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2010 年 6 月 21 日




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iDefrag Demo
(Shareware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

Macのボリュームのフラグメンテーション(断片化)を診断したり解消するアプリ。

最近はiPhone、iPad効果なのか、Windowsから大量にMacにユーザが流れ込んできて、最近Macを使い始めた、あるいはこれから使い始めるという人が随分増えた。
そうするとMacとWindowsのカルチャーの違いから多くの誤解が生じる。

例えば最近Twitterなどで
「Macのデフラグのやり方が分からない」
「Macにはディスクデフラグソフトが付属していない」
「Macの断片化がひどく、こういうところがやはりWindowsに比べて遅れている」

等の書き込みが散見されるようになってきた。

Windowsマシンを動かす上でデフラグは必須のメンテナンスだ。
だから長年Windowsを使ってきたユーザには「システムが遅くなったらデフラグ」というのは体に染み付いている。
しかしその常識をそのままMacに持ち込むから、上記のような不満になってくる。

結論から先に書くとMacの場合、使い方に心得があれば基本的にデフラグなどは必要ない。
長年使ってきてデフラグの必要性など感じたことは一度もない。

それでもどうしてもデフラグをやらないと精神衛生上耐えられないという方のために、こういうアプリがある。
このアプリはレジストする前のデモ版でも起動ボリュームなどの断片化の全域診断は可能なので、これを使って自分のディスクの断片化の状況を確認してみるのもいい。

使い方に心得が有ればと書いたが、その心得はそんなに難しいことではない。
注意しなければいけないのは、ディスクの空き容量が1〜2GBしかないような余裕がない状態で使うなという一点だけだ。
どれくらい空き容量があれば充分かは、CPU速度、メモリ容量などいろんな条件によって変わってくるが、基本的には10GB程度以上起動ボリュームに空き容量があれば、あるいは20%以上空き容量があれば断片化は気にすることはないと思う。

空き容量は大きければ大きいほど断片化を予防できるので、無理なパーティション切りをして起動ボリュームを小さくするよりも、パーティション切りしないでワンボリュームで使うのが良いと思う。

それで断片化が進行しない理由は、Mac/UNIXが採用するファイルシステムは自動的にフラグメンテーションを解消する仕組みになっていると理解しておいてもらっていい。

iDefragはレジストすると起動ボリュームのデフラグ(断片化解消)をシステムディスクからの起動をしないで進めることができるとリードミーにも書いてある。
iDefrag2からは、そういう専用ブータブルディスクを作成してそこから起動して起動ボリューム全域のデフラグをする仕組みに変わったようだ。

またデフラグの作業中SMARTモニタリングでディスクの温度も監視して、温度が上昇した場合はデフラグの作業を一時停止させるとか、デフラグの書き換えのプロセスの度に、データの書き込みが正常に行われたか確認するとかの安全策も用意されている。
デフラグをあまり頻繁にやらない方が良いというのは、データの破損以外に夏の気温が高い時にディスクアクセスが激しいデフラグ作業を頻繁にやると、ハードディスクの温度が上昇して逆に故障の原因になりやすいということも関係する。

ハードディスクは50度以上に温度が上がりっ放しになって数十分も下がらないなんてことを頻繁に繰り返していると、故障の確率が急増することが確認されている。
デフラグを気にしてかえってディスクの寿命を縮めるような愚かなことを繰り返さないことをお勧めする。
どうしてもデフラグをやらないと精神の安寧が得られないという人はこういうアプリを積極的に使ってみるのも手だ。

ただし繰り返し強調するが、Macの場合はデフラグの必要はないということは断言しておく。
このことは以下のキャプチャーでも説明する。





iDefragを起動するとこういう画面に
まずどのボリュームを診断したいのかを左のペインで選択せよと出てくる




システム領域も含めてフラグメンテーションの診断をするので当然管理者権限が必要になる
この表示で南京錠のアイコンをクリックする




パスワードはルートのパスワードでないといけない




こうして診断がスタートする




診断が進行していくとアロケーションの色分けが広がっていく
緑は一応問題ない領域ということらしい




さてこれがグラフィックの診断結果
この通り真っ赤になる
これだけ見ると断片化が深刻なレベルで広がっているように見える
「これはまずい!いますぐにでもレジストしてデフラグをやらなければ!!」
と思ってしまうような色あいだ




しかしこちらの「Statistics」のタブでまずその数に注目して欲しい
総ファイル数に対して断片化しているファイルは6400ほど、
1.1%のファイルが断片化しているということになる




さらに「Files」のタブをよく見ると6400もの断片化したファイルのうち
1/3の2100はClamXavのスキャンログ、1500はEchofonのTweetデータベースログ、
700はサムネイル、500は暗号化ドキュメントのスパースバンドルと
上位5/6は別に断片化していても大勢に影響のないファイルばかりだ
システムなどの速度に影響しそうなファイルの断片化は合計でも100前後しかない
これは長年Macを使ってきた私の実感とも一致するが100程度の断片化は別に深刻でもないし
このためにいろいろリスクのあるデフラグをかけるメリットはほぼない




それでもどうしても断片化があると精神衛生上良くないという方のために
このiDefragをレジストするという手はある
デフラグには別パーティションまたはシステムディスクからの起動を要求されるが
iDefrag2からは専用ブータブルDVDを作成して
そこから起動して全域デフラグということも可能になった




またデフラグ作業中の書き込みをその都度チェックするモード、ハードディスクの温度を
監視して過熱を防止するモードなど様々な安全策も用意されている
ただ何度も強調するがMacの場合デフラグは必要ないので
時々このデモ版でチェックするだけで充分だと私は思っている



この通り自動的に断片化を解消する仕組みがあるにもかかわらず、断片化を起こしているファイルというのは、頻繁な回数追記上書きされるような種類のファイルに限られている。
このうち大部分を占めるウイルス対策ソフトのスキャンログやTwitterクライアントのデータベースファイルは、別に異常が無ければ削除してしまってもかまわない。
それだけのことで大半の断片化は一瞬で解決する。

過去に相当負荷のかかった業務用のMacのメンテナンスも経験してきたが、断片化が深刻なレベルにまで進行したという経験は一度もない。
せいぜい100から200、多くて300。
30〜60万ものファイルが格納される起動ボリュームの中で、この断片化のレベルは取るに足りないということになる。
システムの動作が遅くなっているのを見て、せっせとデフラグして一向に症状は改善していないのに
「もっとデフラグせねば」
なんて言ってる「デフラグ信者」もたまに見かけるが、Macの場合システムやブラウザなどの動作がもたつくのは大概はもっと別のことが原因になっている。
その原因を切り分けるのが先決で、盲目的にデフラグをやっても一向に症状は解決しない。

ただし上記のことは
「起動ボリュームに充分な空き容量がある場合」
に限られる。
初心者の中にはディスクを効率的に使いたいと考えるのかどうか分からないが、空き容量1GB切るようなレベルで使っている人をたまに見かける。
この場合は断片化はどんどん進行していると考えて間違いない。
ハードディスクなんてもうコモディティ化して安いんだから大容量のものを大盤振る舞いしたほうが、いろいろシアワセになれると思う。



2010 年 6 月 22 日




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見合わせていたOS10.6.4アップデートとiTunes9.2を入れる

見合わせていたといっても、ずっとバタバタしていたからというだけで特に問題はない。
最近はアップデートの時には一応問題が起きてもリカバーできるぐらいの時間的余裕がある時にやりたいと考えると、なかなかいつでもというわけにはいかない。

それで既に各所で話題になっているが、OS10.6.4アップデートをかけると何故かFlash Playerのバージョンが戻ってしまうという問題があるらしい。
もう解消されているのかもしれないが、事前にFlashのバージョンを確認していなかったので、バージョンがひとつ古かったのは単にアップデートを怠ったせいか、件の不具合のせいか分からずじまいだった。

でもきっと不具合は解消されていないから、アップデートの方法も確認しとく。





今回のアップデートとiTunesのアップデートが合計で400MBを越える
結構でかいので気長に待つ




アップデート自体は問題なく完了するがご他聞に洩れずFlashのバージョンはひとつ古い
アップデートの不具合のせいか元々だったのかは未確認
バージョンの確認の仕方はSafariの「ヘルプ」から
「インストール済みプラグイン」を選択してそこでコマンド+F の検索で
「Flash」と入力すればすぐに該当箇所をハイライトする




2010年6月20日時点では最新バージョンはFlash Player10.1になる




これをAdobeのサイトから落とし的てインストールする




もう一度Safariのプラグイン確認メニューに入ってバージョンが最新になったかチェック




Silverlightなんかも今のところ脆弱性が報告されているわけではないが
実行環境になり得ないとも言い切れないのでバージョンを確認




最近脆弱性を報告されているAdobe Readerはヘルプからアップデートを確認する
面倒だがAdobe関連は自動アップデートにまかせてないで
こういう時くらいバージョンをチェックした方がいいと思う




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Safari PageRank
(Freeware, SafariExtensions)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

Googleのページランクを表示するSafari機能拡張

GoogleのページランクというのはGoogleが評価するそのサイトのバリューというか、検索エンジンが表示順を決定する独自の評価で、その基準は被リンクの質と数ということらしい。

その基準は
ランク0 評価なし
ランク1〜3 標準サイト
ランク4〜6 人気サイト
ランク7〜9 ポータルサイトクラス
ランク10 ナショナルサイトクラス(?)

ということらしい。
弊サイトはトップページのみがランク3ということで、人気度は標準のサイトという評価。
弊サイトは最新記事をトップページに掲げるブログスタイルを取っていないのでしかたない面もあるのだが、まあこういうもんだろう。

お知り合いのサイトの評価の高さを見て嫉妬するという使い方が正しい。





Googleのページランクが表示されるのはここ




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MacBook Proにフリーズ様の動作不良

MacBook Proがフリーズしたように動かなくなってしまった。
厳密にいうとフリーズではない。
マウスポインタも反応しているし、一応一通りの操作に対して時間はかかるが反応はしている模様。
しかしアプリの切り替えだけで数分待たされるのでは、実質フリーズと同じなので再ログイン、再起動で解消した。

問題はそうなった原因。
コマンド+option+escキー
を叩いてアプリの強制終了を試みるが
Safariが「反応なし」になっている。

この時にSwapファイルは11個(!!)にまで増えていた。
Swap領域の容量全部で7GBという前人未到の記録だ。

要するにメモリリークなのか何かがSwapにどんどん仮想メモリを書き出して、その書き出しにCPUリソースを殆ど取られて反応が極端に遅くなっていたということらしい。
フリーズではない。
こういう場合Safariを疑うべきなのだがアクティビティモニタで見てみるとSafariが占拠しているメモリ領域は数百MBでどうも直接の犯人でもなさそうな。

Twitterの方で一部のSafari機能拡張がこういう症状を引き起こすという情報はいただいていたのだが、何がSwapを書き出しているのか正体がつかめず、この情報に該当するのかどうか裏を取ることができなかった。

コンソールを開いて同時刻のクラッシュリポーターを調べたが、
VDCAssistant
なるフレームワークがクラッシュしていたという記録しか残っていない。
これはiSightと何かがコンフリクトを起こしている時に現れるらしいが、今回のフリーズ様の状況との関係も分からなかった。





キャプチャーはSwapが9個を表示しているがピークの11個のSwapの
キャプチャー撮影に失敗したので再ログイン後の様子を撮っている
再ログイン後でも9個というのがすごい
この時Safariの仮想メモリは数百MB




同時刻のクラッシュリポーターはVDCAssistantのクラッシュを記録している
これの原因とフリーズ様の症状との関係は不明




再起動後は正常に戻った
Safariなどの表示も前の状態に戻して見たが症状を再現しない
結局Swapを生成していたのが何だったのかは分からずじまい




一応次回こういうことが起きた時の対策としてシステム環境設定の
「セキュリティ」に入って「安全な仮想メモリを使用」のチェックを外す
これで次回Swapを量産し始めた時にも速度の低下をある程度防げる筈で
プロセスの終了などの操作ができる可能性がある


2010 年 6 月 23 日




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Gmailが乗っ取られるハッキングが急増している〜Twitterもターゲットか?

ここのところ、メール関連でいろいろ不審なことが起こっている。

お知り合いから以下の内容のメールが来た。

「私から下記メールが届いた方は、
何者かが送った不審メールですので、
絶対にクリックせずに捨ててください。

なお、gmailのパスワードを変更しました。

>メール送り主のメールアドレスを含むヘッダ
バイアグラ関連の英語の通販サイトのURLリンク」

どうやらこの方のGmailアカウントが誰かに乗っ取られて、このアカウントからオンラインのアドレス帳にあるアドレスに無作為に上記のバイアグラメールが送られてきたらしい。

私の方でもつとにそういう内容のスパムメールを受け取っている。





これが最近やたら飛び交っているバイアグラメール
差出人はスパマーなのか単にアカウントを乗っ取られて
踏み台にされている人なのかは不明
私を含み何人かのアドレスに同報メールで送信されている
差出人はGmailが多いというより被害者はほぼ全員そのような感じだ



このように単にバイアグラサイトのリンクだけが本文のメールを送りつけてくるものを私は受け取っていたが、Twitterのお知り合いの話ではウイルスファイルを添付したものも飛び交っていると言う。
それでそのサンプルを送ってもらった。
早速検査したところ、しっかりクロ判定。

Virustotalで調べてみると、約半数のウイルス対策ソフトが、このファイルを有害なトロイと認定しているが、このファイルは自律的に感染する能力はなく、人間が媒介し自分で起動しない限り感染も起きない。
ただし一度活動を始めるとシステムのレジストリを一部書き換えて、しつこく起動時にバックグラウンドで常駐する(しかもプロセス名を偽装する)たちが悪いトロイらしい。

また確実かどうか分からないが、Windowsの復元領域に忍び込み、一度対策ソフトで削除してもまた再起動すると復活するという動作もするらしい。





Twitter上のお知り合いから送ってもらったウイルスサンプルを
スキャンしたところClamXavはクロ判定を下した
ClamAVでの名前は「Suspect.Bredozip-zippwd-16」




このファイルをVirustotalで調べてみると
過半数のウイルス対策ソフトはこれをマルウエアと認定している



ただしこのトロイの木馬はWindowsにしか感染しない。

問題のGmailアカウント乗っ取りを報告してきた人はMacユーザだ。
他の事例もMacを使っている人が多いようだ。
このトロイは無関係だと考えるべきだ。

どうもこいつが犯人なのではなく、こいつはただ単に騒ぎに便乗してるヤツが放流しているのか、踏み台にされている人がたまたま感染していた別のウイルスに相乗りされたのか、そんなところらしい。


ググってみてこういう記事を見つけた。
Gmailに集団ハッキングか? 他人のアカウントを悪用 - ITmedia エンタープライズ

「スパムメールは、ハッキングしたGmailアカウントのアドレス帳データを悪用する。メールの件名は空白で、本文には医薬品販売サイトへのリンクのみが記載されているという。「送信済みメール」のフォルダ、または「ゴミ箱」のフォルダには、アカウントから送信されたスパムメールのコピーが残る。」

ということだ。攻撃の手口は
「攻撃側はモバイルインタフェース経由で他人のアカウントに侵入。ボットを利用している可能性が高い。」
と言うことだが
「現時点で、被害に遭ったアカウントの数や共通する手口などは明らかになっていない。集団によるハッキング攻撃なのか、Gmailにバグがあるのかなどの原因も分からないという。Googleは沈黙を保っている。」
ということらしい。

結局どういう手口かが分からないから、対策のしようがないのだが簡易な認証を悪用されている気がするので、
「ログインを維持する」
設定をオフにするとか、時々ブラウザでログインして
「送信済みフォルダ」
の中身をチェックして、身に覚えがないメールを送信した後が残っていないかをチェックするということしか対処しようがない。

これと似た手口なのがこちらの記事。
Twitterでアカウント乗っ取り詐欺が横行、「Lol」に要注意 - ITmedia エンタープライズ

こちらはTwitterのアカウントを乗っ取る手口で
『「Lol. this is me??」「lol, this is funny」「Lol. this you??」などの文面にリンクを添えたつぶやきが使われている。「Lol」は「lot of laugh」の略で、「すごく笑える」の意味。ユーザーが愉快な内容を期待してリンクをクリックすると、Twitterのログインページに見せかけたページにつながるが、このページは中国にある不正サイトでホスティングされている。』
とのこと。

Gmail攻撃は4月ぐらいから見られているらしいが、このTwitterフィッシングは2月ぐらいから、現れている。
一見無関係のように見えるが
「この手口で乗っ取ったアカウントを使ってさらなるスパムやマルウェアの配布に利用するためのボットネットを構成しており、既に偽バイアグラなどの医薬品を宣伝するスパムの送信に使われている」
という乗っ取った後の手口が酷似していて、同一グループかもしれない。
ホストが中国というのもそれっぽい。

Googleにログインしたまま、あちこちのWEBのサービスにやたらログインしたり、Twitterのサービスに入ったり、パスワード入力は止めようということかな。
いろいろ窮屈なことだ。



2010 年 6 月 24 日




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LiveQuartz
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

Macの最新の画像処理エンジンのCoreImageを利用した簡易画像エディットアプリ。

これは「ヴェアダル」さんところの「Macの手書き説明書」で知ったTips
Macのショートカットキー一覧の壁紙がとっても素敵 | Macの手書き説明書

リンク先のこちらのサイトでpng形式のMacのショートカットを一枚の画像に収めたファイルを配付している。

Macのショートカットキー一覧の壁紙を作ってみた - スチーム速報 VIP

これ自体は背景は透過になっていて、好きなデスクトップ画像に貼付けて利用することができる。
これは素敵だ。
ショートカットなんて最近は虎の巻を開いてみることもあまり無くなったが、確かにこうしてデスクトップに貼っておくといざという時にど忘れしたショートカットキーを思い出せて便利な気がする。
なんとなくデスクトップ画像にこういうものが貼ってあるのもお洒落かもしれない。

問題はこれを貼る方法で、Adobe Photoshopを使えば確かに貼れるのだが、それだけの作業のためにAdobe Photoshopを起動するのか億劫だなと思ってしまう。

ヴェアダルさんはこういう時に使うアプリはLiveQuartzを勧めている。
確かにこれは簡単だ。
レイヤーを重ねる工程がドラッグだけでできてしまうなんて画期的だ。
でき上がったものをjpegか何かに書き出せば、簡単に一枚の画像になる。

最近のデスクトップはこうしてできたものを専ら使っている。





LiveQuartzは画像を簡単にレイヤーかできるところがヴェアダルさんのおすすめ




こうした透過pngをデスクトップピクチャーに貼付けて
お手軽にショートカットカンニングデスクトップが完成
最近の私のデスクトップはこんな感じ




他にも各種フィルターをトレイに載せて切り抜いたり色加工したり
エフェクトかけたりいろいろな効果が簡単にかけられる
Photoshopのような細かい加工はできないが面白い効果が一杯ある


2010 年 6 月 25 日




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Gmailが乗っ取られるハッキングが急増している2〜原因は相変わらず不明だがパスワードの変更だけでは不十分かも

先日「Gmailが乗っ取られるハッキングが急増している」という記事を取り上げたところ、あちこちから反響をいただいた。
結構やられている人は多いようだ。
こちらがその典型的な例。
Googleアカウント乗っ取られた | Way2Go

問題はそうなった理由なのだが、どうもよくわからない。
この問題を扱ったサイトは、原因をパスワードクラックと決めつけてその対策を書いておられるところが多い。

が、パスワードクラックに対して「時々パスワードの変更を」なんていう対策は意味があるだろうか。
時々というのはどれくらいの頻度なのか?

それよりもどういう手口でパスワードをクラックされたかが分からないと、小手先のパスワードの変更は意味がないのではないだろうか。

絶対に使ってはいけないパスワードとは - ライフハッカー[日本版]
こういう使ってはいけないパスワードというのは参考になると思う。
もしクラッカーが総当たり攻撃をするなら、スクリプトを走らせる前にいくつか試してみるパスワードというのがある。
それがまさにファーストネームだったり「1234」なんていう文字列だったり、「password」なんていう文字列だったりするので、こういうことに気をつけるのは意味があると思う。

でも今回乗っ取りを経験している人の中には結構強度が高いパスワードを使用していた人も含まれる。
そうだとするとやはり総当たり攻撃を仕掛けているのかとも思うが、その割には被害者の数が多いような気がする。
こんなにみんなやられるということは何か共通点があるのではないかと、皆さんにいろいろ質問してみるのだが、Twitterの脆弱性を悪用されたとか、そういう共通点が浮かんでこない。
でもやはりMac+Gmailという組み合わせが多いのは気になるところだ。
何かのマルウエアか特定のサイトのフィッシング、トロイの木馬の可能性が否定できない。

もしもやられた時にGoogleアカウントを素早く復旧できるためにいくつかの方法がある。
経験者は語る、Googleアカウントのハッキング被害から学んだ10のこと - ライフハッカー[日本版]

Googleアカウントに予備メールアドレスを設定しましょ | juggly.cn

予備メールアドレスの設定は早速私もやった。
不便だが接続を維持する設定も解除したりGoogleバズも解除した方が良いかもしれない。
Twitterとの関連性は不明のままだが、登録メールとパスワードはGmailとは別のものにしておくに越したことはないと思う。





時々ブラウザでGmailに接続して送信履歴等をチェックすることもお勧めする
また下のここをクリックすると最近ログインしたIPアドレスの履歴を見ることができる
ここでどう見ても自分のIPとは違うものがまぎれていたらやられている


2010 年 6 月 26 日




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oldschoogle
(Freeware, SafariExtensions)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

Googleの検索結果画面を最近の模様替え以前の姿で表示するSafari機能拡張

Google先生は最近検索結果画面を模様替して、右テーブルのスポンサードリンクだけでなく左にもメニューリンクができた。
これはこれで便利なような気がするが、検索結果の表示領域が狭くなってしまったので見づらいというクレームもあるようだ。
そうい人のうち、Safariユーザはこれを使えば良い。
前の姿に戻してくれるだけでなく、右テーブルのスポーサードリンクも消してくれるので、そういうのが良いという人は使う意味がある。





Google教授は最近検索結果のページレイアウトを変更して
左テーブルにメニューリンクを置くようになった




oldschoogleを使えばこのように
左テーブルのメニューが消えて表示領域が前のように広くなる




設定で右テーブルのスポンサードリンクも消すことができる
私個人は今のレイアウトも悪くないとは思っているのだが




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確かに自己責任ではあるのだけど・・・

こういうリンク を見つけてしまった。

そこに書かれたリンクの説明の文章がこういう内容だった。

「MacOSXの新着アプリテスト記録とトラブルシューティング

ここの情報を参考にメンテをかけていたら、HDDが物理クラッシュした。好きなサイトだったけどそれ以来見てない。
ここの情報を試したために、酷い目にあったと思うのが楽だったから。
バックアップしてなかったため、5年以上ものデータが失われてしまった。プライベートのデータがほとんどだが、かけがえの無いものだと思っていたので、ものすごい喪失感だった。

本当の原因はなんだったのかは今となってはわからない。時間が経ちすぎたため記憶も薄れたから。自己責任でやっていたつもりだったが、あまりに辛い出来事だった。
内容を完全に理解しないで、なんとなくできるようにやるという方法でやっていたのが良くなかったのだろう。誰かの所為にしてしまえたらどんなに楽か、そいつに責任をとってもらえたらどんなにありがたいかとも思った。


悲しいことだねぇ。

確かにここに書いた情報を利用する場合は、これは私が個人の提供する情報なので利用する側も個人の自己責任で利用してもらいたいと断り書きをしている。
ここに書いていることに私は無限責任を負うことなどできないからだ。

そうではあるのだがでは私は無責任に書きなぐっているのかというと、少なくとも本人はそうは思っていなくて一応すべての情報は自分のMacで検証して、うまくいったものを書いているのであって、うまくいくかどうか分からない情報を適当に引き写したりした覚えはないと自分では思っている。
その証拠がそれぞれの記事につけているキャプチャーで、実際にそれらが成功したからキャプチャーが撮れているわけで、失敗した時には失敗したキャプチャーを載せて事実に即して書いているつもりだ。

少なくともここに書いているメンテナンスの方法で、実行するとディスクが物理クラッシュするような危険なものは載せていないつもりだが、一部のオンラインウエアにはそういう副作用が無くもないので、そういう場合には私の分かる範囲で注釈はつけている。
そういう注釈部分もよく読んだ上で、使用して欲しいし、もしそういうものを使ったために不具合が起きたのならその情報を寄せていただけるとありがたい。
不具合情報はできるだけサーベイしているつもりだが、それでも私も全知全能というわけではないので見落としはあり得る。
情報をいただければその見落としが修正されて、さらに情報が確実になる。

そのディスクの物理クラッシュがどういう過程で起こったのかは是非私も知りたいところだから、そういう情報は教えていただけるとなおありがたい。


さらにここの情報を利用する上で是非知っておいてもらいたいことがある。

それはMacに限らず、PCでもiPhoneでもiPadでもどんな電子機器でも同じことなのだが、電子機器というのは基本的にいつ死んでも不思議ではないということを知っておいて欲しいということだ。

なんちゃってなIT用語辞典にも書いたが、例えばハードディスクが死ぬのは一定の確率で必ず起きることなのだ。
新品のハードディスクだって確実ではない。
ずっと電源入れっぱなし、回転させっぱなしで10年保つ個体もあれば、5分で死んでしまう個体もある。
この差は単なる歩留まりでしかない。
これはハードディスクだけに限らずチップセットにしてもソリッドドライブにしても液晶にしてもCPUでさえ同じことだ。
買って5分で死んでしまう個体だって一定の割合で必ずある。
これが「歩留まり」というものなのだ。

それに対してどうつきあえばいいかというと、先のなんちゃってなIT用語辞典にも書いたが、ひとつ死んでも必ずバックアップがあるという状態で、この種の機械とはつきあうということを原則にして欲しい。
私個人の場合はバックアップは常に複数あるという状態で使っている。
私個人もそういう過去のファイルを喪失するという事故を経験しているので、これはもう鉄則にしている。
本体が死んで、そのバックアップも同時に死んでも予備のバックアップは必ずあるという状態で常に使うようにしている。
できれば皆さんにもこの「バックアップは常に複数」ということをお勧めしたい。

それは、あれば安心というだけではない。
あれば何か起きた時に「誰かに責任を取ってもらえれば楽なのに」という虚しい思いを感じずにすむ。
さらにあれば大胆に振る舞うこともできる。
母艦が死んでも予備システムがあるから、いつでもリカバリできると思うと少々リスキーな方法も試すことができるが、バックアップもない状態でそういう事故を経験すると、もう電子機器を触るのも億劫になるに違いない。
リスクは常にあるということを認識してそれなりのつきあい方をすれば、こういうものはそんなに悲壮にならなくても良いのだ。


当該のリンク先の管理者さんはもうこのサイトを観ていないということなので、いくら書いてもムダかもしれないが、こちらの思いはそういうことなのでまたいつか出会える日が来ればいいと願うばかりだ。



2010 年 6 月 28 日




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ウワサのiOS4をiPodにも当ててみた

今週配布が開始されたiPhone、iPad向けの新OSのiOS4がiTunesのアップデート情報によるとiPod Touchにも当てられるということなので当ててみた。

所要時間はおよそ2時間強というところ。

当ててみた印象をいうと、ウワサのマルチタスクはなかなか活用する場面はないものの、あちこち細かいインターフェイス変更がされていて、全体的に動作はてきぱきと動くようになった。
iPhone3Gに当てると動作が重くなるという記事を見かけた気がするが、今のところiPod Touchに関しては動きは速くなっている。

そして何よりもアプリの切り替えが早い
またアプリリストのホーム表示に戻るのに□ボタンだけで一発で戻れるようになったのはなにげに便利





iTunesがiOS4のアップデートを知らせてきた
ダウンロード所要時間は20分で結構でかい
しかも実際の所要時間はもっとかかった気がする




インストールにも1時間強かかるのでこの作業はじっくり時間がとれる時にやること




作業が完了するとiPodの「ソフトウエアバージョン」は4.0になった
近日中に4.0.1もアップされるというウワサもある




iPod Touchの画面には言ってみる
見た目は大きな変更はないのだが微妙に雰囲気は変わっている




例えばメールはアカウントとメイルボックスの表示が分けられて
すべてのアカウントを表示とかもできるようになった




カレンダーもそれぞれのメニューを選んで表示に入るスタイルから表示したいメニューに
チェックを入れて「完了」するとカレンダー画面に戻るスタイルに変わった






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