マルゼン・レミントンM1100にカンチレバーサイトマウントを工作〜塗装ができたので一旦完成…あとはカートキャッチャーかな
今年はもう軍拡はしない…と新年の誓いを立てながらもう1月のうちに3挺も長モノを調達してしまった。
マルゼンのM1100に実銃ストックをつけてベンチレーテッドリブをつけたら、気軽に取り出して遊べない雰囲気になってしまったけどマルゼンのショットガンなんて気軽に撃って遊ぶテッポなんだからもっとそういう仕上げの1100がもう1挺欲しくなった。
実銃のハンターもRemingtonの1100の木ストを手に入れたらそれを持って気軽に山には入れないので、わざわざシンセティックストックに付け替えてバレルも20インチ程度のスラグバレルに交換しているハンターが結構多い。
だから時々実銃の木ストックの出物がオークションに上がってくる。
せっかくのオートローダーなんだから気軽に撃ちたいのでマルゼンのブラックバージョンを手に入れて、今度はイノシシ撃ちするようなバージョンに工作してみた。
バレルを21インチに延伸してカンチレバーサイトマウントをバレルにつけて、ブラッセンで塗装をかけて仕上げた。
前回の工程はこちらを参照。
マルゼン・レミントンM1100にカンチレバーサイトマウントを工作
〜前のなっちゃってじゃなく実際の片持ち構造でつくってみる
工作は前回ほぼ完了していたのだがABSバレルにアルミの延長バレルと
カンチレバーという組み合わせなので下塗りにミッチャクロンを試してみた
ミッチャクロンは勧める人が多いのだが以前失敗したので今回再トライ
今回は乾燥時間を72時間として塗装したところなかなかの食いつきが実現した
勧める人が多いだけのことはあるが下塗りミッチャクロンにほぼ3〜4日
ブラッセンの完全乾燥に48時間と塗装だけでまるまる1週間かかる計算になる
ブラッセンは黒染め風塗料とのことだが食いつきは他のパーカーシールなどの
塗料と変わらないのでテッポの塗装にはそれだけ時間をかけろということか
塗装が完了してとりあえず完成したマルゼン・レミントンM1100シンセティック
バレルはマルゼンのABSバレルに刺さっていた延長バレルを抜いてアルミパイプで延長
実銃でいうところの21インチバレルのサイズに合わせた
マルゼンのバレルは実銃サイズの22mmアルミパイプよりやや太いが削り合わせてツライチにした
継ぎ目はほぼわからないと思う…バレル延伸工作も5回目にもなると上達するんです…
今回はイノシシやシカなどの大物猟をするスラグハンターのイメージでカンチレバーを装着
APSの時は工作が困難として諦めていたRemingtonスタイルのカンチレバーを実現した
リューターなどの工作技術もマスターしてきたので本当の片持ち構造で作ってみた
カンチレバーサイトマウントも3回目となると少しは上達するんですw…
トリガーにはワイドトリガーシューをつけてみた
マルゼン・レミントンのトリガーフィーリングはあまりいいとは言えないが
こういうものをつけると確かに引きやすくなる
マルゼンはレシーバーがテンプラ構造になっていてアウターのABSは厚さが2mm弱しかないため
レシーバーに穴を開けてピカティニーレールを取り付ける工作は意外に敷居が高い
サドルマウントもしっくりくるパーツがなかったのでアルミの板材を積層してカンチレバーサイトをつけた
結果的にレシーバーにレール直付けよりも頑丈な構造になって重いスコープも載せられるようになった
前回のマルシンモスバーグ500のモスバーグスタイルのカンチレバーはその形状から
強度の確保が難しいため後端もネジ止めするなんちゃってカンチレバーだったが
今回は完全に後端が浮いているリアルカンチレバーになった
この通り浮いています
22mmアルミパイプで延長したバレルの銃口
アルミパイプは本当は2mmの肉厚があるがそれだと散弾銃の
バレルっぽくないので銃口付近は1mm厚に面取りして薄く見せている
Remingtonの高級銃は銃口にクラウンがあるがこのスラグハンターレベルの場合は
鉄パイプをぶった切ったような平らな仕上げが多い
(上)マルシンのモスバーグM500を21インチスラグハンター風に工作したガスガン
(下)マルゼンのレミントン1100を21インチスラグハンター風に工作したガスブローバック
(右)マルシンのモスバーグM500を21インチスラグハンター風に工作したガスガン
(左)マルゼンのレミントン1100を21インチスラグハンター風に工作したガスブローバック
ポンプアクションとオートマチックどちらがお好き?
(上)マルシンのモスバーグM500を21インチスラグハンター風に工作したガスガン
(下)マルゼンのレミントン1100を21インチスラグハンター風に工作したガスブローバック
上がウワサのなんちゃってカンチレバー、下が今回ガンバったリアルカンチレバー
さすがにモスバーグの形状はアルミとABSの工作では
リアル方持ち構造は無理だがレミントンならなんとかなった
(右)マルシン・モスバーグ(左)マルゼン・レミントン
(上)Remington M1100スラグバレル20インチモデル実銃と
(下)マルゼン1100スラグバレル21インチ風のガスブローバック
(上)Remington M1100スラグバレル20インチモデル実銃と
(下)マルゼン1100スラグバレル21インチ風のガスブローバック
この通りモデルにした実銃がある
マルゼン1100にEOTECH風サイトをつけてみた
このサイトはレプリカながら珍しくなかなかの出来でレティクルも鮮明
トイガン用なら十分な性能だと思う
APSのカンチレバーは丈が高かったのでEOTECHはものすごい違和感があったが
このカンチレバーなら様になるのでこれはこれで面白い
赤いサイトはサバゲーなら目立つがクマやイノシシには
緑と区別がつかないはずだからハンティング向き…かな
単独でつけるならこの位置がベスト
マグニファイアブースターと並べてつけてみた
このブースターは4倍なのでこれを刎ねれば等倍と4倍を瞬時に切り替えられるが
さすがにこれをガチャガチャ操作できるほどマウントに強度があるかは自信がない
かっこだけかな
(上)以前に作ったマルゼン1100のスキートガンバージョンと(下)スラグハンターバージョン
(上)1100のスキートガンバージョンは24インチバレルにベンチレートリブ、実銃用フォアエンド装着
(下)スラグハンターバージョンは21インチバレルにカンチレバーサイトマウント
24インチはスキートガンとしてはややバレルが短すぎるがそれでも比べたらこんなに長い
リアルに26インチとかトラップガン用の28インチとかに延長したら室内での取り回しはとても悪くなる
気軽に撃てなくなった…というのはこういうところ
(右)スラグハンターバージョンはブラッセンで塗装
(左)スキートガンバージョンはピカピカに研磨して銃2で塗装した
(右)スラグハンターバージョンの銃口はパイプぶった切った風
(左)スキートガンバージョンはクラウンがついた銃口
2年前のスキートガンバージョンの銃身延長はマルゼンの純正パーツを2本繋げているが
今回はアルミパイプ一本で延長した結果継ぎ目がわからなくなった…この2年の工作技術の進歩
こうなると前のバレルも工作をやり直したくなってくる
(上)マルゼンのブラックバージョンのストックにショートマガジンの組み合わせと
(下)Remingtonの実銃のフォアエンドに付け替えたスキートバージョン
実銃のストックは木目の美しいとても良い仕上げだがそれゆえぶつけて傷をつけると凹む
それに比べてシンセティックストックはぶつけても全然気にならない
(下)のスキートバージョンはベンチレーテッドリブをつけて集光サイトをフロントにつけている
(上)のカンチレバーはスコープもダットサイトもホロサイトもなんでもござれ…
ただ有効射程10メートル程度のガスガンに4倍のスコープが意味があるのかは別問題だが
木ストックはワトコオイルで色目を整えて木目を立たせウレタンニスで仕上げている
これはいずれストックを仕上げ直す水平二連散弾銃のストックの仕上げの予行演習
最終的に水平二連を仕上げをしたら散弾銃いじりの終わりにしたいと思っている
武器庫…もとい部屋のディスプレイに長モノのウォールディスプレイを追加
散弾銃が数えたらいつの間にか7挺にもなっていたので
ここにローテーションで展示することにした
壁に銃をかける…こういうのに昔から憧れがあったので実現してうれしい
一応のガンラック用のフックをプラスターボードにも
固定できる100均の壁掛け固定具から持ってきたピンで固定している
さて気楽に撃てる1100があるなら次は撃ち終わったシェルを
探し回らなくてもいいようにシェルキャッチャーを作りたくなってきた
APSのおまけのシェルキャッチャーを切った貼ったしてマルゼンで使えるようにする…
そんな夢を見た…
(上)実銃のRemingtonカンチレバーサイトマウント(下)マルゼン1100に取り付けたカンチレバー
カンチレバーはバレルに固定されているのでレシーバーに干渉しない
なのでバレルを交換すれば1挺の銃でスコープも使用できるしリブ付きバレルでクレイ射撃もできる
スコープを取り付けるたびにゼロインが狂うこともないという便利さ…
カンチレバーが折れさえしなければの話だが…
(上)マルゼン1100に取り付けたカンチレバーと(下)Remington 1100実銃のカンチレバーバレル
工作した本人も上下を間違えるくらいので出来と自負している…(汗
(上)Remington 870実銃のカンチレバーサイトマウント周りと(下)マルゼン 1100のサイト周り
2023年2月22日
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