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2010 年 10 月 27 日







あるとき空が広いことに気がついた




この街にきてから何年も経っているのにこの街の空の広さに全く気がついていなかった




こんなに遠くに来ているのにどこも同じ懐かしい風景


2010 年 10 月 23 日







空には毎日表情がある




毎日表情が変わる




廃屋にも表情がある




歩きなれた道も毎日違う




強い風に流される空








夕映えの雲の光が水面に映り込んで空は暗いのに河は明るい不思議な夕暮れ




何層にも重なった雲がそれぞれ全く違う速さで流れていく








夕映えの一部が残ったかのように人が造ったナトリウム灯の光が水面にこびりつく




人が造った人工の夕映え






2010 年 10 月 17 日







音のない世界に迷い込んだ










































2010 年 10 月 11 日







いつもの散歩道
















秋桜はゆるゆる揺れてどこまでも続いていた












お気に入りの散歩道
君と歩いているうちに四季を感じる感覚を取り戻した
もう何十年も忘れていた感覚




そして今日だけの時間はまた過ぎる






















2010 年 10 月 8 日







この世の始まりのような終わりのような・・・


2010 年 10 月 3 日







小さな心にたくさんの思いを持っている君
今日はなぜ機嫌がいい?


2010 年 10 月 2 日







毎日同じようであっても同じ風景には二度と出会えない
同じ時間も二度と巡ってこない




人が生み出した灯りを遠目に見ると取り残された様な切ない思いが強くなる




彼方の岸の花という色だけが鮮やか




こんな日でも気ぜわしく働いている人がいる



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