MP3 Trimmer
(Shareware)
おすすめ度★★★
mp3を編集するアプリをいくつか紹介しているが、このアプリの最大のメリットはmp3をエンコードせずにそのまま編集できることだ。
大抵の音編集アプリは、iMovieのようなムービーアプリも含めて一度ファイルを取り込んで、aiffに変換してから編集する。
しかしこれはそのままトリミングなどができるから、作業が速いしエンコードの時に音質が劣化するのを防げる。
シェアウエアだが、試してみる価値はあると思う。
ショートカットキーのような組み合わせの操作も慣れれば簡単だ。
それでいてフレーム単位の微妙な編集もできる。
MP3 TrimmerはIN点とOUT点を打ってその前後をトリムするという単機能の編集アプリ
編集点はカーソルキーを使ってフレーム単位で調整できるイージーオペレーションだ
iTaf
(Freeware)
おすすめ度★★★★★
これはフランスからやってきた目覚ましアプリ。
音物アプリに分類したのは、これは時間が来るとiTunesを起動して目覚ましにしてくれる機能をもっているからだ。
目覚まし機能を実現するためにクラシック環境のアプリまで動員してかなり大掛かりなことをやっていたことがあったが、これはそんなことをしなくても起動してタイマーをセットするだけで
良い。
それで時刻が来たらiTunesを自動的に起動して再生を開始してくれる。
またお休み音楽をかけておいて時間が来たらiTunesを終了するスリープ機能もついている。
この場合、お休みの時にはボリュームを絞っておきたいがお目覚めの時にはフルボリュームするという設定もできる。
さすがおフランス製で、なかなか至れり尽くせりのアプリだ。
惜しむらくはMacがスリープしてしまうと正常に機能しないので、スリープしない設定にしておかないといけない。
ここいらを改善できるとパーフェクトという気がする。
iTafのフェイスが大幅に変更になって垢抜けしてきた
機能も使いやすく整理され、新機能も追加されている
何よりも感じ入ったのはdaemon等のインストーラ、アンインストーラがアプリ本体に付属していることだ
またdaemonを止めることもできるので、そういうものを入れたくないという人も安心だ
こういう部分は他のアプリも見習ってほしい
ところで先日来話題になっている
「MacOSXの深刻な脆弱性」で、URIのスキームをブロックするアプリとして
Paranoid Androidを使っているが、これを使用しているとiTafはiTunesをうまく呼び出せないことが分かった。
このアプリもURIスキームを利用しているからだ。
iTafをまともに使うにはお休み前に、Paranoid Androidを外して再起動しなくてはいけない。
これは本当に不便だ。
Appleさんには迅速かつ的確な対処を激しく乞う!
Paranoid Androidにブロックされて停まってしまったiTaf
これを解決するには寝る前にParanoid Androidを外して再起動しなくてはいけない
次にネットに接続する時にはParanoid Androidをいれて再起動しなくてはいけない...
なんとかしろよ!>Apple!!
さらに追記
例の問題の
Paranoid Androidだが、Application Enhancer
に入って常に許可するプロトコルという設定欄に「file」というプロトコルを追加すると、このiTafをParanoid Androidがブロックする問題が解決することが分かった。
APE Managerに入ってParanoid Androidが常に許可するプロトコルに「file」と追加する。
これでiTafがParanoid Androidにブロックされる問題は解決するにはするが...
これでどうやら
PFKeyAvailerX
などでアプリのイッパツ呼び出しをする時にいちいちアラートが出る問題も解決するようだ。
しかし本当に「file」というプロトコルをダダ漏れに許可していいものかどうか、現状では判断しかねる。
便利を選ぶか、安全を選ぶか全ては各自の自己責任ということになりそうだ。
さらにさらに追記
この脆弱性の問題はSecurity Update 2004-06-07で一応の対策がされたようだ。
なのでParanoid Androidはオフにして使用することにしている。
ただしこのSecurity Update 2004-06-07もアプリやファイルが他のアプリを呼び起こす時に未登録のURIを呼び出すような動きをすると、「本当に起動しても良いか?」という確認タグを表示するという対策なので、こういう種類の警告をろくに読みもしないでOKボタンを機械的にクリックするようなユーザには「安全対策は何もない」のと同じことだ。
iTaf 2
(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.4Tiger対応
iTunesを目覚まし&お休みタイマーに変身させるアプリiTafがメジャーバージョンアップして帰ってきた。
といっても機能や構造などの面では大きな変更はない。
大きく変わったのはそのフェイスだ。
前のインターフェイスも悪くはなかったが、大きく変更されてより目覚まし時計ライクな直観的なスタイルに変わった。
詳細はキャプチャーを見てもらいたい。
これの便利なところはタイマー機能で時刻設定をいくつでも登録できるし、それを毎週リピートできるということだ。
だから以前これを使って壊れてしまった会社のチャイムをMac miniで代用してしまったという豪快な使い方をしているというブログを紹介したが、確かにこれを使って会社の始業、終業ベルでも学校のチャイムでも下校時刻を知らせるドボルザークでも全て時間で自動演奏するということができる。
あの学校のチャイムの自動装置は一式数十万円もする高価なものらしいから、Mac miniとこのフリーウエアがあればそれと同じことができるんだったら、どちらが良いかは迷うまでもない。
そのためにintelやG4のギガヘルツのCPUやギガバイトのディスク、DVDも読める光学ドライブなどのリソースをチャイム専用に使うのは何となく疑問を感じないでもないが、しかし価格を考えるとやはり迷うまでもない。
ところで以前OS10.2でv.1.*をテストした時に
「アラームをかけていてもスリープから復帰できないのでResurrXtionを併用するかスリープに入らない設定にする必要がある」
ということを書いたところ
「OS10.3ならスリープから復帰できる」
という情報をいただいた。
その後OS10.3も入れたが追試験をしないまま現在に至っていたが、今回OS10.4.7とこのiTaf 2.1という組み合わせでテストしたところやはりスリープからは復帰できないことが分かった。
「daemonはスリープから復帰するか電源がオフになっている時に起動する時に使われる」と書いてあるので、ひょっとしてできるのかと期待したのだがこれはだめだった。しかしこのdaemonはiTunesの起動や終了のためにも使われているようなので使用にあたってはやはりインストールすることを勧めるが。
結論からいうと目覚ましとして使うには、やはり「ResurrXtionを併用するかスリープに入らない設定にする必要がある」ということになる。
iTafをはじめて起動すると「daemonをインストールするか?」と聞いてくる
使うつもりならYesをクリックすることをお勧めする
そうするとパスワードを求められる
液晶式の目覚まし時計風の面構えに変わったiTaf
アラームの予約が入っていない時にはこんな表示だ
目覚ましは曜日指定、時間指定、アラームの長さ、iTunesのプレイリスト
復帰後の音量、リピート、シャッフル、ビジュアライズ、フェイドイン、フェイドアウト
などの設定がコンパクトにまとめられている
さすがおフランス製だけあって実に決めが細かいと思う
またお休みタイマーの設定もこんな感じ
何分後に終了するか、スリープに落ちるかシステム終了するかなどの設定が可能
目覚ましの設定が完了すると次のアラームはいつ鳴るかという表示が出る
またリスト表示させると設定しているアラームを全て見ることもできる
お休みタイマーの時にさりげなくジャケットアートとタイトルなどを表示することもできる
ジャケットアートを登録している曲はこのように表示される
意味があるのかないのかよく分からないが右の小さなダイヤルを回すと
このようにアルファ値を変えることもできる
主要メニューは全て本体窓にあるのだがメニューバーにはひとつだけメニューがある
daemonの再インストールをするかアンインストールをするかというメニュー
こういう操作性があるから安心してdaemonを入れて試すことができるし
不要なdaemonはできるだけ入れたくないという安定性重視の人にも勧められる
設定では起動時にシステムのボリュームをどれくらいに自動的に上げるかを調整できる
これをやっておけばちゃんと起動しているのにスピーカがミュートされていて
目覚ましが鳴らなかったなんていうチョンボミスを防げる
Blues Music
(Freeware)
おすすめ度★★★★
これを音物アプリに分類するか迷った。
ジャンル的にはPlaygoodsかもしれない。
でも一応音楽を奏でるアプリなので。
バックグラウンドのループはもう出来上がっている。
このループが奏でるブルース、シャッフル、ブルースロックなどのバックに合わせてギターサウンドを出すアプリ。
ギターは多分作者が弾いたと思われる渋いストラトサウンドのフレーズがもうサンプリングしてあって虹色のボタンにそれぞれのフレーズが割り当ててあるので、タイミングに合わせてボタンを押すだけだ。
結局それだけのものなのだが、なぜかこのアプリ結構はまる。
マウスクリックではタイミングが取りにくいという不満も当然予想して、それぞれのフレーズボタンは数字キーに対応している。
キーボードを叩いて「演奏」すればますますノレルはずだ。
しかもいくら弾いても指は痛くならないし。
Blues Musicは渋いストラトサウンドをバッキングパターンに合わせて鳴らすアプリ
ただそれだけのものだが、なぜかはまる...思わず首を振ったりして...
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