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2021 年 3 月 15 日




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先日の停電で自宅サーバーが繋がらなくなる〜DNS浸透とか言うなというけど実際浸透はあるんじゃないか…

先日の大雨と雷の影響で停電が起きた。
そのために自宅サーバーがWANに繋がらなくなった。

光のセッションなのでターミナルやルータが再起動するたびにグローバルIPアドレスが変わるのは、想定の範囲内だった。

ダイナミックDNSサービスで変更された新しいIPアドレスを再登録した…が自宅サーバーの公開が開始されない。

停電でターミナルやルータのVPNやWebのパススルーのマップ設定が飛んだかな…と思ってルータとターミナルの設定を一通り見直してみた。





ターミナルはSurfaceでアドホック接続して設定を確認
「設定画面に入るにはパスワードが必要です」とかいわれてひやっとしたが
自分が設定したパスワードぐらいメモしとけという初歩的ミスをなんとかクリアした
もうFTPサーバーは使っていないので今オープンしているサービスはVPNと
Webサイトだけなのだがどちらのパススルー設定もちゃんと残っているように見える




ルータのAirMac Extremeの設定も確認したがルートマッピングの設定もちゃんと残っている
なのに自宅サーバーのWebも外から見えないしVPNも繋がらない…なんで?



何度か設定もやり直して再起動も繰り返してみたが、やはりWebサイトもVPNも外から見えない。

pingも通らないしTracerouteしてもドメインが見えていない。

なぜ?…サーバーが反応していないという感じで外から見えていない状態がしばらく続いた。

結局原因がわからず、根負けしてこの件は後日対応しようと思っていたところ1時間ほどして突然繋がった。

どうやら新しいIPアドレスがDNSに浸透するのに時間がかかったのかもしれない。

いや、「浸透なんて迷信だからそういう世迷いごとをいうな」という話は昔聞いたことがあるし私もそう思っていたのだが、今回は根負けして何も設定をいじっていないのに時間が経ったら自然につながるようになったので
「時間が経過してDNSが浸透した」
としか説明のしようがない。

そういえば自宅のサーバーだけでなく本業の仕事現場でも何度かこういう現象を体験している。

VPNサービスのルータを交換したりグローバルIPを変更するとしばらくは何をやっても繋がらないのに、時間が経つと自然につながるようになるということが何度かあった。
その度に浸透に時間がかかったのかもという話がでるが
「浸透なんて迷信だというよ」
といってきたが、自宅サーバーでも同じ体験をしたので、やっぱり浸透に時間がかかるってあることなのかもしれない。


世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるんだなぁ…


【追記・3/16】

このエントリーにツイッターで「浸透いうな/移転のツイートは乗っ取りを呼ぶ」さんと「偽装サイトがわかりますか?」さんからレスポンスをいただいた。

結論からいうとネームサーバーのTTL(生存時間)の範囲内でDNSの反映に遅延がありうるだけの話で、浸透などあり得ないということだった。

TTLはDDNSのhttp://ieserver.netのネームサーバーの生存時間だからそこで1分を設定しているなら1分以上の遅延はあり得ないということらしい。

ちなみに回線プロバイダーのNTTのTTLも確認したところ1分だった。

じゃ、なんで1時間近く自宅サーバーが公開されなかったの?
というところが問題だが
「それはieserver.netのネームサーバーが不安定だからじゃないですか」
とのご指摘をいただいた。

それを言われるとぐうの音も出ない。

なんせ「一度やってみたかった」自宅サーバー検証環境として無料DDNSサービスを使い初めて、これが使えるので結局何年も使い続けている手前、時々接続が不安定な時もないではないけど文句も言えない…という感じで使ってきたので…
それはそうかもしれない。

しかしそうだとすると、本業の業務で感じているVPNルータの設置や更新、グローバルIPの変更などで接続開始が遅延するのは一体何故なんだろう…浸透は関係ないのか…ということがスッキリしない。

本業の方で利用しているVPNサービスは業務用のきっちりとお高い料金を取るサービスなんだけど…

TTLの範囲内の遅延…ということでは説明がつかないような…

結局よくわからんのだが、これは「浸透」問題の有名な老舗アカウントからマサカリが飛んできたということなのかな。

さすが、うっかりしたことは書けないもんだ。











2021 年 3 月 8 日




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確定申告をしたぞ〜今年もオンライン申告に失敗…郵送に切り替えたがこういうタイミングでプリンターって壊れるんだな…

春の季語・風物詩の確定申告が今年もやってまいりました。

今年は昨年と違ってMacも新しくなっているし、定額給付金でiPhoneのマイナンバー認証にも成功しているのでオンラインで申告ができないかとトライしてみた。

結論からいうとオンライン申請はことごとく失敗した。

新しいMacはOSをSierraにしていたためサポート外。

気を取り直して定額給付金のマイナンバーカード認証には成功していたiPhoneに「マイナポータルAP」とかいうアプリをダウンロードしてオンライン申請をやってみたが、これも認証失敗の嵐で結局断念した。

それにしてもこのソフト、謎の作りになっている。

専用アプリなのにアプリの中だけで完結していない。
申請の認証でいちいちSafariに画面が切り替わる。

Safariとアプリの間を何度も行ったり来たりしてその度に認証をしないといけないし、しかもマイナンバー認証番号と使用者番号という二つの認証番号を使い分けなければいけない。
その間Safariのタブもどんどん増えていってどれが今操作している画面かわからなくなってくる。

確定申告なんてiPhoneでDTPやビデオ編集をするようなアーリーアダプターだけでなく、普通の市井のおっちゃん、おばちゃんが使えないといけないのにこの複雑な手続きは異常すぎる。
国税局が確定申告のキャンペーンでお笑いタレントにスマートフォンで申請させて

「僕にもできました!とっても簡単でした!」

とかデモンストレーションしていたけど、相当綿密なリハーサルをやらない限り初見で専門家でもないお笑い芸人に簡単にできるとは到底思えない。

申請に難渋しているのは私の頭が固くなっているせいかと思ってこの「マイナポータルAP」のアプリのレビューを見たら星1つの酷評レビューの嵐で、中に数件だけ星5つのレビューがあって

「冷静になれば簡単にできるのに調べもしないで文句っているレビューばかり」

と他のレビューを批判している。

見事に星1つと星5つのレビューばかりが並んでしかも全レビューの平均が星1.3という典型的なゴミソフト、インチキソフトのレビュー欄の様相を呈しているのが笑ってしまった。


最近の厚生労働省のCOCOAといい、役人がつくるソフトってどうしてどれもこれもポンコツばかりなんだろう?

厳密に言えばCOCOAの場合はオープンソースで有志が試験的に作っていた時点では別にポンコツでもなかったが、そのプロジェクトを厚労省が引き継いで一次受けの業者に丸投げした時点で全くの別物に変わってしまい、しかもAndroidやiPhoneのAPIがバージョンアップするたびにメンテナンスしないといけないということを役人も一次受けも誰も知らなくて、オープンソースのサイトに「動かないよ」とISSUEを挙げられても

「こっちに言われても対応できません」

という反応になってしまい不具合が判明してから数ヶ月放置される羽目になった。

国会でこれが問題化された時にIT担当大臣が

「大して難しいソフトでもないのにこんなもの作った技術者に責任を取らせる」

とかいいだしたから、ああ役人だけでなくその上の政治家も全くわかってないんだと落胆した。

私のiPhoneにはCOCOAは入っていません。


ソフトだけではない。

ARPANet/インターネットに対抗すべく電電公社と国が全面的に打ち出し1970年代に始動したCAPTAINシステムも、電話線での独自プロトコルの通信に固執したために、結局インターネットのような広がりもなく2000年代初頭に誰にも知られずひっそりとサービスを終了してしまった。

秋葉原を日本のシリコンバレーにするとか言って駅前にどでかいハコモノを作った結果、秋葉原は日本のシリコンバレーになりましたか?

竹中平蔵が

「IT立国の手始めとして住基ネットワークが始動し、来年には全国どこでもコンビニで住民票やパスポートを発行してもらえる未来がもうすぐそこまで来ている!」

とぶち上げたのは2003年だった。

あれから18年、コンビニでパスポートを発行してもらえるようになりましたか?

マイナンバーカードは開始5年目でまだ普及率は25%止まりなんだそうだ。
マイナポイントに至ってはさらにその4分の1の普及率。

手続きするだけで5000円のポイントがタダでもらえるという特典をつけたにもかかわらず、あまりにも手続きが煩雑なためにこの程度の普及率。

ちなみにうちの両親に確かめたらマイナポイントも定額給付金も手続きをしていないことが判明。

理由は

「何をどう手続きしたらいいのかよくわからんから」

とのこと。

この国はこういうIT技術というものと本当に相性が悪いらしい。


オンライン申請は諦めて、オンラインで申請書は作成できているのでこれを印刷して送ることにした。

申請書をオンラインで作成するのはもうここ数年ずっとやっているので何の問題もない。

これを郵送で送ってもいいと申請の手引きに書いてあった。


郵送がOKならPDFをそのまま送るのもOKにしてくれればいいのに、なぜそれはダメなんだろう?…とか思いながらプリントアウトすると、キャノンのプリンターが前々から調子が悪かった給紙不良が完全に重症化して、ついに一枚ごとにプリンター用紙をローラーに巻き込むようになってしまった。

今回のキャノンはまだ新しいような気がしたが、こういう機械って大体壊れて欲しくない時に限って壊れるというのセオリーなので、もう修理も諦めてプリンターを買いにいくことにした。

プリンターは4代目、キャノン、エプソン、キャノンときて今回エプソンになった。

プリンターってこんなに頻繁に潰れるもんだっけ?と思ったが計算してみたら初代のキャノンが21年前だから平均7年で、まあプリンターの寿命7年って相場かな…と思い直した。





プリンターがあまりにも頻繁に壊れる気がしたのでヤマダに行って
「キャノン・エプソン以外のをください」と言ったら「HP/ブラザーは
取り寄せになってしかもコロナの影響でいつ入荷するか全く読めない」と言われた
仕方なくいつ壊れてもあまり悔しくないエプソンの一番安い無線LANプリンターにした




ところが用紙をセットして電源を入れた時点で「エラーW;01つまった用紙を
取り除いてください」という表示のまま設定に進めなくなってしまった
まだ一枚も紙を吸い込んでいないのにいきなり「用紙づまり」ってどうなのよ
電源入り切りも用紙を抜いても変化なしなのでスマホでBluetooth設定が
できるという本体の設定を試してみた




iPhoneに専用設定アプリをダウンロードさせられてプリンターとはどうやら繋がったみたいだが
この「準備をしています」の画面を延々とループしているだけで一向に設定が始まらない
これまたマイポータルアプリと同じく泥沼か、一日に二つもゴミアプリに当たったのか…
とかなり絶望的な気分になった



結局2時間電源の入り切りやら再接続やらやったが一向に設定画面に進めなかったので、エプソンのサポートに電話。

これも繋がるまで1時間もかかった。

このサポート嬢に事情を話して「エラーW;01詰まった用紙を取り除いてください」という表示が出たまま2時間以上動かないと伝えたところ反応が

「そんなことはあり得ません」

の一言。

あり得ないと言われたって、今現にその画面を見ながら電話しているんですけど…

「そういう症状はあり得ないのでもうしばらく様子をみてください」

と、ちょっと埒が明かない感じになってきた時に突然プリンターが動き出して設定画面に進み
「インクを充填中です・数分お待ちください」
の画面に変わった。

結局なぜ3時間近く動かなかったのか原因もわからないまま、とにかく設定にも接続にも成功したので
「また問題が起きたらお電話ください」
というサポート嬢の声を聞きながら憮然として腑に落ちない感じで電話を切ったが、とりあえず動いたので確定申告は郵送できた。

まったく日本のIT技術に振り回されて1日潰してしまったぜ…と思っていたら今日になって申告書に印鑑を押すのを忘れていたことに気がついた。

マイナンバーカードのコピーを添付させてるんだから、印鑑は要らんだろ…と思いつつそのうち
「書類不備」
で税務署から通知が来るんじゃないかと気分がふさいでいる。

河野太郎が「印鑑は廃止」と言ったんだから、印鑑はもうなくても良いことにしてくれ…

ということで何か言われるまでほっとくことにした。

本当に日本のIT技術を実感した1日だった。



2021 年 3 月 4 日




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MacBook Proの発熱の傾向をHardware Moniterで確認した〜手のひらアッチッチは解消

CPUの稼働率はアクティビティモニターで表示、温度センサーの数値はHardware Moniterが引き続き使えることが判明したので、負荷をかけるテストをしてみた。

いろんなアプリを動かしてみてやはりビデオエンコードが一番CPUパワーを使うことが判明。

VOBファイルをmpeg3に変換するようなHandBrakeみたいなアプリを稼動するとCPUのすべてのコアがフルアップする。

その状態で筐体の温度を測ってみた。

CPUの瞬間最高温度は100°、平均で97〜8°というところまで上がったが、デュアルファンの恩恵かファンの最高回転は6000rpm前後。

CPUはやはりチンチンに暑くなるが排気口やパームレストはほとんど暑く感じない。

旧MacBook Proは膝の上に置いてClamXavのフルスキャンやビデオエンコードを走らせると膝を火傷しそうなぐらい熱かったが新しいMacBook Proでは熱いという感じはしない。





デュアルクアッドのCore i7のCPUを全部フルアップさせるにはやはりビデオエンコード
HandBrakeでmp3ファイルエンコードをかけて負荷をかけた




ファンの回転数は左6100rpm、右5600rpm
ガンガンぶんまわっているというほどでもない




それでもHardware Moniterで見ると瞬間値は100°
90°から98°あたりを行ったり来たりしている感じでやはりIntelは熱は持っている




でもパームレストの温度は最高28°、平均25°
それにパームレストがビリビリしなくなった
実際にはコアは熱を持っているが体感的には感じなくなった
M1Macはさらに発熱も抑えられているという話なので機会があれば検証してみたい


2021 年 3 月 3 日




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Hardware Monitor
(Freeware)
OS10.7Lion対応 OS10.8Mountain Lion対応 OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応 OS10.11El Capitan対応 OS10.12Sierra対応
OS10.13High Sierra対応 OS10.14Mojave対応 OS10.15Catalina対応

Macの温度センサーの数値やハードウエアの状態をデスクトップに表示するユーティリティ。

今まではTemperatureMonitorを使ってMacBook Proなどの温度管理をしていたが、先日導入したRetina MacBook ProのSierraではこのアプリがついに動かなくなってしまった。

それで作者のサイトをチェックしたらTemperatureMonitorはもう随分前に開発は終了したとなっていて「今はHardware Monitorに統合されている」と書いてあったので、こっちをダウンロードしてきた。

TemperatureMonitorの機能は全部こちらにマージされているので問題ない。

Hardware MonitorもX86版しかないので、M1で使う場合は今はRosetta2で動くかもしれないがいずれmacOS XIで動かなくなるかもしれない。





TemperatureMonitorの代替アプリとして導入したHardware Monitorだが
スクリーンセンサー表示やヒストリー表示など前に
あったものは全部あるのでこれで不満はない




フリーウエアで表示できるウインドウを全部開いたところ
ハードウエアのシステム情報やドライブ情報、バッテリー情報などの機能が追加されている






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