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GHK AKMとマイクロエース(アリイ)のAKバヨネット
〜ベークライト風の塗装に挑戦…ってそもそもベークライトってなに?(1)

AKM and Equip

GHK AKMとマイクロエース(アリイ)のAKバヨネット〜ベークライト風の塗装に挑戦…ってそもそもベークライトってなに?(1)

こういうものを手に入れた…ちょっといきさつがある。

昔LSというプラモメーカーがあって、倒産する直前の時期とても精巧なテッポのプラモデルを作っていたという話をこちらに書いた。

LSはテッポだけでなくM203グレネードランチャーやパイナップルグレネード、M9バヨネットなどテッポのアクセサリーをプラモで発売していた。


昔から憧れがあったのは6kh3というタイプの旧ソ連のAKなどにつけるタイプの銃剣。

ナイフとシースを組み合わせると鉄条網を切断できるワイヤカッターになるという優れもの。

ソ連が崩壊して随分時間が経つので6kh3や6kh4あたりのナイフはすごく安くなってるんじゃないか…と思ってオクで検索したらなんと今は4万〜6万円みたいな値段で取引されている。

6万も出したら結構高級なダマスカスブレードのカスタムナイフや、名のある作者さんのナイフなんかも買えちゃったりするよ…6kh3なんて昔はガラクタみたいな扱いだったのにな…と、すっかりひるんでしまった。


そうなると…6kh3と私にはもう永遠に接点はないのか、永久にあいまみえることはないのか…とちょっと悔しい気分になり
「そう言えばLSも6kh3をプラモデルで作っていたではないか…あれはどうなったのか?」
と気になって調べたら、LS倒産後あのミリタリーシリーズの金型は有井製作所が引き継ぎ、しばらくアリイブランドで発売していたが、今ではマイクロエースに変わって今でもAmazonなどで販売していることを知った。

知ったらもう居ても立っても居られない。

Amazonで1,980円也で「ご購入」してしまった。


すると
「ママ〜、お口がさびしいよ〜」
とこの銃剣を取り付けられるテッポがないことに気がついた。


うちにあるAKはマルイの電動ガンのAK47だけで、AK47には着剣ラグがない。

もともとAK47には着剣の機能がなかった。

発売された当時飛びついて購入してサバゲはこのマルイの電動AK47とマルシンのUZIで乗り切った。

いわば古くからの戦友なのだが(というほど戦歴はないが)、6kh3が好きなのに当時購入しなかったのはマルイのAK47には取り付けられないからだったことを思い出した。

今再びこの矛盾律に行き当たってしまった。


もうこの負のスパイラル、永遠の矛盾律はここで終わりにしよう…と1,980円也の銃剣を着けるためにGHKのAKMを64,000円也で購入してしまった。





GHKのガスブローバックAKM
このテッポの感想は次回に書くとしてとにかく6kh3を取り付け可能な銃が初めて我が家に来た
いまマルイのガスブローバックのAKMが話題になっているようだがやはりストックは木でなくては…
プレスのレシーバーはスチールでなければ…実銃グリップがつかなければ…
とかいろいろこだわると選択肢は自ずと台湾メーカーのGHKになってくる
プラのストックに木目が印刷されているテッポは生理的に嫌なんですよ…




とんだ出費につながったのはコイツのせいだ!
マイクロエースの1/1コンバットシリーズ




その中のAK-74ラバー銃剣1,980円也




コンバットシリーズといっても中身は正味のプラモデルだ
ただしLS時代と違うのは原料にスチロール樹脂ではなくABSやジュラコンが使われているようだ
少し強度が増したらしい…なんせ当時LSはすぐ壊れるという評判だったから
ただ金型が古いせいかものすごい肉引きが起きていてそのまま組んだらおもちゃ丸出し
320番のサンドペーパーを板に巻いてほぼ全ての面の平面出しをした




ナイフグリップはこんな感じのプラモデル丸出しの肉引きと安っぽい色味
とにかくワンサイズ小さくなったんじゃないかと思うぐらい全ての面を徹底的に削った




実物のグリップはベークライトなのでベークライトの色味を出すために塗装
タミヤカラーアクリルの黄色、赤、ブラウン、黒を塗料皿にあけてシンナーも
たっぷりで薄めながら半分混ざり合うようにベークライトの色むらを表現した




薄い黄色から赤、茶、黒の順でだんだん色を暗くして筆の先でスポット迷彩を
塗るような要領で色を置いてシンナーで流してベークライトの色むらを表現した




グリップが乾く間ブレード以外の「鉄」の部分をキャロムのブラックスチールで吹く
ブレードはマスキングしてこの色は塗らない




かなり以前に紹介したホームセンターで見つけたアサヒペンのメッキ調スプレーの
シルバーを塗料皿に開けて筆でナイフブレードの刃の部分だけ塗る




刃の部分以外のブレードはドライブラシの要領で銀色を薄くのせて指先でこすってにじませた
こうすることで防錆の黒コーティングが砥石で剥がれてうっすら銀色になりかけている雰囲気を狙った




どう?なかなか刃物っぽくなったと思わん?




「おまわりさん!この人です!」とか通報されても困るので先にネタバラシ
ナイフブレードはこの柔らかさでペーパーナイフにもならない




グリップが乾いたところで最近私が「マジックオレンジ」と呼んでいるタミヤのクリアオレンジをスプレーする
このスプレーはプラグリップを木目調に仕上げるときにかなり重宝しているが
旧ソ連の質の悪いベークライトの色味を出すにも有効ではないかとトライした
初めてオレンジをテストで吹いた当時は「橙色なんか合うはずがない」と思ったが
狙い通りの色になったときは感動した…今回もなかなか狙い通り




肉引きを平面出しして削って消したと書いたが
あまりにも深い肉引きだったので完全には消えなかった
まあ使用中にぶつけてできた傷…という設定で妥協した




はい、こうして出来上がった長年の憧れ旧ソ連の6kh3バヨネット
シース(鞘)の覆いのゴムが短いのが旧型の6kh3、長いのが後期型の6kh4と区別できる




夕日に輝くブレード…




刃の反対側…これがふにゃふにゃのゴム製だなんて写真ではわかるまいw…




これこれ…これなのよ…
このブレードをシースの突起にはめるとワイヤカッターになって鉄条網も切断できる
「ただし本物の場合。このキットではできません」と説明書にも書いてある
いいんです、鉄条網を切る予定はないので…




シースにはスリングとベルトループ兼用のストラップがついてくる
これが革製だったら完璧なんだけどこれもなんとか
ヨレている雰囲気にウエザリングできれば悪くない




サヤに収まったバヨネット全景




そしてそのためにゲットしたGHKのAKMにバヨネット装着




ちゃんと着いているように見えているが実は少しグリップの
長さが足りないのかロックがかからない
まあこれで刺突の訓練をするわけではないので
ロックがかからなくても気にしないのだが


2021年11月15日
















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