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もうじきトップカウンターが400万を超える〜といいながらMacサイトとしては事実上休眠状態な理由
先日ふと気がついたが弊サイトをオープンして20周年がいつの間にかすぎていた。
オープン1周年とか10周年とかの時には色々書き連ねていたのに20周年のことは気にもしていなかったのでだいぶ過ぎてから気がついた。
もうその程度の熱意なのでやめてもいいんだが、最近テッポの話を書き連ねることが多くてその発表の場になっている。
弊サイトを昔から知っている人は多分かつてのオンラインアプリの紹介から検索経由でこのサイトを見るようになった方達だと思う。
弊サイトは元々はMacに関するトラブルシューティングのTipsを仲間内向けに共有するのと、当時覚えたてのhtmlの機能をいろいろ検証する意味も兼ねて自分でタグを書く練習サイトとしてスタートした。
公開範囲も構内のローカルネットワーク内限定の共有にしていたが、出先から自分もサイトのメモを見たいのと当時トラブルシューティングのBBSに参加して初心者のトラシューを手伝っていた経験が他の人にも役立つかもしれないと思って、YahooのGeocitiesにあげてグローバルに公開するようになった。
その後Geoが廃止されたり移転先のWebサーバーと転送量問題でトラブったりいろいろあって今の形に落ち着いている。
元はトラブルシューティングのサイトだしトップページのタイトルにもそう書いているが、フリーウエア中心のアプリのレビューをするようになってむしろそっちでページビューを集めたのかもしれない。
ところがある時期からフリーウエアのレビューはほぼ全くやらなくなった。
その経緯がこれ。
トレンドマイクロとAppleがもめているというニュースが喧伝されているが個人的にはマルウエアバイツで偽装アプリが実はトレンドマイクロ製だったことを認めた件がショックだった
それ以前からMacのアプリもセキュリティのデフォルトの設定でAppStore経由のもの以外はAppleが排除する方向になっていた。
しかしそのAppStoreの人気アプリのランキングが、ある時期から上位100ぐらいはすべて中華アプリになってしまっていることに疑問を感じ始めた。
また他人のアプリの名前を変えただけの剽窃アプリ、あるいはアイコン丸パクリのアプリも上位に入って来てAppStoreの審査に問題を感じ始めていた時期にこの問題が発覚した。
詳しくはリンクを見て欲しいが要はApp Storeで公開されていた一部の
偽セキュリティソフトが密かにスパイウエア機能を持っていて
しかもその配布元が大手のセキュリティソフトメーカーだったということが
バレてしまい当時結構話題になった
この事件は私には大きな衝撃となった
この当時はアプリの紹介サイトとしてページビューを集めたがその見返りは「多少人の役に立っている」という自己満足だけだった。
その割には紹介したアプリがスパイウエアやランサムウエアなどのマルウエアだったりして読者に損害を与える危険性もあることに気がついた。
しばらくは配布元の身元を確認してからアプリのレビューを書くようにするなど継続の努力をしていたがその見返りが「自己満足の満足感」だけで、リスクは下手したらレビューしたアプリの損害賠償のとばっちりをかぶる可能性もありえなくはないことに気が付いたら馬鹿らしくなって来た。
この事件以降もう100%身元安全なアプリか昔馴染みの作者さんの作品以外は原則取り上げなくなって来た。
そうすると更新頻度も半分以下になって来て、弊サイトトップページのページビューも最盛期には一日1500以上はあったが、今ではその30分の1ぐらいにまで減った。
おそらく見に来ている人ももうMac関係ではなく、テッポの方に興味を持って見に来ていただいている方中心だと思う。
それでトップページの昔ながらのカウンターもあまり意味はないのだが10年ぐらい前に400万を突破するだろうと当時は予測していた。
しかし予想をはるかに超えて想定を10年以上過ぎたこの1〜2ヶ月中あたりに400万を突破する感じだ。
特に意味はない。
かつてはこうだったという昔語りをしたくなっただけだが、やってみるとそれにもあまり熱意を感じないのでこれが最後の昔語りになると思う。
最後にひとつ
昔はJAREDとかTigerたんとか、面白いアプリがいっぱいあったんだよ。
今のMacは実用的にはなったけど、ああいうワクワクするようなアプリが絶滅したと思うのは私だけ?
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MacBook Pro Retinaの液晶のヒンジが壊れた〜CRCで応急処置…したがこれもそろそろか…
MacBook ProのRetinaが稼働4年目なんだけど、ふたを開けるときに「ギギギッ」とすごい音がしてふたが閉まらなくなった。
何かの操作の時に異常音がして動作が変化するというのは、もうほぼ100%の確率で部品が変形したケースだと思う。
これはMacに限らず、モデルガンでも機械ものならすべてこの法則が言える。
あっ、と思ってふたのヒンジのあたりを見たらシャーシがもう目視でもはっきりわかるぐらい変形している。
これはやばい
できるだけ動かさないようにして時間がある時に、裏ぶたを開けてヒンジを見てみたがヒンジの軸受け自体には変形はなさそうだったがこの軸受けが無理な方向に湾曲させられてシャーシを押して変形させたらしいということがわかった。
軸受け自体はスチールが使われているが板金プレスっぽい部品で、この個体のふたはもともと
「MacBook Proにしては固いな…」
と使い始めた当時から思っていた。
おそらく軸受けに塗られていたグリスが経年変化で硬化してネジロックみたいになって軸受けが湾曲したんじゃないかという気がする。
開けて見てはみたもののなすすべがないので、応急処置で硬化したグリスを洗い流して摩擦を少なくする目的でヒンジにCRCを吹いた。
少しましになったと思う。
ある日MacBook Proのフタを開けたら「ギギギッ」とすごい音がしてふたが完全に閉まらなくなった
閉めれば閉まるんだけどこれぐらいの角度にまた跳ね上がって完全に閉まらない
ヒンジ周りを見たらシャーシがぱっと見にもわかるぐらい変形している
ふたのヒンジの軸受けが変形したことが裏ぶたを開けるまでもなくわかった
開けてみると液晶パネルのヒンジの軸受けの形にシャーシが変形しているのがわかる
このゴムのカバーの下にヒンジをシャーシに固定するビスが3本あるのでこれを緩めてみる
このゴムカバーの下にアルミシャーシを削ったようなカスが溜まっていたので
ヒンジの軸受けが湾曲したのは間違いない…原因はヒンジ軸の固着だろう
この3本のネジを緩めてみたがヒンジの硬さは変わらない
このネジは軸受けを固定するだけでヒンジの硬さは
板金プレスの軸受けそのものの形状で決まっているようだ
結局ふたが硬いのは軸受けの元々の形状が原因で
この後になって突然変形したのはグリスが
酸化・硬化したせいではないかと想像する
結局開けてみたもののなすすべがないので、ヒンジの軸受け部分にたっぷりシリコンスプレーのCRCを吹き付けて硬化したグリスを洗い流すことにした。
完全には改善していないが、少し軽くなった。
完全に解消するには修理に出す必要があるが、液晶パネルの交換になりそうなので修理代は7〜8万円になりそうだ。
そんなお金が出せるならM1Macを買うわなぁ…
なので応急処置でしばらく持たせることにした。
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