KSC ベレッタM8000〜ベレッタ謹製のロゴ入り実物グリップを入手して取り付けてみた〜ウエイトも仕込んで気分は上々
ジャンクコンディションで手に入れたKSCのベレッタM8000をちゃんと動くようにした話の続き。
KSC/ベレッタM8000Fクーガー〜BERETTAマークを外した時期のガスガンをジャンクコンディションで入手し動くように整備
とりあえず動くようになったが、例のWAの刻印問題でKSCのマークが入ったグリップパネルにやっぱりげんなりしていた。
この年まで祟るとは、WA絶対に許さんからな…という話はどうでもよくてその時からBerettaの純正グリップパネルを手に入れようと思っていた。
なかなか手が回らず後回しになっているうちに品薄の期間が続いていたが、やっと出物があったのですかさず購入。
こういう輸入物は出会った時に買っておかないと、次はいつ出会えるかわからないからね。
そのBerettaの純正グリップパネルがやっと届いたので早速取り付けてみた。
ウワサ通りポン付けはできなかった。
取り付け加工はキャプチャを参照。
手に入れたのがこちら…Beretta純正Made In Italyのグリップパネル
KSCのクーガーの刻印には目をつぶるとしてもグリップのKSCマークはさすがに萎える
そこでBerettaの三本の矢のマークがついた純正グリップを取り付ける
取り付けてみるとやはりマガジンキャッチボタンと
干渉するのでこの赤で囲んだ部分を削らないといけない
不思議なのは削る必要がある部分に線が入っていて
これはBeretta社がKSCのクーガー向けに製造している
カスタムパーツなんじゃないかと勘ぐりたくなる
なんせ実銃はもう製造中止だからWAにBerettaロゴを権利管理させて
他のメーカーには自社パーツ取り付けを推奨しているのかな
小銭を稼ぐなぁ…Beretta…
削り合わせて取り付けたKSCクーガー
詳細をいうとグリップスクリューも微妙に穴の位置がずれているのだが
これは強引にはめ込むことで取り付けには問題はない
実銃グリップはABS製のKSCよりもゴム成分の配合が多めなのか
柔らかくて粘りがある素材で成形されている
そしてロゴが何とかなったらもう一つやりたかったのがグリップパネルにウエイトをつけること
ホームセンターの鉛シートを4枚重ねにしてフレームの肉抜き部分の裏に接着剤で貼り付ける
グリップの内側マガジンと接触しないギリギリまで鉛シートを盛り付ける
いろいろ精査したが錘を仕込めそうなスペースはここにしかない
こうしてグリップ換装・ウエイト仕込んだM8000クーガー
鉛ウエイトのおかげで100g近くは重くなっているはずだから
実銃と同じとは言わないがヘビーウエイト樹脂とはどっこいじゃないかな
あとはABS地肌のスライドにブルーイング風の塗装をするぐらいか…
スライドの刻印も何とかしたいところだがもうこのまま塗装するかも
グリップパネルのマークが変わっただけで雰囲気が変わる
実はフレームシルバーってあまり好きじゃないんだけど
KSCクーガーのハーフシルバーバージョンって結構稀少なんだそうなので
このままスライド以外は塗装しないことに決めた
(上)Beretta M8000 Cougar実銃と(下)KSC M8000クーガーガスガン
(上)Beretta M8000 Cougar実銃と(下)KSC M8000クーガーガスガン
前回と何が変わったって見た目上はグリップのKSCマークがBerettaに
変わっただけなんだけどこれでも随分雰囲気が変わったと思う
その他ベレッタシスターズと
(上)マルシンのベレッタM84モデルガンと(下)KSC M8000クーガー
(上)マルシンのベレッタM92Fモデルガンと(下)KSC M8000クーガー
(上)マルシンのベレッタM92Fモデルガンと(下)KSC M8000クーガー
ベレッタのグリップパネルはやはりこうでないとね
(左)マルイ PX4 Stormと(右)KSC クーガー
(左)マルイのPX4はベレッタの三本の矢ではなくお稲荷さんの宝剣のようなマーク
PX4はロゴが小さくなったので遠目に見たらわからないけど…
(上)PX4と(下)M8000のエジェクションポートの比較
メカニズム的にはほぼ一緒のこの両者なんだけどエジェクションポートに
ロッキングブラグが露出しているクーガーに比べてチェンバーの形が
ロッキングバルジになっているPX4はデザインが洗練されていると思う
このローテイティングバレルロッキングというメカのおかげで
両者ともスライドが下がった時もバレルが上を向かない
この構造のおかげで実銃は命中精度が高いという話だが
もちろんエアガンにはそんなの関係ねぇ
純正グリップは結構高かったけど性能には影響なし
マークは変わっただけでチェッカリングの食いつきはむしろKSC製の方が良かったかも
いいんだよ、この雰囲気が好きなんだから
2021年7月24日
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