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2009 年 7 月 11 日




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XMenu
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

メニューからプルダウンでアプリケーションフォルダ、書類フォルダなどに移動できるナビゲーションメニューエクストラ。

メニューバーからプルダウンで自由な場所にFinderで移動できる。
あるいはファイルを開いたりアプリを起動したりランチャーとしても使える。
旧MacOSのアップルメニューのようでもあるしLinuxの「場所」メニュー的でもある。
いつも開く場所が決まっている人はあれば便利だ。

コマンドキーを押しながらメニューバーアイコンをクリックすると設定などのメニューウィラクことができる。
設定では
/Users/Applications
/Developer
~/
~/Documents
User-Defined

などを表示することができる。
このUser-Defined
"~/Library/Application Support/Xcode"
にエイリアスを入れることで、好きなディレクトリファイルを登録することができる。
事実上どこでも好きなところに直接飛べる。
Vault化されたボリュームの中のフォルダのエイリアスを入れればVaultを開くことができるし、ネットワーク上のボリュームを呼び出してマウントすることもできる。
使い道はユーザの工夫次第でいくらでも広がる。

また
option+クリック
でオリジナルを表示してカレントのアプリケーションを隠す、
control+クリック
でそのファイルを選択した状態でFinderで表示、
コマンド+クリック でそのアイテムの情報を見るタグを開くなどのオプションがある。

プルダウンに表示されるアイコンの大きさを変えたりアイコンなしにすることもできるし、英語表示(非ローカライズ表示)もできる。
例えばライブラリがLibraryとなったりピクチャーがPicturesになったりということだ。

何よりもいいのは軽いことだ。
表示にも時間はかからないしメモリやCPUにもほとんど負担をかけない。
こういうメニューバーアイコンからプルダウンで階層を表示するアプリはたくさんあるが、これは表示が最速で、他のメニューエクストラの重さにうんざりしている人にお奨めできる。






XMenuはこのようにメニューバーアイコンから
プルダウンでナビゲーションが可能なメニューエクストラ
サブフォルダを辿って深い階層にもどんどん入っていけるしアプリケーションを
開いてランチャーにしたりファイルブラウザとしても使える
何よりもいいのは表示が軽いこと





コマンドキーを押しながらメニューバーアイコンを
プルダウンすると終了できたり設定に入れたりする
設定ではいくつかのアイテムを表示するか非表示にするか選べる





ホームフォルダを指定してよく使うディレクトリを呼び出すのにも使える





書類フォルダを表示して素早く動くファイルランチャーなんて使い方も良い





アイコンを大きくしたりアイコンなしにしたりディレクトリを
英語表示(非ローカライズ)にすることもできる





どんどん下の階層まで辿っていけるのでFinderは要らないかもしれない





何よりもいいのは「User-Defined」という項目があること
"~/Library/Application Support/XMenu"にエイリアスを入れることで
好みのアプリ、フォルダ、ファイルなどをここに登録できる
よく使うアイテムを登録すれば作業に取り掛かる時間を短縮できる





登録したアイテムはこんな感じで「ギア」アイコンのところにダイレクトに表示される


2009 年 7 月 13 日




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DocomoPro発売記念企画・・・というわけでもないがGoogleAndroidを試してみたぞ

先週NTTドコモがネットとの親和性が高いDocomoProの発売を発表した。
このケータイに搭載されるOSがGoogleAndroidということだ。

GoogleAndroidは逸話がある。
日本でAppleがiPhoneを発売した時にベンダーの反応は冷ややかだった。
あんなものがケータイ王国の日本で売れるわけがないというたかのくくり方があった。
ジャーナリズムがそれにおもねるように
「2ヶ月で50万台しか(!-筆者註)売れなかった」
とはやし立てた。

ところがその2ヶ月が過ぎてもiPhoneは着実に販売台数を増やしていき、半年で絶版になる日本のケータイとは全く違うカーブを描き、昨年末に日本や韓国から一斉に発売されたケータイはiPhoneのデッドコピーのようなケータイばっかりになってしまった。

こんな現実を見た後で
「日本人が優秀なのは日本に封建的集団主義が残っているからだ」
なんて意味不明な分析をする一部のはてなーの文章を見ると滑稽としか言いようがない。

当のスティーブ・ジョブズは、MicrosoftとPCのOSのGUIのデザインについては争った経験があるが、日本のケータイベンダーがiPhoneのデザインを盗んでいることに関しては全く意に介していないようだ。
ただひとつ彼の癇に障っているのが、GoogleのAndroidということらしい。
彼のメモにはGoogleのAndroidについて
「あきらめろ!愚か者!!」
と書いてあるそうだ。

この唯一スティーブ・ジョブズを苛立たせているAndroidを搭載したケータイが、Appleに袖にされたドコモから発売された。
Appleとしては心穏やかではない筈だ。


このAndroidのLive CDが手に入るという記事をMAC REVIEWさんで見たのでさっそく試してみた。
MAC REVIEW ? AndroidのLive CD

Live CDはこちらで手に入る。
live-android - Google Code

手順はキャプチャーを参照。
VMWare上では全ての機能がちゃんと動かないが、なんとなく雰囲気は知ることができる。
OS自体はLinuxをベースにしている。
搭載ブラウザはMozillaだ。
メールの設定の雰囲気もLinuxのメールと似ている。

姿はケータイだがiPhone以上にPCのように使えるに違いない。
こういう競合製品が出てこないとウソだ。
これで面白くなってきたということじゃないだろうか。






AndroidのLive CDのディスクイメージは当該サイトに分割してアップされている
2つのファイルをダウンロードしてきてこれを統合しないといけない





ファイルの統合には私はCocoaCatXというアプリを使ってGUIでやった
Terminalを起動してcatというコマンドである方法もある





統合されるとひとつのisoファイルになるのでこの状態でVMWareの起動イメージにする





VMWareは起動ボリュームをリアルなパーティションだけでなく
ディスクイメージに設定することもできる
統合したisoファイルを指定して起動してみる





ケータイのOSということなのでやや小さいと思ったがデフォルト通り
ボリュームサイズは8GB、メモリは256MBとした
それくらいで動かないとケータイでは使えないということかも





起動し始めるとまさにLinux的な動きをするがこれはテストベッドなので
実機ではこういう動きは隠されるのだろう





勿論こういうのも隠されるに違いない





ここいらあたりから実機の表示が始まるんじゃないかと想像する





起動するとなぜか「バッテリー切れ」という表示が
勿論バッテリなんかで動いていないのでこういうのは無視
なにかのAPIがちゃんと動いていないのだろうと想像するが





出てきたのがAndroidの待ち受け画面
実際にはベンダーによってここらのデザインはかなり変えられる筈だから
この通りではないが操作のイメージは掴めるかもしれない
画面上にグレーの三角が見えているがこれはマウスポインタで
実機はタッチパネルになるからこういうものは表示されない





Googleサーチフォームにキーワードを入れてweb検索を開始
このインターネットとのシームレスな感じがAndroidの身上ということだろう





検索結果はブラウザに表示され結果をクリックするとすぐに当該サイトに飛べる
この感じはPCユーザには歓迎されるに違いない





音楽機能はちゃんと動いていないようだがインターフェイスはちゃんと用意されている





カメラも動いていないとのことでMacBook内蔵カメラは認識していない
しかし機能はちゃんと実装しているようだ





メールはメールアドレスとIDを入力するだけですぐに使える
Linuxのメールのようなシンプルな使い心地





右のタブを引き出すと設定パネルに入れる
ここを見れば大体どういう機能が装備されているか見当がつく





設定を選んでトレイに入ると背景がフォーカスアウトするなど
Appleとはまた違ったインターフェイスデザインが好感が持てる
こういう対案がなぜ日本のベンダーから出てこないのかが不思議だ


2009 年 7 月 14 日




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久しぶりにはずしたか?・・・ごろ寝マウスを買ってみたがこれ考えたヤツはアホだ

自宅のMac miniに繋いでいたElecomのマウスが知らない間にクリックが利かなくなっている。
クリックボタンの中央を注意深く垂直に押さないとクリックが認識できなくなっていた。
これではマウスとして使い物にならない。

考えてみたらこのマウスは初代のiMacのマウスの使いにくさに苛ついて、スクロールホイール付き3ボタンマウスを使ってみたいと思って買ってきたもので、もう8年は使っている気がする。
本体のMacよりも長寿を誇っていたが、さすがにガタがきても不思議でない。

それで急ぎ自宅近くの家電量販店にマウスを買いにいった。

いつものことながら当てもなく、これが良いというのもなく行ったのだが、この店頭にあったトラックボールは見事に無くなっており、今や地方の量販店はスクロール付き3ボタンマウスで埋め尽くされている。

正直3ボタンマウスはどれもこれもいっしょで、ロジクールのトラックボールを使い始めてからというもの、
「マウスなんてどれもこれも似たり寄ったりで善し悪しなんてない」
と思っている。
店内のワンブロックにずらっと並んだ3ボタンマウスに嫌気が差して、ふと目に止まったこういう物を手にしてしまった。






ごろねリターンズ


・・・ごろね?・・・しかもリターンズ?ってなんじゃそら??

そういえば数年前にこういうマウスが話題になっていた気がするな・・・
ここは一丁・・・

何だか腹の底で悪い蟲が鎌首をもたげているのを自覚しないではなかったが、この「謎」の魅力に打ち勝てなかった。
上代2980円なりで思ったよりも高かったが、つい買ってしまった。
しかしこれってどうやって使うのだろうか?

最初ケーブルの出ている細い方を手前にして使ってみたが、トラックボールの動きが逆でクリックが右クリックになってしまうことがわかった。
ボタンをリマップすることもできそうな気がしたが、付属のドライブという物は何もない。
やっぱり使い方は逆なのだ。

一体どうやって持つのかすらわからない。






とりあえずキーボードの横に置いてみた「ごろねリターンズ」
置いてみたがこの向きでいいのかすらよくわからない





とにかくわかったことは「NEWごろ寝マウス」と名乗っているが
マウスではなくトラックボールだということだ
だからボール操作が主になるのだがそれ以外のボタンが異様だ
一見5ボタンのように見えるがグリップの中のボタンは
クリックと右クリックで上面のクリックボタンと同じだ
なんじゃそりゃ?





これは置いて使うものではなく握って使うものらしい
一応机の上に立つように設計されているがとても安定が悪いからだ
握ってみたがこの握り方では上面のボタンで死んでしまい操作性はかなり悪い





取説にも握り方の説明がなかった
もう「ギブ」ということで製品サイトを見に行くとこういう握り方が推奨されていた
ただしこれだと上面のクリックボタン、スクロールホイール、
トラックボールは全て親指で操作することになる
どちらかというとゲーム向けか
ちなみに私はもっと深く握って人差し指がクリックトリガーに
完全にかかるくらいが使いやすかった





ゲームならその握り方でいいがキーボードを使う時にキーを打つ手で
マウスも操作しないといけないので結局置いて操作することになる
その場合の操作法はやはりこうなるわけでそのために「倒立可能な突起が追加された」
というのもこの「Newごろ寝」の新機軸のひとつらしい





その倒立使用時の突起なのだがこのようにどう見ても単なる脚にしては異様な形状だ
また結局立てて使うならもっと高さを低くする工夫が欲しかったが
この突起の機能はそれだけではなかった





取説によるとこの突起は「つぼ押しポイント」という名称らしく操作に疲れたら
ここで全身のつぼを刺激して疲労を回復するという新機能が追加されたらしい(^_^;)





結局いろいろ試してみたが安定が悪くて倒れてしまうのなら
最初から倒して使うのがいいだろうということで今はこのような使い方をしている
若干トラックボールの反応が悪くなるが使えないこともない



ところでこの「NEWごろ寝」の製品サイトだが遊べるだけ遊んでくれている。
このマウスは単なるマウスではなく地球制服を狙う悪の結社から地球を守る親父超一郎とごろ寝ガール達の秘密兵器の形であり、その秘密組織の基地の形状でもあるのでこの形でないといけなかったらしい。

そういう設定でこの製品は発売されていて、その親父やガール達のキッチュさについては改めてここでは触れないが、要するにそういうことらしい。

「リターンズ」となっているのは、これのオリジナルが10年以上前に結構人気があった「使えてマウス」の復刻版だからだ。
この「使えてマウス」はリング状の形態でスクロールホイールやつぼ押しポイントなどはついていなかったが、このリングを握ってトラックボールとクリックボタン、クリックトリガーでパソコンを操作するという形状が
「使いにくい」
と評判は散々ながら結構一部のマニアには人気があって、彼らの間で「ごろ寝マウス」と俗称されていた。
秋葉原や日本橋のような電気店街でも結構見かけた筈だ。
キーボードを使わないでただwebを見るだけゲームするだけという時にはこれで、布団に入ったまま操作できたからだろう。

その復刻版ということなのだが、発売された数年前にも少し話題になっていた。






設定のページで紹介されている主人公「親父超一郎」達の
手に握られているレイガンに注目してもらいたい
要するにこのマウスはこういう気分で使ってもらいたいというメッセージだ(°д°)


久しぶりに楽しませていただいたが、案の定家族の評判は散々だ。
慣れればそれなりに使えるマウスだと思うが、過剰な設定説明で形状の奇妙さを納得させなくてはいけない企画にムリがあった。
これも機材箱行きかもしれない。
だが、実際一人暮らしで家ではごろ寝してパソコンをどんどんスクロールして見ているだけという独身者には実用的価値があると思う。

スクロールホイールとトラックボールがこの価格で両方ついている製品は他にないからだ。
しかしその条件にはまらない人は、この設定を楽しんでレイガンを持っている気分でパソコンを操作するしかない。
それも楽しいかも。



2009 年 7 月 15 日




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Linuxのグラフィックの力量を見てみた

先日以来Linux(Ubuntu)を入れてみたという話を書いているが、気になっていることがあった。

Linuxは安定性もあり軽いので継続的にサービスを提供しなくてはいけないサーバ用途に向いているが、一般的にいってグラフィックは弱い・・・ということになっているらしい。
グラフィックが弱いから一般のGUIユーザには向かないという話も聞く。

しかし本当にそうなのか、試してみた。
まずwebでYouTubeのような動画を観るのはどうか。

これは実はFirefoxが入っているという時点でもう答えは分かっているのだが、一応実際に負荷をかけてみることにした。

デフォルトではFlashプラグインが入っていない。
これをインストールすることを求められる。
それで普通にGUIで出るアラートにしたがって、Firefoxでリンクを辿ってFlashプラグインをインストールする。

その結果普通に観ることができた。






FirefoxでYouTubeのエンベッドを観ようとすると
MPEG-4 ACCデコーダーというパッケージをインストールするよう求められる





結局一度もコマンドを打つことなくインストールに成功してYouTubeを観ることができた
もうMacやWindowsとくらべても遜色がないGUI化されたOSになったということだ
この必要ならコマンドを打たないでも使えるというのは重要なことだ
ユーザは皆エンジニアだとは限らないからだ



さらにグラフィックの負荷についてもテストしてみた。
ゲームをするのがLinuxを入れた目的ではないが、グラフィックボードへの負荷を知るためにいくつかゲームをインストールしてみた。

VMWare環境では動かないものもあったが、大抵の物は動いている。






2D、3Dの物をいくつか入れてみたがさすがに3Dのものは動かない物が多い
2DについてもVMWare環境では重くて動かないものもあるが大抵の物は動いている
Linuxがグラフィックに弱いというのは過去の話になりつつある

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Kiryu
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

将棋対極プログラムBonanzaをMacでも使えるようにした将棋対局ソフトフロントエンド。

このBonanzaは作者説明文によると
「保木氏が開発したプログラムで、第16回世界コンピュータ将棋選手権(2006年)において、初登場でいきなり優勝」
という強豪プログラムだということだ。

実際やってみたところ確かに強いと思う。
最初からきちんと布石をして手を進めている意図がわかる。

先日そういう強豪オセロアプリを紹介したところだが、これも強い。
最近のボードゲームアプリの進化には感心するばかりだ。
昔のハイパカボードゲームなんてほんとに他愛なかったことを思うと隔世の感だ。






Kiryuの対局を開始するとこういう設定が現れる
先手後手を選べるし飛車各オチなども選べる





そして対局が始まるわけだが見た目のシンプルさとはちぐはぐなくらい強い


2009 年 7 月 17 日




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Firefox3.5に「きわめて深刻」な脆弱性とのことなのでその対策を導入した(追記あり)

つい先日Firefoxが3.5に上がって「また高速化したね」と喜んでいたら、その3.5に「きわめて深刻な脆弱性」が見つかっているとのこと。
詳しくはこちら。
「Firefox 3.5」にゼロデイ攻撃に悪用可能な脆弱性--モジラ報告 - builder by ZDNet Japan

その内容は「ユーザーが攻撃コードを含んだウェブサイトを訪問すれば、攻撃者は標的としたマシンで悪意あるコードを実行できる可能性がある」とのこと。
これも特定のファイルをダウンロードするとか、メールを開くとかしなくても悪意あるサイトを訪問しただけで攻撃者の意図するコードを実行されてしまうらしい。
ウワサだけではなくちゃんと実証コードも発表されているそうだ。

これに対する対策は勿論
「JavaScriptをオフにする」
というのが一番簡単で確実な対策なのだが、最近のwebサイトは企業のサイトも個人のサイトもどこもJavaScriptを使っているとこが大半で、JSをオフにしているといろいろと不便だ。
特に私の場合、銀行系のサイトがまだSafariが充分に対応しきれていなくて、ちゃんと表示できないのでそういう時はやはりFirefoxが出動ということになる。
ところがその肝心のFirefoxがJavaScriptがオフになっていたら、サブのブラウザとして控えている意味がない。

そこで次善の策としてスクリプトを止めるアドオンを導入することにした。

NoScriptというのがそのアドオンの名前でこちらのサイトで手に入る。

Mozilla Japan - Firefox 用アドオン

他の機能拡張と同じくインストールは指示に従って進めていけばいい。

これの設定で「Scriptを止めた時に情報を提示する」という設定を入れておけばいい。
スクリプトを止めたアラートが出たらそのサイトの内容を判断して「今回のみ許可」「今後ずっと許可」「同じIPアドレスのページは全て許可」などのオプションを選んで許可できる。
これを繰り返していけば安全なサイトのみちゃんと表示できるということになる筈だ。






Firefoxのアドオン入手の手順は以下のようになる
アドオンの管理の画面に入って「アドオンを入手」メニューに入る





するとFirefox用アドオンのページに飛べる
最初からここに来ればいいではないかというツッコミはない方向で





ダウンロードボタンをクリックするとこういうアラートが
出るのでインストールするならこのまま進める





アドオンを取得したら再起動を要求されるので
上のボタンをクリックしてFirefoxを再起動する





NoScriptをインストールすると設定画面に入って設定を確認
重要なのはこの「スクリプトをブロックした時に情報を表示する」という設定が入っていること





NoScriptがスクリプトを止めるとサイトは正しく表示されない
最近は企業サイトも個人サイトもJSを使っているところが多いので表示が崩れるところは多い筈だ





下に出た「ブロック」の表示にある「オプション」をクリックするとどう処理するか選べる
1回きりページ表示を許可するかずっと許可するか、同じIPにあるすべてを許可するかなどが選べる





ブロックを解除するとこのようにちゃんと表示できるようになる



<追記>

昨日の記述でわかりにくかったところの補足説明と、どうやらこの問題に対処したらしいFirefox3.5.1が昨晩発表されたので、これについて。

Firefox3.5.1は7月下旬リリースが予定されていたが、この問題で緊急な対応を要求されたので、Mozilla.orgは突貫で開発をしたようだ。
そのためFirefox3.5.1が昨晩発表された。

この問題に対する対応についてはこちらのSecurity Advisories for Firefox 3.5というページに簡潔に触れられている。
このアップデートは全てのFirefox3.5ユーザに推奨する。

ただしこれでこの問題は解決したのかどうかがまだ確認できていない。
公表されたという実証コードを見つけきれていないので、私は伝聞情報のままでここに書き留める。
もし不安だという場合は前述の通りJavaScriptをオフにする手もあるし、configでJITをfalseにして無効化するという方法もある。
この場合、次回以降のアップデート後もJITはfalseのままなので、いつかは元に戻さないといけない。

私はきっと忘れるだろうから、私の場合は昨晩書いたNoScriptを入れるのが一番安全で面倒も不具合もない様子見の仕方だと思う。
Firefox3.5をメインの環境にしている人にはお奨めしたい方法だ。






設定に入ると「コンテンツ」タブでJavaScriptのオンオフの設定ができる
このチェックを外すとJavaScriptは無効になるが何かと不便なことになる





昨晩Firefox3.5.1のアップデートが出てこれがこの問題に対応したようだ
アップデートをお奨めするが私はNoScriptとの併用を継続することにした

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Twitterを媒介にして感染する「マイケルジャクソン追悼ビデオ」ワームに注意

シマンテックから久しぶりにセキュリティレスポンスがきた。
Twitterを媒介にして感染するW32.Koobface.Cについてのアラートだ。
「Twitterを媒介にして」とあるがTwitterで直接ワームが侵入するわけではなく、Twitterで
「マイケルジャクソンの遺書のビデオをYouTubeで発見」
というようなスパムコメントが送られてくるが、オモシロ半分でそういうところを覗いてみると、その「ビデオを見るために必要なコーデックプラグインのダウンロード」を求められるという古典的な手口だ。

他愛もない手口だが、Safariの「安全なファイルをダウンロード後に開く」設定をオンにしたままだと手もなくやられたりするから、油断は禁物だ。


以下シマンテックのプレスリリースを転載しておく。


2009年7月16日

Twitter上で確認された新たなワーム「W32.Koobface.C」について

シマンテックセキュリティレスポンスでは、2008年8月に「W32.Koobface.A」
として検知されたワームの亜種「W32.Koobface.C」を確認しました。
W32.Koobface.Cは現在、Twitterを媒介として拡散しています。同ワームに
感染したユーザーがTwitterにログインをすると、アカウントが乗っ取られ、
自動的に次のようなつぶやきがURL付きで書き込まれます。

・ My home video :) 
(私のホームビデオ)

・ Watch my new private video! LOL :) 
(私の新しいプライベートビデオを見て!)

・ michaeljackson' testament on youtube 
(マイケルジャクソンの遺書をyoutubeで公開中)





これを見たユーザーのフォロワー(ユーザーのつぶやきを登録して閲覧して
いる人)がつぶやきに記載されたURLをクリックすると、偽のビデオサイト
に誘導され、ビデオを閲覧するためのプログラムをダウンロードするよう要求
されます。このプログラムは「W32.Koobface.A」である事が確認されています。

この脅威に関する詳細は以下のホームページをご覧下さい。(英文)
https://www-secure.symantec.com/connect/blogs/koobface-turns-other-cheek

Twitterを利用するユーザーは、つぶやきに記載されたURL(特にビデオを
宣伝するつぶやき)のクリックを極力避けて下さい。また、最新のセキュリ
ティソフトウェアを使用し、マルウェアのダウンロードを未然に防ぐ対策を
取る事をお勧めします。



2009 年 7 月 18 日




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Safari4.0.2になってからSwapのでき方が全然違う

先日Safariのアップデートがかかってきたので、Safari4.0.2に上げた。
その結果劇的な結果が出ている。

Safari4は「世界最高惻のブラウザ」という自称で登場したが、最初こそ確かに最速に近いような速度で動いていたが、常駐させているとだんだん重くなってきて最速どころかどのブラウザにも勝てないような最オソブラウザになってしまうし、頻繁に落ちる、挙句は私の場合タブを常時40個ほど開いて起動しっぱなしで使っているのだが、そういうことをしていると半日でSwapが3GBとか4GBとかに増えてしまう。

これはOSのふるまいかとも思っていたが、Safariのメモリリークもかなり疑っていた。

そのSafariが4.0.2に上がってみるとSwapは512MBまでしか増えない。
クラッシュもほとんど起こさないようになった。
相変わらずキャッシュは盛大作っているが、動作もそんなに重くならないのでどうやらSafariが改善されて、OS10.5.7の悩みが半分以上は解決したということになる。

それにしてももう少しブラッシュアップしてからリリースしてもいいのではないかという気もするが。






Safariが4.0.2に上がってからSwapが512MB以上増えなくなった
以前は3GB、4GBは普通で5GB、6GBという表示も見かけた
そうなるとOSは延々と虹色ボールを回転させて激重になってしまう
そうしたことが無くなったのでSafariのアップデートは喜ばしいのだが
もう少し完成に近づけてからリリースしても良かったのぢゃないかとも思う



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スゴイケーブル・イージープロを使ってみた〜これは本当にスゴいかも

こういうものをテストしてみた。


スゴイケーブル・イージープロ

パソコンからパソコンにファイルを渡す時に、ケーブルを挿したらすぐに相手が見えてファイルをドロップして渡せたら便利だろう。

そういうことをパソコンに詳しくないころは思ってしまうが、実際にケーブルを挿してみるとパソコン同士のやり取りはそんなに簡単なものじゃないことを思い知る。

USBやFirewireのケーブルを挿してみてもお互いが見えるわけでもないし、ドロップしてファイルが渡せるわけでもない。
Mac同士なら片方をTキーを押しながら起動してターゲットモードに入れば外付けハードディスクのようにファイルのやり取りが可能になるが、これもターゲットモードで起動するというメンドクサイ手続きが必要になるし、Mac同士でしか使えない。
USBはこの方法は使えない。
イーサケーブルなら簡単に繋げるのだが、これも普通のケーブルで繋がるのはMacがからむ場合で、Windows同士ではクロスケーブルが必要だ。

USBケーブルを挿すだけでお互いから相手にファイルをお手軽に渡せたら便利なのに・・・
そしたらいちいち外付けハードディスクにファイルを入れ手渡すという手間が無くなるの・・・ということを持っている人は多いと思う。

この スゴイケーブル・イージープロがその問題を解決する。

このスゴイケーブルを2つのパソコンの間で繋ぐと相手のディレクトリが全て見える。
そのディレクトリの好みの場所にファイルをドロップして渡すことができる。
相手がMacだけでなくWindowsでも問題ない。
Windows同士でも問題ない。
残念ながらMac同士の場合だけはうまくいかなかったが、Mac同士はクロスケーブルがなくてもイーサケーブルで繋がるので良しとしよう。

USBを挿せばWindowsの場合はAUTORUN機能でファイルブラウザアプリが自動的に起動する。
Macの場合やAUTORUN機能が殺してあるWindowsの場合は自動起動しないが、その場合はマウントしたディスクイメージを開いてアプリを起動すればいい。
ディスクイメージの中にはWindows用のアプリとMac用のアプリが入っているが、拡張子を見ればすぐに区別はつくだろう。
.exeとなっている方がWindows用で.appとなっている方がMac用だ。






このUSBケーブルをお互いのUSBの口に挿すだけで
このようのお互いの内部のディレクトリがすっかり見える
上はMacのディレクトリで下はWindowsのデスクトップを表示したところ
Macのルートがマイコンピュータになっているところが愛嬌だ
ファイルを上から下にドロップして転送するとこんなプログレスバーが出る






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