2004 年 8 月 2 日iTuning(Freeware) iTunesを演奏している時に、そのフェイスが邪魔だということがある。何か他の作業をしながら音楽を聴いている時だ。 そういう時に大抵の人はiTunesを隠したり、ドックに仕舞ったりして聴いているに違いない。 そんな時にiTunesでかかった曲名がふと気になることがあると思う。そういう気になる曲をいちいちiTunesを呼び出して調べなくてもデスクトップにフローティングで表示してくれるのがこのアプリだ。 表示窓のデザインもオシャレだし、単機能だが小さいので邪魔にならないアプリだ。 iTuningはシンプルな曲名表示アプリ 表示窓の色を変更できたり大きさも変更できるようになった 2004 年 8 月 3 日最近また物欲の虫がうごめきはじめている。ずいぶん長らく欲しいものが無かったので、気がついたら愛用のiBookも二世代前の旧製品になってしまっている。それでもけなげに動いているのでずっとこのままで良いと思っていたが、iBookG4が出た時にはさすがに心が動いてしまった。 しかしそれをぐっと堪えて最近までずっとそのままできた。 最近の買い物といったらAirMac Extremeくらいのものだ。 これはこれで気に入っている。 操作も簡単だし、安定しているし、一度トラブったがファームウエアのアップデートで解決して以来、全くノートラブルできている。 良い買い物をしたと思っていたが、こういう情報機器の常で何かを買うとすぐに次の世代のもっと良いものが出てきてそういう広告を見るとドキドキしてしまう。 Apple AirMac Expressは久しぶりにドキドキした製品で、はっきり言ってこれが出てくることを知っていたらAirMac Extremeは買わなかったのにと思った製品だ。 本当に心臓に悪い。 これで本当にルータ機能までカバーできるんだったら、AirMac Extremeを買うよりこれを2台買う方が正解だった。 実は今回の引っ越しでパソコンとリビングのオーディオセットがどうしても少し離れたところにしか置けなかったので、IrDAのワイヤレスオーディオアダプタを買おうかどうしようか迷っていたところだ。(床にケーブルを這わすのは奥さんの強力な反対があって実現できなかった。) それを買ったとしても人が歩く度に音が途切れるという問題は解決されない。ワイヤレス環境というのはなかなか厳しいなと実感していたところだった。 ところがそういう問題もこのApple AirMac Expressで一気に解決してしまうのだ。オーディオセットの方にこれを接続するだけで今の無線LANを利用してオーディオをワイヤレス化できてしまう。 しかも値段はAirMac Extremeの半分以下だ。 後悔しても始まらないが、自宅のオーディオワイヤレス化には結局このApple AirMac Expressを買わざるをえないだろう。 Apple AirMac Expressはこの大きさで従来のエアポの機能+ワイヤレスオーディオの機能をそなえる エアポを買ったこっちの身にもなってくれといいたくなる製品だ さらに動揺しているのがこの製品だ。 Apple iPod mini 4GBはこの値段で、このデザイン、しかも4Gの容量で音楽用途に限るなら1000曲が収容できる。 もしiPodは音楽さえ聴ければ良いんだということなら、このスペックで十分だ。 しかも名刺サイズだ。 Apple iPod mini 4GBは名刺サイズで1000曲収容 音楽用途だけなら十分なスぺックだ しかし音楽以外にもバックアップ用の外付けディスクや録音機、ニュースリーダーとしても使いたいとなるとこちらがやはり魅力的だ。 Apple iPod mini 4GBと比べると値段は高い気がするが、しかし実際には別売りの小型外付けケースとハードディスクをバラで買えばこれとそんなに変わらない値段がする。 そう考えると割安な製品だといえる。 Apple M9245J/A iPod 40G Mac & PCも値段がこなれてきた 40Gというスペックが魅力的だ いずれにしてもここにきて急激に物欲の心乱れる季節という感じになってきた。 Apple AirMac Expressくらい、明日にでも買ってしまおうかなと真剣に悩んでいるところだ。 2004 年 8 月 4 日葉書AB(Freeware) これは良い!年賀状ソフトやビジネス用のはがき印刷ソフトを使っている時にいつも不満に思うことは、せっかくMacバンドルのアドレス帳に仕事の関係先やお知り合いの住所も全部入れているのに、そういうはがき印刷の時にはいちいち年賀状ソフトの住所録にそのデータを書き写さなければいけないのは不便だということだ。せっかくのシステム標準の住所録も意味が半分しか無い。 メーラを使うのにアドレス帳は必要なので、使っているがメール用と年賀状用のふたつの住所録というのはいかにも不合理だ。 どうしてアドレス帳に対応した年賀状ソフトを誰も作ってくれないのだろうかとかねがね不満に感じていた。 このアプリはフリーウエアでアドレス帳の住所氏名をはがき印刷してくれる。 フォームはビジネス用、年賀状、カモメールなどいろんなはがきに対応している。 OS10.3のアドレス帳なら家族の連名機能もある。 これがあれば年賀状ソフトはいらないかもしれない。 葉書ABの使い方は実に簡単、直感的だ 年賀状フェイスにアドレス帳のvCardアイコンをドロップするだけで良い それではがきの宛名フォームを選べば年賀状、ビジネス用など簡単にできてしまう 宛名一覧もアプリに残るので本当に年賀状ソフトはもういらないかもしれない 2004 年 8 月 10 日人声オルガン(Freeware) 昔シンセサイザーのアクセサリーで、ボイスモジュレーターというのがあった。 キーボードで音源をコントロールするが、声でそれを変調してオルガンやシンセサウンドがしゃべっているような効果だった。 これはそれと似た雰囲気で、要するにテキストを入力すると鍵盤を弾いた時にその音程に合わせて言葉をしゃべる、つまり「歌うシンセサイザー」ということになる。 音物アプリはくだらない物でもつい遊んでしまうということを前にも書いたが、このアプリはそれなりにすごい技術で人声を再現している。 なかなか楽しめるんじゃないだろうか。 人声オルガンは名前の通り人声で歌うオルガン 日本製アプリなので仮名だけだが、日本語が通る おもしろ替え歌(Shareware) これは前出の人声オルガンのさらに発展版で、自動演奏ができるようになっており、しかも完成品をaiff等に変換して保存できる。 作者はGarageBand等の音源にしてはどうかと提案している。 楽しそうだ。 おもしろ替え歌はさらに自動演奏ができるようになった 替え歌のアイデアを考えてシステムのアラートにもできるし 使い方のアイデアはいくらでもありそうだ EasyWMA(Freeware) Windowsのローカル音楽ファイル規格を国際標準のMP3などに変換するアプリ。 もういい加減WMAだのAACだのとかのローカル規格は廃止して、ユーザに迷惑をかけるのは止めてもらいたいのだが、AppleもMicrosoftもユーザの不便なんかそっちのけで自分とこの規格への囲い込みのことばかり考えている。 それでこういう無意味なローカル規格を、国際標準規格に変換する無意味なアプリが必要になってくるわけだ。 4月のバージョンから日本語にローカライズされた。 使いやすくなったのではないだろうか。 EasyWMAは日本語にローカライズされた その他に操作ボタンなどフェイスが垢抜けしてきたようだ OSXplanet(Freeware) デスクトップに指定した天体の「現在の様子」を表示させるというアプリ。 地球に関しては、昼夜の境界線、雲の状態、台風の状態、地震、人工衛星の位置などが表示できる。 またそれ以外の天体については指定したビューからの現在の満ち欠け、角度を表示する。 なかなか楽しいしきれいなビジュアルだ。 なお私のシステムはジャガーなのだが、OS10.2用のv0.4はうまく動かなかった。 OS10.3用のv0.6はまともに動いたのでこちらを入れている。 こういうこともあるんだね。 ところでこのアプリを作ったのはカリフォルニア在住の15歳の少年だという自己紹介がサイトに載っている。 全くこのごろの子供のすごさには驚かされる。 OSXplanetは指定した天体の現在の状況を表示するデスクトップスクリーン 地球に関しては台風や地震などかなり細かい情報も表示できる 操作はメニューバーのアイコンからできる 天体の切り替えなどは環境設定タブをここから呼び出す 月の現在の満ち欠けを表示した 他の天体もなかなか美しい 2004 年 8 月 12 日Calendarclock(Freeware) これは良い!このサイトのよく使うアプリの紹介ページで、PTHClockという多機能のメニューバークロックを紹介しているが、このアプリは作者が就職した会社の製品版統合アプリに吸収合併されてしまい今ではダウンロードできなくなっている。それでこのアプリに替わるメニューバークロック、カレンダーを探していたのだがなかなかどんぴしゃりというものが今まで無かった。 このCalendarclockはどんぴしゃりとはいかないにしてもかなりの部分をカバーしているスグレ物アプリとしてお薦めできる。 このメニューバークロックは曜日や秒表示、時間表示のテキストの色など細かい設定ができるだけでなく、日付けなどのカレンダー表示もできる。 しかもクリックでプルダウンの簡易カレンダーが出てくる。 このカレンダーがスグレ物で、今月のカレンダーと今日の日付けを表示できるだけでなく、iCalに登録した予定や、イベント、メモなどを全て表示できる。 またカレンダーの日付けをクリックするとその日を表示してiCalを起動できる。 iCalは良いスケジューラアプリだと思うのだが、いかんせん唯一の欠点は重いということで、出先などでとっさに予定を確認したい時にいちいちiCalを起動していたんじゃ話にならないことが多い。 そういう時にとっさにこのメニューカレンダーでスケジュールまで確認できれば話が速くなるし、いつでもiCalを起動しっぱなしにしていなくても良いので、メモリなどのリソースも節約できる。 メニューバーの日付け表示はバックグラウンドを自由に入れ替えることができるので、先日まで愛用していたMenuCalendarのスキンをいただいた。 ここまで盛り沢山なメニュークロック、デスクトップカレンダーソフトは今まで無かったが、望むらくは、iCalメモのもう済みチェックを入れた物まで表示してしまうというバグを解消してほしいという点ぐらいだろうか。 それとPTHClockにはあった時刻をスピーチ機能を使って読み上げる機能を復活させてくれればもう言うことは無い。 Calendarclockはメニューバークロック+デスクトップカレンダー iCalとの連携もばっちりなので、使えるアプリとしてお薦めできる 2004 年 8 月 15 日と思ったら前出のCalendarclockは、7月にここで紹介したメニューカレンダーのMenuCalendarと統合されてしまったようだ。 このふたつのアプリの作者は無関係だったはずだが、どうしてこういうことが起きるのかよく判らない。 ただ、Calendarclockと比べると、MenuCalendarの方はちょっと動作が不確実なのが気になるところだ。 Calendarclockの方が多機能だっただけに、この統合が何となく後退になるんじゃないかという心配はある。 2004 年 8 月 16 日Jacket v0.49(Freeware) iTunesのビジュアルプラグインで、MP3のID3層に記録されたCDジャケットのデザインをビジュアルエフェクトで表示できるプラグイン。 iTunesのオリジナルのビジュアルエフェクトもなかなかいいセンスだったが、やはり演奏中の曲のジャケットデザインをフル画面で表示できるというのは、魅力的なギミックだ。 今回のバージョンアップでは実は以前からちょっと気になっていたバグが修正された。 ジャケットを表示したままiTunesの再生を停止してもCPUを解放しないというバグで、音楽を鳴らしていないのにiBookDualUSB500MHzで30~40%のCPUを占拠したまま放さなくなってしまう。 これはデスクワークのバックグラウンドで使う時には結構厳しい数字なので、今まではいちいちiTunesを終了するかジャケット表示を停止したりしていた。 このあたりを気にしなくても良くなったのはありがたい。 音楽というのは空気のように無意識に満喫したいからだ。 Jacket v0.49は前のバージョンでOS10.2にも対応したが 今回のバージョンでCPUを異常に消費するバグが解消された 2004 年 8 月 17 日Imagine BootX 2(Freeware) Macを起動する時にオールドMacだと「ハッピーマック」が起動画面に現れた。 ディスクの損傷が起きたりして、システム不全で起動できなくなると爆弾やサッドマックなんかが出てきてなかなか表情豊かだった。 しかしOSXになって起動画面は灰色のリンゴマークだけになってしまった。 これはこれでなかなか良いセンスだと思うし、不具合の情報はテキストで表示するUNIXの原則から言えば、旧型マックの起動画面は無用の長物なのだが、オールドマックファンは「ハッピーマック」が無くなったことでずいぶん文句を言っていた。 そこで起動画面に好きな画面を割り当てようというのが、このアプリだ。 起動画面に出てくるシンボルを灰色のリンゴから自分の手持ちの好きな画像に変えられる。 使える画像フォーマットもこれだけある。 ・MacPaint ・PICT ・PNG (with or without transparency) ・QuickTime image file ・SGI ・TGA ・TIFF (with or without transparancy) ・BMP ・Photoshop (with or without transparancy) ・JPEG-2000 楽しめるんじゃないだろうか。 Imagine BootX 2で作ったこんな起動画面はいかが? 背景の色も好きな色に変えられる 調子に乗っていろいろ作ってしまった これで毎回アトランダムに違う起動画面になる機能がついたら楽しいかもしれない 2004 年 8 月 18 日Fob(Freeware) Macのタイマーアプリをいくつか今まで紹介してきたが、これは決まったルーティンを繰り返す人には最適なタイマーだ。 プリセットで何種類かよく使う時間をセットしておくことができる。 例えば料理用途なら、「半熟卵」「固ゆで卵」「パスタアルデンテ」「タリアッテリアルデンテ」... というような具合に茹で時間をいくつもセットしておくことができる。 そしていくつも同時にタイマーを走らせることができる。 なのでレンジの3つの火口をフルに使いながら、別の料理の蒸らす時間を計るとか同時進行できそうだ。 勿論料理以外にも使い道があるかもしれない。 タイマーの表示はドックでもメニューバーでもできる。 Fobの設定画面で必要なタイムなどを設定できる 警告音も選べるし、時間がきたらファイルを開いたりアプリを起動したりという設定もできる こちらはドックでのタイマー表示 そしてこちらがメニューバーでのタイマー表示 どちらも邪魔にならない良い表示ではないだろうか Water Tower(Freeware) これは縦スクロールゲーム。 ドンキーコングは上から下に降りていったが、これは下から上にひたすら登る。 水が溢れる前に早く道を見つけて進まなくてはいけない。 やりはじめると止まらないのは、鼻毛を抜きはじめたら止まらないのと同じような心境かも。 良い暇つぶしにはなる。 Water Towerは縦スクロールゲーム 塔の上に登る道を素早く探し出せ! 2004 年 8 月 19 日StripBlackjack(Freeware) これは要するにブラックジャックなのだが、このストライプのおねーちゃんの画像がくねくね踊りながら相手してくれるというのがウリ(?)のアプリ。 勝ち進んだら良いものが拝めるということらしい。 なんともオバカっぽいアプリだが、こういうオバカさ加減って結構好きだったりする。 StripBlackjackはくねくね踊るおねーちゃんを見ながらブラックジャック 勝ち進めばいいことあるかも... StartupSound(Freeware) これは良い!Macを再起動させると例のじゃ~んというゴージャスな起動音がする。この音嫌いじゃないんだけど、出先でノートの起動音をさせているのってやっぱりカッコ悪いと思う。 以前は MuteCon というアプリで起動音だけミュートさせていたが、これもあるバージョンから全く機能しなくなってしまった。(多分OS10.25あたりからだったと思う) その後このアプリが改訂されたという話を聞かない。 StartupSoundを見つけて喜んでしまったのは、Preference Paneでこの起動音のボリュームをコントロールできるように工夫されているということだ。 やはりこういうユーティリティはある程度コントローラブルな方が良いし、ペインでコントロールできるのでなお使いやすい。 StartupSoundはシステム環境設定にペインとして表示される。 起動音をミュートするだけでなく、小さくするという調整もできる これはうれしいんじゃないだろうか 2004 年 8 月 20 日iTunes Publisher(Freeware) こういう種類のアプリがいくつかあるというのは前から知っていたが、今まで興味が無かったので試していなかった。 しかし個人的にこういうニーズが急に出てきたので、試してみることにした。 要するにiTunesのプレイリストに何が入っているのか書き出すというアプリだ。 その中でこのiTunes Publisherは一番シンプルで動作も軽いし、出来上がりもちゃんとしたhtmlのリストになるのでこれを愛用させてもらうことにした。 目的は要するに仕事で使う音楽の候補曲を提案するのに、自分のプレイリストがそのまま提案書になるということだ。 iTunes Publisherの書き出し画面 書き出したいプレイリストを選んでエクスポートボタンをクリックすれば良い 出来上がりのイメージはこんな感じ お友達とリストを交換するのも楽しそうだ。 2004 年 8 月 21 日iTunes Alarm Clock(Freeware) iTunesをタイマースリープさせたり、目覚まし時計に使えるiTafというアプリを別のページでも紹介している。 これはこれで一覧できる設定画面でスリープも目覚ましも一度に設定できるのが便利なアプリだが、目覚ましに使うだけだったらもっと軽いアプリでも可能なのではないかと思っていた。 これはスクリプトだが "~/Library/iTunes/Scripts" または "/Library/iTunes/Scripts" に入れておくことでiTunesのメニューから開くことができる。 設定もスクリプトの指示に従って、スリープ時間や目覚まし時刻をいれていくだけだから簡単だ。 週間の予定を入力するとかの複雑な設定はできないが、簡単に目覚まし機能を使いたいならこのスクリプトはメリットがある。 iTunes Alarm ClockはiTunesのスクリプトメニューから簡単に呼び出せる 設定は次々に現れるスクリプトの設定タブの指示に従って スリープ時間や目覚まし時刻を入力していくだけなので簡単だ 2004 年 8 月 24 日ShogiZ(Freeware) バージョンアップが出たようなのでいれてみた。 違いはよく判らないが、強くなったということらしい。 フリーウエアとは思えない質が高いゲームなので、是非楽しんでみてほしい。 ShogiZがバージョンアップした なかなか強い! Goldfish Aquarium(Shareware) 以前 Marine Aquariumという熱帯魚観賞&スクリーンセーバアプリを試していたが、それの金魚版がOSXに対応したのでいれてみた。 これもライティングを調整できたり、水槽のレイアウトを変えたり、金魚を選んだりいろいろ楽しめる。 金魚ってなぜか落ち着くよね。 水槽に入れていると日がな一日見ていたくなるのはリアルな世界でもバーチャルでも同じことだと思う。 登録すればスクリーンセーバとしても使える。 シリーズでサメが出てくる"Shark"というのもあるがこれも早くOSXに対応しないかなと思っている。 Goldfish Aquariumは金魚観賞アプリ 涼しい! iTaf(Freeware) 以前ここでも紹介した、iTunesを目覚ましに使えるこのアプリがかなりメジャーバージョンアップしたようなのでいれてみた。 まず一番変わったのはフェイスがかなり整理されて使いやすくなったし、デザインも垢抜けしてきたということ。 iTunesを起動する時間だけでなく、iTunesのボリューム、システムのボリュームもコントロールできるようになった。 また楽曲リストのタイトルに日本語を使っていると正しく希望通りのリストが立ち上がらないというバグも解消された。 また週間スケジューラも装備されたのがこのバージョンの大きな特徴で、そのためにdaemonやStartUpItemをインストールする仕様になっているが、そのインストーラやアンインストーラがアプリ本体に付属しているのは親切設計だと思う。 人によってはdaemonやStartUpItemはできるだけ入れたくないという人もいるからだ。またdaemonをkillする機能もついている。 BBSでtomatoさんから「スリープ中に機能しない欠点が解消されて、ResurrXtionを使わなくてもスリープ状態から目覚ましできるようになった」という情報をいただいた。 実際サイトのバージョンアップ情報にもそう書かれている。 しかし私のところでテストした結果、この機能はかなりの確率で動かない。 これはOS10.28という環境に問題があるのかもしれない。tomatoさんの環境では(OS10.3)確実に動いているそうだ。 iTafのフェイスが大幅に変更になって垢抜けしてきた 機能も使いやすく整理され、新機能も追加されている 何よりも感じ入ったのはdaemon等のインストーラ、アンインストーラがアプリ本体に付属していることだ またdaemonを止めることもできるので、そういうものを入れたくないという人も安心だ こういう部分は他のアプリも見習ってほしい 2004 年 8 月 28 日Audio Hijack(Shareware) Macにインストールしているいくつかの音データを扱うアプリをハイジャックしてAiff、mp3等に録音するアプリ。 これはひとつ持っておくといろいろ便利ではないかと思う。 iTunesなどで受信しているインターネットラジオなんかをエアチェックするなんていう使い方もできる。 また理由不明で他の形式に変換できないQT形式のオーディオを取りあえずこれでAiffに書き出すということもできる。 LineIn(Freeware) を使えば、これをハイジャックしてMacのラインイン端子に入ってくるオーディオ信号、またはマイク端子の音も録音できる。 iBookなんかと組み合わせればMacが、デンスケ(ポータブルレコーダ)になってしまうというスグレ物。 Audio Hijackの使い方は実に簡単だ ハイジャックするアプリを指定して、起動したら後は録音ボタンを押すだけだ いろいろ細かい設定ができるようになっているのが面白い これはそのひとつでイコライザーやエキサイター等を内蔵している 2004 年 8 月 30 日StuffIt Standard 8.0.2J(セットはShareware、StuffIt ExpanderのみFreeware) 以前はアラジンという社名だった開発元はAllumeシステムズという社名に変わった。 変わったのは社名だけなのかどうかよく判らないが、アプリのアイコンも変わってイメージ一新というところらしい。 このパッケージのうちStuffIt Expanderは前に問題を起こしていた。なぜかおかしなUNIX所有権、アクセス権を設定してしまい、解凍したアプリが起動できないなどの問題を起こしていたので、v7.0のままアップデートしていないというユーザは多かったのではないだろうか。 一応解決は試みたらしいが、信頼できないという人はUNIXの権限設定を触らないという設定にすれば問題無さそうだ。 StuffIt Expanderの設定画面 「デフォルトで認証実行を設定」というチェックを外せば一応問題は解決される(かも?) 2004 年 8 月 31 日デスクトップにあるファイルの名前変更ができなくなるというFinderの不具合が発生する。 それで再ログインしようとしたところ、青画面に落ちたままいつまで経ってもログイン画面が出てこないというトラブル。 結局強制再起動する羽目に。 ログインがクラッシュという現象だ。 こういうトラブルは最近にもあった。 MacOSXはUNIXの強靱性を獲得したというけれど、その上にのっかっているGUIがこの調子じゃぁ、UNIXの強靱性は宝の持ち腐れだ。 サーバ機はそれで良いのかもしれないが、クライアントはやはりGUIの安定性が重要なので、なんとかしてもらいたいもんだ。 聞いた話によるとOS10.3は残念ながらジャガーよりも安定性という意味では後退しているらしい。 つまりあらゆるOSXの中で一番安定したバージョンを使っているはずなのに、それでも結構GUI部分の不具合は見えてしまう。 勿論、OS9当時とは比べ物にならないくらい安定性という意味では進歩している。 WindowsXPと比べてもやはり安定性はかなり上だと思う。 しかしUNIXの安定性という話をいろいろ聞かされているので、「まだまだこんなものじゃないだろう」と思ってしまうわけだ。 Windowsより少し安定したGUIなんかじゃなくて、ものすごく安定したGUIを是非実現してもらいたいもんだ。>Appleさん SlimBatteryMonitor v.1.1(Freeware) iBookやPowerBook等モバイルを使っている時にはメニューバーにバッテリーのステータスは常に表示させておきたい。 しかしシステム標準のメニューバー表示は結構幅をとるので、メニューバーが混み合っている私のようなユーザにはこの表示は痛し痒しのところがある。 このSlimBatteryMonitorは幅をとらずにバッテリーの状況を表示してくれるメニューエクストラとして重宝していた。 その表示のメリットの詳細はこちらを参照していただきたい。 このメニューエクストラの唯一の不満点としては、システム標準のものはシステム環境設定の省エネルギー設定を直接呼び出せたが、これにはそういう機能が無いということだった。 しかし今回のバージョンからこの機能もSlimBatteryMonitorに実装されたのでもう不満は無い。 使えるアプリになったと思う。 もっとも最近は省エネルギー設定はほとんど自動にしていじることが無くなってきたので、この機能も頻繁に使うわけではないが。 SlimBatteryMonitorのメニューアイコンをプルダウンすると省エネルギー設定を直接呼び出せる 最新バージョンもワンクリックでチェックできるようになるなど便利さがました |