2009 年 8 月 3 日anchor Safari4の「体感速度」をアップするTipsを試してみたSafari4の読み込みの待ち時間を短くして、スピードアップするTipsが話題を呼んでいる。 これはTerminalに以下のコマンドを打つというもの。 defaults write com.apple.Safari WebKitInitialTimedLayoutDelay 0.25 要はSafariの癖で、ソースを読み込んでからブラウザがページを表示するまでにいろいろ待ち時間があって、Safariはパーツがある程度揃わないと表示しないという考え方になっているらしいが、この待ち時間を少なくしようというもの。 以前に紹介した、SafariSpeedというアプリもこの考え方だったと思う。 このコマンドはSafariの設定ファイルであるplistファイルのパラメータを書き換えているだけなので簡単に元に戻せるし、Terminalを使うのがどうしても億劫だという人は、Pref Setterのようなアプリを使ってGUIで実行することもできる。 効果は実際のスループットが向上するわけではないのだが、それでも次のサイトに移った瞬間にレンダリングが始まるので体感速度は劇的に向上する(気がする)。 Safari4をスピードアップするTipsは簡単 Terminalを起動して上記のコマンドをコピペするだけでいい デフォルトの表示待ち時間は1秒だがこれで0.25秒に短縮される 実際に試してみると確かに体感速度は劇的に向上する 実際のスループットが向上するわけではないのだが 見た目の表示が速くなっただけでこんなに感覚が変わるというのもスゴい RSSなどの表示トラブルが増えるのではないかと検証してみたが有為な差はなかった しかしあまり短くすると表示トラブルに繋がる可能性はないともいえない コマンドを使うのは億劫という人はPref Setterのような アプリを使ってGUIで表示値時間を変更する手もある この「WebKitInitialTimedLayoutDelay」というパラメータの 数字を小さくすれば待ち時間は短くなる 2009 年 8 月 4 日anchor Adobe Readerの深刻な脆弱性をカバーするアップデートが出ているAdobe製品のAcrobatファミリー、FlashPlayerなどに深刻な脆弱性が見つかっている。 記事の詳細を引用しておく。 『アドビシステムズは2009年7月31日、Flash Player バージョン9.xおよび10.x
の最新版となるFlash Player 9.0.246.0および10.0.32.18を公開した。最新版で
は、危険な脆弱(ぜいじゃく)性を複数修正。一部の脆弱性では、悪用した攻撃
(ウイルス)が確認されているため、同社ではすべてのユーザーに対してアップ
デートを推奨している。また、Adobe ReaderおよびAcrobatについても、2009年8
月1日に最新版を公開する予定。 例によってwebなどから感染した任意のコードを実行されてしまうという危険な脆弱性で、しっかり悪用したPDFファイルも確認されているという。 これについてFlash Playerのアップデートがこちらで公開されていた。 Flash PlayerだけでなくAdobe ReaderなどのAcrobatファミリーにもパッチが出たようだ。 これをまだ当てていない人は至急当てた方がいい。 ここいらのきちんとしたAdobeの見解を聞きたいものだ。 Adobe Readerをインストールしている人はこういうアラートを受けた筈だ 上記のようなバルーンをクリックするとアップデートのインストールが始まる Adobe Readerのヘルプメニューから「アップデートの有無をチェック」を クリックして確認してもいい Adobe Readerのバージョンを確認しよう 最新バージョンは9.1.2だ 2009 年 8 月 5 日anchor EasyCleaner(Freeware) Windows2000~Vista対応 Windowsのディスクの中味を掃除するユーティリティ。 Windowsについて鉄板なメンテナンス方法はないか読者の皆さんのお知恵を募集したところ、BBSにこれも「AS」さんから情報を寄せていただいた。 前出のCCleanerと同じ系統の「ディスクのゴミ掃除」系のユーティリティだが、これの方がさらに徹底している感じがする。 その分ディスク容量を稼ぐという目的にはそぐわないが、システムの動作を軽くするという目的は果たせると思う。 EasyCleanerのインストールはインストーラの指示に従って進行していく インストール先はこちら 初回起動の時に起動する言語を聞いてくる これも最近ちらほら見るようになったマルチ言語アプリ メニューはこんな感じで並んでいる このアプリの呼び物機能はこの「レジストリ削除」だろう 前述のCCleanerをかけた後だがまだ大量のレジストリが「不要」と診断された こんなに削除しても大丈夫なのだろうかという向きに「アンドゥ機能」も完備している 検出した198個のレジストリをさくっと削除してみた 結論からいえば特に問題は感じない プログラムの追加と削除もこちらからできる システム標準装備のものよりも精度が高いのかどうかはわからないが システムのものも時々レジストリ喪失、dll紛失ということがあるやに聞いている こちらも試してみる意味はあるかもしれない ディスククリーンアップと同様の機能はこちらの「不要ファイル」 そのディスククリーンアップをかけた後だがこれも大量に検出した 「MRU」は最近実行したプロセスの記録 別に置いておいても良いと思うがこれを削除したい事情の人もいるかもしれない アンドゥ機能はEasyCleanerを終了した後も記録が残る つまりいろいろ削除しているようで実は削除していないということだ ここのメニューで削除しない限り完全には削除されない ディスクスペースを節約したい場合はひと手間増えるが安全性を考えるとその方がいいだろう anchor Loginox(Freeware) OS10.5Leopard対応 ログインウインドウの背景のデスクトップのデザインを、Leopardデフォルトのあの宇宙的オーロラデザインから違う絵柄に変更するアプリ。 そういう趣旨のアプリはいくつかあるようだが、このLoginoxは多分一番簡単そうで、多分安全だ。 使い方は右のウインドウに変更したいデスクトップピクチャーなどをドロップして登録、絵柄を確認したら下の 設定したピクチャーが左に移ったらセットアップ完了。 Loginoxの使い方は簡単 右のウインドウに好みのデスクトップピクチャーをドロップする 自分のスクリーンの解像度にあったものを選ぶこと 画像がウインドウに乗ったら下の「Set new Login omage」ボタンをクリックするとセットされる この過程で管理者パスワードを要求される ログイン画面セット完了 戻したい時には下の「Reset to default」ボタンをクリックすると元に戻る anchor Google八分って本当にあるの?〜やられたかと思う前にいままでGoogleにかかっていたサイトが検索にかからなくなった時に、「八分」かそうでないか簡単に確認する方法を知った。 私の場合この自分のサイトをカンペ代わりに使っている。 ところが最近このキーワードでも自分のサイトが出てこなくなることがままある。 いろいろ調べてみると「Google八分」と俗称されているような現象は本当にあることはあるようだ。 その過程で面白い情報を知った。 独自ドメインを取得しているサイトはいいのだが、当サイトのようにサーバのドメインをそのまま使っているサイトはこれがそのまま当てはまるのだそうだ。 それでGoogle検索にかからなくなったのかどうか簡単に調べる方法がある。 こうするとひとつのドメインについて2件までという制限が無くなるので、省略されていたサイトも表示されるそうだ。 macserver.jpの人気ページというとMacServerさんのトップページなのだが、それ以外に最近はE-WAさんの労作のClamXavに関するドキュメントのページが上位に上がっている。 もし自分のブログがある日突然Google検索にかからなくなったら、こうしたことで確認することをお奨めする。 |