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2010 年 2 月 21 日




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Time Out
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

一定の時間ごとにデスクトップにスクリーンをかけて「休憩」を要求する健康管理、能率管理(?)アプリ。

最近のMacのラインナップはもうかなり前からCRTは廃止され、全てのラインナップが液晶になってしまった。
私はよくわからないのだが、CRTに比べると液晶モニターの方がドライアイになりやすい等、眼にかける負担が大きいというようなことを読んだことがある。
本当かどうかは知らない。

確かに最近の方が昔よりも目が疲れやすい気がするが、それはスクリーンを見つめている時間が昔よりも長くなったからともいえるわけで(あるいは歳のせい?)本当に液晶のせいで目が疲れやすくなったのかどうかはよくわからない。
でもどちらにしても長時間、モニタを見つめ続けて仕事をしていると疲れが溜まるのは間違いないだろう。

それで自分で一定時間仕事したら休憩を取るという努力を自律的にできれば良いのだが、実際には作業がノリ始めたら何時間でもそのままいってしまうこともある。
誰かに強制的に休憩を取らされるしかそういう体調管理ってできないのかもしれない。

それでこのアプリを起動しておけば、設定の時間ごとにデスクトップにグレーのスクリーンが降りてきてデスクトップが操作不能になる。
それで「休憩を取りなさい」と教えてくれるようになっている。
デフォルトでは
1)50分のインターバルで10分休憩(ノーマルモード)
2)10分のインターバルで15秒休憩(マイクロモード)

という設定になっている。

これでは休憩が長過ぎる、頻度が多過ぎるというワーカホリックな人は勿論設定を変更できるし、マイクロモードだけ解除してノーマルモードだけで使うこともできる。

またスクリーンが下りている間も、マウスは操作可能で「休憩を一時延期」したり「解除」したりもできて、ちょっと後回しにできない取込中に
「休憩しなさい」
と言われて
「今それどころじゃないのに!」
と逆にイラツイてストレスを溜める逆効果も防ぐことができる。
もっとも「いつも取込中だ」という人が使うには簡単に解除できるというのもどうだろうかと思うが、とにかく完全に操作不能になるわけではない。

以前はバックグラウンドで起動して、一度起動すると解除するのはプロセスを終了させるしかないという不便な操作感だったが(その分休憩を取らせる強制力は強かったが)、今のバージョンは普通のアプリとして起動して、普通にメニューから終了できるようになった。
これも「いつも取込中」という人達からの要望が多かったせいかもしれない。





Time Outを初回起動する時にはこういう同意書が表示される
そのまま使い続けるには「Continue」をクリック




起動してもしばらくは何も起こらない
Time Outのメニューから設定に入るとこのように動きを細かく設定できる
上からフェイドインのトランジションタイム、休憩時間の長さ、
フェイドアウトのトランジションタイム、休憩と休憩の間の長さ、
アイドル状態でリセットされる時間が用意されている




デスクトップにかかるスクリーンの色目、透明度、スキップ・延期ボタンの表示・非表示、
その長さ等がアピアランスのメニュー




サウンドで音をつけることもできる
システムサウンドをつけても良いしありものの音素材を使っても良い
SayKanaなんかを使って自分オリジナルの日本語アラートを作っても良い
ちなみに私は休憩が始まる時には「作戦中止!プラグを強制射出して!」、
休憩が完了する時には「最終安全装置解除!!」というあの名台詞を
キャプチャーして使わせていただいている




設定した時間が来ると「まもなく時間切れ」という表示で
グレースクリーンがフェイドインしてくる




そして残り休憩時間のプログレスバーとともに
「5分・10分延期ボタン」、「スキップボタン」が表示される
この間デスクトップは操作できないがマウスポインタは
操作できるので急ぎの時には解除も延期もできる




休憩時間が終われば「仕事に戻ろう」という表示で
グレースクリーンはフェイドアウトしていく
サウンドを設定していればこの時に音でも知らせてくれる




今のバージョンは普通のアプリとして起動してメニューから終了できるようになった
ただし終了する時には一応「終了してもいいか?」というタグを出す


2010 年 2 月 22 日




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これこそが最悪のシナリオ

注目の長崎県知事選と町田市長選で与党民主党が推薦する候補が敗れて、野党候補がいずれも勝ったとのこと。

長崎県知事選 民主敗れる 自公系新人が圧勝

町田市長選/町田市議選/日野市議選 市長選、石阪氏が再選 /東京

別に民主党を支持しているわけではないので、これ自体はどうでもいいのだが夏の参院選挙で今度は民主・社民・国民系の候補が歴史的惨敗をする予感。

「国民の声を無視して小沢を続投させた罰だ」
と国民は溜飲を下げるのかもしれないが、最悪の選択だ。
これで逆に参院で野党自民党が第1党になったりする逆ねじれ現象が起きると、民主政権は半身不随になり何も達成できないまま大増税の種だけ蒔いて、あと数年は政権は死に体になるという選択になりそう。
それだったら最初から昨年の衆院選挙で「改革の旋風」なんか巻き起こさない方がかえって傷は浅かった。

この大事な時期に数年間政治が麻痺状態になるのは、日本の経済にとってどれだけマイナスになるか計り知れない。
昨年春に伝え聞いた外国人投資家が
『日本は政治的なカントリーリスクがもっとも高い国だ』
と言っていた意味が何だか分かった気がする。

今やデフォルト寸前のギリシャやスペイン、政情不安なパキスタンなどと同じレベルで日本はリスキーな国というのが今の評価らしい。
しかもハイリスクローリターンの国だ。
昨年は世界の主要市場で危機後の回復もあって株価は戻したが、日本だけが一人負けに株価は騰がっていない。
米の公定歩合引き上げのニュースで一人だけ株価下落の反応をしたのも東京市場。

引き上げたのは公定歩合で、FF誘導金利ではないというところが結構ポイントなのだけど、そんなことに無関係に下げている東京市場を見て、
「材料なんかどうでもいい。売る理由、買わない理由を探しているだけ」
という東京スタイルが見えてくる。

今年も結構ヤヴァイんだなぁ、この国は。

株価のことはともかく、小沢・鳩山の金権体質が気に喰わないから民主政権を支持しないなんていう気紛れで政治をオモチャにする民度に危険はないのかなぁ。
一度昨年変革に賛成したのなら、問題を抱えていてもその行く末を見守る責任が日本の選挙民にはあるように思うのだが。
その覚悟がないなら、最初からリスキーな政権交代なんかしなければよかったのにと思う。
「政治と金」なんていう本質からほど遠いことで大騒ぎしている間に、重要法案がどんどん先送りされているという事実をもっと報道すべきなのに、報道もおもねっているし、やはり情報の受取手もそっちの話の方が分かりやすいからそちらに飛びつきまくっている。

それで試金石というべき地方選挙で「警告を発した」という程度なら良いんだけど、夏の参院選挙で「民主惨敗」なんてことになったら誰にとっても利益にならない、思慮分別のない暴走ということにならないのかなぁ。





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Net Monitor
(Shareware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

ネットワークのトラフィックをグラフィックにビジュアルで見せてくれたり、ログでトラフィックの数字を見せてくれるアプリ。

表示場所はウインドウ、ドックアイコン、メニューバーアイコン、フローティングウインドウという感じで、ネットワークのインターフェイスを選択的に、あるいはトータルでスピード、転送量等を表示する。

面白いところでは指定の期間の総転送量なんかを表示することもできる。
国内にはあまり見当たらないが、海外にはパケット従量制のインターネットプロバイダとかもあるから、月間の転送量がどれだけになっているかというのは知りたいケースもあるだろう。





Net Monitorを起動すると初回はウエルカム表示とアプリの概略の説明が




また「Net Monitorはフリーウエアではない、
レジストしないと30日で動かなくなる」という表示も出る




ベーシックな表示はこんな感じでネットワークのトラフィックをヒストリカルグラフで表示
インターフェイスは上のプルダウンで選べるし右ペインで情報、出入りの転送量が分かる
グラフ横の三角ボタンをクリックすると右ペインのスピードメータが隠れる




ツールメニューから「Traffic Log」を選んでこれまでの接続履歴なんかも表示




ツールバーの「info」ボタンでそれぞれの履歴の詳細情報を得ることができる




「Calculate」ボタンで指定した期間のトータルの転送量を表示することもできる
パケット従量制の海外プロバイダ利用者にとっては重要な情報かもしれない




「Speedmeter」ボタンをクリックすれば独立したスピードメータを表示できる
複数のインターフェイスを同時に監視する用途には便利か




このようのヒストリカルグラフをドックアイコンに表示できる




デスクトップの隅に半透明なフローティングウインドウで表示することもできる




そのフローティングウインドウにスピードメータを表示することもできる




それらの表示のオンオフはメニューから可能




便利なのか邪魔なのかビミョーだがメニューバーに
ヒストリカルグラフを表示することもできる




表示の切り替えや基本操作をメニューバーグラフからもできるので
アプリ本体を非表示にしてメニューエクストラ風に使うこともできる




このようにいろいろ好みや作業の都合で表示を
切り替えることができるのがこのNet Monitorの特徴
他に文字の大きさや表示のサイズ、テキスト表示の有無等が設定可能だ
この設定でドックアイコンを非表示にすることもできる


2010 年 2 月 23 日




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原因不明のカーネルパニック頻発

昔のMacOSでは爆弾マークに当たる「カーネルパニック」が頻発している。

「頻発」といってもこの2ヶ月に3回ぐらい起きたくらいで昔の爆弾マークとは比べものにならないのだが、それでもOSXになってからカーネルパニックなんて数年に一度くらいしかお目にかかれないので、2ヶ月に3度はすごい高率だともいえる。

その原因がどうもよくわからない。

今回はVMWare Fusionの上でWindowsXPを起動した状態で、iCalにイベントを入力しようとしたところ画面がサーッと暗くなった。

最近の2回のパニックもVMWare FusionとWindowsXPは絡んでいた。
だからVMWare Fusionは原因の一端だともいえるが、VMWare Fusion+WindowsXPを導入してからもう1年半以上経つが、その間特にカーネルパニック等は起きていなかった。
どうもよくわからないのだが、この2ヶ月間で導入した常駐ソフトということになるとNOD32くらいしか思いつかない。
これが原因なのだろうか。

しかしNOD32は普段はおとなしくしていて、iTunesの自動同期を邪魔するくらいで特に障害らしい障害を起こさない。

もうしばらく様子を見て、パニック時の作業の記録を比較して、継続して原因を探ってみる。





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Net Monitor Sidekick
(Shareware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

前出Net Monitorとペアのアプリで、ネットワーク上に見えているホストが地理上どこにあるサーバのものなのか、そことのルートを見たりpingを飛ばしたり等が可能。

pingなどの機能は勿論ローカルネットワークでも使えるが、このアプリの主眼はWANで使うことだと思う。
どこかのホストのドメインを入力するとそのサーバがある場所を表示してくれるのなんか良いかも。
最近中国や韓国からわけの分からないものが飛んでくることが多いし。





Net Monitor Sidekickの起動時のウインドウ
プロトコル、ポート等が表示される
これはとある住宅地(要するにウチの近所)で受信した無線LANのホストだが
こんなにいろいろなものを受信してしかも結構な頻度でそれぞれやり取りしているのが面白い
勿論クラックされているわけではなく認証等のやり取りも全部記録されている




特定のプロトコルに絞り込んだりやり取りが停止して
何分後にリストから削除されるとか実用に合わせて設定できる




特定のホストを検索して地理上の場所を特定することもできる




そのホストまでのルートを調べることも可能
結構いろんなところで中継されている




そこにpingを打ってみるということも可能
このリザルトは通信状態は良好という表示


2010 年 2 月 28 日




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Windows不定期アップデート発行中〜でも例のrootkit対応パッチと駆除ソフトまだー?(゚Д゚)?

一時期はWindowsのアップデートは月に一回だけということになってから、結構律儀に守っていたマイクロソフトだが、最近また定期外アップデートの頻度が増えてきた。
今回は深刻度はどの程度なのかわからないが、話題のIEのパッチが含まれていて、しかもあと1週間が待てないパッチなので、そんなにどうでもいいものではない気がする。

それにしても前回のアップデートで、WindowsXPが大量にブルースクリーンを出して起動できなくなるという犠牲を出し阿鼻叫喚地獄になっていたrootkitの件だが(参照こちら)近日中に修正パッチと駆除ソフトを配布するという話だったが、それは今回はまだ含まれないようだ。

勿論ブルースクリーンを出して起動できなくなってしまったら、パッチも当然当てられないわけだから配布方法は違う形になるかもしれないが、その対策はまだということなのでWindowsの運用は注意を要する状態のままだということを気に留めた方がよい。
(そのブルースクリーン患者の場合はどうやって修復するのだろうか? KNOPPIXなんて救済用のLinuxシステムディスクを配布してそこからWindowsを修復するようなスクリプトを実行する仕組みにするんだろうか? Windowsの修復に正式にマイクロソフトがLinuxを配布しなくてはいけなくなるということが起きるんだろうか? これもなかなか興味深い問題だ)

ガンブラーの件もあるし、本当はWindowsでやたらネットに接続しない方がいいんだけどね。





Windowsの不定期アップデートがかかってきているので忘れずにかけること




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iPhoneはマンガのオチ

先日部屋を整理していたおりのこと。
本棚の奥から古いMac Fanが出てきた。
2003年の4月1日号で今から7年前の号で、そんなに古いという感じでもない。
表紙は売り出し中の長谷川京子(当時25歳!)で「若いな」とつぶやいてしまったが、書きたかったのはそのことではない。

この当時「マックな人」というマンガがこの雑誌には連載されていて(今でもしているかもしれないが)、このマンガのこの号のストーリーがこんな感じだった。

例によって主人公の「博士」がみかんを食べながら毎日テレビばかり観ている・・・のを見て助手が
「研究をしなくても良いのですか?」
と聞くと「博士」は
「これだからな・・ワシはボーッとテレビを観ているわけではない、今の日本でアップルがどんな製品を出せば売れるかを研究していたのだ」
とご高説を披露し始める。

で何か良いアイデアは?
「もちろんあるとも。アップルの人間が聞いたら涙がチョチョギレるようなアイデアじゃ」
今どき死語。でどんなアイデアを?
「ズバリケータイじゃ。アップルのケータイを作るんじゃ。」
なんだ、携帯電話ですか。ありきたりですね。
「最初はホワイトとブラック、あとでiMacカラーとかスケルトンを出す・・・データはiSyncで同期。
いっそのことiPodと合体してiPoneなんてどうじゃ
Appleさんこりゃ売れますよ!」
(20GHDD内蔵でFirewire接続で、ムービーも楽々観られるなんてね)

いやそれはちょっと重いかも・・・(^_^;)

というようなエスカレート落ちなんだけど、結構このオチになっているスペックと名前はカラーリング以外は今のiPhoneを言い当てているようで、当時はマンガのオチだったがたった7年で
「そんなの笑いでも何でもない普通のスペック」
ということになってしまったのにむしろ感心してしまった。

勿論当時はNAND型メモリがこんなに急速に普及するなんて誰も思わなかったし、ケータイの市場がこんなふうに再編されるとも思っていなかったし、日本のケータイベンダーが軒並み開発費の負担で青息吐息になっている現状を見てアップルがケータイ電話なんか作ってアドバンテージなんかあるわけないと思っていた。
アップルがケータイを作るかもしれないというのは、ウワサとしてはあったが
「最もありそうもないAppleファンの途方もない妄想」
という感じだった。

7年でこんなに感覚は変わるのだと改めて思い知った。
たまに古い雑誌をひっくり返して見てみるのも面白いと思う。







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