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2008 年 6 月 13 日





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雑誌の最新刊の見出しを表示してくれるブログパーツ

新鮮な中吊り広告をデスクトップにお届け|今日のナカツリ
を発見。

これは週刊誌などの最新刊の中吊り広告を表示するブログパーツ。
ニュース系サイト、特にファション、流行ものを扱うブログのサイドペインに貼ると良いんじゃないだろうか。
デスクトップ版もあるので、中吊り広告で情報を集めたい人にはうってつけ。
見本としてはこんな感じ。



<追記>
このパーツは不具合が多いため削除しました。




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いまさらだけどQuickLookに触れてみる2〜スライドショーがスゴく便利

LeopardになってFinderに標準でQuickLookというプレビュー機能が追加されて、これがとても便利だという記事を前にも書いた。
これのさらに便利機能に気がついたので、さらに追記。

以前にQuickLookはツールバーにQuickLookボタンという目玉のようなデザインのボタンを置く方法を紹介した。
BBSにすぐにSpaceバーを叩くだけでもQuickLookは起動するのでボタンは必要ないかもという情報をいただいたが、画像データを大量に扱う人はやはりこのボタンをFinderのツールバーに置いた方が便利だと思う。

沢山のjpegなどを一度に選択してコマンドキーとoptionキーを同時に押してみてほしい。
例のQuickLookの目玉ボタンがプレイボタンのようなデザインに変わる。
この状態でボタンをクリックすると何と瞬時にスライドショー機能が立ち上がる。

このスライドショーはかなりテキパキ動く。
私のMacBookで1200~1500pixelの幅の大きなjpegを数百一度に選択してこのボタンを押しても、ほぼ待ち時間無しの瞬間的にスライドショーが立ち上がる。

ボタンはフルスクリーンスライドショーだが、自動送りもできるしマニュアルでどんどん送ることもできる。
サムネイルも表示できるし、直接iPhotoに落とし込みもできる。
膨大な量の写真を整理しないといけない人には、この機能は福音になると思う。






QuickLookのボタンを以前触れたようにツールバーに置く
コマンドキー+optionキーを押すと目玉マークがPLAYボタンのようなデザインに変化する





そのボタンをクリックしてめくるめくフルスクリーンスライドショーに浸ってもらいたい
下の操作パネルはオンマウスでないとやがて消える
左から戻し、再生/停止、送り、サムネイル、iPhotoへ、ウインドウ表示、終了ボタン





そのサムネイルボタンを押すとこのようなフルスクリーン表示に変わる
大量の画像ストックから一枚探し出したい時にこれは強力なツールになる





スライドショーもサムネイルもウインドウ表示の時にも利用可能





ウインドウ表示の時にはこのように下に操作パネルが表示される
その内容はフルスクリーンと同じだしこの表示スタイルでもカーソルキーで
画像をどんどん送ってお目当ての画像を探すのもお手軽でお薦めだ






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サイトを少しだけ模様替えした〜andリンク切れの扱いについて皆さんのご意見を・・・

この数日、iPhoneのニュースにも反応しないで更新を止めていたのは既にお気づきかと思うがこのサイトのデザインを一部変更したからだ。
よく使うアプリ、IT用語辞典、UNIXコマンド、ショートカットキーとTips、雑感、それとBBSのページの背景を変更した。
理由は飽きたからだ。
ほとんど女子が部屋の模様替えに壁紙を張り替えるのと同じような感覚だ。
それでちょっとイメージが変わったと思う。

もう一点の変更点はもっと重要なのだが、このサイトの文字コードのエンコーディングがバラバラだったのを統一したことだ。
当初このサイトはShift-JISで始めたが、チルダを認識させるに手間がかからないEUCに一部切り替えていた。
ところがEUCの最新記事をアーカイブのShift-JISにコピペするとチルダが文字化けして、「?」になったりで、UNIXのパス表示が意味をなさなくなったり一部のリンクも切れていた。
それでそういう混乱を避けるためにサイト全域をEUCで統一することにした。
これからはUTF-8の時代かもしれないが、とりあえずEUCでも統一できたのが嬉しい。
前々から気になっていたことなので、やっと胸のつかえが降りた。

さらに3点目はもっと重要なのだが、当サイトのよく使うアプリケーションのページのアプリ作者のサイトへのリンクがかなりリンク切れになっていたのを修復したこと。
全体の3割はリンク切れになっていたが、一部は移転先を探したりしてリンクを復活させた。
皆さんには、リンク切れのアプリで移転先をご存知の場合は情報を寄せていただけると嬉しい。

それでも1割以上はリンク切れのまま残っている。
原因は配付元の作者さんが開発を中止しただけでなく配布も中止して、さらにサイトも閉めてしまっているケースが結構多くなっているからだ。
当サイト開設当時に書いたレビューはもうかなり、元のアプリが消えてしまっている。

そこでこれからの作業だが、消えたアプリのうち再配布を許可するようなライセンスになっているアプリに関しては、当サイトでFTPに上げて配布をしようと思う。
これから少しずつその確認とバイナリのアップの作業を始めていくことにする。
ただ、許可関係が確認できないもので作者サイトも消滅しているものについて、皆さんのご意見を聞きたい。

もう今では手に入らない、役に立たないレビューは削除するべきか、それとも過去にこんなオンラインウエアがあったという記録として留めるべきなのか、できるだけ似たような機能のアプリを探して置き換えるべきなのか・・・・
3つ目は多分無理だろうなぁ。
削除するか置いとくか、皆さんのご意見をお聞かせいただけると嬉しい。

とりあえずサイトの改修は終わったのでまた更新を再開する。



2008 年 6 月 14 日





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Time Machine Launcher
(Freeware, Widgets for Dashboard)
OS10.5Leopard対応

Time MachineをコントロールするDashboardウィジェット。

Time MachineはOS10.5.2アップデートからシステム環境設定ペインだけでなくメニューバーアイコンからもコントロールできるようになって、とても便利に扱える。
私はシステム環境設定は開かずにほとんどメニューバーから操作しているが、人によってはメニューバーは混み合っているからDashboardから操作できれば便利なのにと思う人もおられるかもしれない。

そういう人向けに当然あるべきDashboardウィジェットがあったわけだ。

コントロールできるメニューはウィジェットのアイコンの周囲にオンマウスで現れる小さなメニューアイコンで選べる。
Time Machineを起動/停止、バックアップを開始、Time Machineのシステム環境設定ペインに入る、Time Machine Launcherの設定でウィジェットアイコンの大小を選ぶ…の4種類。
ウィジェットアイコンの真ん中をクリックすればTime Machineのあの幻想的な原状回復画面に入れる。

これはなかなか使いやすいと思う。






Time Machine Launcherを起動した状態はこんな感じ
この青い色はTime Machineが起動している状態を示す





Time Machineが起動していない場合、つまりシステム環境設定ペインの
あのスイッチが入っていない場合はこんな感じでグレーアウトしている





マウスポインタをウィジェットの上に置くとこういうメニューアイコンが現れる
それぞれの役割は上記のキャプチャーの通り
そして真ん中をクリックでTime Machineに入れる


2008 年 6 月 16 日





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本当に考えるべき魅力的なブログ(webサイト)を続ける8つのコツ

最近立て続けに「アクセスアップ術」みたいなことを書いたサイトを見つけて、相変わらず書いてあることが「アクセスアップのために毎日更新しましょう」みたいなたわけた記事だったりする。
こういうのを真に受けて実行してくじけて消えていくブログが死屍累々とインターネットには積み上がっている。

今までこういう話題は書いたことがなかったが、私なりに考えることはちょっと違う気がしたので書いてみたくなった。

この手の「ブログをアクセスアップするための◯つの方法」なんてエントリ(◯に好きな数字を入れてください)に書いてあることは大抵こうだ。

「毎日、どんなに少なくてもいいから更新しましょう」
「主語を明確にしましょう」
「pingを打ちましょう」

これ自体は別に間違っているとはいえないが、しかし「毎日更新するためにどうしたらいいか」が大変なのに、「毎日更新しましょう」なんてアドバイスは、何か失敗した人に「失敗しないようにしましょう」というアドバイスを垂れるのと同じことだ。
意味がない。


私なりにコツというか、私なりに気をつけていることをいくつか。
すっかり廃れた「◯◯するための◯つの方法」という数詞スタイルで書いてみる。


1)気になったwebの記事を保管する方法を工夫する

ブログを毎日更新するには、毎日更新するネタが必要だ。
実は全ての正否はここにかかっているといっても言い過ぎでないくらいで、このネタをどこで集めてどうやって整理するかが、何かを表現する時の正否になると思う。

今は図書館に行って調べものをしなくても、webでググればかなりのネタを拾えるようになった。
便利な世の中になった。
ただ、webで拾えるネタはあくまで素材に過ぎない。
そこに書いていることを引き写すだけでは、「自分のサイト」はできない。
今は読者も書き手と同じくらいwebでググってからサイトに来ているので「引き写し」「まるパクリ」は読者にバレバレだ。
「このサイトは気になる他のサイトの記事の備忘録だ」
というポリシーならいいが
「私の意見だ」
なんて前置きして、有名サイトのオピニオン丸写しをしているのは読者の共感は得られないしカッコわるい。

webで集めてきたネタを整理して、自分なりに組み立てを考えて再構成する作業が必要になる。 この時にwebで集めてきたネタの整理法が問題だ。
以前はブラウザのブックマークを利用していたが、この方法だと本当にずっと置いておきたいブックマークとの区別が段々曖昧になって散らかっていく。
しまいにブックマークしたきり一度も開かないページも出てくる。
ブックマークはやはり、しょっちゅういくところにしたい。

私がやっているのはweblocをロケータファイルで保存するという方法だ。
SafariならURLウインドウのファビコンをデスクトップにドロップするだけでweblocファイルが生成される。
このファイル名に「何が気になったか」簡単にメモを追記してネタ箱のフォルダにどんどん放り込む。
すぐに書きたいネタもあれば、しばらく置いているうちに熟成してくるネタもある。
いつまでも成果に結びつかないものもある。
そういうものは2〜3ヶ月に1回くらい整理して捨ててしまえばいい。
私はこれで頭を整理している。

要は自分なりの整理術を持てばいいと思う。
ネタが埋もれてしまわないような、忘れてしまわないような工夫ができていればどんな方法でもいいと思う。






ネタの整理にはweblocファイルを使う
webの気になったページはこういう形で記録してネタ箱に保存する



2)「書を捨てて街に出よう」

webサイトを運営している人達が犯しがちな失敗は、部屋に籠って一人でモノを考えて一人で自己完結してしまうということだ思う。

なかにはすばらしいひらめきを持った人もいて、それでもそれなりに面白いサイトを書ける人もいるかもしれない。
でもそういうものは時間の問題でマンネリ化する。
自分の過去の思考をたどるだけになってしまうからだ。
表現を常にビビッドな感情で続けるには、時には自分の確信や思考を否定しなくてはいけないような刺激が必要だ。
自己否定のないところには進歩もない。

「書を捨てて街に出よう」
は70年代に流行した有名な劇作家の言葉だ。
頭でっかちにモノを考えないで、もっといろいろなものを見て考えようということだ。
この言葉は私には重要だと思える。
刺激は常に外にある。
自宅や会社の中には無い。

パソコンが唯一の社会を覗く窓だとしたらやはり自己完結の罠にはまる。
インターネットから世界を知ることができるといったって、検索ワードは自分の思考から出てくる。
やはりリアルで世界を体験して、インターネットはその体験を補強するための道具とするべきだ。

街に出てモノを見るべきだし、第一人者という人の話は乞うて聴きにいくべきだ。
聴けば違う考えが浮かんでくる。
webサイトの材料は常に実体験の中にある。
観念的な思考だけでは続かない。

ただしこの言葉の危ういのは
「本なんか読むな」
と誤解されそうなこと。勿論そういう意味ではない。
本は充分読んだ上で、外に出ようという意味だということに注意してほしい。
でなければわざわざ、「書を捨てて」なんて断る筈がない。


3)ルールを持つ

サイトはポリシーを持っているべきだと思う。
これは読者に伝わる場合もあるし、伝わらないが書き手の自己規律として守っているべきルールということでもいい。
そういうものがはっきりしていると、何かに迷った時に判断がしやすいし早い。
そういう考え方がはっきりしている方が、「今日は何を書こうかなぁ?」なんて迷っている時間が少なくてすむ。

日常の起こったことを日記的に書いているサイトもいまだに多く見かける。
それ自体は別に悪いことではないと思うが、「何を書いてもいい」というルールにしてしまうと逆に書くことが無くなってしまう。
話題は絞り込んだ方が書きやすいし、書きたいことが手許に集まってくる。
だからテーマは具体的に絞り込んだ方が良いと思う。

例えば当サイトのメインコンテンツ部分は、Macについての話題に絞り込む、と決めている。
Macについて書くのだが、これだけではまだ漠然としている。
そこで当サイトはニュースサイトではないと規定する。
Macを実際に使用するにあたって日頃感じている問題点、トラブルの対処法、オンラインウエアなどの活用法などを使い手は知りたいに違いない。
だからそれを書こうと決めた。
そのためにルールを決めた。

a)うわさ、ニュースは扱わない
b)実体験に基づいた話以外は書かない
c)ビジュアルを優先する

うわさ、ニュースは専門サイトにお任せして、こちらはそういううわさの新製品やアプリケーション、外部機器などを実際に手に入れた時にそれをどうやって活用するか、何に使うかを紹介しようと思った。
特にオンラインウエアはその機能の説明も重要だが、それを入れて何に使えるか、何に役に立つかを考えて紹介する必要があると考えている。

だから上記の3つのルールになった。
「◯◯に使えそう」という想像でなく、実際に使ってみて「◯◯したい時に役に立つ」という検証を自分でした方が良いと思う。
だから「ビジュアルを優先する」というのはデザインを凝るという意味ではなく、キャプチャーを多用して具体的に説明するということをスタートした時から考えていた。
アプリの説明で、文章で「右のボタンが・・・」とか書かれるよりもキャプチャーを見せて「青いボタンが・・・」と説明する方が分かりやすいと思うからだ。

「IT用語辞典」も一般的な用語解説に陥らないように、全て自分の実体験と絡めて書くというルールにした。
それが「知らないことは書かない」という抑止力にもなる。

もうひとつ重要なルールがあった。

d)褒めることができないものは取り上げない

これは重要。
あるアプリとか機械のレビューを書く時
「クソの役にも立たないクズ同然。こんなもの作ったヤツの気がしれない」
なんて批評を書くのは時間と労力の無駄。
しかもそれを読む読者にとっても時間の無駄。
それよりは「これはこういう部分が良い」「この長所はこういう局面で役に立ちそう」という情報を得る方が有用だと思う。

お互いの貴重な人生の時間と労力を浪費しないためにも、ここでは褒めることができるものしか取り上げないというルールにしている。


4)計画を持つ

計画性は必要だと思う。
特に毎日更新をするんだったら、私の場合週明けには月曜と火曜に関しては何を書くかぐらいは決めてからかかる。
ただし水曜以降の予定まで決める必要はない。
ある程度見通しは持っていても、ずっと先の予定まで決めてしまうとビビッドさが無くなってしまうので水曜から先はその時にまた考えるというくらいにしておく。

だから計画は3つ先、4つ先あたりまで。
それより先の計画まで溜め込んでしまうと頭が混乱してくる。
同じ理由で

5)計画にこだわらない

というのも私のルール。
月曜火曜のネタ決めくらいはして一週間は始めるが、急遽思いついたことがあれば月曜の最初のネタを素っ飛ばしてもそちらを優先する。
ちょうど今がそれに当たっている。
今週はこういうことを書く予定ではなかったのだが、急遽予定を変更してお伝えしている。


6)文章は一気呵成に書く

これも同根の話なのだが、文章はビビッドさが大事。
だから文章はいつも一気呵成に書く。

私の場合サイトの更新記事を書く場所は、朝晩の通勤電車の中だ。
始発駅だからそんなことができるのだが、この朝晩の数十分が集中できる時間だ。
文章の書き方は、何かを思いついてもいきなり書き始めない。
一応、文章の展開と落としどころくらいは見えてから書き始める。
ディテールを先に思いついてから、全体を構想することもある。
どちらにしても、何か見えてから書き始める。

ただし書き始めたら後は休まずに一気に書く。
文章は勢いが大事だと思う。
だから一言一句推敲しながら書くということは私はしない。
多少の誤字脱字も後でまとめてチェックするということで突っ走る。
文頭と文末で主語と述語が合わない場合も気にしない。
とりあえず書きたいことを書きなぐる。

そして書き終わった後で、じっくり時間をかけて推敲する。
ここでは細かく見ていくし、文法的におかしい文章は必ずあるのでここで大幅に直すこともある。
直すこともあるが、文法を気にしながら書くよりもこの方が文章には勢いがある。
だから文章は一気呵成に書くということを心掛けている。

逆に勢いに乗り損ねた時は、呻吟してしまう。
こういう時にはできるだけ事実だけを積み重ねて書くということで割り切って、短めの文章を心がけるが、それでも乗り切れない時にはあっさり諦めて捨ててしまう。
その話題が自分には向いていなかった、あるいは、自分は本当はその話題には興味がなかったと割り切るしかない。
そういう割り切りも必要ということで、未練がましく何回も取り出してこねくり回しても結局そういうものはうまくいかない。


7)生活を犠牲にしない

サイトの運営が軌道に乗ってくると自分の生活を多少犠牲にしても、そちらに精力を傾けたくなる時がある。
内容的にノっている時とか、読者が急激に増えている時とか、読者の反響が出てきて手応えを感じ始めている時とかだ。
しかし、そういう時でも決して仕事や私生活を犠牲にしてはいけない。
仕事は言わずもがなだが、彼女とデートの約束があるのなら、そちらも優先すべきだ。
家族サービスをしなくてはいけないならそちらを優先すべきだ。
同僚とのつきあいのお誘いがあるなら、それも優先すべき。
要するにサイトの運営のために自分の生活をいかなるレベルでも犠牲にしてはいけない。

それはそういうチャンスから得られる刺激が、またサイト更新のネタになるかもしれないし、そういうものを犠牲にして何かを得られる機会喪失をしてもいけないという意味もある。

そういう意味もあるが、もっと重要な意味はサイトの運営は必ず山あり谷ありだということだ。
ノっている時には生活を犠牲にしてもサイトにチカラを注ぎ込みたくなる。
しかしノれなくなる時も必ずくる。
いくら考えてもいい記事が書けない時はある。
また努力をしているのに読者の反響がさっぱり増えない時もある。
また読者からの反響はいつも好意的なものとは限らない。
中には非常にやる気を削いでくれる、すばらしく悪意に満ちた反響も必ずある。
そういう時にへこんでいても仕方がない。

「生活まで犠牲にしたのにその見返りがこれか?」
というふうに考えてしまうと、サイト更新の意欲が急激に冷めていくのを感じざるをえないだろう。
だから、サイトの更新は常に余力でやること、情熱は八分目でちょうど良いことを知ること、そして最初に書いたこととちょっと矛盾するのだが、動機に関しては他者に依存しないで自己完結しているべきだと思う。


8)誰かに話しかけるように書く

読者像を常に頭に思い浮かべよう。
それは身近な人物でもいい。
コメントをつけてくれる常連さんのキャラクターを想像しながらでもいい。
あるいはリアルで接触がある人物の「意見」にどうしても納得がいかない時に、その人物への反論をその人物に語りかけるように書いてもいい。

要は特定の人物に語りかけるような文章を書くとよいということだ。
そういうことを意識していると筆も進む。

当サイトを始めた頃は、Macを毛嫌いしているWindows至上主義者のような人物が身近にいたから、その人物に反論するつもりで書いた文章が相当ある。
またコンピュータ全般やITについて、私から見たら「どうも事実と違う」という自説をもっともらしく吹聴する人物もいた。
そういう人物に反論する意味で「なんちゃってIT用語辞典」は生まれた。

要は読み手は実際には読んでいなくてもいい。
そういう人物に反論するとしたら、どう書くかということを考えると、筆が重い人でもとたんに筆が進むに違いない。

これにはもうひとつの意味があって、読みやすい文章を書けるということがそれだ。

読みづらい文章というのは、紋切り型の表現が回りくどく、くどくど書いてある文章だ。
読みやすい文章は簡潔な文章で、生き生きとした表現が随所にある文章だ。
後者のような文章を書くには、教科書に書いてあるような「正しい日本語」を意識するよりも、誰かに語りかけるような文章を書いた方がいい。
これが私が意識している数少ない「文書作法」というようなものだ。



<まとめ>

以上のいくつかの項目と全く関係しないかもしれない、すっごく雑な大雑把なまとめ方をしてしまえば、
「プロセスを楽しめ」
ということだ。

サイト管理者自身が楽しんでいるサイトは、必ずしや読者にも楽しいサイトになる。
管理者が苦吟したり、ポーズをつけているサイトは読者には入っていきづらい楽しめないサイトになる。
このことは結構間違いない。
コツはサイト運営の結果を出すことに汲々としないで、その作っているプロセスを楽しんでしまえということだ。

だから、「アクセスアップのための◯つの方法」なんていうノウハウ式のコツは、結局役に立たない。
楽しければいいじゃないの。
そのうち共感を持ってくれる人もついてくるよ。
楽しむためには時にはこういういい加減さも必要なのだよ。



2008 年 6 月 17 日





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iBench
(Freeware)
OS10.5Leopard対応

Leopard専用のベンチマーク測定アプリケーション。

これは実戦に近いいくつかのプロセスを実行して、ハードウエアの実行速度を指数的に表示して、処理速度の速さを比較する目的で作られている。
しばらく前にブラウザの描画速度を測定するi-Benchなるアプリがあったようだがそれとは全く別モノ。

これまでにもいくつかベンチマークアプリはあったが、OpenGLの大きな図形をいくつも描画してCPUなどの速度を測る単純なものが多かった。
これではOpenGLの描画が得意なハードが有利な数値を出してしまうことになり、実際に使用した時の使用感で感じる速度とベンチマークが、かけ離れているということがよくあった。

そこでこのiBenchはZip圧縮をしたり、Blowfish暗号文を暗号化、平文化したり、フラクタルを生成するマンデルブロ図形を計算描画してみたり、実際の使用に近い負荷を何種類もかけてみて、使用している時に感じる速度の実情に近い指数を導きだせるように工夫されている。

動作条件は32bit〜64bitのPowerPC、intelのMacで512MB以上の実メモリを積んでいて、LeopardをOSとして走らせていることということになる。

この指数の基準が気になるところだが、この指数は複数のMacを測定してその結果を指数化していると言う。一応基準はPowerPC G4で1GHzのクロックとDDR2-667メモリを積んだものが1.0ということらしい。
結果で出る数字は、3.0ならこの条件より3倍速く、0.33ならこの結果よりも3倍遅いという読みになる。

Leopardが必要なのはやはりソフトウエアでの条件の違いを排除するためだろう。
だからどこかのテクニカルライターが書いていたWindowsとの比較というのは意味がない。






iBenchを起動すると現在のOSのバージョン、ハードのバージョン、
メモリのサイズやバスクロックなどのスペックを表示する





右下の「Launch tests」ボタンをクリックすると
ベンチマークテストが開始されるシンプルな操作感





テストの内容を見ていると図形の加工、Zip圧縮、Blowfish暗号化、平文化など
実際の使用状況に近いテストがいくつもメニューに組み込まれていることが分かる
特定のプロセスに片寄らないで実戦的な速度を測ろうという意図が伺える





テスト中にデスクトップにはこういう名前の画像ファイルが4つ生成される
これはテストが終わったら捨ててかまわない





そのうちの一つを開いてみたらこのように見事なマンデルブロ集合の図形が出てきた
こういう演算をして速度を計測しているのだ・・・ゴクロウサマです





テスト中はCPUが完全にフルアップするぐらい大きな負荷がかかる
フルアップするのはCPUだけではなく、CPUの温度が一瞬で
80度を超えるので冷却ファンもすぐにフル回転し始める
夏場にはあまりやりたくないテストだ





我がMacBook/Leopard クロック2.4GHz Core2Duo メモリ2GB バス667MHzでの測定結果
基準の3.24倍のスピードと一応まずまずの結果だ





常駐アプリケーションを全部終了させメモリをできるだけ開放しもう一度テスト
すると数字は3.74と、明らかに有為の高速化が見られる結果になった
速度をとるか便利をとるか悩ましいところだがこのくらいの差なら私はやはり便利をとる
ここいらは勿論ユーザの考え方次第、使い方次第というところだろう





OSはLeopard、メモリは512MB以上という条件はつくがiBenchはPPCのMacでも動く
そこで旧環境の歴戦の勇士、iBook G4でもテストしてみることにした
Leopardはインストールしていないので外付けHDから起動するという応急処置で開始





その結果は愕然の0.21という結果に
スペック的には基準機と同じようなMacなので1.0前後の結果が出ると期待したのだが、
やはり外付けからの起動という条件がジャマしたのか
OSそのものの動作の不具合だったか正常な動きではなかったようだ


2008 年 6 月 18 日





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京ぽんメールユーティリティ
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

京ぽん(京セラ/ウイルコムPHS端末)のメールを読み込むユーティリティ。

私はわけあってPHSユーザで、わけあって京ぽん(WX310K)ユーザだ。
なのでこのたびiPhoneがソフトバンクから発売されることが正式にアナウンスされたことは非常に悩ましい。
私としては、PHSというような中国で1億人もの契約者を獲得している第3極の技術にAppleが注目してくれることを願っていたのだが、当のAppleはよりによってソフトバンクという結構最悪に近い選択肢を選んでしまったわけだ。

歴史的には日本国内でもっとも反Apple的、反Mac的だったソフトバンクの孫社長が、手のひらを返したようにこちらの記事でiPhoneの世界観とAppleのビジョンを絶賛しているのが気持ち悪い。
世界観が素晴らしい——ソフトバンク孫社長がiPhoneの魅力を熱弁
この人物の来歴を知ると、ある意味日本マイクロソフトなんかよりもずっと反Mac的、反Apple的な人物だった筈だ。
孫のハゲ・・・もとい孫社長にはいつまでもMac撲滅の旗頭でいてほしかった。
その方がすっきりする。

別にソフトバンク/ヤフーBBに二度にわたって個人情報を流出されたからその恨みで言っているのでは(ほとんど)ない。
個人情報を流出させてしまいましたとメール一通で平謝りして、最初は郵便為替で500円送りつけてきてフォローも調査結果報告も何も無しで、2回目に関しては500円も無しで平謝りだけという反省の無さで、しかもそのためにYahooBBの最初のメールアドレスは一日に100〜200件もスパムが来るようになって廃棄するはめになったのに、引っ越しの不手際で回線まで喪失するという迷惑まで被ったという恨みから言っているのでも(ほとんど)ない。

思うにAppleという会社は日本というマーケットにほとんど興味がないような気がする。
だからAppleの天敵のような人物に本来Appleの戦略商品であるべきiPhoneの独占販売を(事実上)許してしまったりという失態を繰り返しているのだ。
Macの出荷台数は実は世界中で10〜25%という非常に高い率で増えている。
ところがこの数年全く成長していないマーケットが世界に一つだけ存在する。
それが日本なのだ。
こういう外資系の会社だったら、普通はこういうことが2年も続いたら日本法人の社長はとっくにクビだ。
ところがアップルジャパンに対してAppleから何のお咎めもない。
これもAppleが日本に全く関心を持っていないという事実の証だ。

なんでよりによって、ソフトバンクなのだ?
私にはiPhoneとは縁がないと割り切るしかないのか・・・


などという話はどうでも良くて、問題は私がウイルコム/京ぽんユーザだということだ。

京ぽんを使っていて不満はほとんどない。

LeopardになってBluetoothモデムに若干不具合が出てきているが、アドレス帳との同期は 京ぽんアドレスユーティリティという開発者フォーラムから生まれたユーティリティのおかげで不便をしていない。

ブックマークもファイルのやり取りも、Kyopon Bookmark UtilityKyopon File Utilityのおかげで問題なくできている。
この快適さが他の端末に乗り換えることで失われるかもしれないので、端末乗り換えは今のところ検討していない。

快適なのだが一つ不便なのが、ケータイメールの問題だ。

実は私はケータイメールのあの親指入力というのが非常に苦手で、20文字程度の短いメールを打つのに数十分もの非常に長い時間かかってしまうのだ。
だから、ケータイのメールアドレスは誰にも知らせていない。
うっかりメールをもらっても返事が打てないからだ。

ところが、会社でケータイメールを緊急対応用に登録しないといけないことになった。
電話に出られなくてもメールの緊急召集くらいは知ることができるだろうということだ。
困ったことに私はケータイのメールが使えない。
返事をしろと言われると、恐ろしく時間がかかってしまう。
ケータイメールをパソコンで返信できると便利なのに・・・と思っていた。

この京ぽんメールユーティリティがそれを実現する。
京ぽん本体にきたメールをUSBケーブル経由で、Macに呼び出せる。

後はメーラにコピペするなりして返信をMacで打てば良い。
メーラのファイルにエクスポートすることもできる。

開発はPantherのAPIを使って行われたらしいが、利用しているAPIが変わったようで現在ではTiger以上のサポートだ。






京ぽんメールユーティリティで京ぽん本体のメールを取り込む
インボックス、アウトボックス両方を取り込めるので送信済みメールをエディットすることもできる





このユーティリティでメールをエディットできてここから京ぽんに送って京ぽんで送信・・・
ということができれば良かったのだがこれは京ぽんから受信するだけで送信できない
返信を打ちたい時にはMacのメーラにメッセージをコピペをしてMacから返信しよう





また添付ファイルはこんな感じで化けてしまう
扱えるのはテキストだけと割り切った方がいい





またメッセージをメーラのファイルフォーマットにエクスポートすることもできる
フォーマットはUNIXメール、Outlook形式、vメッセージが可能


2008 年 6 月 19 日





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Mac miniでプリンタ共有ができない問題はAirMac+Bonjourが救ってくれた・・・でも・・・?

以前、Leopardを導入したところ自宅のMac miniでプリンタ共有しているEPSONのインクジェットプリンタが認識できないという問題があることを書いた。
LeopardとPanther以下では共有に関するAPIがかなり変わってしまったようで、Leopardとプリンタを共有できるのはTiger以上ということになってしまった。

自宅ではAirMacで無線LAN環境を構築し、Mac miniで共有しているプリンタは、OS10.2のiBookからもOS10.4のiBookからも、家中どこからでも無線でプリンタ出力ができてとても快適だったのだが、Mac miniのOSがPantherであるために、LeopardのMacBookがこのプリンタネットワークから締め出されてしまった。

残念。直接的な解決法はMac miniのOSをTiger以上にアップデートしてしまうことだが、パッケージディスクを持っていないので買わないとこのアップデートはできない。
ディスク空き容量もそんなに余裕があるわけではないのでLeopardでMac miniを快適に動かせるかは若干不安。

プリントしたいファイルをMac miniに渡せば問題ないのだが、せっかくの無線プリンタ共有が意味がない気がしないでもない。

その時にふと思いついたのだが、AirMac本体の後ろにUSBの接続口がついてることに思い至った。
そこにプリンタを直接つないで、AirMacをプリンタサーバにしてしまえばいいんじゃないだろうか?
ていうか、このUSBジャックはそもそもこういう使い方をするためにあるんだよね?
なんで今まで気がつかなかったのだろう?

早速EPSON PX-V600からMac miniにつながっているUSBケーブルをAirMacの背後のUSBジャックに。
Leopardからプリンタ設定してみると、PX-V600はBonjourを通してあっさり見えた。

はやる気持ちを抑えてプリンタ指定してプリントしてみるとこれもあっさり成功。
なんだ!悩むことなかったやん?
やあ、Bonjourって、ホンっットに簡単ですね(水野晴郎風に読んでください〜and水野さんにお悔やみ申し上げます)

これで全て問題解決・・・とはいかないのがパソコンのネットワークの一筋縄ではいかないところ。

プリンタがつながった感激でいろいろ印刷していたら、早速紙づまり。
そこでEPSONのドライバ付属のプリンタユーティリティを起動してノズルをチェックしようとしたら、Bonjour越しではプリンタユーティリティはPX-V600を認識できないことが分かった。
LeopardからだけでなくMac miniのPantherからも認識できない。

結局プリンタのメンテナンスの時には、USBケーブルを引っこ抜いていちいちMac miniかMacBookに指し直して診断とかノズルクリーニングとかをしなくてはいけないことが判明。
ひとつ便利を追求するとひとつ不便がでてくる・・・これこそがネットワーク社会を象徴する原則ではないか?

最近会社のネットワークシステムの更新の問題でつくづく感じていることを自宅のプリンタでも感じさせられるとは思わなかった。






Mac miniのプリンタサーバをAirMacを通じて無線共有プリンタにして使っていた
便利だったのだがLeopard/MacBookからPanther/Mac miniのプリンタ共有を認識できない
と思ったらこのおむすびのウラっ側にUSBがついていることに気がついた
ここにプリンタを刺してAirMac自体をプリンタサーバにすれば良いのではないか?





と思って刺してLeopard/MacBookから見るとあっさりEPSONのプリンタが見えた
ボンソワール!Bonjour!この機能のおかげでプリンタはあっさりつながった





プリンタ設定をして早速印刷してみるとこれまたあっさり成功!ビバ!Bonjour!!
簡単確実で良いと調子に乗っていたらいきなり紙づまり
これはもうこの手の機械にはつきものの宿命なので仕方がない
早速メンテナンスをすることに・・・・





ところがEPSONのプリンタユーティリティからBonjour越しのプリンタは見えない
イーサケーブルでつながったMac miniからも見ても同じことだった
このままではトラブル復旧のメンテナンスができないので結局メンテの度に
USBをぶっこ抜いてMac miniに差し直すことに・・・
便利になったんだか、不便になったんだか・・・・



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Kyopon Mails
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

京ぽん(京セラPHS端末)のメールを読み出すユーティリティ。

先日京ぽんメールユーティリティなる京ぽんのメール読み出しユーティリティを取り上げたが、同じ作者さんのコードを元にしたと思われる同じフォーラムからでてきた、別バリエーション。

最近では薄型のケータイがすっかり普及して、分厚くて不格好な京ぽん自体がもうマイノリティの旧式機になってしまったが、それでもまだ私の身の回りにも若干ユーザは存在する。
私自身導入が遅かったので、まだ2年縛りが残っていたりする。
iPhoneなんかに浮気をしているわけにはいかない、まだまだこれを使わなくてはいけないのだが、こういう旧式機のためにもちゃんとコードを改良し続けてLeopardの最新環境にも対応してくれている作者さん、フォーラムの皆さんには頭が下がる。

先日の京ぽんメールユーティリティとの違いはドラフト(下書き)フォルダも読めるので書きかけのメールも引き継げるということだ。
私はケータイでメールを打つことに関しては、すっかり自分自身に失望しているのでそういうことはしないが、ケータイメールを打っている途中で自宅についてしまい、続きは自宅のMacで打ってパソコンメールで送信なんて使い方ができるかもしれない。

京ぽん本体にメールをエディットして返すことはできないので、やはりMac側で作業を引き継ぐという使い方に限定される。
そういう使い方を考えている人には軽くて安定しているし使えると思う。






Kyopon Mailsで京ぽんからメールを読み込んだところ
読み込みには京ぽん側で設定した暗証番号を要求される
「下書き」フォルダがあることに注目


2008 年 6 月 20 日





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Otis
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

昔懐かしいさめがめゲーム。

Windows95が職場に入った時に最初はさめがめとソリテアばかりやっていた。
最初の頃はそんなにシビアな感じで入ってこなかったから、パソコンなんて待機時間の暇つぶしでしかなかった。
そのうち事務作業からやがて本業の作業まで全てデジタル化され、このパソコンという機械にすぐに恐ろしく苦しめられることになるのだが、最初の頃はWindows95でそんなゲームを楽しむ余裕がまだあった。
当時はこの機械がそんなに仕事の中で大きな比重を占めるようになるとは予想していなかったということもあるが。

そんな長閑な時代を思い出しながら、久しぶりにさめがめを楽しんでみよう。
このゲームはタテヨコに同じ色のコマが並んだら、そのどれかをクリックすると消せるというルールで、効率的にできるだけ沢山のコマを消せば良いという単純なゲームだ。
単純だが囲碁を見れば分かるように、ルールが単純なゲームほど難しい。
これもハイスコアを真剣に狙うと結構奥が深い。
ちなみに「さめがめ」は「same game」から来ているそうだ。
このゲーム名のOtisは何から来ているのだろう。






Otisを起動した時のメニュー
ゲームスタートは一番右のボタン





ゲームの難易度とコマの数を訊いてくる
コマが増えるほど難易度は上がるし、難易度を上げると
消す順番で結果が大きく変わってくる
先の展開を読んでいく構想力が求められる





確か一度に沢山消した方がスコアが高かった筈だ
一度ルール説明に目を通しておくことをお薦めする





これ以上消せるコマが無くなったらこういう表示になる
名前を登録しろと毎回迫られる





順位表がこうして現れる
最初にいくつかある名前の点数は適当だろうけど
やっていくうちに順位が上がれば励みにもなるかも



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Finderに常時フルパス表示をさせて識別しやすくする〜その他LeopardでのFinder改良点

つとに話題になっていることだがLeopardのFinderはかなり改良を重ねられて、Tiger以下のFinderとは別物といえるくらい使い勝手がよくなっている。

BBSにPath Barの情報をいただいて、ちょっと私もよくわかっていなかった部分があったのでもう一度ちゃんと整理したくなった。その過程で発見したこともある。

デスクトップに同じような名前のディレクトリのウインドウをいくつも並べて開いていると、時々混乱して手動バックアップを取っている時に保存したい方を古いファイルで上書きしてしまい、元ファイルが失われてしまうという事故が起きかねない。

タイトルバーにフルパスが表示されていれば、間違えることが少なくなる。
そこでタイトルバーにフルパスを表示するコマンドがこれ。

defaults write com.apple.finder _FXShowPosixPathInTitle -bool YES

Terminalを起動して これをコピペしてenter。
あとはFinderを再起動するか再ログインすればいい。
表示しない設定に戻すには

defaults write com.apple.finder _FXShowPosixPathInTitle -bool NO

Terminalに打って実行、もう一度Finderを再起動すればいい。

Terminalを使うのはどうしても億劫だという人はSuperDockerを使ってGUIで設定を変更することもできる。
TinkerToolからも設定変更できるそうです。tOmoriさんありがとうございました。)

このタイトルバーを右クリックすればフルパスの階層をミニアイコンで表示するので、移動したいところをクリックすれば、そこに移動できる。

これは便利な機能なのだが、Leopardからさらにここらが簡単になった。
BBSに寄せていただいた情報で知ったのだが、Finderのメニューから「表示」/「パスバーを表示」でウインドウ下に前はサーチウインドウにしか出なかったPathBarが表示されるようになった。
このPathBarもフルパス表示のタイトルバーと同じ機能がある。
Pathの途中のフォルダをクリックするとそこに移動できる。
またタイトルバーよりさらに強力なのは、そこに何かをドロップしてファイルやフォルダの場所を移動することもできる。

Path表示が上にあるか下にあるかで、慣れの問題はあると思うが慣れればこの機能は強力だと思う。






Finderタイトルバーのフルパス表示はTerminalコマンドで変更するが
SuperDockerを使えばGUIでも変更できる
ここをクリックでフルパス表示、隣りのボタンで元に戻す





タイトルバーにフルパス表示をすれば同じような名前のディレクトリを
取り違えて必要なファイルを消してしまうという事故を防げる





タイトルバーを右クリック、またはcontrol+クリックでパスの上の階層を表示できるのは前にも紹介した
上の階層のアイコンをクリックするとそこに移動もできる





Leopardからパスバーは検索ウインドウ以外でも表示できるようになった
フルパスが一目瞭然で分かるだけでなく各階層にワンクリックで移動できるし
階層フォルダに何かをドロップするとそこにファイルなどを移動できる
タイトルバーよりひと手間少なくなった





そのパスバーの表示はメニューの「表示」/「パスバーを表示」
でワンクリックで表示、非表示を切り替えられる
表示が上か下かという慣れの問題はあるがその点をのぞけば便利



他にもLeopardのFinderには面白い改良が加えられている。
リスト表示の時にリストの背景に2色のカラーリングがされてリストが見やすくなったとか、それぞれのディレクトリごとにウインドウを開いた時のデフォルトのスタイルを、アイコン、リスト、カラム表示から選べるという設定も追加された。

これは場所ごとにどういう作業をすることが多いかということが決まってくるので、私は大抵の場所はカラムがありがたいが、それでもやっぱりアイコン表示で開きたいとか、リストで開きたいとかいう場所もある。事前にセッテイングができるのは便利。

以前にQuickLookなどの機能にも触れたが、Leopardはどんな機能が追加されたか探すのもなかなか楽しい。
もうTigerには戻れないというユーザのつぶやきもよくわかる。






リスト表示はアイコンの大きさを大きくすると見やすくなって便利
青白の2色のラインも表示されるようになって見やすくなった





ディレクトリごとに最初に開く表示をアイコンかリストかカラムか設定できる
決めおきたいことがあるだろうからこの気遣いでFinderは随分使いやすくなる










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