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OSXでよく使うアプリケーション14-18

ビジネス&お役立ちアプリ/Office Working, Convenient tooles




MacSpice

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応OS10.9Mavericks対応

仮想的な回路モデルを使ってアナログ電子回路をシミュレートするアプリSpiceのMac版。

電気的な抵抗やダイオードを使った回路が負荷に対してどんなアウトプットを出すかというのは、アナログ的な領域なのでやはりシミュレーションということになる。

Spiceといえば、弱電の回路屋さんや電子工学の学生さんなどなら「ああSpiceか」とすぐピンと来るようなその筋では有名なソフト。

それがPowerPC、intel両方のMacに対応している。
OSもTiger以上なら動くとのこと。

その使い方はこちらの東京大学のWikiサイトに解説されている。
MacSpiceで回路シミュレーションしたい - HongoWiki

ターミナルを使ってコマンドを打っていくが、そのコマンドはUNIXのコマンドとはだいぶ違う。
詳細はリンク先を参照してもらいたいが、TextWranglerのインストールが必要で、editとコマンドを打つとTextWranglerが起動してくる。

そこに独特のパラメータの書き方で回路の条件を書き込んでいく。
その書き方も解説Wikiページに細かく解説されているが、手っ取り早くどんな出力をするのかを見てみたい人はチュートリアルページから回路データの.cirファイルをダウンロードできるので、開いてみればいいと思う。
MacSpice 3f5 - Tutorials and Guides





MacSpiceを起動すると独自のターミナルシェルが開く
editと打ってEnterキーを叩くとTextWranglerが起動してくる
以下TextWranglerに回路のスペックを入力してMacSpiceに吸い出す




その出力はこんな感じ
コマンドはUNIXのものと全然違うしスペックの書き方もWikiで解説されている




手っ取り早くMacSpiceの動きを見てみたいという人は
チュートリアルページから出来上がった回路データをダウンロードできる
例えばこんな感じのFET回路、通電したらどうなるの?




こうなります…という感じで電子回路の設計を勉強したいとかそういう人達にはお役立ちアプリになると思う



2014年6月14日







OneNote

(Freeware/Freeware for iOS)
おすすめ度★★★★
OS10.9Mavericks対応OS10.10Yosemite対応Windows7~8対応

Microsoftのクラウドサービスを通じてMac、Windows、iPhone、iPadなどの間でノートを共有するメモ書きソフト。

性格的には要するにEvernoteなんだけど、Microsoftのクラウドサービスを利用してワンストップのOTAでMac、Windows、iPhone、Android間でメモ・ノートを共有することができるという意味では便利なアプリ。

必要なのはOneDriveを利用できるMicrosoftのアカウントのみ。

これをMacにインストールして、To Doリストとか、備忘録とかアイデアメモとかどんどん保存して、出先でiPhone見ながらアイデアを練り上げて編集するとか、それを自宅に帰ってデスクトップのMacで企画書にまとめてしまうとか便利な使い方ができる。

Webのリソースもそのままページに貼れるので、Webで見かけた興味がある記事をどんどんここに保存するという使い方ができる。

各ノートブックを増設できて、その中にセクションがあってその中にページを増設するという3階層のページ構造になっているので、整理整頓が得意な人には使いやすいかもしれない。





Mac版を立ち上げた時のスプラッシュ
「始めましょう」で始める




まずOneDriveなどのMicrosoftアカウントでのログインを求められる
アカウントがないときは作成を求められる




Microsoft製品の品質向上のために個人情報の提供の
同意を求められるが別に同意しなくても使える




初回起動時に現れるチュートリアルも随分シンプル
ここ数年のMicrosoft製品のインターフェイスの進歩には瞠目すべきものがある
ノートブックをプルダウンで追加する手順が示されてる




追加するとそのノートのタイトル名と表紙の色を指定する




その中にセクションを作成しさらにその中にページを作っていく3階層のディレクトリになっている
2階層で十分という人もいるかもしれないがこの方が便利という人もいると思う




ページにはもちろんテキストのメモ書きができるがこのように
Webサイトをそのままコピペしてメモ代わりにしたりもできる




iPhone側にもOneNoteをインストールしておく




スプラッシュのイメージは統一されている




起動すると同期する項目が見えているがすべて見えているわけではない
Mac側で追加したノートをiPhoneでも表示したい場合は左下の+ボタンをタップ




出てきたメニューでiPhone側で新規追加したい場合は「ノートブックの作成」
Macで作ったノートブックをiPhoneでも表示したい場合は「既存のものを開く」




既存のもの…の方をタップするとMacで作成済みのノートブックが見える
表示したいものをここで追加する




するとMacで作成したページが見える
もちろんWindows相手の場合も同じ




MacでWebをベッタリ貼ったページもそのまま見える




このノートは通知センターでも表示できる
通知センターの編集ボタンに入る




すると表示できるアプリにOneNoteも見えているはず
ここで+ボタンをタップ




表示するアプリのリストにOneNoteが移動しているはず




こうして通知センターに最近更新されたノートが表示されるので
これをタップするとOneNoteが起動してそのページが開かれる
情報の受け渡しとしてはこれは便利でスマートだ



2015年1月25日







INDI Server

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.8Mountain Lion対応OS10.9Mavericks対応OS10.10Yosemite対応

天体観測用などの光学デバイスを遠隔設定・操作するプロトコル、INDIのデバイス側サーバーアプリ。

INDI Frequently Asked Questionsによると
「INDIとは」
「 Instrument-Neutral-Distributed-Interface の略で天体観測などに使用されるデバイスの制御用のプロトコル」
というクリアスカイ研究所のElwood C. Downey氏が主導のオープンプロジェクトとのこと。

どんなデバイスを制御するのかはこちらのページにその機器名称などが掲載されている。
天体望遠鏡、フォーカス、CCDなどのデバイスのメカニカルな部分の調整をUSBなどで制御するのがその趣旨。
最近は天体観測だけでなくINDIは産業の各所で応用され始めている。
例えば
ZEISS 日本のこちらのサイトのようなことができるらしい。

そうした応用もされているINDIだが、天体観測でなくても対応のCCDなどをお仕事で遠隔から使用したいということなら、このINDIのサーバーソフトが利用できる。
クライアントアプリのINDI Control Panelとセットで使用する。




2015年7月5日






INDI Control Panel

(Shareware)
おすすめ度★★★★
OS10.8Mountain Lion対応OS10.9Mavericks対応OS10.10Yosemite対応

INDI Serverのクライアント遠隔操作パネルアプリ。

INDIプロトコルでデジタルに制御できるデバイスをさらにTCP/IPベースで遠隔から操作できるクライアントアプリ。 TCP/IPベースということはLAN経由のような簡易で汎用性が高いネットワークで制御ができるということだし、Web経由でネットから遠隔操作もできる。
専用の遠隔制御経路を構築するのはそれなりに専門知識と経費が必要なのが一般的だが、これを使用すれば普通の構内LAN向けサーバ、Webサーバの知識と費用だけで遠隔操作が実現する。

サーバソフトは完全フリーウエアだが、クライアントアプリはお試し用がサイトからフリーでダウンロードできるものの制限があり常用する場合は有料版をApp Storeからダウンロードするという仕組み。





サーバソフトを起動する
最初が真っ白なのでないを制御したいかの選択を下の「+」ボタンで開始する




例えば望遠鏡なら対応機種のリストがこのように出てくる




こちらは望遠鏡アクセサリーのフォーカサーのリスト




適合機材名を選択してAddボタンをクリックするとサーバのリストに表示される
これでサーバの準備は完了




次にクライアント側のINDI Control Panelの接続設定
といってもサーバのホスト名(IPアドレスまたはドメイン)とポート番号を入力するだけ
ポートは特に設定変更していなければデフォルトの7634番を使用してOpen
web経由またはスイッチ経由の場合ルータに7634番のポートマッピングを
しないといけないのは一般的なWebサーバやFTPサーバを構築するのと全く同じ




接続できるとすぐにサーバ側で選択した機材名が見えてくる
ツリー型の表示を開くと設定や操作のメニューが見える
コネクションでConnectを選んでグリーンが点灯したら接続完了




接続が完了するとサーバ側の表示もidleから1 clientに変わる




これはCCDの画角などの設定画面
ビデオサイズ・サチュレーションなど細かいパラメータが用意されている




フレームサイズは1280の準HDに変更…といった具合




サーバ側で制御ドライバを増やしていくとクライアントアプリの方でもすぐにそれが見えてくる




サーバ側を落とすと「接続エラー」の表示
使用感はFTPサーバ・クライアントアプリなどに似ていてとても簡単
あとはハード側のオペレーションとサーバアプリの連携さえうまくいけばすぐに使えるはずだ



2015年7月5日







Slicer

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応OS10.9Mavericks対応OS10.10Yosemite対応
WindowsXP~7対応Linux対応

CT、MRIまたはDICOMデータを表示、コンバート、3D化して詳細を比較検討するなどの操作ができる医療向けスキャナデータビュワー。

かなり以前にDICOMデータビュワーのOsiriXなるアプリも紹介したことがあるが、これはみたところもっと汎用性が高そうだ。

このソフトは米国の連邦政府機関、オープンフォーラム、医療機関などが支援してC++を中心に100万以上のコードで構成されるソフトということらしい。
こういう巨大なソフトを気前よくフリーウエアで公開してしまうのは、やはりこれが医療目的のソフトだからだろう。

Mac OS X、Windows、Linuxに対応している(いずれも64bitシステムが必要)。

数時間触ってみたが、使い方を完全に理解するにはちょっと時間がかかりそうだ。
本体だけでなく3Dモデル化のためのプラグインが、これまた膨大な量公開されているので、ダウンロードして使い方を覚えるのが大変そうだ。
幸いなことに私は医療関係に転職することはないと思うが、医療機器の映像機器のサポートは場合によっては医療関係の資格が必要な場合もあるそうだからどこで関係してくるかわからない…なんて心配をしてもしょうがないのだが。





お試しのMRIデータが公開されているのでちょっと試してみた
これがデフォルトの4分割レイアウトで3軸のスライス画像と3D用のペインで構成されている




MRI、CTなどは大量の画像データを撮るのでそれをプレビューするために
スライドでどんどん位置を変えて画像を確認できる
よく見かける輪切り画面を座標を変えて表示するあれだ




こちらはCTの胸部画像
クロスヘアを表示してみているポイントを縦横の座標で正確に比較することもできる




画像の背景をスワイプすることで画像の明るさを変えることができる
その色深度のゲージが画像の右に出ている
この濃淡を変えることでレントゲンなどでは
見つけにくい影を鮮明化することができる




そのほか各種モジュールの選択はプルダウンから
ほとんど使い方がわからないがいろいろ面白そうな機能がある




過去に読み込んだデータは/var/folders/ms/の中の
任意名称のテンポラリフォルダの中に保存されている
結構なデータ量のはずだからディスクの空き容量は気にしておこう
ということは前回読み込んだデータを簡単に読み出せる




そして気になる3Dモデル化のプラグインはいろいろなものが公開されている
ここから選択してダウンロード、インストールする仕組みになっている




ビュワーのペイン構成は1ペイン、2ペイン、3ペイン、4ペイン
さらに輪切り画面をずらっと並べるマルチ画面とか各種選択できる
これは1ペインで画像の詳細を見たい時にはこの表示が便利だこう




ルーラを表示して画像内の寸法を比較できるだけでなく
2点間を任意に打ってその距離を正確に表示することもできる




そのCT画像を3D化したのがこちらの画像
赤青のメガネを使って立体的に見ることができる画像処理をしていて奥行き感を把握できる




こちらは赤青メガネを使用しない3D化画像
マウスでつかんでグリグリ向きや角度を変えることができるし
画像表示パネルを呼び出して自動で画像を回転させることもできる
3Dで表示することで表面画像では把握しにくい形態を把握することができる




同じようにMRI画像を3D化してみた




5ペインで下の画像のスライドを動かすとスライスの
位置が変わってさらに内部を立体的に把握できる
これはスライズ画像を任意に見る3Dプラグインだが
他に3Dモデル化するプラグインとか色の濃淡を立体化するプラグインとか
目的に合わせていろいろなプラグインが選択できる



2015年7月6日







Desktop Clock

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.7Lion対応OS10.8Mountain Lion対応OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応

デスクトップに貼りつけておけるが好みのタイミングで時刻表示をトップに移動できるアナログ時計(一部デジのスキンあり)な時計。

時計アプリといえば一時期かなり凝っていたことがあったのだが、結局メニューバーの時計でも充分ということに気がついて時計アプリをログイン項目から外していた時期が長く続いた。
しかし最近メニューバーアプリをかなりたくさん使うようになり、Spotlightや時計などでメニューバーのスペースを取られるのはもったいないと思うようになり、またデスクトップの時計でいいものはないか探していた。

このDesktop Clockがまさに名前もそのまんまのデスクトップ時計なのだが、このアプリには幾つかいい点がある。

まずデスクトップの最下層の階層に張り付いているのでウインドウに重なったりアイコンが時計の陰に隠れるというようなことがなく邪魔にならない。
そのくせしばらく操作していないと自動的に時計がデスクトップの最上層に浮き上がってきて、フルスクリーンアプリを表示中でも時計が見えたりと、なかなか気が利いた設定がある。

また操作していないと…なんてあなた任せな表示ではなく時間を知りたい時にさっと時刻を表示してくれないと困るという向きにはホットコーナーの設定もある。
システムのホットコーナーとぶつかっていなければ設定したコーナーにマウスを持っていくだけで時計が最上層に移動する。
これはなかなか便利だと思う。

デフォルトでは時計のスキンの数が少ないが240円のApp内課金でスキンを追加できる。
スキンについては好みの問題もあるが、時間がわかればどうでもいいという向きはフリーで使用し続けることができる。





アプリを起動するとこの起動画面が表示される
実はこちらがアプリの実体のウインドウなのだが起動のたびできたら邪魔なので
下のチェックボックスにチェックを入れればこれを表示しないようにもできる
ドックのアイコンも表示しないという設定をする場合は
要注意なのでよく設定を読んでからチェックを入れる
その意味は後述する




デフォルトの設定はこんな感じでかなりでかい時計が表示される
アプリの「優先設定」画面で時計の位置、大きさ、透明度は調整できる
位置の調整は「クリック&ドロップ」のボタンをクリック
するとドラッグで時計が移動できるようになる
もう一度「保存」に表示が変わったこのボタンをクリックすると固定される




ここらの設定がなかなか優れものなのだが上から設定の時間でデスクトップのトップに時計を移動する、
ホットコーナーで時計をトップに移動するなどの設定が用意されている




普段はフローティングの設定をしていない限り時計はデスクトップの
最下層にあるのでウインドウやデスクトップのアイコンなどが隠れない
邪魔にならない設定になっている




しかしホットコーナーの設定をしているとそのコーナーのマウスを持っていくだけで時計がトップ階層の表示になる




時間で移動の設定をしていれば操作してない時間が続くと時計が浮き上がってくる
最近のOS Xはバンドルのアプリもフルスクリーン表示に対応して利用している人も多いと思うが
フルスクリーン表示にするとメニューバーも隠れてしまうので時間を表示しないのが不便だった
このアプリがそうした不便を解消してくれるはず




設定画面のここの部分はドックアイコンも隠す設定になっている
メニューバーアプリではないのでドックアイコンも隠すと
どこららもアプリにアクセスできなくなってしまう
その場合はアプリケーションフォルダの中の
アプリ本体をクリックするとこの設定画面を呼び出せる
このチェックのすぐ下に「アプリを終了」ボタンがあるのでここで終了できる




設定の「時計タイプ」をクリックすると時計の見た目を変更できる
フリーで使用できるのは最初の列の南京錠アイコンが付いていないスキンで
その下の列はApp内課金を払えば使用できるようになる
使用制限はこれだけなので購入するかどうかは好み次第



2015年9月13日







Mechanical Clock 3D Lite

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.6SnowLeopard対応OS10.7Lion対応OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応OS10.10Yosemite対応

デスクトップに立体的でリアルな時計を表示するデスクトップ&スクリーンセーバ時計アプリ。

時間が見やすいとは言えないが、実用的な時計とも言えないが、実用的なプリだけが良いアプリではない。
こういうものをデスクトップの飼っておく心の余裕も必要なんじゃないかと思う。
昔のMacのアプリは「これ作ったやつヴァカだろw」と笑うような何の役にも立たない…でも楽しいアプリがたくさんあった。
ここでもそういうものをいくつも紹介してきた。

しかしMac OS Xに移行したあたりから、Macのスペック・実用性が飛躍的に向上して、それに合わせるようにアプリも実用的で高機能なものが多くなってきた。
そしてアプリを紹介する方も実用的な・機能的なアプリばかりを探すようになってきた。

でもこういう役には立たないけど面白いアプリが昔はたくさんあったよなと、ふと思った。
これからこういうものも紹介していきたい。





デスクトップ全面にリアルなムーブメントがコチコチいいながら動く時計
時刻は左上のDesktop Clockのようなアプリの方がはるかに見やすい
でもこういうものがデスクトップで動いていたら楽しいに違いない




設定画面はこんな感じ スクリーンセーバとしても機能するのでその表示タイミングの設定が見える
上からマルチモニターの表示モニター指定、ドック・メニューバーアイコンの表示、
デスクトップ、スクリーンセーバの表示時のチクタクを鳴らすかどうかと音量、
スクリーンセーバ表示時間とログイン項目
その下にシェアウエアバージョン購入ボタンがあって購入すると金色バージョンと
一時間ごとにゴージャスなチャイムが鳴る機能がゲットできる
機能としてはこれだけの絞り込まれたアプリ



2015年9月20日







Alarm Clock

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.7Lion対応OS10.8Mountain Lion対応OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応

デスクトップに時間も表示しながら目覚まし時計・スリープタイマーも兼用できる時計アプリ。

機能的には以上だが、表示は今風のデジタル時計そのものなのでリアルな時計を購入することを考えると使い勝手はいいと思う。
目覚ましはプリセットのベルやビープ音、チャラい音楽などが用意されている。
App内課金方式でPro版にアップグレードすれば、音源を自由に指定できるのでiTunesライブラリの好みの音楽でお目覚めということもできる。

スリープの方はサウンドはホワイトノイズで設定の時間で音が止まる。
ホワイトノイズも小さな音なら雨か波の音のように聞こえるから不思議だ。

暗くした部屋ではパソコンのスクリーンは明るすぎるので、この時計画面をフルスクリーンにして画面の光を抑える機能もあるので文字通り枕元のMacBookを目覚まし時計時計にすることができる。

目覚ましの音は自分の好みの音楽・音源でないと嫌だという人以外はフリーウエアのまま使えると思う。





Alarm Clockのスキンはこんな感じの平均的なデジタル目覚まし時計
デスクトップ時計としてもまあまあのデザインだと思う




目覚ましのセットと時刻合わせはこちらから
OFFをクリックするとONになって目覚ましが有効になる
左の目覚まし時刻をクリックすると目覚まし設定画面が開く




目覚まし設定の画面はこんな内容
上から目覚まし時刻設定、繰り返しの曜日設定、目覚ましの音設定、音楽(Pro版のみの機能)
スヌーズ時間設定、注意表示、ボリューム、音量フェードインの有無設定
以上をセットしたらSaveボタンでセット完了




その隣のボタンはスリープ設定
どれくらいの時間で音を止めるかの設定、サウンド(デフォルトはホワイトノイズのみ)、
音楽(Pro版のみの機能)、音量、音量フェードアウトの有無設定
目覚まし、スリープ共に快適な眠り・目覚めのためにフェードイン、フェードアウト設定はオススメだ




その隣のボタンは時計をフルスクリーン表示する
部屋を暗くしたらMacのスクリーンも暗くしたいのでこの黒い時計のスキンはなかなか良い
右上のボタンでウインドウ表示に戻る




一番右のボタンは環境設定でサウンドの登録画面がある
ただしサウンドを追加できるのはPro版のみの機能
数百円のシェアウエア料金なのでお気に入りの音楽を
使いたい人は購入してしまおう




あとは時刻表示を24時間制にする、秒表示の有無、
曜日表示の有無など基本的な設定のみ




シェアウエア登録をしていないと起動のたびに
広告表示が出るのはフリーウエアだから仕方がない




ところで使用上の注意としてMacBookなどのラップトップを使う人は蓋を閉めるなとか
スリープ機能は解除、Macは起動したままにしろというのがある
しかし環境に配慮したい向きには寝るときはMacは終了したいという人もいるかもしれない
その場合はシステム環境設定省エネルギーの下のスケジュールボタンを使用する




ここで目覚ましの時には起動またはスリープ解除のタイマーを
少なくともアラームの5分以上前にセットする
スリープ、終了もスリープ設定の10分以上あとに設定せよとヘルプに書かれている
この設定を一緒にすればMacをスリープさせたり
シャットダウンさせてAlarm Clockを使うこともできる



2015年9月27日







QREncoder

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.6SnowLeopard対応OS10.7Lion対応OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応OS10.10Yosemite対応OS10.11El Capitan対応

テキスト、URL、メールアドレス、電話番号、カレンダーイベント、位置情報、アドレス帳データなどあらゆるURIフォームのデータをQRコードに変換できるアプリ

Macで持っているデータをちょっと他のデバイスに渡したり、他の人に送ったり簡単にできる方法はいくつかあるが、QRコードなんてもなかなかお手軽で良い。
QRコードならjpegにしてメールに添付したりサイトやブログに貼り付けたりツイッターのようなSNSで画像添付したりどこでも誰でも渡せるのが良い。

MacからiPhoneにテキストを渡すなんて簡単な話だがiCloud経由でというのも面倒だなと思ったらQRコードで渡してしまう手がある。
相手がガラケーでも大抵のガラケーにはQRコードリーダーが付いているので相手を選ばない。

他にもいろんなことができる。
何ができるかここで幾つか利用法を紹介する。





QREncoderの使い方は簡単だ
左上のプルダウンで何を送りたいかフォーマットを選択して
その隣のEditでデータを記入、あるいはコピペ
または下の窓に直接書き込んでもいい




選択できるフォームはこれだけある




URLフォームを選択してQRコードを生成
右上のペーストボードに保存かPNGで保存で書き出すこともできる




これを例えばiPhoneのQRリーダーアプリなどで読み込んでみる




すぐにURLを読み込んでWebサイトを表示する
こうやって自サイトをアピールするコードをあちこちに貼るなんて使い方もできる




メールアドレスを渡したい時はEmail addressを選択して
Editボタンで入力フォームを開いてそこにメールアドレスを入れる
すると自動的にmailto:のメールスキームが追加されてメールアドレスがQRに変換される




それをiPhoneのQRリーダーアプリでみるとこの通りEメールアドレスとして
認識されるのでアドレス帳にも登録できるしメールも飛ばせる




最初のテキストも読み込んでみる
この通りテキストとして読み込めるのでiCloud経由で
限定的なアプリに渡すよりも汎用性が高いと思う




電話番号を渡したい時はPhone numberを選択してEditで番号を入力すれば
tel:というスキームが追加されて自動的に電話番号として
認識できるQRコードを作成できる




読み込むとこういう形で電話番号として認識できるので
アドレス帳に登録も可能だしすぐに電話することも可能




位置情報はGoogleマップなどに表示されるので
その数字を入力すると位置情報のスキームになる




ショートメッセージサービスでメッセージを送りたい時はSMSを選ぶと
電話番号と本文のフォームが出てくるので入力すると
メッセージを送れるQRコードが作成できる




iTunesアプリのIDを入れることでアプリのIDを渡せるので
何か見つけたらモバイルに渡すことができる
Android携帯にも渡せるのでiTunesを使うより簡単で汎用性が高い




ツイッターで投稿するというQRも作成可能
スキームが用意されている大抵のアプリには渡せる感じだ




vCard形式のアドレス帳データも作成できる
Contact informationのvCardタイプを選択してEditボタンを
クリックするとアドレス帳の必要項目のフォームが現れる
ここに必要事項を記入していく




これを読み込むとアドレス帳のページができあがっているので
下の「新規連絡先を作成」を選択するとアドレス帳に登録される
Android携帯ともガラケーともQRコードでやり取りができるので便利だ



2015年11月8日







Fast Start

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.9Mavericks対応OS10.10Yosemite対応OS10.11El Capitan対応

コードを手っ取り早く書き始めたい、手っ取り早くブロックごとテキストエディタにコピペして編集を始めたいという人向け超お手軽テンプレ作成アプリ。

スクリプトやプログラムのコード書きとかhtmlの作成とか、何をするにも最初に何をどう書き始めようか…と考えている時間がもったいない。
とりあえず書いているうちにだんだん形になってくるのだ…というタイプの人に超オススメ。

テンプレに出来上がりかけ、あるいはいろいろいじりたいコードを保存しておいて新規のスクリプトファイルに書き出して開いてエディットを始められる。

またブロックコードの方のタブでは、よく使うひとかたまりのブロック、定型文を保存しておいてコピーボタンをクリックするとそれがペーストボードに載るので、愛用のテキストエディタにペーストして編集したり作りかけのコードに足したりできる。

このアプリの機能自体は定型文を指定の拡張子のファイルに書き出す、ペーストボードに載せる…という2つの機能だけなので定型文はなにもコードでなくてもいい。
時候の挨拶でもいいし、しょっちゅう始末書を書く人は始末書のテンプレを作っておいて日付と謝る理由だけ書き換えるなんて使い方もできる。





このアプリの使い方の流れを説明しておく
左上の「+」マークで新規テンプレを追加
上のフォームは左に自分でわかりやすいタイトル、右に希望の拡張子を入れる
下のフォームに作成したいテンプレを登録する
以上を埋めたら右下のSaveでテンプレを保存する




こうして幾つか作ったテンプレを選択して左上のCreate Fileでファイルを書き出す




どこにどういう名前で書き出したいか聞いてくるので希望を入力




すると希望の場所に希望した名前と拡張子でファイルが作成されるのでこれを開いて編集していく
いつも書き始めで悩む人はこういう定型文で作り始めてしまうのは時間を節約するコツ




右上の選択でコードブロック選択するとファイル書き出しではなくペーストボード貼り付け機能になる
これも同じように左上の「+」ボタンで新規定型文をどんどん名前をつけて登録していく




左上のコピーボタンをクリックすると内容をコピーしたという完了タグが出てくる




愛用のテキストエディタを開いてペーストするだけで定型文を貼り付けできる
コード書き用となっているが実はビジネス用途にも結構使えるアプリだと思う
始末書書きにも最適



2015年12月19日







Eigenmath

(Freeware for iPhone, iPad)
おすすめ度★★★★
OS10.8Mountain Lion対応OS10.9Mavericks対応OS10.10Yosemite対応
OS10.11El Capitan対応

数学科の学生御用達の基礎的な関数計算、グラフ表示が可能な数学プログラム表示アプリ。

簡単なものから結構複雑なものまで、各種の通分計算から引数の分解や関数グラフの表示までいろいろなことができる。
数学好き、あるいは勉強中の人で多少使い方は覚えないといけないが、そこらをクリアすれば結構病みつきになるかもしれない。

数学が別に好きでもない私みたいな人間でも、64bitってバイナリでいえばいくつだっけ?みたいな頭の整理には使える。

面白いんじゃないだろうか。





右下のフォーム、または左のペインに計算した意識を入れて計算する
例えば212の17乗の計算を実行した結果




面白いのは自動的に通分してくれること
1/2と1/3を足すという式を置いて下の「Run」ボタンをクリックすると
自動的に通分して5/6という答を導き出してくれる




関数式もRunボタンでこの通り




グラフを書きたいときはdrawという関数というかコマンドを使う
これはおなじみのxの2乗のグラフ




パラメーターをグラフに反映する様子をみてみる




n=5にパラメータを変えるとグラフが変化する




さらにrangeを0〜30に変更するとこんな感じ




実際に関数を手入力して計算してみた結果




これって数学やっている人には結構垂涎のアプリなんだろうな
私には猫に小判だが…




有名なというか数学でよくやる思考実験というか数学遊び
8分で時速17000マイルに加速するスペースシャトルと4.5秒で時速60マイルに加速するコルベット
シャトルを上回るコルベットの加速なら何分で衛星軌道に乗れますかという計算
なんと21分半で衛星軌道に乗れるのでNASAはスペースシャトルを止めてコルベットを採用せよ…
とはならないわけでゼロヨンの加速をずっと続けられるならという前提条件があるのが
思考実験といわれるゆえんなのだが、こういう遊びもできるよという例




数学科以外の人たちにも多少は実用的な利用法があって
例えば2ビットって幾つエレメントがあるんだっけ、
8ビットは?128ビットは?…とか電卓でもできる計算だけど
計算式が残るので頭が整理しやすい
詳しい使い方はこちらのマニュアルページで英文だが
マニュアルを参照していただければ面白い使い方が載っている



2016年3月20日







Novus Scan

(Shareware)
おすすめ度★★★★
OS10.8Mountain Lion対応OS10.9Mavericks対応OS10.10Yosemite対応
OS10.11El Capitan対応

論文、小説などの盗用・剽窃がないかをデータベースからスキャンしてくれるパクリ検索アプリ。

といってもネットからすべてのテキストを拾ってきてコンペアスキャンしていたら、永遠に終わらない。
内部に使用者が自分の仕事で重要な論文を集めてきてデータベースを作る。
そしてその内部のテキストと対象のテキストに同じところがないかをスキャンしてくれる。

結果は同じセンテンスのワード数とその部分を黄色にハイライトして表示してくれる。

大体生物学の先生が学生の論文に剽窃がないかを確認するのに娯楽小説をデータベース化する必要はないし、逆にSF出版社の編集さんが盗作を未然にチェックしたい場合、大学論文をデータベース化する必要もない。
その業界に必要な論文、作品を徹底的に集めてデータベース化すればいいので、そんなに巨大にはならないし、かなり精度は高い。
扱えるのはテキスト、Word、PDF、リッチテキストなどだが、挿入された画像はスキャンできない。
チェックするのはあくまで文字だけだ。

対応は英語のみのようなので査読論文が英語の大学関係者には貴重なアプリになると思うが、日本の出版社さんにはビミョーかもしれない。

なお、アイコンのリンクは作者サイトのダウンロードにリンクしている。
例のMacUpdateのウイルス認定されたインストーラをダウンロードしないので安心してお試しアプリをゲットしてもらいたい。





剽窃検知アプリということなので今、早稲田大学の学位論文で
最も有名な博士論文をスキャンしてみることにした
「STAP細胞は陰謀によって封印された」とか陰謀論吐いている人は
こういうスキャン結果をよく見てからいってほしい




ツールバー左端のAddボタンでスキャンしたいテキストを指定する
中央のStart Scanボタンで検索するというシンプルなインターフェイス




データベースに何も登録していないとこういう表示が出てデータベース作成を促される
これはネットから受動的に拾ってくるのではなく自分で必要な既発表のデータを取り込んでいく仕組み




そこでソースと思われるNIH(米国立健康研究所)の該当論文を取り込んでいく
(出典Stem Cell Basics- Introduction [Stem Cell Information]
情報ソース小保方晴子のSTAP細胞論文の疑惑- 小保方晴子の博士論文の疑惑まとめ
ツールバーのデータベースマネジのボタンを押して開いたプルダウンの
Addボタンでデータのファイルを指定していく
リッチテキストとテキストになった




もう一度Start Scanをクリックすると今度はスキャンが始まりプログレスバーが進んでいく




結果表示、右ペインに該当テキストと酷似したテキストを含むデータベースのテキストを表示
同じセンテンスのワード数も表示されている
中央ペインにはテキストの比較が表示され上がスキャンしたテキスト、下が酷似したデータベースの画面
黄色にハイライトされている部分が全く同じ単語が並んでいる部分だ




テキストだけでなくPDF・リッチテキストなどテキストデータを取り出せるファイルは対応できる
全文を比較してみたところ、ほとんど真っ黄色になってしまった
STAP細胞の論文もそのうちやってみるがやはり真っ黄色になるそうだ
これでもSTAPは抹殺されたとか陰謀論言いますか?



2016年4月16日







Wake Up Time

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.7Lion対応OS10.8Mountain Lion対応OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応OS10.11El Capitan対応

デスクトップに卓上時計と同じ機能の時計を表示するアプリ。

機能としてはデジタル時計で、時刻表示・設定時刻にアラームを鳴らして目覚まし機能。
アラームはスヌーズ機能もありいわゆる普通の目覚まし時計。
シンプルであることはわかりやすいということ。





デスクトップに表示されるのは卓上時計のコンソール
時刻の下には日付曜日とアラームのセット状況が表示される
右の引き出しにはアラームのセットパネルという構成




使い方もリアルな卓上時計とほぼ同じ
右の引き出しでアラームの時刻を設定して
左下のボタンでアラームをセットする




アラームの音は8種類から好みの音を選択できる
ランダムにも鳴らせるし右下のボタンで音をプレビューすることもできる
プレビューボタンの上のスライドでアラームの音量も設定できる




時刻設定の引き出しはメニューからと引き出しのタブのクリックでしまうことができる




アラームがなっている時はすべてのキーを叩くことでスヌーズに入れる
朝、二度寝をしないとどうしてもスッキリ起きられないという人には必要な機能かもしれない




完全にアラームを止める時は×ボタンかアラームセットボタンをクリックすることで止められる




デフォルトではスヌーズは9分になっているがこの変更は環境設定画面にある
またシステムのボリュームを変更するチェック、
24時間制時刻表示、秒表示点滅などの有無の設定も可能
なおシェアウエア登録をすると時刻のフルスクリーン表示も可能になる




アラームの音はデフォルトでは8種類だが自分の好みの音を追加することもできる



2016年7月20日







QR Journal

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.8Mountain Lion対応OS10.9Mavericks対応OS10.10Yosemite対応
OS10.11El Capitan対応

Macで二次元QRコードをファイルでインポートしたりiSightでスキャンして読み込むQRコードリーダーアプリ。

カメラがついたMacならどのタイプのMacでもQRスキャンができる。
MacBook ProやMacBookなどのモバイルなら筐体にiSight用のカメラが最初から内蔵されているMacならそのまま起動するだけだし、USBカメラも設定で選択できる。

スキャンの精度については評判も聞いていたが、私が試してみた範囲ではMacBook Proの内蔵カメラでも読み込み失敗はなかった。
実用的に使えると思う。

Docomo形式のURLコードはただのテキストとして認識されてしまうが、URL形式とテキスト形式なら問題なく読めてブラウザでWebも開いたりできる。





まずファイルのインポートテストのためにQRこ〜でんネン!
テキストの二次元バーコードを作りこれをjpegでエクスポートする




ファイルのインポートはここから
インポートボタンをクリックして出てきたウインドウにjpegをドロップする




すぐに認識して下にデコードされたテキストの内容が表示される
読み込んだイメージを保存する、破棄する、閉じるなどがしたのツールボタンで可能




次にiSightでカメラを使ってQRコードを読むのは左上のスキャンボタンから
QRコードを表示したスマホとか印刷された紙とかタグとかをかざすとすぐに読み込む
これは標準のURL形式で書き出されたQRコードでこの通りURLとして認識されると
「リンクを開く」ボタンがアクティブになる
これをクリックするとデフォルトブラウザが起動してリンク先のサイトを表示する




保存したイメージは後でまた呼び出すこともできるので履歴として保存できる




設定の画面はとてもシンプル
ここでカメラを選択できるし読み込みに失敗するようなら
カメラのコントラストをいじってみると改善するかもしれない



2016年8月14日







気象ライブフリー

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.8Mountain Lion対応OS10.9Mavericks対応OS10.10Yosemite対応
OS10.11El Capitan対応

指定の地域の現在の天候・ローカル天気予報などを美しいビジュアルで表示するアプリ。

表示される情報は指定地域の現在の天候、気温、降水量、最低気温・最高気温、気圧、風向・風速、週間天気予想、5時から翌2時までの3時間おきの天候・気温推移、視界、時計など盛りだくさん。

これをその地域の天候に合わせた美しい写真のスライドショーでまるでその地域で窓の外を見るように表示してくれる。
スモークパネルはダッシュボード風とドック風の表示を選択できる。

ウインドウ表示のみのアプリだが、シェアウエア登録でメニューバーアプリにもなる。
指定地域もフリー版だと2箇所だがシェアウエア登録すれば制限がなくなる。
また起動時などに広告が表示されるが、これもライセンス購入で表示しなくなる。





初回起動時に位置情報へのアクセス許可を求められる
許可しなくても手動で検索で場所を指定できる




手動のロケーション指定の手順はこうなる
右上のギヤアイコンまたはコマンド+「、」キーで設定画面を呼び出して
「ロケーション」に入って「現在位置」ボタンをクリック、または都市名を検索フォームに入力
すると候補地が上がってくるのでそれを登録すると左上に登録地のリストが表示される
フリー版は2箇所まで、シェアウエア版は無制限に登録できる




ヨーロッパのアプリなので表示は華氏、マイル・インチ法で表示されているので
日本で使うときは摂氏、メートル、mmなどに変更しておく




こうしてデスクトップにこんな感じで表示される
単に天気の情報を知りたいだけだったら背景は邪魔だが
ワングランスで現地の天気の雰囲気を知りたいなら
背景の絵を見るだけでもかなり伝わる




設定の「レイアウト」に入れば表示もダッシュボード風とテキストのみを選択できる




テキストのみの選択だとこんな表示




ダッシュボード風の表示は上から温度、体感温度、天気アイコン、
天候ひとことまとめ、最低気温・最高気温、注意報・警報、時計、
下段が中央の丸いのが風向風速計で左右に湿度、降水量、気圧、視界、
さらに下のパネルに週間天気予想と24時間の気温天候推移となっている




これをフルスクリーン表示にすることでさらに視覚的に天候を理解しやすくできる




テキストのみの表示の雰囲気




ダッシュボード風の表示の雰囲気




スクリーンセーバー機能はないのだがフルスクリーンにしておいて
使用していないときに待ち受けに表示するにはいいアプリだと思った
トラックパッドを2フィンガースワイプすることで地域もどんどん切り替えられる

<余談追記>




こんな風にするとデスクトップの雰囲気がなんだかものすごくWindows10クサイ



2016年9月17日







Timer

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.10Yosemite対応OS10.11El Capitan対応OS10.12Sierra対応

デスクトップで使える超簡易タイマー。

キッチンのタオル掛けにぶら下がっているような、取り敢えず麺が煮える時間だけを測りたいというようなタイマーと同じ機能のアプリ。

使い方も文字通りキッチンタイマーと同じで、ドラッグで時間の針をグ〜っと引っ張って、残り時間を計るだけの単機能。
何かの作業をしながらカップ麺の時間を測りたいが面倒なタイマーなんか使えない…と思っていつもふにゃふにゃに伸びた麺を食べている人には便利だと思う。





使い方は簡単で青い針をドラッグで掴んで
時計回りに引っ張れば何分後にタイマーをお知らせしてくれる
設定できるのは分単位だけでただし24時間後でも
90時間後でも好きなだけ先のタイマーの設定ができる
秒単位なんかいらない…だいたい何分後にお知らせして
くれればいいんだよという状況で役に立つ




上の赤い時刻が現在時刻
設定した時刻が来たら残り0秒の表示になる




そうすると通知センターから「時間だよ!」とポップアップが出る




通知センターのバナーだけでは見逃してしまうので心許ないという人は
システム環境設定で通知のタイプをパネルに変えてもいいかもしれない
自分が消さない限り画面から消えない



2017年5月24日







DockTime

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.6SnowLeopard対応OS10.7Lion対応OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応OS10.10Yosemite対応OS10.11El Capitan対応
OS10.12Sierra対応

ドックにシンプルな時計を表示するアプリ。

アナログ時計、デジタル表示、フリップなどが用意されていて好み、その時の気分で自由にショートカットキーで切り替えられる。

OS Xがリリースされていた当初には確かドックには時計とバッテリーアイコンはデフォルトだった気がするが、今はそういうのがなくなってしまった。
そういうノスタルジックな表示が好きな人は、このDockTimeがおすすめ。

そういえばドックにあの昔懐かしい緑の液体が入ったガラスシリンダーのバッテリー残量表示をするアプリってないものかねぇ…





DockTimeの表示はシンプルにこれだけ
あとはコマンド+tabキーで選択にも同じ時計アイコンを表示する




時計のデザインはメニューのコマンドあるいは
コマンドキー+1〜5の数字キーでも切り替えることができる




標準は「白」でこれは腕時計タイプ




地下鉄の駅時計タイプ




フリップ時計タイプ




地味なデジタル時計など選択できる



2017年5月24日







草原のシマウマ

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.6SnowLeopard対応OS10.7Lion対応OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応OS10.10Yosemite対応OS10.11El Capitan対応
OS10.12Sierra対応OS10.13High Sierra対応

携帯電話などに簡単に電話番号、住所、URLなどを渡せるようテキストデータをQRコード化する変換アプリ。

テキストを入力ウインドウに入力する方法、AppleScriptで変換する方法、アドレスブックから電話番号を直接変換する方法が使える。
ただしアドレスブックのプラグインは私のYosemite環境ではうまく動かなかった。

100文字ぐらいの簡単なテキストならこれで渡せるので、Macからガラケーにメール本分や送り先メールアドレス、電話番号を渡したいときなんかに重宝すると思う。

動作環境はOS10.4以上のPPCG4以上かintelMacとのことだが、上限は不明。
私のYosemiteでは動いているので多分最新のHighSierraでも動くはず。





タイプ入力をQRコード化したい場合はEditメニューのテキスト入力から
またはコマンド+Tキーでもテキスト入力が開く




URLをここに貼り付けてみた




文字入力も2バイト文字で100字ぐらいまで(改行コードも含むようだ)なら可能
文字数セーフならOKを押せばQRコードが生成されるしアウトなら何も起こらない




QRコードをiPhoneで読み取った結果
テキストはちゃんと改行まで遅れるのでメール本文を
Macで作ってガラケーから送るなんてこともできる




付属のAppleScriptはtext withの後の囲みの中に変換したい本文を書き込んで実行する




それをiPhoneで読み込んだ結果




付属のプラグインで64対応のアドレスブックの電話欄をQRに出力するものが面白い
残念ながら私のYosemite環境ではZebraにテキストを渡すのが
うまくいっていないがこれがうまくいけば便利そうだ




今回のv.0.9からQRコード画像の保存が可能になった
書き出しのフォームはpng




そのpngをこんな感じでブログなどに貼ることも可能なので
携帯ユーザをURLやメールアドレスに誘導したいときに便利



2017年12月23日














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