女性に経営を託したりしたんだでしょうね?
結局、派手好きな外様の女性経営者は証券アナリストなどに映りが良いし、そういうものを打ち出しておいて
「hpは本気で経営を改革する気があるな」
なんてことを思わせれば成功だということで、いわば客寄せパンダみたいにしてフィオリーナさんを抜てきしたのかもしれません。
しかしパンダがあんなことをしでかすと思っていなかったので慌てふためいたというようなことじゃないでしょうか?
今になってiPodのOEM販売も凍結にするとかいうニュースも流れているし、しかもiPodはさすがに一頃の品薄状態は脱したけどもそれでもあらゆるアナリストの予想を上回る売れ行きを見せているさなかに、iPodのOEM中止ということだからどう考えても
「事業の再構築のため」
というよりも
「これを言い出した前任者が気に食わないから、前任者のアイデアは全て打ち切る」
というふうにしか聞こえません。
となると当然Linuxプリインストール機も販売打ち切りかな。

hpは結構これから面白い会社に生まれ変わるのかなと思ってみていたのだけど、やっぱりWindows搭載機を売る普通のパソコン屋に落ち着くみたいです。
最近、外様の女性経営者を思いきって抜てきした日本のサンヨーなんていう会社もあるけど、こちらはどうなんだろう?
捨て身で女性経営者を大抜擢したのだから、彼女と心中するつもりで改革をやり遂げて欲しいとおもうけど、hpみたいに途中で放り出しちゃうなんてみっともないことは無いといいんだけど。

老婆心のような余計なお世話な話だけれど、でもhpはこれから面白い会社になるのかなと一瞬期待していたんで、このウォールストリートジャーナルのニュースを読んだらやっぱり物事って大体つまらない方に流れていくんだなと再確認しただけのことです。
せめてサンヨーはそうであって欲しくないなと思っただけですが。





2005 年 8 月 3 日





Ringtone Chop Shop
(Freeware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

これはなかなか面白いアプリだと思う。
要はFinder上やCDの音楽ファイルや、iTunesのプレイリストから音源を引いてきて携帯電話の着メロを生成するというアプリだ。

操作方法は直観的で、使い方で迷うことは無い。
ところがよく考えたら私のケータイはPHSで着メロに対応していないことに気がついた。

なにやってるんだか。

これじゃ結局マイクを使ってアナログ録音した物しか呼び出し音に使えないのでこのアプリを使う意味は全くない。
問題はこのアプリはアメリカのキャリアの対応表しかついていないので、どのファイルタイプがドコモやauなどのキャリアに対応するのかよく判らない。
私のケータイはどのタイプも使えないので検証するわけにもいかない。
これを使って好みの着メロが登録できたよという人は、例によって情報を寄せていただきたい。
(このサイトは皆さんの御協力によって作られるサイトです....なんちゃって、言い訳すんなよ>オレ)





Ringtone Chop ShopiTunes等のプレイリストから直接音源を取り込むことができる
簡単便利な着メロ生成アプリだ




曲中のどの部分を使いたいかというのも自由に編集できる
イントロから素直に使っても良いし、リフレインの一番盛り上がるところを使っても良い




選択したファイルは指定の音源形式で指定の電話番号に送ることができる
私はここでつまづいてしまった
考えたら私のケータイは着メロに対応していなかったのだ




付属マニュアルにはシンギュラーのモトローラ方式とかノキア方式とか書いてあるが
どれが日本のどのキャリアに対応しているのかが判らない
多分いくつかは使えるんじゃないかと思うが試した人は情報を下さい




昨日ヒューレットパッカードの話を書いたけども、この会社ってよく考えたら私個人的には付き合いが古い会社だったということを思い出してまたちょっと書きたくなった。

私が大学を卒業して、広告屋の駆け出し営業として下積みしていた1年目に穫った最大のスポンサーが、
『横河ヒューレットパッカード』
という会社だった。
この会社は横河電機と米ヒューレットパッカードの合弁会社で、業態としては特殊計測機器の開発、販売をメインにする会社だった。

これが後には横河と分離して今の日本ヒューレットパッカードになるわけだが、今のhpと違ってこの時のYHPの印象は地味ながら手堅い技術を蓄積して、他社の参入を許さないようなマーケットもしっかり持っている優良企業という感じだった。
当時は確かパソコンやプリンタなんか作っていなかったと思う。
記憶違いでひょっとしたら少しは作っていたかもしれない。しかしいずれにしてもそういう民生機器製品はYHPのメインの業態ではなかったのは確かだ。

ヒューレットパッカードという会社自体がシリコンバレーのガレージでカスタムメードの計測機器を作りはじめたのが始まりだという歴史を持つ。
だからその特殊計測器という技術は文学部出身の私にはあまりよく理解できないような物が多かったが、とても専門的な技術ノウハウが蓄積されていてお客も
「こういう物はYHPさんに頼むしかしょうがない」
というような状態だったようだということは理解できた。

そのYHPの担当者という人が横河からの出向者で、hpからの出向者の外人の上司も紹介してくれたがそのミーティングから
「家族的な雰囲気ののほほんとした会社」
という印象を受けた。
この会社が私の「外資系企業」体験の第1号だったので、外資系というのはそういうものかと思っていたが、後にもっと多くの外資系企業と付き合いをするうちにYHPという企業は例外中の例外だったのだなということが分かってきた。
外資系企業というのは大体どこでも、生き馬の眼を抜くというか、ぎすぎすした空気の中でお互いに肩肘張りあって主張しあって、冷静な議論ができないところという印象を後に持つにいたって、あのYHPののほほんとした雰囲気はどういうことだったんだろうかと思うまでになった。

その後暫くしてアーノルド・トゥインビー教授の「第三の波」という本がベストセラーになり、「ジャパンアズNo.1」という言葉が流行語になり、アメリカの没落日本の繁栄が喧伝された80年代には「日本型企業経営」という流行語も生まれた。
これは「年功序列」とか「終身雇用制」とか今ではむしろ否定的にいわれる日本企業の特徴がもてはやされ、この日本の家族主義経営がアメリカでも取り入れられはじめた。

その時にある報道番組で見たのだが、この「日本ブーム」が起きる前から「終身雇用制」を取り入れ日本型経営を既に実施していた企業が紹介されていた。
それがヒューレットパッカードという企業だった。
もともとガレージベンチャーからスタートしたこの会社は、最初からそういう雰囲気を持った企業だったが、横河と一時期合弁していた経験から早くから日本型経営の優れた点を見抜き、これを本社経営にも取り入れたのだという説明がついていた。

それから20年近くたって例のフィオリーナCEO解任のニュースになるわけだ。
hpは特殊計測器という自らのもっとも得意としていたジャンルの技術をすっかり手放してしまって、安価なパソコンやプリンタを製造販売する会社になってしまった。
そしてかつての家族主義経営を捨て、不採算事業はどんどんリストラすることで短期利益を追求する普通のアメリカ企業になってしまった。

そして前任者のリストラを無効化して、前任者がはじめた新規事業をどんどんリストラするというやや報復的な事業再編が行われているわけだ。
これでhpが再び輝きを取り戻せるかというと、20年前の横河ヒューレットパッカードの雰囲気を知っている眼から見ればかなり難しいのではないかという気がする。

覆水盆に返らずという言葉が頭の中を何度も行き来してしまうのだ。





2005 年 8 月 4 日





MacOSaiX
(Freeware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

これは面白い、久しぶりに大物ソフトを釣り上げたようだ。

jpeg等の指定のイメージを読み込んでこれをメッシュや、パズル風、ヘキサゴンなどに細分化してそれぞれを指定のフォルダに入っているイメージに置き換えるというもので、コンピュータアートでジョコンダや北斎などの名画が細かい報道写真の組み合わせで作られているようなものをよく見かけるがあれを自動的に生成するというアプリだ。

設定は簡単で、ソースのイメージをどこから引いてくるかでできあがりの画像のリアルさに大きく差が付いてくる。
自前のピクチャーフォルダに入っている1000枚程度のjpegではちょっと足りないようだ。
ソースは多ければ多いほど出来上がりはリアルになるが、その分処理にも時間がかかる。

作例は6時間ほどかかったが、その間ほとんどCPUは100%フルアップしっ放しというものすごい負荷で、これをやった後はGUIのメンテナンスをすることをお奨めする。





MacOSaiXは指定のイメージをメッシュに切って
そこに写真などを貼り込んでいくというコンピュータアート自動生成アプリだ




いつも笑顔がさわやかなあのお方も
この通りモダンアートに早変わりだ




こういう一部拡大機能もある
作例はwebからテキストアートなども取り込む設定にした
この方が出来上がりはリアルだが、全部写真が貼り込まれていないと
面白くないという方は相当たくさんの写真を普段から集めておく必要がある




そうだ、これを載せるのを忘れていた
せっかく6時間もかけた作品だから一応フル画面で




Appleから全く新しいインターフェイスのマウスが登場している。
なんなんでしょこれ?

でもなんか面白そう。Mac専用マウスは今までかたくなにスクロールの採用を拒絶してきたわけだが、ハッキリ言ってスクロールや右クリックのついた3ボタンマウスは一度使い始めるとその便利さから離せなくなる。
たまにMacのマウスを使うとデザインはオシャレで良いんだけど使いにくいなと思ってしまう。 純正部品で一番開発が遅れていたのがこのマウスだったんじゃないだろうか。

Appleは世界で最初にマウスを採用した実用パソコンベンダーというプライドが邪魔をして、Windows用マウスがどんどん進歩してくのについていかなかったという失敗を犯していたと思う。 実際私はMacのモダンなマウスは箱に仕舞い込んでしまい、会社でも自宅でも3ボタンマウスを使っていた。

このMightyMouseはおととい発表されたそうだが、まだ触ってみたことはないものの仕様を見ているとなんだか期待できそうだ。





さらにいえばiTMSが本日やっと日本でもスタートしたそうだ。
日本のレコード会社15社も参加して一曲150~200円程度で販売を開始するという。

これに参加しないレコード会社もあるというけど、まぁそれは各社好きずきだと思う。それよりこういう物を拒絶し続けて未だに「iPodからコピー補償料を請求する」とか息巻いている音楽著作権団体がいるとか。

こういう物を自由化することが音楽著作権を守る一番のすっきりした解決法だと思うのに、そういうことが理解できないばかりかそこからも「税金」を取り立てたいとおっしゃる役人の発想が理解できない。
音楽著作権団体は実際文部科学省の天下り先になっていて、その幹部は全員元文部省のお役人上がりだ。だからしょうがないのかもしれないが、こういう連中が決定権を持っている日本の音楽流通の世界には絶望感に近いものを感じてしまう。

iTMSがどんどん風穴を開けて、レコード会社の売り上げをどんどん引き上げて、こういう木っ端役人を黙らせるということに早くなってくれると良いんじゃないだろうか。

皆さんもこれからはCDなんか買わないで、音楽はiTMSからどんどん買って下さい。
なんたってiTMSがこんなに難航した先進国は世界でも日本だけだったわけだし。





良い光景です。
今までNot Available In Japan Onlyだったページがやっと『日本対応』しました
「日本だけ使えない」とか「自分だけ使えない」というのは悔しかったので
これでひとつ溜飲が下がりました




2005 年 8 月 7 日




1年半前に今の職場に移動になって以来ずっと懸案だった、机の上のiBookからDellにファイルを直接渡せないという問題が先日やっと解決した。

もう一度事情を説明すれば、現在私のデスクトップには会社支給のDellのディメンションシリーズのデスクトップがWindowsXP ProSP1という仕様で転がっている。
私はこれをおもにWord、Excel、PowerPointファイルのプレビューやエディット、プリントなどに使っている。
自前のMacよりもそういう作業はスピーディにできるからだ。

ただしこのDellではメールの送信は一切やっていない。
アドレス帳を空にしておいてメールを媒介にウイルスメールをまき散らすタイプのウイルスに感染しても被害を最小にするためだ。アンチバイルスは入れているが、こういう物を私はあまり信頼していないので。

それで個人持ちのiBookも会社に持ち込んでメールのやりとりやWebでのリサーチなどそういうことに使っている。
それでデスクトップのiBookのDellの間でファイルをやり取りする時に従来だとお互いの共有フォルダ(シェアドック)が見えないために、結局メールに添付するか、全員共有のファイルサーバに私の個人スペースを作って、iBookからそこにあげてDellで落としてくるということをしないといけなかった。
いずれにしても机の上の40センチほどの距離をファイルを移動させるためにずいぶん遠回りなことをしないといけないわけだ。

前任のシステム管理者はネットワークそのものの概念も理解していない無能者だったので、相談しても始まらなかったのだが、前にも書いたと思うがこいつがクビになってシステム管理者がまともな人に代わったので彼に相談してみたところ、その場では解決できなかったのだが、なんと彼はその後もずっとリサーチしてくれていた。

それで先日彼が「やっと解決策が見つかりました」として教えてくれたのその解決策なのだが、これがまた奇妙奇天烈なので、書き留めておきたい。(書かないときっと忘れるので)

まずMac側の注意点としてはWindowsに接続する時にはWinファイルシステムに対応したsambaで接続するためにsmbというスキームを使うのは周知なのだが、この時に相手コンピュータの名前を記述しないといけないのだそうだ。(なのでWindowsには日本語の名前を付けない方がトラブルが起きにくいといえる)





Mac側の「サーバへ移動」タブの記述
sambaのスキームで書くことは勿論だが、
相手方WindowsのPCにつけた名前で記述しないといけない



ここまでは納得なのだが、次のWindowsの設定が奇妙だ。
まずシェアドック(共有フォルダ)の共有を開くことは勿論なのだが、これだけではMacからは認識できない。
新たに臨時の共有フォルダを作ってそれの共有を開いてWindowsで接続実績を作っておかなくてはいけないのだそうだ。なんでこうなのかよく判らない。
Macでも良いのかもしれないが、そういう手続きを踏まないとシェアドックも外から見えないのだそうだ。
よく分からない仕様だが、実際それをしたら今まで見えなかったDellのシェアドックがiBookから見えるようになったので、こういう物だとして覚えていくしか無い。





やっとデスクトップに現れたWindowsのシェアドック
WindowsのわかりやすいGUIのおかげで接続に1年半を費やした



ところでもうひとつWindowsのネットワークというのはデフォルトでいくつかネットワークグループを構成するのが普通だ。
MSネットワークとかWORKGROUPとかユーザーグループの名前の付いたワークグループだ。

これが合っていないと接続できない可能性もあるという。
そこでワークグループを変更する手順も教えてもらった。
ここではユーティリティフォルダの中のDirectoryAccessというアプリを起動する。





今回初めて起動したDirectoryAccess




このDirectoryAccessを使えば、接続しているネットワークのワークグループなどを変更できる
これは初めて知った機能だが、OSXネイティブにもまだ未知の機能があるということか

このDirectoryAccessはキャプションのようにsmb接続のネットワークグループを変更する機能があるのだが、今回彼に教えてもらうまでこういう機能があることは全く知らなかった。というよりこのDirectoryAccess自体をもうOSXを使いはじめて4年以上になるのに初めて起動した。
システム管理者の彼はこれも前に書いたことだが、どちらかというと優秀なWindowsユーザではあるが、その彼にMacの使い方を教わるとは思わなかった。
何ごとも勉強である。
学問の道とは一生終わることが無いのだ。(ちょっとおおげさ)

ということでやっと机の上のDellとiBookが共有で繋がった。
やっぱりこれは快適。ワンステップファイル移動の手間が減っただけ作業の能率がグンと上がった。





先日紹介したMacOSaiXでいくつか作品を作っているので、少しずつその一部を紹介しようと思う。なんせ一枚作るのに5時間~1日かかる上にモザイクをどれくらいの細かさで設定するのが良いのかまだ試行錯誤なので、まだ何枚も作っていないのだが。





ヨーロッパ、アフリカ




アメリカ
時事写真だけで構成できればアートっぽくなるだろうなと思うが




2005 年 8 月 8 日




時々こちらのBBSに書き込みをいただく「拡張子」さんからこういう書き込みをしていただいた。
本来ならその返事は双方向の場であるBBSでするべきなのだが、この書き込みに対する返信は相当な長文になりそうなのと、久しぶりにファイトに火をつけてくれるような内容なのでこちらに返信を書くことにした。
「拡張子」さんはじめ、他の皆さんもこれに対する意見、質問、反論は自由に書き込んでいただきたい。それを拒絶するためにこちらに書くわけではないことをあらかじめ断っておく。

それで「拡張子」さんの問題の書き込みなのだが、BBSは時間が経ったら消えてしまうのでちょっと長くなるが敢えてここでそのまま引用する。




いつも新発見があるMuta様の情報、ありがとうございます。

(中略)
先日、以下のような記述を目にし、いささか自分の素朴な感覚と相容れない感じがしましたので、大方の皆様のご意見を賜りたいと思いました。
「そのプラットフォームがマイナーなものであれば、動作させられるプログラム(ウイルス)は少なくなるので、Macではそれだけウイルスに対して高い防御率を持っていることになる。しかしそれはあくまで確率論にすぎず、むしろシステムの中核がオープンソースに基づいているため、WINのようなクローズド名システムより脆弱なのである。(?1)

またWINの場合、実行ファイルには拡張子がつく。ちょっとした知識があれば、ウイルスかどうか確認できるようになっている(?2)。

しかし、Macの場合、プログラムファイルと他の一般ファイルとを区別する標識がない(肉眼上!?3)。ファイルメニューから開くのではなく、データファイルのアイコンを直接ダブルクリックする、と言うシステムが普及してしまっているため、さらにウイルスに弱いシステムになってしまっている(?4)。

それを知った悪意あるユーザがMac用のウイルスを作った場合、ネットワークが壊滅的な打撃を受けてしまう可能性もある。・・・」

などと書いていますが、小生?の点でかなり納得がいかないので、ユニックスシステムに造詣の深いMuta様や皆様にもご意見をお伺いしたいとおもいました。出典は
MacManiax(裏テク探偵団vol.20pp92)からのものです。

以上よろしくお願いできれば、と思います。




この「拡張子」さんが引用している文章を書いた人がどういう出自の人なのか、何を根拠に書いているのか全く知らない。
しかし私の現状認識からいわせてもらえれば、この文章を書いた方はコンピュータの現状もソフトウエアの開発の事情も全くご存じない方だと感じた。

ひとつずつ反論するならまずこうだ。


>プラットフォームがマイナーなものであれば、動作させられるプログラム(ウイルス)は少なくなるので....

このマイナーというのは何をさしてマイナーというのだろうか?
まさか単純なMSさんなんかが言っている「Windowsはシェア98%を超えるOSである」というあれだろうか?
もしそうなら、これは全くの事実誤認だ。会社の事務所に転がっているメール機能付きワープロパソコンのシェアが98%あるからコンピュータ全体のシェアも98%なのだと、MSは数字のマジックで言いくるめたいようだが、これを真に受けている人の視野の狭さには驚く。

今、インターネット上のwebサーバ、メールサーバは圧倒的にUNIX系のシェアが多い。最近でこそ軽便なLinuxのシェアが増えてきているが、この世界ではWindowsは全くのマイノリティだということをまず認識するべきだ。
インダストリーユースのデータサーバは最近WindowsNT等が侵食している領域ではある。しかしこの世界でも半分もシェアを取れていないことを知るべきだ。
ましてやミドルウエアとか、もっと大掛かりなカスタムウエアの世界でのWindowsのシェアは検討する必要もないくらいのものだ。

シェアについてはまずこの一点。
そして「マイナーだから動作できるプログラムが少ない」というのも意味不明だ。
LinuxはクライアントPCについては現状Macよりも市場シェアは少ない。
しかしLinuxは動作できるプログラムがほとんどないのかというと、それどころではない。
WindowsはLinuxにはたしてこの面でも本当に勝っているのかちゃんと検証するべきだと思う。

オープンソースコミュニティで30年以上も開発されてきたソフト資産というものがどれだけの厚みがあるのかを知るべきだと思う。

Linuxを含むUNIX系のシステムは多くがその互換性を維持し、また互換でないにしても相互に移植されたプログラムの数、機能は膨大だと思うのだがどうだろうか?

ここいらまではまずこの文章の論拠が事実誤認の上に成り立っているという反論だ。


>Macではそれだけウイルスに対して高い防御率を持っていることになる。しかしそれはあくまで確率論にすぎず...

この文章を書いた方は「WindowsはシェアNo.1だから狙われる」という迷信をかたくなに信じたいようだが、何を信じるのもその人の勝手だがそれは全く事実に基づいていない。

Windowsはシェアが高いから狙われているんじゃない。 穴があるから狙われるのだ

その穴は数も深刻さも半端じゃないことは先日も書いた。
ここにカギがかかっている自転車と、カギが壊れた自転車が2台ある。
どちらが盗まれやすいだろうか?
勿論、窃盗のプロから見ればカギがかかっていてもそれがどの程度のカギかによって破れるとか破れないとかの議論はあるだろう。

しかし自転車を盗むのは大部分は酔っぱらって、電車を乗り過ごして帰れなくなってタクシー代払うのも片腹痛いし、自転車でも盗んでやれというレベルのやつだ。

こういう奴は、「カギをクラックして」なんて高度なことは考えずに単純にカギが壊れた方の自転車を盗む。

これは「赤い自転車と黒い自転車、赤い自転車はシェアが少ないから単純に盗まれる確率が少ないだけだ」なんていう議論でごまかされないような事実だ。

事実、Windowsのセキュリティホールを狙ったウイルス、ワーム、トロイの木馬のほとんどはWindowsを解析して、その弱点を自分で発見して書いたというものはむしろ少数派で、大部分はMSのホームページに書かれた「セキュリティ情報」を元にそのセキュリティホールを破る単純なスクリプトを書いたというものが大流行している。

これは「わざわざカギを破る高度なプログラム技術が無くても、スクリプトキディみたいな奴らでも簡単にそういうものを作れるカギが壊れた自転車なのだ」ということにならないだろうか?

今ではシマンテックとかのウイルス対策ソフトの普及率は100%に近い。
Windowsでそういうものを入れていない奴はあまりいないだろう。
それでもウイルスの流行情報は毎月途切れなく上がってくる。
このことは何を意味しているのだろうか?
単純にWindowsのシェアが高いということを示しているだけだろうか?
このことは真剣に考える必要があることだ。


>むしろシステムの中核がオープンソースに基づいているため、WINのようなクローズド名システムより脆弱なのである。

この文章を書いたお方は「オープンソース」という言葉の意味を全くはき違えているか、理解していないと思う。
オープンソースといったって、実際に稼働しているシステムのコードが外から丸見えになっているわけではない。
ソースコードは必ずコンパイルされて実行環境になるのだし。
またそこのソースコード自体にも安全対策を施した多くのパーツが組上げられている。

いつぞやMSのWindows2000のソースコードが漏えいした事件があったと思うが、(一昨年ぐらいだったか)その時に
「このソースコードを元にWindows2000にバックドアを仕掛けられるかもしれないので、アップデートするべきだ」
という解説を見たことがある。

しかしこいつは完全にエキスパートの皆さんの失笑を買っていた。

「ソースコード(しかもOSのごく一部分の)を見ただけでバックドアを仕掛けられるシステムって一体どんだけ脆弱なシステムなんだ?」

ということだ。
「ソースコードが公開されているから脆弱だ」
なんていう話は荒唐無稽にもほどがあるというか、オープンソースなシステム(この場合はBSDなどのUNIXのことだと思うが)ってどんなものなのかが分かっていない御仁の言い分だ。
日曜プログラマーが一晩徹夜して書いたスクリプトじゃあるまいし、オープンソースだからって簡単に脆弱性を見つけることなんてそうそうできることじゃない。

むしろWindowsはソースがオープンじゃないから脆弱性が高いといえる。

それはオープンソースならコミュニティが全員で検討してよりセキュリティ精度が高い物を組上げることができるが、Windowsは一切コードを公表していないのでセキュリティのSIG(ある技術の専門家のコミュニティ、組織団など)がセキュリティホールの改善に協力しようにも、MSが一切協力を拒んでいるという形になっているのだ。

だから実際、重大なセキュリティホールについて専門家の警告があったにもかかわらず一年近くも放置されていたりする。

(最近は一部政府関係者に公開しているらしいが公開する相手を間違っている)

この事実を見ると、オープンソースとWindowsのようなクローズとどちらが脆弱性を抱え込みやすいかが一目瞭然と思うのだが違うのだろうか?

それにWindowsを攻撃するのにソースコードなんて必要ないのだ。
先にも書いたが毎週毎週MSのセキュリティ情報をチェックして、
「バッファオーバランで管理者権限を乗っ取られる危険性」
というような項目を見て、それを実行できるようなスクリプトを書けば良いのだ。

どうせ対策は遅れるし、セキュリティパッチをMSが発表したってWindowsユーザの半分は、自分一人でWindowsUpdateもかけられないようなユーザなのだ。
そういう連中をターゲットにしたウイルスを作ることなんか、簡単ではないだろうか?


>またWINの場合、実行ファイルには拡張子がつく。ちょっとした知識があれば、ウイルスかどうか確認できるようになっている(?2)。

しかもこの文章を書いた御仁は、Windows自体を触ったこともない人物のようだ。

残念ながらWindowsは拡張子でウイルスを確認できるようにはなっていない。
まずデフォルトで、拡張子を隠す設定になっていて、これを変更するのは中級者以上の知識が必要だ。
しかも肝心のメールクライアントは大部分が添付ファイルの表示窓が小さすぎて、偽装拡張子を見破ることができない。
このことは毎日Windowsを使っていて大いに不満を感じる点だ。

私はiBookでGyazmailというソフトでメールのやりとりをしている。
それは添付ファイルの表示に制限が無いので、ファイル名が100文字を超えるようなものでもちゃんと最後まで表示してくれるから、偽装拡張子でも見えるからだ。
だからウイルスファイルの可能性が高い物はすぐに分かるのだが、
Document.doc
というファイル名に見えていても実際はこういうファイルの場合はどうだろうか?

しかも差出し人も偽装するウイルスが今では一般的なのだ。

知り合いから.txtファイルや.docファイルが送られて来たら開いてしまうユーザが多いのではないだろうか?

だからWindowsでは今でも初歩的なメール添付ウイルスが根強く流行しているのだ。
このことは事実誤認しない方が良い。


>しかし、Macの場合、プログラムファイルと他の一般ファイルとを区別する標識がない(肉眼上!?3)

これはFinderの環境設定で簡単に拡張子を表示できるようになるので、私は全ての知り合いのこの設定に変えることを奨めている。
ここにひとつチェックを入れるだけで拡張子でチェックすることができる。

しかし拡張子チェックを怠ったとしても、未知のファイルを開こうとしてアプリを起動することになった時には
「このアプリを起動しても良いか?」
と確認するようになっている。

この文章を書いた人物は一回でも自分で試してみたことがあるのだろうか?


>ファイルメニューから開くのではなく、データファイルのアイコンを直接ダブルクリックする、と言うシステムが普及してしまっているため、さらにウイルスに弱いシステムになってしまっている

ここまで来ると反論するのもばかばかしくなってしまうが、今は一般的なWindowsの使い方もそうじゃないのだろうか?
それともこの方はいまだにWindows3.0あたりをお使いになっているのだろうか?


>それを知った悪意あるユーザがMac用のウイルスを作った場合、ネットワークが壊滅的な打撃を受けてしまう可能性もある。・・・」

なんというか、「それができるんならお前がやってみせろよ」といいたい。

UNIXやMacOSXが絶対安全だとはいわない。
しかし少なくとも「こういう手の人物が簡単に破れるようなチャチなシステムでもないぜ」ということは間違いなく言える。

何を信じるかはその人の勝手だし、Macが壊滅的打撃を受けると信じたいなら勝手にそう信じていれば良いが、現実はそんなにシンプルでも三文小説のようでもないよ。
事実誤認の上に積み上げられた推測で、
「こうだったら面白いなぁ」
という話を書くのは好きずきだが、それで何かを警告したつもりになってるんだったら噴飯ものだ。

ある会合で
「女性の地位向上運動の最大の敵は実は女性なんです」
という話を聞いたことがある。
なるほどと思ったのだが、Macユーザの最大の敵は実はWindowsユーザでも、マイクロソフトでもなく、こういう根も葉もないことを書きたがるMacユーザではないのかと思う。

こういうためにするような、偽情報を書いて何の徳があるのか、「マカーもこれから大変だ」なんていってみて同じマカーが困る姿を見て楽しんでいるのか、
MSから金もらってこういうことを書いてるんだというほど根性が座ってるんなら、まだ骨もあるが実体はそういうことじゃないだろうか。


拡張子さん、私の反論はこういうところですがいかがなもんでしょうか?
まだ腑に落ちないということがありましたら、遠慮なく書き込んで下さい。









2005 年 8 月 9 日




最近気がついたiTunesに関する機能の話。

iTunesには楽曲を最後にいつ再生したかという記録が残る。それでiTunesのソートタブをクリックして、最近演奏した順に曲をソートすることができるのだが、この演奏記録はなんとiPodとトランザクションすることが分かった。

つまり最近iPodで聴いた記録もここにアップされるということだ。
これは面白い。
MacのiTunesで音楽を聴くのも、iPodで聴くのも場所が違うだけで、私としては連続的な行為な訳だからその記録が一元的に残るというのは良いと思う。
「昨晩聴いたあの曲は何だっけ?」
なんて時にこの記録を見れば良いわけだ。
便利じゃないだろうか。
そういうことならiTunesにこういう記録が表示されるのも意味があると思う。これって常識?
知らなかったのはオレだけか?





iTunesの「最後に再生した日」タブにはiPodで演奏した記録も残る
これって面白い機能じゃないだろうか?常識?




これはトラブルシューティングというほどのことじゃなく、メモというくらいのことなのだが、今日ちょっとした不具合が起きたので。

ことえりはOS10.2以降変換精度が上がってきて、OS9時代とは別物のような実用的な入力ヘルパーになってきた。
しかしこの使えるようになってきたことえりにも若干弱点が残っていて、しばらく使っていると初期設定ファイルが壊れてきて
「起動する」
という変換をしようとすると
「希度ウする」
と変換されたり、変な癖がついてくる。
これはワード学習の設定ファイルが壊れてくるからで、ある程度学習して手に馴染んできた段階で
"~/Library/Preferences/"
の中の
com.apple.JapaneseAnalysis
com.apple.Kotoeri.plist
com.apple.KotoeriWordRegister.plist
この3つのファイル、フォルダをバックアップすれば良い。壊れてきたらまたこれを戻して再ログインすればまた調子いいことえりに戻る。

iBookのことえりがまた最近変な変換をし始めたので、私の場合バックアップにしている外付けHDのシステムからことえりの初期設定ファイルを戻してきた。
それでことえりはいつも通り調子が戻ったのだが、突然プリンタリストが消えてしまい、登録していた自宅や会社のプリンタが無くなってしまった。
再起動しても戻らない。

この原因はすぐに分かった。
私の場合外付けHDのシステムはOS10.26のままアップデートしていないのだが、10.26の場合ことえりの初期設定ファイルには上記の3つ以外に
Com.Apple.KotoeriUIServer.plist
というのが入っている。

いつのバージョンからかこれは最終バージョンのOS10.28以降からは無くなったのだが、つい「せっかくあるんだからついでに入れとこうか」(なんでやねん!)
と思ってこれも入れたのがトラブルのもとだった。
上記のようにプリンタリストが消えてしまい、登録もできなくなった。
この初期設定ファイルがどういうわけかプリンタリストのファイルの読み出しを邪魔するような働きをするらしい。

解決法はこのファイルを削除して再ログインするだけだ。それで前に登録していたプリンタリストは無事復活する。
教訓としては、意味もないのに余計な物を入れないということだろうか。
これも常識かな?





ことえりの初期設定ファイルのうちKotoeriUIServerは
OS10.26以降のどこかのバージョンで廃止されてしまった
余計な気を利かせてこれをOS10.28等に入れたりするととんでもない目に遭う









こういう物を買ってしまった。

iBook DualUSBのバッテリーだが、ついにへたってしまった。
今ではフルチャージでも30分保たなくなってしまった。

新しいiBookかPowerBookを買うか、バッテリーとタイガーのパッケージディスクだけを買って来年のintel搭載機が出るまで待つのか、まだ迷っていたが結論が出ないうちにバッテリーは待ったなしの状態になってきた。
このままでは仕事にも支障が出るので仕方が無いからバッテリーだけは買うことにした。
もともとこのiBookDualUSBの搭載バッテリーは内蔵の残量管理のチップに欠陥があって、前からチャージ80%まで来ると突然100%になって満充電になったり、残量20%~25%で突然残量0になったりという問題が起きていたが、いよいよそれがひどくなってきた。

欠陥バッテリなのでいつかは交換をと思っていたのを今まで騙し騙し使っていたのだが、その割にはこのバッテリは保ってくれた。
なんせこの3年半ほとんど毎日持ち歩いて、毎日2~3回はチャージしてきたわけだから、もう2000回前後はチャージしていると思う。
リチウムバッテリの寿命は普通チャージ500回とかいっているわけだから、このバッテリはよく頑張ってくれたと褒めてあげるべきだ。
(筆が滑って最初3000回と書いてしまったが、よく計算してみると2000回ぐらいだった。しかしそれでもリチウムイオンの常識からいえばすごく頑張ったと思う)

それで新しいバッテリを装着して、今フルチャージしてみたわけだが容量はなんと4400mAhもあるではないか!
って数字見てもバッテリで悩まされたことが無い人には何のことか分からないだろうけど、わりかしフルアップするような使い方してもバッテリ駆動で5時間近く保つという計算になる。








これはすごいなぁ、うれしいなぁ。
というか今までこの4分の1以下の容量のバッテリをヒヤヒヤしながら使っていたのがミジメったらしく思えるなぁ。
相変わらずiBookを更新するのか、来年のMac/intelまで待つのか結論が出ないまま、バッテリの問題だけは解決してしまった。





新しいバッテリーのリリースカーブとチャージアップカーブ
4%から100%まできれいなカーブを描いている
今までの欠陥バッテリーではこういう理想的なカーブにならなかった




2005 年 8 月 10 日





WidgDock
(Freeware, Widgets for Konfabulator)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

Widgetをいくつか。

これはデスクトップの好きな場所にドックを表示するWidget。
アプリを登録してランチャーとしても使えるし、ファイルやフォルダも登録できる。
フォルダはプルダウンでディレクトリを表示できる。
デスクトップの下だけでなく左右や上など、好きな場所に表示できるのはシステム標準のドックと同じだが、いくつでも表示できるというのがちょっと違う。





WidgDockはドックを表示できるWidget
ロックを解除すると背景が緑になって、好きなアイテムを登録できるようになる
ロックすると標準のドックと同じ色になり、御登録や誤削除を防ぐ




フォルダはプルダウンでその下の階層を表示できるのが便利
作業によって使い分けるということができる





Haiku Generator X
(Freeware, Widgets for Konfabulator)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

これはデスクトップにランダムに俳句を表示するというWidget。

以前全くアトランダムにひらがなを五七五に並べるというアプリを紹介したことがあるが、これはそういうシュールなアプリではなくAsahi.comから文例を引いてきて日本語をちゃんと生成するというもの。
しかし見ていると結構シュールなものもあるが。

何分ごとにリフレッシュするかも設定できるし、日本語フォントも自由に選べる。
またここから自由に日本語の毛筆体フォントを落としてくることもできる。

この作者は外国人だが相当な日本マニアのようだ。




         
Haiku Generator Xはデスクトップに俳句をジェネレイトするWidget
役には立たないが見ているとはまる
こういうものこそWidgetに向いているような気がするのは私だけだろうか?





HAL9000
(Freeware, Widgets for Konfabulator)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

デスクトップにHAL9000型コンピュータのカメラアイを表示し、HALの声でしゃべるWidget。
これも単機能だが、以前紹介したHAL_OSXスクリーンセーバと組み合わせれば、気分はすっかりボーマン船長だ。





HAL9000はデスクトップにHALコンピュータをジェネレイトするWidgetだ





Currency Converter
(Freeware, Widgets for Konfabulator)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

任意の為替レートをリアルタイムで表示するWidget。
データは東京為替ではなくアメリカのoanda.comというところからとっているので、表示するのはニューヨークの為替の動きだ。
通貨は自由に選べるがアメリカのサイトで流れている通貨に限られる。

私は為替は注意して見ていかなくてはいけない時も多いので、このWidgetは役に立つ。
これは2国間通貨のレートを表示するがMultiCurrency Converterという多国間の通貨レートを表示するバージョンもある。





Currency Converterは為替レートをリアルタイムで表示する
これは仕事で役に立っている





SMART
(Freeware, Widgets for Konfabulator)
OS10.3Panther対応

これはディスクドライブの異常を早期発見するいわゆるS.M.A.R.T.driveのWidget版。

これでどの程度ディスクトラブルが予見できるのかは私にも良く分からない。
しかし、一応「効果はある」とオーソライズされたものなので、常駐させても良いかも知れない。
普段は緑の@アイコンを表示するだけなので邪魔にもならないし。





SMARTはディスクトラブルを早期発見するWidget





Felix
(Freeware, Widgets for Konfabulator)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

デスクトップにフィリックス・ザ・キャットを歩かせるWidget。





Felixでデスクトップにフィリックスを歩かせる
そういえばこの猫はこんな猫背だったよなと思わせる歩き方だ




2005 年 8 月 11 日





THcalc 1.0
(Freeware, Widgets for Konfabulator)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

しばらく「昆布」狩りを続けてみる。

これはデスクトップに電卓を表示するWidget。
それだけなのだが、ちゃんと%計算ができたりしてシステム標準の電卓より使いやすかったりするのは特筆もの。





THcalc 1.0は消費税計算などの実事務で使い物になる電卓を表示。






Plastic Clock
(Freeware, Widgets for Konfabulator)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

これはデジタルクロックを表示するもので、Dashboard標準のプラスチックのつやつやしたフェイスの時計と似たイメージのもの。

この昆布ギャラリーには時計のWidgetはどっさりあるのでclockと検索に打ち込んで好みの時計を探してみてはどうだろうか?





Plastic Clockはプラスチックのつやつやしたデジタル時計






systemDashboard - Memory Monitor
(Freeware, Widgets for Konfabulator)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

これは実メモリ、Swap等のメモリにどれくらいの空きスペースがあるかを表示するwidget。 表示は%になっている。

車のダッシュボードのようなイメージのフェイスなのでDashboard というネーミングになっているがタイガーのダッシュボードとは互換性が無い。
というかこちらの方が古いのでタイガーのダッシュボードというネーミングには若干問題を感じてしまうのだ。





systemDashboard - Memory Monitorはメモリの空きスペースを管理する






systemDashboard - Uptime Monitor
(Freeware, Widgets for Konfabulator)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

これはシステムが起動してからどれくらいの時間稼働しているかを示すWidget。
ハードウエアにもよるが、OSXは普通の使い方なら2か月くらいは電源を落とさないで起動しっぱなしで使えるはずだ。

モバイルやよほどハードな環境で使っても2週間やそこらは大丈夫なはずだ。
となると起動してから何日使ったかを覚えておかないとメンテナンスの時期が来ているのに忘れたりするので、たまにこういうもので確認するのも良いかも知れない。





systemDashboard - Uptime Monitorはシステムがどれくらい起動し続けたかを表示する




2005 年 8 月 12 日





iTunes Companion
(Freeware, Widgets for Konfabulator)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

さらに「昆布狩り」を続ける。

iTunesで再生中の曲のジャケットアートをCDのジュエルケース風に表示するWidget。

だけでなく引き出しでアルバムの曲目も表示できるしiTunesのリモートコントロールもできる。
早送り(曲送りじゃなくて本当に早送り)もできるしアルバムタイトルや曲名表示もできる。
また表示を大きくしたりもできる。
なかなか多機能なWidgetだ。

ちょっと不満なのはパンサーでは引き出しの曲目表示がうまくいかないという問題が起きたこと。





iTunes Companionはジュエリーケース風にジャケットアートを表示する




表示領域も大きくできるし、iTunesをコントロールもできる






inStock
(Freeware, Widgets for Konfabulator)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

これはyahooファイナンスUSAのサイトから株価情報をとるWidget。
小さい表示でサマリーを表示することもできるし、大きくして罫線を詳細に見ることもできる。

USAサイトからの情報なので、東証などの上場銘柄の情報は取れない。
しかし日経平均やTOPIX等は見ることができる。
コードを調べる必要はあるが。





inStockは株価罫線を見るWidget
写真はAppleの株価




詳しいチャートは拡大してみることができる




2005 年 8 月 15 日





Aye-Shuffle
(Freeware, Widgets for Konfabulator)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

まだまだ続く「昆布狩り」。

iTunesで演奏中の曲名表示とリモートコントロールをするWidget。

こういう狙いのWidgetも沢山あるが、これはiPod-Shuffleをフェイスに使ったところがいいセンスだと思う。おかげで横長なのでデスクトップで邪魔にもなら無い。
表示はiPod-Shuffleの液晶の部分に出るし、操作はホイールをクリックすればいいのもリアルなiPod-Shuffleと一緒だ。

問題は液晶にスクリプトエラーと出て、アルバム名とアーティスト名が出ないことぐらいだろうか。これはジャガーでもパンサーでもそういう症状が出たが、簡単なスクリプトの問題だと思うので改善に成功した人は情報をいただければと思う。





Aye-ShuffleiTunesリモートのWidget
デザインが今受けじゃないだろうか?





systemDashboard - Time Monitor
(Freeware, Widgets for Konfabulator)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

Konfabuにはどっさりある時計のWidget。

これは前にも紹介したダッシュボードシリーズ(フェイスが車のダッシュボードに似ているということで、TigerのDashboardとは互換性は無い)のひとつで時計になっているもの。
これに紹介していないがCPUのステータスを表示するものもあるのでこれを並べれば本当に車のダッシュボードのようになってくるんじゃないだろうか。





systemDashboard - Time Monitorは車のダッシュボードデザインの時計





True Binary
(Freeware, Widgets for Konfabulator)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

これはバイナリークロック、つまり2進数で表示される時計のWidget。
こういうものがどっさりあるので、好きな人は結構いるんだろうと思うが実用性は?な時計だ。
しかしその数あるなかでこれが一番フェイスがきれいだったのでこれは取り上げてみた。





True BinaryはLED表示のバイナリークロック
LEDの色はいろいろ変えられるなかなかきれいな時計だ




2005 年 8 月 16 日





Earth Observatory
(Freeware, Widgets for Konfabulator)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

しつこく続く「昆布狩り」。

これはNASAなどの衛星放送写真をモニターできるWidget。
静止衛星を使っているらしいのでポイントは決まっているようだが、海面温度などのデータもいくつか見られる。

それで何の役に立つのかといわれると困るのだが、専門家ならWidgetなんか観測に使わないだろうしやっぱりデスクトップアクセサリーかな。





Earth Observatoryは気象衛星の写真をモニターできる




他にも海面温度などの観測データもモニタできる




2005 年 8 月 18 日





PicturePopProCM
(Freeware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

これは画像を扱うコンテクストメニュープラグイン。

これは要するにQuickTimeのコンテクストメニュー版と言えば機能がわかりやすいだろうか。
右クリックイッパツでmpeg等の動画だけでなく、jpeg静止画も表示できる。
そういう機能のコンテクストメニューは他にもあるが、これの面白いのは複数ファイルを選択してサムネイル表示をさせることができる点だ。
それで好きなものを選んで画像を見ることができるわけだ。

使い道としてはやはり大量の画像ファイルを扱う人で、しょっちゅう要らないものを整理したりとかの作業が必要な人は重宝するに違いない。





PicturePopProCMは動画、静止画を扱えるコンテクストメニュー
インストールすると画像表示、リスト表示などのメニューが現れる




面白い点は複数ファイルをリスト表示するとこのようにサムネイル表示できること
サムネイルを作成するアプリと併用すれば画像の整理ははかどりそうだ




フル画面表示の画面の一部
リストをこのコントロールで次々再生できるというのも便利




2005 年 8 月 22 日





xMemo
(Freeware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

これはテキストベースのメモをiPodに転送するアプリ。

この本体のメモに書き込んだテキストを.vcfファイルで、つまりアドレス帳のvカード形式で保存する。このファイルをMacにも保存してシンクするようにすれば、メモをiPodでも見ることができるという使い方ができる。

以前に電子ブックを分割してノート領域に保存するアプリを紹介したが、それと長短を比較するとvカード形式なのでアドレス帳に沢山登録している人は、それに紛れ込んで見づらいという問題がある。項目の名前に日付を付ける設定にすれば、この問題は解決できると思うが。
逆にテキスト形式のメモよりも有利な点は、iPodの読み込みが早いということだ。
iPodは起動時にノート領域は読み込まないが、アドレス帳は読み込むので読む時にぼんやり開くのを待たなくて良い。
メモとしては実用的かもしれない。





xMemoはテキストベースのメモをiPodに転送するアプリ
このページ分割する機能はiPod環境では見やすいかもしれない
後日加筆しても転送アイコンクリック一発でiPodにも反映できる




2005 年 8 月 23 日





AnkiNote
(Freeware)
OS10.3Panther対応

受験生には是非物のアプリ。

参考書のテキストをベースに「歯抜け」問題を自由に作成して、暗記問題に備える。
テキストの「歯抜け」問題に出そうな部分をテキスト設定で青くしておく。
そしてブルーシートをかぶせるアイコンをクリックすれば、簡単に歯抜け問題暗記ノートが出来上がる。

こういう物をリアルな世界でも受験に使った人は多いのではないだろうか?
それのMac版だと思えば良い。





AnkiNoteは暗記ノートを即席で作るアプリ
試験に出そうなところをマーカーアイコンで青いテキストに変えておく




ブルーシートをかぶせるとこの通り





Foolsaver
(Freeware)
OS10.3Panther対応

これは、Macにあのお馴染みのスクリーンセーバを再現するスクリーンセーバだ。
こういうのが好きな人には溜まらない魅力なのかもしれない。

MacOSXのスキンをWindowsXPそっくりに変えるアプリも存在するので(私はあまり使用をお勧めしないが)そういうものを使ってMacをWindowsXPそっくりにしてしまった人は、スクリーンセーバまで凝りたいところだ。
そういう時にはこれはうってつけだと思う。





FoolsaverはWindowsXP標準のスクリーンセーバを再現するセーバ




2005 年 8 月 24 日




ここでちょっと関連サイトのPRを。
この「MacOSXの新着アプリとトラブルシューティング」の兄弟サイトの「柊梅庵主謹白」というサイトを暫く前にリニューアルしたのですが、最近こちらに力を入れています。
こちらでは自作の音楽作品をアップしている「音楽作品」のページと私が気に入った作品を取り上げる映画評の「映画漫策」のページを中心に展開しています。
(中心ってまだそのふたつしかメニューがありませんが)

最近ではこの映画評ばかり書いているのですが、こちらのMacサイトと違って開設してみたもののなかなかアクセス数が伸びないので、こちらでも宣伝することにしました。
興味のある方は是非覗いてみてください。





ちょこっと機能アップ。

このサイトのトップと目次ディレクトリ辺りまで英文翻訳リンクをつけました。
このページの上にも英訳リンクをつけています。
最近このサイトのアクセスログを見ていると海外からのアクセスが結構多くて(なかには「米政府機関」とか「米軍」なんていうホストもあります)、前々から英語バージョンの開設をしなきゃいかんなぁと思っていました。

しかし私のつたない英語力に限界を感じたのと、更新する度に日本語と英語の2バージョンを作らなきゃいけないのは手間が倍以上だなというのが踏み切れない理由でした。

今回は自動翻訳サイトの力を借りていますので、かなり変な英語も交じっているでしょうが無いよりはマシだろうということでこういうリンクを付けることにしました。





と思ったらなんと文字数オーバーで下の方が翻訳できないなぁ。
8000字以上も書いているという自覚が無かったんだけど。
月を前後半に分けるとかの工夫が要りそうです。





2005 年 8 月 25 日





Ishizume
(Freeware)
OS10.3Panther対応

これは転がってくる石を受け止めながら下のマスに縦横斜めに同じ色の石を3つ積むというゲーム。

下のマスは見えないのでどこに何色の石を落としたか覚えておかないといけないという神経衰弱的な要素もある。

しかしこのゲームの名前は明らかに日本語だと思うが、Sudoku(数独)といい最近日本発のものあるいは日本ぽいものが海外で受けているのには驚く。





Ishizumeは名前の通り転がってくる石を積むゲーム




2005 年 8 月 28 日





Chicken of the VNC
(Freeware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

このサイトのこちらのページで取り上げたChicken of the VNCが、大分バージョンが進んでいたので入れてみた。

VNCとはUNIXからスタートしたバーチュアルネットワークコンピューティングというプロジェクトの略号で、プラットフォームを越えてあらゆるOSを『GUIで』リモートコントロールするというのがその趣旨だ。
プラットフォームを越えてということだから、MacからWindowsをリモートできるし逆もできる。LinuxもOS9もサーバにもクライアントにもなる。SunOSなども対象になっておりつまり、MacOSXユーザは、これがあればネットワークに繋がっているX-Windowを装備したUNIXや、Windows98もMacOS9もRedHatもそのデスクトップをてもとのOSXのMacに表示してそこでマウスクリックやショートカットキーなどを使って操作できてしまうというアプリだ。
使い方はサーバ側、つまりリモートされる側とクライアント、つまりリモートコントロールする側にそれぞれ専用アプリを入れて起動する。

ところがいれてみたところ、以前から愛用していたVNC4Xとは繋がらないことが解ってきた。
開発は一旦打ち切られたはずのVNCだが、有志に引き継がれていろいろとバージョンが進んでいるようで、メンテナンスがされなくなったVNC4Xでは歩が悪くなってきた。

そこでOSXvncを入れてみることにした。そのことは後述する。
Chicken of the VNCは最新のVNCをサポートするようになっていろいろ細かく改良はされているようだが、それに伴って若干変更点も出てきている。

例えばDisplayNo.は古いバージョンではデフォルトで0を要求していたが、新しいバージョンではデフォルトで1を要求するようになった。これはサーバ側のVNCとの整合性でまちまちなので、繋がらない時にはここの数値を換えてみると良い。

Chicken of the VNCはフルスクリーンモードにしないとサーバのデスクトップを全部表示できないという問題点があったが、今度のバージョンでもこれは解決されていなかった。
これが改良されればもう言う事無しというVNCビュアになるだろう。





Chicken of the VNCの操作は簡単だ
サーバのホスト名(IPアドレス)、ディスプレイナンバー、パスワードなどを入力するだけで良い




これが繋がった状態
VNCは5900番台(通常5901番)のポートを開くことを要求するので
ファイアウォールを使っている人は注意が必要だ





OSXvnc
(Freeware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応

こちらはそのVNCのサーバ側のアプリ。

VNC4Xがシステム環境設定のペインだったのに対して、こちらは独立したアプリとなっている。
このアプリは以前に試した時にはまともに起動できないとか、繋がらないとかフェイスも扱いにくい厄介なアプリだったが、知らない間にかなり改良されてきていて、このOSXvncが扱いにくかったために操作を簡易にしたVNC4Xが出てきたはずなのに、いつの間にかその簡易版のVNC4Xよりも操作が簡単になってしまった。

そうなるとペインではなくアプリであることも有利な点になってくる。
起動項目に入れたりするだけで起動と同時にリモート接続できるので、StartUpItemにファイルをいれてシステムのリソースを浪費することもない。

VNCかリモートログインの概念が解る人だったら、説明を読まなくても操作が理解できるだろう。
基本的にはパスワード、ディスプレイナンバーなどの設定をすれば繋がる。
ディスプレイナンバーの設定は私の環境では1番でないと繋がらなかった。





OSXvncはVNCのサーバ側アプリ
アプリであるだけ扱いが簡単だといえる




なんていうか、私ある程度の野球ファンではあるのですがこのサイトはそういう趣旨のサイトじゃないので今まで野球のことは書いたことが無かったんですが....

ここ数日のことを見てあまりにも目に余るのでつい独り言を書いてしまいます。

全く『巨人に付ける薬は無い』というか『巨人は死ななきゃ治らない』というかこの球団はオーナーを筆頭に腐りきっています。

やはり日本の野球リーグから隔離して「勝手に巨人リーグ」でも結成してもらって巨人ファンだけで納得して野球モドキをやってていただきたいと思います。
あまり悪口を言うとまた「くだらない愚痴を書き込むな」という抗議が来そうなんで詳しく書きませんが、世の中こういう程度の低い人間が中心になって動いているんだという現実を知る度に絶望に近い物を感じてしまいます。





2005 年 8 月 29 日





SafariBlock
(Freeware)
OS10.3Panther対応

このサイトを置いているgeocitiesが最近サーバの 仕様を変えてしまったようで、JavaScriptを使った変なポップアップ広告が出るようになってしまった。
別に広告が出るくらい良いのだが、このgeocitiesの広告はなんか変則的なスクリプトを使っているようで、私のOS10.28+Safari1.03という環境では表示が異常に遅くなってしまう。

これを防ぐために設定で「JavaScriptを使用する」というチェックを外せば良いのだが、そうすると今度は他のサイトに行った時にいちいちこのチェックを戻さなくてはいけなくなってはなはだ不便だった。

FireFoxではアドブロックという機能があってもう2度と表示してほしくない広告は右クリックで登録することで次回からブロックできるという機能がついている。

これは便利なのだが、Safariでこういうプラグインが無いかと思っていたらこういうアプリがあった。
SafariBlockはポップアップ広告などのフレームをでないように登録したり、バナー広告のイメージ、フラッシュなどをブロックできる。
最近はブロードバンドが当たり前になったせいか、やたら重たいイメージを使っているサイトが増えている。バナー広告にも激重のフラッシュを使っていたりして見る方としては迷惑この上ない。
そういうものをSafariでもブロックできるのがうれしい。

しかし残念ながらOS10.3とSafari1.3未満ではこのアドオンは使えない。パンサー環境以上の人には是非使ってみるべきだとお奨めできるが私の問題は解決できなかった。
インストールは
~/Library/InputManagers/
にフォルダごと入れるだけだ。






SafariBlockは広告をブロックするアドオン
ブロックしたい広告を右クリックするとメニューが出る





ブロックしたいフレーム、イメージを登録する





これでgeocitiesのタコ広告のフラッシュイメージだけでもブロックできた
これだけでもかなり読み込みをスピードアップできる




ここでBBS常連の「た」様より情報をいただいた。
この右クリックで出てくる設定タブにも書いてあるが、ワイルドカード『*』を使えばあるディレクトリにある全てのイメージ、スクリプトなどのファイルを全てはねることができる。
つまりフレームもポップアップウィンドウもみんなはねることができるということだ。
(とオンラインマニュアルにもちゃんと書いてありました)....(汗)

それで私のサイトの場合geocitiesのうっとうしい広告をキャンセルするためにこう入力する。
http://www.geocities.jp/js_source/ *
そうするとちゃんとポップアップウインドウも出てこなくなった。





当サイトを置いているgeocitiesのタコ広告スクリプトのディレクトリはこういう事になるようだ




これでうっとうしい広告はブロックできた
しかしフラッシュも表示されなくなった



ところがここで問題が発生した。
私のサイトのトップにフラッシュをエンベッドしているのだが、これが表示されなくなった。
どうやらこのプラグインにはこういう副作用があるらしい。
BBSでも「Chivil」さんから同じような御指摘をいただいた。
「Chivil」さんの場合は.macのサイトにおいておられた.movファイルが表示できなくなるということでこの症状はこちらでも確認した。「Chivil」さんはこのムービーファイルをやはりエンベディングしておられるようなのでここいらにヒントはありそうなのだが、どうもこのプラグインはもう少し改良を待たないといけないようだ。
せっかく使い物になりそうに思ったのだけどちょっと残念






Real VNC for Windows
(Freeware)
Windows95~XP対応

先日バージョンアップしたVNCのWindows版も入手インストールしてみた。
Chicken of the VNCの接続は、まずWindows側のReal VNC for Windowsのオプションを開き、ポートに5901番を指定すること(デフォルトでは5900番)、Chicken of the VNCにホストのIPアドレスを入力し、パスワードとディスプレイNo.(私の場合は1番だけが有効だった)を入れることで簡単に繋がる。
接続も安定している。

これでMac一台でOSXもWindowsXPも手もとでコントロールできる。
これは便利だ。
ハッキリ言ってVirtual PCなんかよりもはるかにシャキシャキ動いているし安定している。
使えるんじゃないだろうか。

勿論この調子でLinuxやUNIXも繋がるということだから、利用価値は高いと思う。






Real VNC for WindowsをインストールしたWindowsの
デスクトップを表示させたOSXのデスクトップ
勿論表示するだけでなく、入力もコントロールもできる




2005 年 8 月 30 日





Fla-verLite
(Freeware)
OS10.3Panther対応

以前このサイトで、フラッシュからスクリーンセーバを生成できるシェアウエアを紹介したことがあるが、これはほぼ同趣旨のフリーウエアだ。

これもアプリからフラッシュを指定してスクリーンセーバを作ることができるし、そのスクリーンセーバは、バンドルでも生成できるしインストーラも作れる。
ご丁寧にReadMeを作るウィザードもあるし、作ったスクリーンセーバはMacOSX用とWindows用と両方書き出すことができる。
つまり前に紹介したシェアウエアの機能は全て持っているわけだ。
Windows用にも書き出せるというのが利用価値が高いかもしれない。
あと問題はそういうフラッシュを作れるかということだけだ。





Fla-verLiteはスクリーンセーバを生成するアプリだ
その機能は全てウイザードに従うだけなので簡単だ




基本的にはどのフラッシュを選択するかだけでそのウイザードも終わってしまう
後は付随的にReadMeをどうするかとか、インストーラを使うかとかの指定をするだけだ




これがそのインストーラかセーバファイルかの選択画面
ついでにいうとMacOSX用にはインストーラは使わない方が良いだろうし
Windows用にはインストーラがある方が良いだろうと思う




出来上がったスクリーンセーバはちゃんとシステム環境設定で認識した
ただしOS10.3以上という条件が付くようだ




2005 年 8 月 31 日





DotsChaseSaver
(Freeware)
OS10.3Panther対応

これはFla-verLiteで作られたスクリーンセーバの作例。
このサイトから落とせるしフリーに使える。
これはインストーラ付きバージョンで作られているが私はインストーラ無しで、アクセス権の解除はユーザにやらせた方が良いと思っている。
アプリをインストールする時にインストーラが立ち上がるのを見ると舌打ちしてしまう。
何を突っ込まれるか分からないからだ。





DotsChaseSaverは四角いドットが追いかけっこをするというセーバ
Fla-verLiteの作例として無料配布されている







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