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Windowsのtips6

これまでぽつぽつ書いてきたWindowsのTipsも「BootCampなのでMacOS XのTipsだ」と強弁してMacのTipsといっしょに分類していましたがさすがに量が増えて探すのが大変になってきました。やっぱりWindowsはWindowsでここにまとめることにしました。

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VMware Fusionで作成したWindows10仮想マシンをWindows7上のVMware Playerで起動させる〜「Intel VT-xは無効になっている」という表示が出て起動できない場合

訳あってWindows7上でWindows10の検証環境を作らなくてはいけなくなった。

幸いWindows7からライセンスをアップデートしたWindows10の仮想マシンが手元にあるので、これをWindows版の仮想マシンソフトに移植してどれくらい使えるものなのかテストしてみることにした。

Windows10の仮想マシンを入手した経過はこちらに詳しく書いた。
【悲報】VMWare Fusion上でWindows 10は無償アップグレードできない〜ところが方法はあるものでそのインストールする手順〜Windows7や8のライセンスで無償アップグレードをかけるといろいろ落とし穴がある

さてこのMac OS X向けの仮想マシンソフトVMware Fusionの上で作った仮想マシンをWindows7上で動くVMware Playerで動かすということをここでやってみる。
うまくいけばWindows10 on Windows7という環境が出来上がるはず。


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VMware Fusion
(Products)
OS10.9Mavericks対応OS10.10Yosemite対応OS10.11El Capitan対応
OS10.12Sierra対応

ここでは何度も紹介しているVMware社のMac向けの仮想マシンソフトだ。

OS Xのバージョンを広くサポートしており、上に乗っかるゲストOSもWindows7〜10(XPもまだ動いてはいる)、 各ディストリビューションのLinuxのほとんど、BSDなどのUNIXのほとんど、その他BeOS互換HAIKUなどX68で動くOSはほとんど問題なく動く。

このMac版のVMのVMware Fusionで作った仮想マシンはWindows版のVMware Playerと互換性があることはつとに聞いていて、聞いていただけでなくVAIOのWindows7上でテストして動くことも確認していたのだが、今回お仕事用に使えるものなのかテストしたいということでHPのPCでテストすることになった。





OS X上で動くWindows10
VMware Fusionで動かしている
この仮想マシンはそっくりそのままWindows版のVMware Player
移行できるのでこのままWindows10 On Windows7が実現できるはず




設定画面で互換性を確認するとFusion7とVMwareWorkstationが見えている
このWorkstationはVMware Playerの有償版なので実質同じものだと思っていい




OS Xの仮想マシンのライブラリからWindows10の仮想マシンを
外付けハードディスクかUSBメモリなどのメディアにコピーしてWindowsに移植する
ラブラリは特に設定変更していなければ「書類」フォルダの中の「仮想マシン」フォルダに入っているはずだ

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VMware Player
(FreeWare/Products)
Windows7~10対応Linux対応

Windows版の仮想マシンソフト。

こちらもWindows上でWindowsXP〜10、Linux、UNIXその他OSを動かすことができる。
ライセンスの問題で規約違反だが実はMac OS Xなんかも動いたりするのは内緒だ。

Windowsで仮想マシンを動かしている所定のフォルダに先ほどの仮想マシンファイル(Windows上ではフォルダとして見えている)を移動する。
場所は特に設定していなければドキュメントの中のVMwareというフォルダになっているはずだ。





仮想マシンを移動したらVMware Playerを起動してここから仮想マシンを開く




Macではファイルに見えていた仮想マシンはWindows上ではフォルダになっている
フォルダの中の.vmxという拡張子のファイルが仮想マシンの本体なのでこれを選択する




起動すると「このWindowsはコピーしたのか移動したのか?」と聞かれる
コピーしたと答えるとWindowsのライセンスをオンラインで
クリアしないといけなくなるので面倒なことになる
移動したと答えればライセンス問題はクリアできる




ここで以前テストしたVAIOでは起きなかった問題が発生した
『64bitのWindows10をVMware上で動かすには「VT-x」を有効にせよ』という警告が出て起動に失敗する


一部のPCでは64bit前提のWindows10を起動するときに以下の警告が出て起動に失敗する。
このときに表示される警告ポップアップの内容は以下の通り。

『この仮想マシンは、64 ビット ゲスト OS 向けに構成されています。ただし、64 ビット操作は使用できません。

このホストは Intel VT-x に対応していますが、Intel VT-x は無効になっています。

Intel VT-x が BIOS/ファームウェア設定で無効となっている、またはこの設定を変更してから電源を入れ直していない場合、Intel VT-x が無効となる場合があります。

(1) BIOS/ファームウェア設定で Intel VT-x が有効になっていることを確認し、「信頼される実行」を無効にしてください。

(2) これらの BIOS/ファームウェア設定のいずれかを変更したら、ホストの電源を入れ直してください。

(3) VMware Player をインストールしてからホストの電源を入れ直していない場合は、ホストの電源を入れ直してください。

(4) ホストの BIOS/ファームウェアを最新バージョンに更新してください。
詳細については、http://vmware.com/info?id=152 を参照してください。』


これは一部のメーカーのPCが主にセキュリティ上の理由でデフォルトで仮想化を無効にしているのが原因で 表示される。

これが表示されたらホストのPCのBIOSの設定を確認して、該当するなら変更しないといけない。
各メーカーのBIOS画面に入る方法はこちらで紹介した。
WindowsのBIOS画面に入る方法

今はHPのPCのBIOS変更のケースを解説する。





各メーカーでBIOSには入り方は微妙に違うがHPの場合はF10を押しながら起動する
DOS風のBIOS画面に入ったらカーソルキーでSecurityメニューに入ってSystem Securityに入る




ここのVTxというメニューはデフォルトではDisabledになっているが左右カーソルキーでEnabledに変える
変更を残したい場合はF10キーを変更を元に戻したい場合はEscキーを叩く




最後にFileメニューで設定画面から抜けるが以上の設定変更を
反映させるためにSave Changes and Exitを叩かないといけない




再起動後VMware PlayerでWindows10は起動できるようになっているはずだ




Macから移植した場合ホストOSとの共有フォルダの
パス記述はMac式のままなのでWindows上では意味をなさない
元の共有フォルダを無効にしてWindows上の新しい共有フォルダを設定する必要がある




さらにWindows7から無料アップデートプログラムで入手したWindows10の場合
仮想マシンのバージョンの記述はWindows7のままになっていることがある
これもWindows10に書き換えておこう
仮想マシンの名称は自分がわかりやすい任意の名称で良い




以下は余談なのだがWindowsのデフラグはWindows10からついに
手動操作を禁じられてシステムが自動的にやる仕組みに変わってしまった
ユーザが起動ごとにデフラグをかけてディスクを壊してしまい
その度にクレームを入れてくるのに業を煮やしたMicrosoftが
「もう素人はここを触るな!」ということにしてしまったんだろう
この最適化ボタンはレジストリの編集で操作可能にできるがVMwareユーザにはもっと簡単な方法がある




VMware Playerの仮想マシンの設定の「ハードウエア」の中の
「ハードディスク」の項目の中にデフラグがある
ここから仮想マシンのボリューム内のデフラグが可能だ
これもどちらかというとシステムの高速化というよりは空きスペースを統合して
ボリュームサイズの節約効果を高めるためのメニューなのでWindowsユーザが
大好きなデフラグとはちょっとニュアンスが違うのだができることはできる



2017年3月12日













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青木さやか