2010 年 6 月 11 日anchor ipaPNGviewer(Freeware) OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 iPhone、iPadアプリの.ipaの中の画像を見たり取り出したりできるアプリ。 ipaファイルの正体はこちらのiTunesAppからアイコン画像を取り出す方法という記事でも取り上げたように、実体はzipと同じアーカイブファイルで、その中のアイコンファイルやアートワークファイルもプレビューとかでないと見ることができないような特殊なフォーマットの画像ファイルになっている。 これを取り出す方法を上記記事で取り上げたが、そんな面倒なことをしなくてもこのipaPNGviewerのを使えばipaファイルを指定するだけで、それらの画像をプレビューして取り出すこともできる。 あとはEuropaのようなアプリを使って、角を丸めればアイコンらしいミテクレの画像に加工できる。 従来の方法ならipaファイルの拡張子を.zipに書き変えてアーカイブの中身を開いて ipaPNGviewerならファイルを開くタグでipaを指定するだけ ipaファイルは~/Music/iTunes/Mobile Applicationsにある すぐに画像が開くのでアイコンファイルなど必要なものをデスクトップに ドラッグするだけでpngファイルに変換して取り出すことができる 2010 年 6 月 12 日anchor Dashboard De Aquarium(Freeware, Widgets for Dashboard) OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 Dashboardの水槽ウィジェット。 「アフリカンランプアイ」という魚が追加されたような。 Dashboard De Aquariumのデフォルトの坂野組み合わせはこんな感じ 新種の「ランプアイ」というのはこんな魚 こっち方面の知識が全くないのでよくわからんがきっとすごいに違いない 2010 年 6 月 13 日anchor WindowsUpdateが終わらないそういえば今週はWindowsの月一アップデートの週だった。 今週はたまたまWindowsを起動する機会が無かったので、週末まで気がついていなかったがセキュリティパッチなどたんまり出ている。 今月はIE8の累積的なセキュリティパッチ、XP本体のセキュリティパッチ、 WindowsMediaランタイムのセキュリティパッチなど盛りだくさん、 自動更新の人もすべて失敗なくかかったかどうか確認した方がいい 所要時間8分とあるが全然そんな短い時間では終わらない 2010 年 6 月 14 日anchor やおらSafariを5に上げてみるここんとこいろいろ取り込み中で完全に話題に乗り遅れた感があるが、やっとSafariを5に上げた。 SIMBLの扱いがまたかなり変わったようで、SafariStand
は今までのバージョンは動かないということは事前に聞いていたので、v.5対応がhetimaさんから出るまで待っていた。 他にもSafariTabMemento、ForgetMeNotが動かないという表示が出る。 肝心の表示速度なのだが「激速」という評価と「今までとあまり変わらない」という評価が入り交じっている。 今までのSafariのアバウトタグ そしてアップデートの結果こうなった 環境設定ウインドウにある表示の乱れ このベータ臭さがいかにもAppleスタンダード HistryFlowとかも良いけどやはり個人的にはSafari5の最大のウリはこれ 機能拡張でMozillaブラウザのようにいろいろ機能が追加できる いろいろ入れると重くなるのもMozillaと同じなのだろうか 読み込み中の表示はSafarti4の 「読み込み中」でグレーアウトする表示からまた青いプログレスバーに戻った 前バージョンは改悪だと思っていたのでこの表示に戻ったのは幾分嬉しい 2010 年 6 月 15 日anchor AutoPagerize(Freeware, SafariExtensions) OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 Safari5からMozilla系ブラウザのように「機能拡張」が追加された。 拡張子は「.safariextz」。 それよりいまは急にこのあたりで盛り上がっている感じだ。 とりあえず「機能拡張」を有効にする手順とAutoPagerizeのインストールについて。 AutoPagerizeは次ページのURLリンクを自動的に読み込んでいま表示しているページの下に続けて表示するプラグイン。 機能拡張を有効にする手順は簡単 環境設定に入って「詳細」の 「メニューバーに"開発"メニューを表示」(debug menu)のチェックを入れる これで「開発」メニューから機能拡張のオンオフをコントロールできるようになる 機能拡張のレゴブロックアイコンをクリックすると このように「インストールするか?」と聞いてくる 「インストールできません」と言ってきた場合は Safariを終了させて機能拡張本体をクリックしてみよう インストールできたら環境設定の「機能拡張」メニューに機能が追加されている それぞれの機能を有効にするのは「有効にする」チェックを入れる コンフリクトのチェックがここで簡単にできるのは良い アンインストールもここで簡単にできる AutoPagerizeはこのようにページの続きのリンク先を連続で表示できる これでGoogleの検索の21位以下の結果をどんどんチェックするのが楽になる 2010 年 6 月 16 日anchor SafariRestore(Freeware, SafariExtensions) OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 Safariを最後に終了した時に開いていたタブの状態を次回起動時に再現する機能拡張 Safariを5に上げてForgetMeNotが動かなくなってしまった。 いままでだとForgetMeNotがあるから、Safariを終了してもパニックにはならないが、これが動かないとなるともう二度と出会えないサイトも出てくる。 なんとかこのForgetMeNotの機能を再現したいと思っていたら、早速こういう機能拡張が出ていた。 これがズバリForgetMeNotの機能に近かったの喜んでいれてみたのだが、残念ながら動かない。 SafariStandを使わない人には有効な機能拡張になる筈だ。 Safari5で動かなくなったForgetMeNotの替わりにSafariRestoreが 同じ役を果たしてくれる・・・筈だったが私のところでは動かない その理由はSafariStandにも同じ機能があったから いつからこういう機能があったのか知らなかったが結構前からだったらしい たまにはreadmeくらいヨメということやね SafariStandの「SafariStand Setting」に入って「General」タブの 「Restore Method at Launch」に入って「Automatically Reopen Last Session」か 「Show Restore Last Workspace Window」を選択する 次回Safariを起動した時に前のタブを再現できる 次回起動した時に自動的にタブが開くか「履歴」メニューに 「最後のセッションの全ウインドウを開く」というメニューが現れている anchor Gmail Checker(Freeware, SafariExtensions) OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 Gmailの未読メッセージ数をSafariのツールバーボタンに表示して、最近の未読メッセージを吹き出し表示する機能拡張 もうそのままの機能で、ボタンのところに読んでいないメッセージが数字で表示される。 私の場合はGyazmailをGmailのメールクライアントにしているので、どうしてもメッセージが未読で残ってしまい未読数の表示は意味があるのかどうかよくわからないが、Gmailをwebメールとして使っている人には便利な機能拡張になるに違いない。 Gmail CheckerでSafariツールバーボタンに未読メッセージ数が表示される マウスオーバーすればこのように最近のメッセージのタイトルを表示してくれる 急いでいる時にはこれだけチェックしてメールチェック後回しということも可能では? anchor TextURLLinker(Freeware, SafariExtensions) OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 webサイトにプレインなテキストで記述されたURLをリンクのようにクリックするだけでそこに飛べるようにする機能拡張。 例えばこんな感じで その場合このTextURLLinkerが解決してくれる。 URLを普通に書いているだけでリンクタグを埋めてくれてない場合こういう風に見える 勿論クリックしただけではそこに飛べない URLフォームにこのURLをコピペしてEnterキーを叩かないといけない TextURLLinkerを入れているとこういうリンクタグを 埋めてないURLもリンクのように表示される ワンクリックでこのURLのサイトに飛ぶことができる 設定では「新規タブで開く」なっているが何故か新規ウインドウで開いてしまう 大した問題ではないが anchor NoMoreiTunes(Freeware, SafariExtensions) OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 iPhoneアプリ、iPadアプリの紹介ページを開くと勝手にiTunesが起動するのを止める機能拡張。 これは前々から私も鬱陶しいなと思っていた。 それが便利だと思う人もいるのかもしれないが、そういうのを「強引だ」と感じる人もいることには配慮して欲しい。 それでこのNoMoreiTunesを入れておけば、そういうiPhoneアプリ公式ページに飛んでも勝手にiTunesを起動されたりしない。 これを有効にしておけばiPhoneアプリ公式サイトを開いても 勝手にiTunesが起動したりしない 2010 年 6 月 17 日anchor SocialCounter(Freeware, SafariExtensions) OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 はてなブックマーク、TwitterでMention(自分について触れられたエントリ数)を表示する機能拡張 最初はバーにアイコンで表示していたようだが、いまのバージョンはツールバーボタンに数字を表示するようになって視認性は下がったが邪魔にはならなくなった。 ただしここのところSafariがスリープ後頻繁にクラッシュする不安定さを見せているので、機能拡張もある程度絞り込んで使った方が良いかもしれない。 このSocialCounterを外したところ安定性が落ち着いたような気がするが、これから時間をかけてそこらは検証していく。 はてなは「B」ボタン、Twitterは「ヒ」ボタンに 自分について触れられたエントリの数を表示する 特定のURLからのMentionは表示しないような設定が用意されている anchor Invisible Status Bar(Freeware, SafariExtensions) OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 ステータスバーを表示しなくてもリンク先のステータスを表示するGoogle Chrome風のステータスバーを再現する機能拡張 Safariのステータスバーを表示する設定にしているだろうか? だからステータスバーは必要なのだが、このためにwebサイトの表示領域が一行分くらい狭くなっている。 それなら普段はステータスバーという形では表示されていないが、そういうリンク先のURLを表示する時だけ現れるGoogle Chromeのようなスタイルの方が、スマートだともいえる。 表示されるステータスバーのスキンはクラシック風、Safari風、Chrome風を選べるのも面白い。 通常のSafariのステータスバーの表示はこんな感じ 私はこの機能は便利だし必要だと思っているがこの一行分だけwebの表示領域は狭くなる Invisible Status Barを使えば普段はステータスバーに表示領域を遮られることがない リンクにマウスオーバーした時にだけこういう表示が出てきて邪魔にならない この設定画面は機能のオンオフとスキンの切り替えが用意されている これはGoogle Chrome風の表示に切り替えてみたところ anchor AutoPatchWork(Freeware, SafariExtensions) OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 X-Pathで次ページへのリンクが記述されているページについては、スクロールしていくと次ページが続いて表示されてどんどん下に手繰って続きを見られる便利な機能拡張。 こういう機能を使えるのはGoogleの検索、Twitterなどのxmlジェネレイト系のサイトは結構いける。 そういう趣旨の機能拡張として先日AutoPagerizeを紹介したが、ほぼ同じ機能。 ページの境界に線が表示されるなど表示のスタイルも近くなった。 例えばGoogle検索を見るとページ終わりで次ページのリンクを いちいちクリックしなくてもこのように続けて表示される わずかなことだがこれで21位以下のサイトのページビュー率は格段に変わるに違いない Googleを筆頭に検索サイトのページレンダリングが遅いことも大きいからだ 設定画面はきめ細かい フレームの扱いなど自分なりに調整するもよし AutoPagerizeとどちらかを使えば無限スクロールが実現する anchor Type-To-Navigate(Freeware, SafariExtensions) OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 表示中のwebサイトにタイプした文字列と一致するリンクをハイライト表示、Enterキー一発でそのサイトに飛べる便利機能拡張 いままでなら大きなサイトに飛んで、特定の文字列を含むリンクを探す時にいままでだったらコマンド+Fキーを叩いて検索フォームを表示してから文字列に該当するところを順番に探っていくという感じで、これも便利なのだがリンクをどんどん探して飛びたい時にはこのType-To-Navigateの方が便利。 タイプしている文字列が下のフローティングに表示され マッチするリンクはハイライト表示されている フローティングはマッチするなら緑、マッチする項目がないなら 赤で表示されやがて消える 設定項目はオンオフ以外に無し anchor Mafuyu(Freeware, SafariExtensions) OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 Google検索結果の1番から10番までに1〜9と0の数字を末尾に表示して、マウスを触らなくてもテンキー、数字キーだけでそれらのリンクに飛べる機能拡張 Google検索がスピードアップすることは請け合いの機能で、検索ワードをタイプしてEnterキー、そのままキーボードから手を話さずに10番までのリンクをチェックコマンド+左カーソルキーで戻るという動作を続けていればマウスやトラックパッドに手をふれることなく、ホームポジションも殆ど崩さずにどんどん検索結果をチェックできる。 すごく楽になる。 Google検索をかけると1番目から10番目までに数字がふられている その数字キーを叩くとそのリンクに直接飛べる キーボードから手を話さないでどんどんGoogle検索結果のチェックができるわけだ これもシンプルそのものの設定画面 2010 年 6 月 18 日anchor Windows版のSafariでも機能拡張は使えるここのところSafariの機能拡張について取り上げてきて、いままでGreasemonkeyとかFirefoxの機能拡張とかあまり関心も払ってこなかったが、使ってみるといろいろ面白いと思い始めている。 それでこのSafariにはWindows版もあるわけで、どこかでWindows版に関しては機能拡張は動かないというような記述を読んだ気がしたが(どこで読んだか思い出せない)、実際に入れてみると見事に動いたので、これはひょっとすると対Mozillaの強力なブラウザに化けるかもと思い始めている。 でも今のところ動くものと動かないものがあるようで、Mac版と動作状況は同じというわけにはいかないようだ。 機能拡張を有効にする手順はMac版と同じで、メニューの場所がWindowsの場合違うということになれれば問題なく使える。 Windowsの「Apple ソフトウエアアップデート」を起動する Windowsの方はマニュアルでないとアップデートを知らせてくれない (そういう設定があるのかもしれないが私は見つけきれていない) ここでSafari5のアップデートがかかってくる筈 こうしてSafariは5に上がった そうすると試してみたくなるのは機能拡張が動くかどうか インストールは問題なく進行する 結果をいえば動くものと動かないものがある このようにAutoPagerを実現する機能拡張は動いた Windowsでもこの機能は利用できる・・・ということはちょっと画期的かも 機能拡張を有効にする手順はMac版と同じだがメニューの場所が違う ここのボタンからプルダウンメニューで環境設定を呼び出す 「詳細」に入って「メニューバーで開発メニューを表示」のチェックを入れる こうするとこちらのボタンからのプルダウンメニューに 「開発(debug)」メニューが現れる 「機能拡張を有効にする」メニューにチェックを入れる 以上の手順で機能拡張は使えるようになる 機能拡張については以下のよな日本語のまとめWikiも登場した。 Appleは夏くらいにはDashboardWidgetのような登録サイトを作るつもりらしいが、これがiPhoneアプリのような閉鎖的なルールにならないことを望むので、そういうものがスタートする前に世界中のユーザが自発的にこういうものをどんどん充実させればいいと思う。 ところでTwitterで見つけた情報によると一部の機能拡張は、U-Streamを見ているとメモリリークのような使用済みメモリ増大を生じるらしい。 私のところでは未検証だが、5に上げてからSafariが不安定になったという書き込みも結構見かけるので、機能拡張だけが原因でもないだろうがやはり注意は必要だ。 anchor Windows環境のウイルス対策ソフトAVGに若干不具合が表題の通り本日Windows環境で使用しているAVG FreeVersionがきちんと起動していないという不具合が起きた。 コントロールインターフェイスを起動しようとしたらタスクメニューはグレーアウトしていて、アイコンから起動すると この状態でファイル監視をやっているのかどうかも不明。 再起動するとシステムが修復動作に入ってしまいそれが完了してログインし直すと、今度は正常に戻った。 AVGが動かなくなってしまった 「アクティブなコンポーネントはありません」という表示になっている システムを再起動するとシステムは修復モードに入った 再度ログインすると今度は問題なく動いた 結局AVGそのものの問題なのかシステムが原因なのかは分からずじまい anchor Google Translate(Freeware, SafariExtensions) OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 Google翻訳をワンクリックで利用できるSafari機能拡張 インストールしたらまず環境設定で翻訳したい言語を選択する。 次に翻訳したいセンテンスを選択して右クリック、 英語の文章から情報を採ることが多いが時々疲れることがあるので、あればありがたい機能だと思う。 インストールしたらどの言語に翻訳するかを選ぶ デフォルトは英語になっているので日本語を選択する 翻訳したい一文を選択して右クリック 「Google Translate」をクリックする 翻訳文の表示はこんな感じ 長文翻訳には向かないかも 翻訳の精度もGoogle翻訳エンジンに依拠している 2010 年 6 月 19 日anchor YouTube video downloader(Freeware, SafariExtensions) OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 YouTubeにダウンロードリンクを表示するSafari機能拡張 YouTubeの動画ファイルを手に入れる方法はいくつかあるが、この機能拡張はおそらく最も簡単な方法になると思う。 YouTube video downloaderをインストールしていると ここに「ダウンロードビデオ」というボタンが表示されるようになる クリックするとリソリューションのバリエーション分だけ ダウンロードリンクがここに表示される クリックすれば早速ダウンロードが始まる 見ての通りflvのまま変換もしないでダウンロードする 設定項目はオンオフだけ anchor 囚人が大集団で合成の誤謬大会なんてことないよね?ね?最近面白いことを知った。 数学の領域だと思うのだが「ゲーム理論」という領域があって、ここに「囚人のジレンマ」という有名なテーゼがあるのだそうだ。 これは何を言っているかというと、個人としての最良の選択が必ずしも全体から見た最良の選択とはならないという矛盾律のことだ。 2人共犯で犯罪を犯した囚人が別々に留置されている。 1)二人とも自白しなければ二人とも刑期2年 勿論二人は別々に収監されているので相談したり、口裏を合わせることはできないとするとどうなるか。 1)もし共犯者が自白しないとすれば、自分だけ刑期を1年に減らせることになる つまり、この場合の結論は二人とも自白して10年の刑を食らうという一種類しかないことになる。 性悪説のことを言っているようだが、そうではない。 この話何かに似ている。 「合成の誤謬」というテーゼだ。 例えばこういうことだ。 ところが経済全体から見ると、個人は消費しなくなり消費財を販売している企業の売り上げは減少することになる。 こうしてスーパーの業績も悪化し、スーパー店員Aはさらに賃金カット、リストラの脅威に備えるために家計の支出を押さえざるを得なくなる。 こういう状態を「合成の誤謬」という。 企業は不況になるとリストラをし、借入金を減らし賃金を抑え内部留保の現金を増やそうとする。 Wikipediaに面白いことが書いてある。 橋本内閣は消費税を5%に引き上げ財政規律を引き締め、財政再建を優先課題にした。 合成の誤謬を国レベルでやらかしたのがこのミスということらしい。 いま菅内閣が消費税引き上げの話題を持ち出して来ている。 財政出動をやってきてそれでもこの程度の景気ということは、この強心剤を止めたらどうなるのだろう? それとも国がいくら支出をしても、経営者は相変わらず上杉鷹山気取りでリストラ、賃金カットで内部留保を溜め込んでるし、個人も生活防衛のために貯蓄率を引き上げる行動ばかり取るのだから、囚人のジレンマで 囚人のジレンマという言葉を知って、ふとそういうことを思った。 1)各国が協調して漁業捕獲量を規制すれば永久に漁業は続き価格は安定する この場合一番最良の選択は1)であるのは自明であるにもかかわらず、結局各国の選択は4)しかないことになる。
自国がいくらルールを守っていても、他国がこのルールを無視して乱獲に走れば結局資源は枯渇し、失業対策などの社会コストは負わなくてはいけなくなる。 財政出動しても、財界も国民もどうせ協力する気がない。 |